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北海道を除く全国で梅雨入りいたしましたが、梅雨の雲間に眺める満月は味がありますよね。渚の荘 花季では毎月、満月の日に“スペシャルフルムーンデイズ”を開催。6月の日程は18日(土)~22日(水)。日一日と夏の訪れを感じる淡路島。東海岸をパノラマに一望する海にひらいたオープンテラス「NAGISA(なぎさ)テラス」から、あるいはお部屋の露天風呂や一枚板の大きな窓から、波音を湯枕にまん丸く美しい満月と“月の道”をお愉しみ下さいませ。※開催期間中の20時~22時までラウンジでグラススパークリングワインを無料でご提供≪今後の開催日程≫・2016年◆06月→18日・19日・20日・21日・22日◆07月→18日・19日・20日・21日・22日◆08月→17日・18日・19日・20日◆09月→15日・16日・17日・18日・19日・20日◆10月→16日・17日・18日・19日◆11月→14日・15日・16日・17日◆12月→13日・14日・15日・16日・17日・2017年◆01月→11日・12日・13日・14日・15日◆02月→10日・11日・12日・13日
2016.05.25

淡路島の初夏を代表する果物、びわ。古来より万病を治す食物として、三千年も前から古い仏典に登場。大変優れた薬効を持つことが知られています。仏典では樹が「大薬王樹(だいやくおうじゅ)」、葉は全ての憂いを取り除く「無憂扇(むゆうせん)」と名付けられ、絶大な癒しの効果をうかがい知ることも。淡路島のびわは、明治30年頃に島の北部で“田中”という品種が導入、栽培されたことが始まりと言われます。泉砂礫(いずみされき)と呼ばれる水はけの良い土壌の急斜面に栽培され、山々が風を防ぎ適度に陽光を浴びることから良質なびわへと育ちます。びわ狩りが愉しめるのは、梅雨入りするまでの半月~1ヶ月程度。期間限定の味覚狩りを、今年はぜひ淡路島で体験してみてはいかがでしょうか。※ご予約が必要となりますので、お越しの際には事前にお問合せください● 古川農園・所在地:〒656-2401 兵庫県淡路市岩屋3187-1(農園)・開園期間:6月中旬~7月初旬を予定・開園時間:10時30分~ ※閉園は季節により異なります・入園料金:中学生以上-1,500円、小学生-900円、3歳以上-500円・問合せ:0799-72-4192(農園)・ホームページhttp://www.geocities.jp/furukawa_farm/● 大石びわ観光園・所在地:〒656-1721 兵庫県淡路市野島蟇813-3・開園期間:6月上旬~6月下旬を予定・開園時間:9時~17時(最終入園 16時30分)・入園料金:大人(中学生以上)1,500円、小人(4歳以上)700円・問合せ:0799-82-2415(総合案内所)● はいばらびわ園・所在地:〒656-1721 兵庫県淡路市野島蟇浦883番地・開園期間:6月上旬~6月中旬を予定・開園時間:9時~16時・入園料金:大人(小学生以上)1,700円・問合せ:0799-82-3051・ホームページhttp://remyme.web.fc2.com/index.htmlまた、渚の荘 花季のフロントでは、淡路島のびわを原料とした様々な“びわ商品”を販売しています。ラッピングも可愛らしいので、旅の記念やお土産にピッタリです。※料金は全て消費税込みです● びわソープギフトセット 淡路島のびわエキスと若返りのアボガドオイル配合。 職人手作りのコールドプロセス石鹸です。・1,620円(びわ石鹸&ソープディッシュ、ギフト仕様)● 淡路健康びわ茶 枇杷農家の手作業により丹念に作られた健康茶。 袋とじも一つ一つ手作業です。・670円(3g×5袋入り)● 枇杷ハンドクリーム お肌を整えるびわ葉エキス入り。 3つのフリー処方で、低刺激の仕上がりに。・1,296円
2016.05.22

