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“穴沢ジョージの Good Old Music” 1月7日は今年最初の放送でした。
お送りしたのは次の10曲です。
1 . プー横丁の家 ( Nitty Gritty Dirt Band ) 2 . ママはダンスを踊らない (ロギンズ&メッシーナ) 3 . さすらい人の子守唄(はしだのりひことシューバルツ)4 . 想い出の九十九里浜 (Mi-Ke)5 . スリラー ( マイケル・ジャクソン ) 6 . New Morning (Bob Dylan)7 . 僕のマシュマロちゃん (ジョニー・シンバル)8. A Change Is Gonna Come (Sam Cooke) 9. Ringing’ in a Brand New Year (Billy Ward & His Dominoes) 10. Happy New Year Baby (コニー・フランシス)
1.&2.ケニーロギンス、3.はしだのりひこ。二人の誕生日を祝して。
4.~8.がリクエスト曲。4.のび太さん。5.シュガーさん。6.糸満ろまんさん。7.小禄の新垣さん。8.マミ爺さん。
9.&10.は新年の曲特集。でも、西洋で新年といえば、クリスマスの延長線上にあるわけで、大晦日から元旦を迎えることを歌ったものが普通なんですよね。ちょっとタイミングが遅れたかしらね。
以上、2017年最初の放送でした。
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1964年に亡くなったサム・クックは、2002年に発売された Box Set CD のタイトルを借りれば、The Man Who Invented Soul (ソウルを創り出した男) と呼ばれ、その後の大衆音楽に多大な影響を与えてこの世を去ったわけですが、死因は射殺です。33歳の若さでした。
亡くなる少し前の曲 “A Change Is Gonna Come” は、素晴らしい歌唱力で歌い上げる珠玉のバラードですが、歌詞の内容も心打つものがあります。
♪ I was born by the river in a little tent
Oh, and just like the river I’ve been running ever since
It’s been a long time, a long time coming
But I know a change gonna come, oh yes it will
川沿いのちっぽけなテントで生まれ
それからはずっとその川の流れのように走り続けてきた
長い長い時間がかかっているけれど
変化はいつか訪れるのさ そう きっといつかは
この歌い出し、特に最初のフレーズが大変印象的ですね。いつ聴いても胸に響きます。
人種差別に立ち向かおうとしてもなかなか世の中は変わらない。でも、時間がかかってもいつかは必ず良くなるんだと、自分に言い聞かせるように歌うサム・クックの姿が眼に浮かぶようです。
この歌から50年以上経ちましたが、相変わらず、いや以前に増して差別や偏見に満ちた今の世界を、もし彼が見たら大いに嘆くことでしょう。
(文中訳:穴沢)
“A Change Is Gonna Come” by Sam Cooke 1964
サム・クックの生き方を知るにはこちら↓↓↓の解説がわかりやすいです。
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