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2003.12.03
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カテゴリ: カテゴリ未分類
"December" by All About Eve 1989

 12月は、まずこの曲からスタートだ。...なんて、10月頃から思っていたのに、すっかり忘れてしまい、クイズなんかで始まっちゃいました。ちょっとした健忘症なのか、深刻な老人性の「アレ」なのか。いや、そのどちらでもなく、次から次へと興味が展開している証拠なのか。色々言い訳をさがしながら、オール・アバウト・イヴに突入してゆくのだ。

 アルバムの中の1曲だけ聴くことって多いんです。みなさんはどうですか。
 LP 時代にも結構多かったくらいですから、CD 時代の今はこれがさらに顕著です。リモコンでポンって。
 たとえば、All About Eve (オール・アバウト・イヴ) のセカンドアルバム "Starlet and Other Stories" というアルバムは、この"December" という曲ばかりかけてしまうので、ほかの曲がよくわからなかったりします。
 もちろん、通してかけたりもするんですが、結局聴いていないんですね。知らないうちに終わっていて、また "December" だけかけてみたり。
 そんなに "December" という曲は良い曲なのかといわれると、即答できないのだけれど、とにかく印象的な曲で、不思議に引き込まれてしまうんですよ。

 あっと、....ここまで書いてちょっと読み返してみたら、この "Starlet and Other Stories" というアルバムは、あってもなくてもいいようなもののようにしか思えませんよね。"December" のシングル1枚持っていればいいんじゃないかって...。ところが全然そうじゃないんです。
 結局まともには聴いていないし、曲も "December" 以外は覚えていないのに、とても心休まるアルバムなんですよ。だから、言ってみれば良質の、それも特にこの季節に実にふさわしい BGM という感じなんですね。


 ♪ Remember December ~
 この "Remember" と "December" の発音の仕方がとても変なんです。
 本来このふたつの単語は、どちらも3音節のうちの真ん中にストレスを置く(アクセントが来る)のです。つまり"Remember" の -mem- と、"December" の -cem- の所を強く読むわけですが、この曲では全く逆になっていて、本来のストレスを置かない第1・第3音節を強く歌うように作曲してあるんです。
 カタカナで書いてみると、「リー メン バァ」「ディー セン バァ」っていう感じなんですが、これ(半角カタカナ)きちんと表示するかな。若干不安。
 結果として、これは耳にタコができてしまうので、作曲者(作詞者かな)にしてみれば大成功ですね。個性的だし。
 昔カレッジフォークのザ・リガニーズだったか、オールナイト・ニッポンの亀&アンコウだったか、忘れましたが、「♪ ぅみーはすてきだな~」って、「み」を思いっきり強く歌っていて、聴くたびに「きたないなあ」と思ったもんです。これとはちょっと違いますが、この「♪ リー メン バァ ディー セン バァ」を覚えている人も多いでしょうね。

 僕の持っている輸入盤には歌詞が入っていなかったので、例によって Yahoo UK で歌詞をダウンロードしてじっくり読んでみると、これがまさしくこの時期にピッタリなんです。「12月」なんだから当然だろうといわれそうですが。
 冒頭の歌詞の内容です。
「屋根裏部屋で見つけたビクトリア時代の缶の中に 想い出をしまってある 中を見て隠してあるものを確かめる それは葉っぱ ヤドリギの下で交わした口づけからずっとしまってある 今はあなたはいないと感傷にふけるだけ」......クリスマスにふさわしいですね。

 この曲はなんて説明すればいいんでしょうか。ゴシック・ロックとかプログレとかに近い、いずれにしてもちょっとクラシックよりの、重くて厚みのあるサウンドで、良く言えば荘重な曲ですね。

 などと思った矢先に、ちょっと調べたところ、 All About Eve は、このアルバムからしばらくして解散したようですが、その後やはり Julianne Regan を中心に再結成して、現在はもっとシンプルなアコースティック・サウンドを聴かせてくれているようです。
 いつか聴いてみたいです。

 そうそう、このバンド名、映画ファンならちょっと気になるんじゃないでしょうか。





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Last updated  2003.12.05 06:40:08
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