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2021.06.16
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図書館で借りた本を読みました。



太陽王と灰色の王妃 (レジーナ文庫*レジーナブックス) [ 雨宮れん ]


雨宮れんさんの作品は↓をピッコマで読んだことがあります。
今回読んだのがデビュー作とのこと。



悪役令嬢は二度目の人生で返り咲く〜破滅エンドを回避して、恋も帝位もいただきます〜【電子書籍】[ 雨宮れん ]



悪役令嬢は二度目の人生で返り咲く2〜破滅エンドを回避して、恋も帝位もいただきます〜【電子書籍】[ 雨宮れん ]


隣国ローザニアとの戦争に負けたため、敗戦国の王女の姉妹のうちどちらかが〈太陽王〉レーナルトと婚姻を結ぶことになりました。
美人で明るく才気のある姉姫が選ばれると誰もが思っていましたが、レーナルトは内気で地味で要領の悪い妹姫のリティシアを選びました。
レーナルトには長年想い続けた幼なじみがいましたが求婚を拒絶され、彼女は異母弟と結婚することに。
姉姫はその幼なじみに雰囲気が似ており、また御しやすい方がいいという理由で選ばれたのでした。

リティシアはレーナルトと共にローザニアへ。
道中でその失恋の話を聞かされます。


挙式し、初夜の最中のリティシアの態度から、彼女には好きな相手がいたのか、とレーナルトは感じます。
自分は彼女を愛することはできないというのに、その相手には嫉妬しているという矛盾に気づきます。

政略結婚させられる予定のなかったリティシアは、王妃教育をほとんど受けておらず、ローザニアの歴史や風習などを学ぶべく家庭教師をつけて熱心に励みます。
それと並行して社交にも勤しみますが、無理がたたって倒れてしまい、療養と新婚旅行を兼ねて海辺の別荘へ。
そこで仲睦まじく過ごしますが、迷子の猫を可愛がるレーナルトの目が、いつも自分に向けられているものと同じことに気づきます。
自分は彼にとっては庇護すべき対象で、いつまでも名前で呼んでくれないのは「姫」という立場の人間が必要だったからで…
それからはレーナルトへの態度が固くなってしまいます。

リティシアはローザニアと母国の境近くに領地を与えられており、そこの城から馴染みの騎士コンラートが使いとしてやってきました。
姉姫と三人幼なじみで気心がしれており、侍女たちと共に昔話をしながらティータイムをしていたところにレーナルトが現れ、少し過ごしてすぐ立ち去ります。
夕食時にコンラートの話を持ちかけたりも。
リティシアのお気に入りの本の騎士の名もコンラートで、二人の関係を誤解し、嫉妬から強引に抱いてしまいます。


寝室を分けて3ヶ月以上になり、不仲ならば愛妾を、という話に。
社交界でもリティシアは軽んじられるようになります。
姉姫からお守り代わりに持たされた派手なドレスを来て夜会に出れば、悪口を言われ居場所もなく。
レーナルトに似合わないと言われ、滅多に感情をあらわにしないリティシアですが、思いの丈があふれました。
世継ぎを望めないのなら他の女性を召してほしい、自分は王妃の間を出て、寝所を共にしない妃の部屋に移ると告げます。


レーナルトがリティシアを訪ねたときにはすでに出発した後でした。
残された侍女に部屋の準備の必要はないと言いますが、そんな立場に追い込んだのは誰かと逆に詰められます。
王家に伝わる宝石は次の女性へと託されたこと。
貴族たちから侮辱されていたこと。
海辺の別荘でもらった薔薇のドライフラワーを大切にしていたこと。
社交のために必要な情報を覚えられない分大量に記録に残していたこと。
レーナルトが知らないことばかりでした。
リティシアを迎えに行こうとするのを侍女たちに止められ、妾を迎えないと宣言すること、リティシアは療養中とすることを決めます。

リティシアは食事もろくにとれないような状態でしたが、穏やかに過ごすうちに少しずつ健康になっていきました。
戻らなければいけないとわかっていても、足がすくんでしまう。そう話すリティシアに、彼女をずっと想い続けているコンラートは、一緒に逃げますか、と抱きしめ、キスをします。
リティシアはコンラートとの未来を想像しますが、戻ることを決めます。

ローザニアとの国境を別の国が侵してしばらくのち、母国も同様に国境を越えてきました。
王妃として父王と話をするために、戦闘予想地域へと向かいます。
ローザニアの北方に位置する三国が、南への交易路確保のために協定を締結したと告げられます。
三年でそれを確保するから兵を引いてほしいと頼みます。

四国の会談が行われ、10年間無償で通行権を保証する代わりに、別の国との戦争に参戦することをレーナルトは要求します。
更に四国で同盟を結ぶことを追加し、決着しました。

リティシアが呼び出された部屋にはレーナルトがいました。
父王は体に気をつけるよう言って出ていきます。
レーナルトに名を呼ばれ、謝り、逆に謝られ。
愛していると言われます。
レーナルトは残る戦場へ、リティシアは宰相の屋敷で待機することに。
宰相は当初からリティシアに良い印象を持っておらず、戦争になりかけた際も離縁するよう進言していましたが、滞在中のリティシアを見て考えを改めました。

レーナルトが王宮に戻ったと聞き、リティシアは会いに行きます。
戦後処理の話をしてから、お茶の時間を持ちます。
父王は姫としては期待していなくても、娘としては心配していた、と告げられます。
久しぶりの再会、体を繋げようとするレーナルトに抗いながら、「声を出さずおとなしくしていないと良い子が生まれない」と乳母から聞いた、リティシア。
彼女が初夜からずっとそういう態度をとっていた理由を知り、誤解していたことに気づきます。
我慢しないようにと告げ、甘い一時を過ごします。


これがデビュー作とは…!
いえ、デビュー作=初めての作品、というわけではないんですけど。
つい短絡的に考え、あとあと理屈で考えます。

レーナルトは結婚前からリティシアがコンラートへ向ける笑顔に嫉妬していたのに、それでどうして愛せない、愛していないなんて思い込んでいるんだか…という感じでした。
報われなかった想いが何年ものであろうと、次の愛を否定する理由にはならないと思います。

何も望まないリティシアに、初めて自分で選んで贈った首飾り。
いつもつけていたのを、「贈り物もしないと思われる」と言われたときの悲しさと言ったら。
王家に代々伝わる宝石なんてもらっても嬉しくないだろうなぁと思ってしまいます。

猫に向ける視線と同じもの、というのは、最初愛しいと思ってもらっている意味かと思い、それのどこが悪いのかしばらくわかりませんでした。
名前で呼ばないことにしろ、鬱憤が爆発する前に伝えていれば…と思わなくもないですが。
それが結局戦争の行方に関わるのだから、結果オーライでしょうか。

美しく優秀で社交的な姉姫と比較されながら生きるのはつらかったでしょう。
でもその控えめなところがレーナルトの望む条件に当てはまり、庇護欲からの始まりだとしても、愛のある結婚につながってよかったです。



まだまだ読んでいない本がありますが、大型家具の組み立てや設置があるので読みきれなさそうです。
時間はありました…サボっていただけで…残念。





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最終更新日  2021.06.16 23:09:38
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