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2019年09月11日
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カテゴリ: 雑感
医療はなんのためにあるのだろうか。

それは決して医師の生活や病院の金もうけのためにあるものではない。
だから一見すると昔に比べて病気とされる症状が拡大し、検診が普及したとしても、それは結局は人々の健康の増進のためにある。
自覚症状のない高血圧や高血糖の治療が普及したことで卒中や糖尿病による重篤な症状もずいぶんと予防されるようになった。昔に比べ、検診が普及してきたため、やっかいな病気も早期発見できるようになった。
こうして医療の進歩は大いに喜ばしいことだと思うのだが、ただ疑問に思う分野もある。精神科という領域である。ここ10年くらいの間に精神科医の数は他の診療分野に比べて増加し、それに比例するように患者も増えている。それも高齢化を背景にした認知症患者の増加だけではなく、それ以外の患者も増えているようだ。
発達障害、アスペ、自閉症型スペクトラムとか、昔なら聞いたこともない病名も現れ、それが普通の会話にもでてくるほどに人口に膾炙している。うつ病となると今ではどこの職場でも見かける病気になっている。
それではこうした精神医療の進歩は人を幸福にしているのだろうか。
どうも逆ではないかと思う。発達障害とかアスペとかいう診断で、むしろ、病名がわかって治療への道筋ができるというよりも、絶望する場合の方が多いのではないか。しかもそうした診断は他の診療科のように画像や細菌の検出など客観的なデータで行うのではなく、問診が中心である。

全部が全部そうだというのではないが、精神科の病気は他分野に比べ、治療法が確立していないものが多い。最近話題の「発達障害」にしても、発達障害という診断を受けて生きづらさの理由がわかってほっとしたという感想もあるようだが、こんなのは例外であり、普通はショックを受けたり絶望したりする。
あなたは「発達障害」です。社会的適応力を欠くのは病気故で治療法はありません。あなたは「自閉症スペクトラム」という心の病で、これも直せません。
…と言うのと、霊媒師が「あなたには祖先が殺した落ち武者の霊がついていてこの世では不幸続きです」と言うのとどこが違うのだろう。どうも同じようなものにしかみえないんだけど。





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最終更新日  2019年09月11日 15時45分37秒
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