7月下旬から オーストラリアに留学していた息子
が、帰ってきた。
中学生だから周辺のフォローは手厚かったと思うが、旅の間、親への連絡はたった3回。日本から購入していったeSIMの不調(これはすぐ解決)、制限をかけっぱなしにしていた携帯電話の接続時間の解除依頼、それとホエールウォッチングの乗船に親の同意が必要だったこと。これだけだ。
あとは自分でなんとかしてしまったらしい。
携帯電話さえあれば、英語はどうにでもなる時代とはいえ、頼もしい限りだ。未成年だから親の許認可が必要になる場面を除けば、海外でもほぼほぼ親はいらないのである。
家では反抗的だし、極めて口数が少ない、そんな息子が知らない家庭に寝泊まりし、英語でコミュニケーションを取れるのか。積極的に話しかけたりできるのか。出発前はそこが心配だった。
ところが当人に聞けば、全然問題なかったという。学校はもちろん、休日もホストファミリーと楽しく過ごしたらしい。近隣住人とも釣りに行き、釣った魚を自分で調理して振る舞ったらしい。特に英語のヒアリングは、圧倒的に向上したらしい。自称なので本当かどうかは分からないけれど、若いからこそ、短期間でも吸収するものが大きいのかもしれない。
それだけではない。お小遣いを節約するため、ドル円と豪ドル円の相場を見ていたそうだ。日本にいるとニュースすら見ないのに、必要に迫られれば為替までチェックするのか。ビックマックセットは日本円で約1,700円だそうだから、気軽さも違う。また、大動物が苦手で、イヌやネコにも触れなかったのに、動物園のコアラは撫でられたという。動物園が楽しかったなど初めて聞いた。野生のカンガルーからは逃げたとのこと。
きっと多少なりとも自信がついたに違いない。
それを象徴するように、帰国してから「今度は自宅に留学生を受け入れたい」と言い出した。自分がしてもらったことを、今度は誰かにしてみたいということか。部屋(個室)の都合もあるし、実際に受け入れられるのかは検討する必要があるものの、せっかく本人がやる気になっているのだから、前向きに考えてみようか。
プリペイドカードに50,000円、現金としてAU$50を持っていったが、ホエールウォッチングに1万円数千円を使ったにしては、カードには随分残金を残して帰ってきた。円安すぎて使うのも気が引けたか。もっとも、お目当てのバスケットシューズはあったものの、合うサイズがなかったらしい。
そして、お小遣いからたくさんのお土産を買ってきてくれた。(下写真)
自分で選び、遠いオーストラリアから持って帰ってきたものだ。ありがたくいただこうと思う。
短期留学だから、何かが劇的に変わったわけではないだろう。それでも、親の知らないところで自分で考え、困れば自分で解決し、少しずつ行動範囲を広げて帰ってきた。送り出す前は「大丈夫かな」と思っていたのに、これが中学生でも全然大丈夫なのだ。
PR
Keyword Search
Category
Calendar