女子力低めの主婦があれこれ頑張るブログ☆左膝前十字靭帯+半月板損傷から18ヶ月

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2021.08.20
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アマゾンプライムで映画を見ました。



マレーナ【動画配信】


NBCユニバーサル NBC Universal Entertainment マレーナ【DVD】 【代金引換配送不可】


夫がレモンをお酒に使おうとしたときに、
「主人公のマレーナが香水の代わりに
レモンの果汁を体に塗っていた」と
この映画の紹介をしました。
私は映画があまり好きではないのでほとんどわからず、
今度見ようね、と言いながら数ヶ月。
子供達が寝静まった夜中に、
二人でお酒を飲みながら観ました。




夫が出征しているマレーナは、
ただ歩くだけで男は鼻の下を伸ばし、
女は嫉妬するほどの美しさをもっています。
彼女に恋をした主人公、12歳のレナートの視点で
話は進みます。
同級生たちも彼女に邪な思いを抱いており、
教師であるマレーナの父が難聴なのをいいことに、
彼女をネタにした下劣な発言を繰り返しては、
教師の的外れな返事を笑います。


戦況が悪化し、マレーナの夫が
戦死したとの知らせが入ります。

手を出せなかった男たちは、
あからさまにアピールしてきます。
軍人のパイロット(独身)と歯医者(妻帯者)が
マレーナの家の前で鉢合わせし、醜い争いに。
歯医者の妻に訴えられ、マレーナを

その見返りとして体を要求されます。
お父さんはマレーナの醜聞のせいでクビになり、
爆撃で命を落とします。
弁護士はマザコンで、弁護士の母に結婚なんか
とんでもないと罵られます。


食べるものにも困ったマレーナは、
やがて娼婦へと身を落とします。
進駐してきたドイツ兵に媚を売る姿を、
女たちはさんざんにけなします。


ドイツが敗戦し、アメリカ兵がやってきます。
女たちは宿から下着姿のマレーナを引きずり出し、
広場でリンチをします。
金髪に染めたマレーナの髪をはさみで切り落とし、
殴られ蹴られて痛めつけられたマレーナは
泣き叫びながら逃げます。
頭と顔を隠し、地味な服装で列車に乗り込み、
村を離れます。


しばらくして、マレーナの夫が帰ってきます。
彼は片腕を失っていましたが生きていました。
家は難民の収容所となっており、
妻がいないのを不思議に思いますが、
誰も真実を告げません。
村の有力者が自分たち夫婦の悪口を言っているのを
聞いて取っ組み合いになり、
マレーナが娼婦になったことを知ります。
レナートはマレーナが夫を愛していたこと、
行き先を書いた紙を夫にそっと渡します。
夫はマレーナを探しにこの地を離れます。


時が経ちマレーナと夫は村に帰ってきました。
マレーナは少し老け、太ったようです。
市場に買い物に行きますが、
誰もが対応を様子見しています。
挨拶したところ、間は空いたものの
マレーナが挨拶を返したので、
そこからいろんな人が話しかけ、商品を勧め、
彼女に持たせます。
大荷物になってしまい、オレンジを
落としたところをレナートは拾ってあげます。
レナートは自分の恋に終わりを告げます。



観てから日が経っているので、
内容が前後していたらすみません。
レナートのことははしょっているのですが、
女の子の多い家の唯一の男の子ということで、
お父さんには厳しくお母さんには優しく
育てられています。
子供だからと履かされている半ズボンが気に入らず、
勝手にお父さんのズボンを仕立て直して怒られたり。
マレーナの家をのぞいては、
あられもない姿に興奮して自分を慰め、
ベッドがきしんで怒られたり。
干してあったマレーナのショーツを盗んで
頭からかぶっていたところを見つかり、
追いかけ回されたり。
怒られてばかりですね。笑
いや、半分犯罪だから笑えませんが。


同級生とのやり取りも下品なものが多く、
夫の「この年代はこんなもんだよ」という言葉に、
息子もあんな風になるのか…というガッカリ感と、
それも正常な?成長だから見守らねば…という
義務感と、いろんなことを感じました。


マレーナ役の女優さんは本当に美人さんで。
イタリアの至宝と呼ばれているそうです、納得。
夫の戦死が伝わる前は普通のスーツや
ワンピースなのですが、スタイルのよさが
際立っているのがわかります。
あれこれレビューを見てなるほど、と思ったのが
立場の違いで歩き方が違うということ。
軍人の妻のとき、未亡人のとき、娼婦のとき、
村に戻ったあと、と歩き分けているそうです。
さすが役者さん…と思いつつ、そこまで気づかず
申し訳ない気持ちに。


村の他の女性たちは、あえての配役でしょうが
元々そんなに美しくもないのに、
マレーナへの嫉妬や怒りでひどい形相になっていて
そりゃダンナもよそを見るよ、というくらいです。
戦時中という時期、村や島という閉鎖的な社会では
ある意味仕方がないのでしょうけど、
マレーナ以外に話題はないのかってくらいには
男も女もマレーナのことばかり噂しています。
他にやること、できることもあるでしょうに…


観終えたあと、あれこれ夫と話して、
感想が変わったり知識が深まったりするのも
面白いです。
夫は二回目なので、いろんな小ネタを拾えたようです。
マレーナの夫が中尉だったので、
それ以下の立場の人間は手を出せず、
パイロットや歯医者、弁護士のような
高い地位の男が手を出そうとした、とか。
イタリアも敗戦国のはずなのに、
日本の戦争映画のような悲惨さがないように
思っていましたが、イタリアの意識としては
戦勝国らしいです。
日独伊は…?って気持ちになります。
この辺の歴史の勉強にもなりますね。

娼婦をそこまで貶めるのか、といも思いました。
マレーナの経緯を考えればある意味仕方がないし、
そもそも娼婦になる前から彼女に対し
似たような思いを持っていたのでは?と。
戦死したのなら遺族年金的なものがあったのでは…
とか(これも勉強ですね)
夫の訃報を聞いたあとに
お父さんの家に移り住めば…とか。

レナート少年が恋を終わらせたのは、
マレーナが夫と幸せな生活を
送れそうだからかと思いましたが、
純粋に自分が憧れていたときの容姿を
彼女が失ってしまったからかもしれない、
という現実主義的な見方にガッカリとか。
市場でマレーナにあれこれ持たせたのは、
リンチの罪滅ぼしだとは思いますが、
そもそもマレーナは村の誰とも
積極的に交流しておらず、
それがあそこまでひどい目に遭う原因でも
あったのでは、とか。

で、肝心のレモンの汁を体に塗るシーンは、
なかったです。笑
ディレクターズカット?では
ちゃんと見られるのかな?
タイトルがレモンだったら
カットされなかったはず(^-^;
あ、あと娼婦に身を落とすのも、
割とあっさりだったのですが、
葛藤のようなシーンがあったそうです。
普通に働いたとしても結局男の欲の目や
女の嫉妬からうまくいきそうにないのは、
少し考えたらわかることですね。
今までもて余していた自分の武器(魅力)を
使っただけなのに、あんな目に…
美人じゃなくてよかったと思ってしまいました。





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最終更新日  2023.04.06 09:04:55
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