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七詩
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2023年01月22日
テーマ： ニュース(99930)
カテゴリ： 事件・犯罪
天国か それとも地獄の 入り口か 出会いの不思議と こわさを思う
最近起きた博多のストーカー殺人事件について書かれた方のブログにコメントをしたものである。犯罪事件の中には、被害者と加害者が出会い、まるで二つの人生が化学反応でもおこしたように不幸な結末にいたってしまうものがある。この事件の詳細はわからないが、被害者にしてみれば、こういう人に近づかなければ、殺されることも、殺されるまでの不安と恐怖の日々をすごすこともなかったのであろう。
最近はいろいろな事件がおきて、印象がごちゃごちゃになりそうなのだが、被害者と加害者の接点が極めて希薄であったり、まったくなかったりする事件も目立つ。また、その反対に、自分に味方してくれる最後のよりどころになるような家族を殺害する事件もある。いずれも加害者は、金なく職なく妻もなく…といった社会的弱者の男性で、それも年齢的に後戻りのできない時期に達している例がめだつ。揶揄的な表現で顰蹙を買うかもしれないが、犯罪によって失うもののない「無敵の人」である。こういうのはいわば絶望型犯罪というようなもので、中には拡大自殺と言った自殺と裏表のようなものもある。いつの時代にも、こうした犯罪はあるものだが、「無敵の人」の母数が増えていけば、こうした絶望型の犯罪も増えていく道理である。
最近、世を騒がしている高齢者強盗殺人事件も、犯罪のプロ集団というよりも、「無敵の人」が徒党を組み、気が大きくなったところで、大金による一発逆転を狙った犯罪なのかもしれない。増え続ける独居高齢者、タンス預金の普及や希薄となった近隣つきあいなど、こうした犯罪の増える余地はもとからあった。一戸建てに住む友人の話では、屋根修理や外壁塗装など、けっこう飛び込みの営業がやってくるという。本物の修理業者もあるかもしれないが、中には室内の様子を探るために修理業者の不利をするものもあるかもしれない。また、アンケート調査を装って、貯金額などを聞いてくる電話もあるという。いやな話だが、こうしたものもこれから増えていきそうな犯罪類型である。
最近起きた博多のストーカー殺人事件について書かれた方のブログにコメントをしたものである。犯罪事件の中には、被害者と加害者が出会い、まるで二つの人生が化学反応でもおこしたように不幸な結末にいたってしまうものがある。この事件の詳細はわからないが、被害者にしてみれば、こういう人に近づかなければ、殺されることも、殺されるまでの不安と恐怖の日々をすごすこともなかったのであろう。
最近はいろいろな事件がおきて、印象がごちゃごちゃになりそうなのだが、被害者と加害者の接点が極めて希薄であったり、まったくなかったりする事件も目立つ。また、その反対に、自分に味方してくれる最後のよりどころになるような家族を殺害する事件もある。いずれも加害者は、金なく職なく妻もなく…といった社会的弱者の男性で、それも年齢的に後戻りのできない時期に達している例がめだつ。揶揄的な表現で顰蹙を買うかもしれないが、犯罪によって失うもののない「無敵の人」である。こういうのはいわば絶望型犯罪というようなもので、中には拡大自殺と言った自殺と裏表のようなものもある。いつの時代にも、こうした犯罪はあるものだが、「無敵の人」の母数が増えていけば、こうした絶望型の犯罪も増えていく道理である。
最近、世を騒がしている高齢者強盗殺人事件も、犯罪のプロ集団というよりも、「無敵の人」が徒党を組み、気が大きくなったところで、大金による一発逆転を狙った犯罪なのかもしれない。増え続ける独居高齢者、タンス預金の普及や希薄となった近隣つきあいなど、こうした犯罪の増える余地はもとからあった。一戸建てに住む友人の話では、屋根修理や外壁塗装など、けっこう飛び込みの営業がやってくるという。本物の修理業者もあるかもしれないが、中には室内の様子を探るために修理業者の不利をするものもあるかもしれない。また、アンケート調査を装って、貯金額などを聞いてくる電話もあるという。いやな話だが、こうしたものもこれから増えていきそうな犯罪類型である。
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