アラ還の独り言

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2014年07月01日
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カテゴリ: プレスリリース

新規抗悪性腫瘍剤TAS-102進行・再発の結腸・直腸がん患者を対象とする 国際共同臨床第III相試験の結果を発表
 全生存期間および無増悪生存期間を有意に延長、本試験結果に基づき欧米での早期申請を目指す

出典: プレスリリース

 大鵬薬品工業は、抗悪性腫瘍剤TAS-102(一般名:トリフルリジン・チピラシル塩酸塩、日本での製品名「ロンサーフ®配合錠T15・T20」)に関して、進行・再発の結腸・直腸がん患者を対象とした国際共同臨床第III相試験(試験名:RECOURSE)の結果が、スペイン バルセロナで開催された第16回世界消化器癌学会(ESMO 16th World Congress on Gastrointestinal Cancer、6月25~28日)において、現地時間6月28日(土)に口頭発表されたことをお知らせします。本試験では、標準化学療法に不応・不耐となった治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸がん患者において、TAS-102が全生存期間(Overall Survival: OS、主要評価項目)と無増悪生存期間(Progression-Free Survival: PFS)を有意に延長する結果が得られました。また安全性面において特に問題となるような事象は観察されませんでした。

 TAS-102投与群において報告された主な有害事象は、血液毒性(貧血、好中球減少、白血球減少)および消化器系(下痢、悪心、嘔吐)に関わるものでした。グレード3以上の有害事象発現率は、TAS-102投与群とプラセボ投与群でそれぞれ、好中球減少37.9%、0%、貧血18.2%、3.0%、血小板減少5.1%、0.4%、発熱性好中球減少症3.8%、0%、下痢3.0%、0.4%、嘔吐2.1%、0.4%、悪心1.9%、1.1%、倦怠感3.9%、5.7%、口内炎0.4%、0%でした。

グレード3の好中球減少が37.9%で熱性好中球減少症が3.8%、1割ぐらいが治療が必要と解釈が必要ということでしょうか。グレード4,5がないのはいいことです。(GCFの使い方によりますが。)






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最終更新日  2014年07月01日 05時28分51秒
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