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極楽~~♪ お父ちゃんも私もうっとり♪天使ちゃんは、昨夜、私が目を離している隙に、カレンデュラのオイルを空いたジュースのパックに入れ、水を入れて薄め、それをしゃかしゃかして、手にいっぱい付けて、「マッサージしてあげる~~!」と、私たちのところにやって来た。 「いいにおいでしょ? 気持ちいい?」と、自分でも気持ちよさそう。。。 お父ちゃんは、「癒される~~~!!」と、大きな体をデレ~ンと伸ばしきり、今にも眠りそう。「母ちゃんも、やってもらいな!」 「うんっ。天使ちゃん、今度はお母ちゃんにもやって。」「いいよ。。。(嬉しそう)」そして、いざ体中を小さな小さな手で撫でてもらうと・・・ 「癒される~~~~!!!」 天使ちゃん、毎日お願い!と、あまりの気持ちよさに、すっかりノックダウンの私たちでした。 今日は、マッサージしてあげるって言いながら、すやすやねんね・・・おやすみ、天使ちゃん・・・
2006.04.25
ある夏の日、桃を食べた夏休みのおばあちゃん家で、たくさん食べた。小さい私は大の桃好き。そうして、ああ、おいしかった・・・と、思ったとき、ふと、手に残った種を見た。大きいな~桃の種って。。 そうだ!おばあちゃん、これ庭に蒔いていい?おばあちゃんは、桃の種を綺麗に洗ってくれた。 そうして、一緒に、桃の種を蒔きに庭に出た。この辺りがいいかな・・・そうして、丁寧に土をかけ、水をやった。大きくなりますように・・・ 夏休み中おばあちゃん家に居たときは、毎日水をやった。でもまだ芽は出なかった。(そんなすぐには出ないよ・・・)そうして、水をやりながら、いつも物干し竿の脇から水色の空を眺めながら、庭でひとときを過ごした。 夏休みが終わって、おばあちゃん家を離れるとき、毎日お水あげてね!といって、あとは、おばあちゃんにたくし、私はまたいつもの生活に戻り、桃の種のことも忘れていった。 そうして、また次の夏が来て、おばあちゃんの家にいった。ちょっと、大きくなっていた小さな小さな木まだまだ何かわからない程小さかった芽が出て大きくなってきたことに心から驚いて、嬉しかった。 毎年、少しずつ、桃の木は大きくなった。私も大きくなった。 ある時、おじいちゃんがお空に帰る日がやってきた。おばあちゃんと一緒におじいちゃんを見送った。その頃、桃の木は、私の目の高さくらいまで大きくなっていた。まだまだ細く、花も実もなっていない。 それから、数年が経ち、私は結婚し、ますますおばあちゃん家から遠くなった。そうして、何年も訪れていない、ある日、おばあちゃんが家をでて、病院へ入ることになり、家には誰もいなくなった。 そういえば、桃の木はどうなったかな・・・ある日私は思いだした。もう、10年以上、桃の木を見ていない。母に聞いてみた。すると、庭にそういえば、梅みたいなのが咲いてたし、実がなってたよ。ほ、ほんと!?嬉しい・・・・本当に実がなったんだ・・・ あれね、私がおばあちゃんと植えたんだよ~本当にすごいね~ そうして、喜んだ5日後、家が取り壊されてしまった。 おばあちゃんは、今は病気で何も憶えていない。元気だけど、赤ちゃんにもどっていくような感じ。あの頃のあの桃の木。おばあちゃんの記憶には残っていないかもしれないけど、きっと見えない心のどこかに刻み込まれている。 一緒に大きくなった私にとって、この桃の種は、私の中で、大木になった。そして、甘い桃の実をつけた。 今、私も子どもがいる。子どもに桃の種を残してあげたいと思った。心の種を・・・
2006.04.23
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