渚の荘 花季の1階にある、ロミロミサロン「カナロア」。ロミロミ(Lomi Lomi)とは、古代ハワイアンが医療として行っていた伝統的な癒しの方法で、現在はリラクゼーションマッサージのひとつに数えられます。“マナ”と呼ばれる大地のエネルギーがセラピストの手から伝わり、心と身体の緊張を解き放つ「世界で最もスピリチュアルなヒーリングマッサージの一つ」と言われることも。また、渚の荘 花季ではお部屋の露天風呂やNAGISAテラスから美しいお月様が眺められます。このお月様と人間、特に女性の健康や美容には密接な関係があるそう。今回はお月様の姿から4つの位相(新月・上弦の月・満月・下弦の月)をピックアップし、それぞれの時期にお勧めするカナロアのリラクゼーションコースをご紹介します。◆ 新月(キーワード:リセット、リスタート、デトックス)星空が最も美しくなる時。体内からの排出力がピークを迎えるので、半身浴による発汗やダイエットを始めるのに適しています。鎖骨やデコルテを中心にマッサージして、リンパの流れをうながすのも効果的。デトックス効果の高いマッサージのロミロミコースや、リーズナブルな眼精疲労がお勧めです。◆ 上弦の月(キーワード:成長、吸収)新月から満月へと、お月様が姿を変えていく時期。体は徐々に“溜め込む”モードへと変わり、様々なものを吸収しやすい状態になると言われます。お勧めはなんと言っても、お肌の状態にあわせて好みのパックが選べるフェイシャルコース。◆ 満月(キーワード:吸収、達成)お月様のエネルギーが最も満たされる時、そして新月からの取り組みが達成を迎える時でもあります。吸収する力はまさにピーク!芸術観賞や見た目に美しい食事を愉しむなど、お肌だけでなくメンタルな部分にも潤いを与えるとよりグッド。お勧めのリラクゼーションメニューは、フェイシャルコースに加えてアロマコースをセットに。◆ 下弦の月(キーワード:浄化、デトックス)新月へ向けて浄化力が高まっていく時期。体のむくみを取り去るケアが効果的です。全身をくまなくマッサージし、オイルによるリラクゼーションも満喫できるスペシャルセットコース「hau oli(ハウオリ)」がお勧め。古来より神秘的な存在の象徴であったお月様。月の位相のことを英語ではLuna phase(ルナ フェイズ)とか Moon phase(ムーン フェイズ)、つまり“月の表情”と表現します。その神秘に満ち溢れた表情により、様々なパワーを発揮するお月様。皆様が淡路島にお越しの際、お月様はどの表情を見せてくれるでしょうか。・ロミロミサロン カナロアhttp://www.awajihanagoyomi.com/esthe/・カナロアの申込フォームはこちらhttp://www.awajihanagoyomi.com/esthe/#romiromi_form
2016.05.22

水鏡に映るのどかな原風景と茜色に染まる夕暮れ。梅雨時期だからこそ訪れてみたい場所“石田地区の棚田”。淡路島の北西部に位置する富島・石田地区。淡路島で夕陽といえば慶野松原が有名ですが、富島も慶野松原同様に「日本の夕陽百選」に選ばれている地区で、知る人ぞ知る夕陽の名所です。石田地区はその富島よりもさらに高台に位置し、周辺は棚田に囲まれたのどかな風景が印象的。田に水が張られる6月中旬過ぎには、その絶景を写真に収めようと多数のカメラマンが島内外から訪れます。雨後の晴れ間に垣間見ることのできるその情景は、棚田に囲まれた昔ながらの民家とコバルトブルーの空。そして、澄み切った視界の先には瀬戸内の海原と、その後方に広がるなだらかな山並みのくっきりとした稜線。もし、運よく夕暮れ時にこの状況が重なれば、辺り一面が茜色に染まり、時が経つのを忘れてしばし呆然と見入ってしまうほど。一度は目にしてほしい、梅雨時期限定の絶景スポットです。・詳しいご案内はこちら ↓ ↓ ↓https://web.pref.hyogo.lg.jp/aw04/documents/setumei31-isidatikunotanada.pdf
2016.05.16

旅先でその地その時期ならではの旬の食材・料理を愉しむのは旅の大きな醍醐味。淡路島の初夏から初秋にかけての食の主役のひとつと言えば、活発に動き回り栄養を蓄えるこの時期、身が太り脂ものってひときわ美味しさを増す、本場淡路島の鱧に相違ないでしょう。白身で淡白ながらも上品な味わい深さ―。鱧はどんな料理法にも応えてくれる食の優等生です。● 鱧すき鍋鱧が美味しくなるのと同じ時期に島内で収穫が始まる淡路産の玉葱と鱧を割り下で一緒に煮こむ鱧すき鍋は、ここ淡路島の郷土料理。玉葱と鱧のアラから炊き始め、玉葱の甘味と骨の旨みが充分にだし汁へ移った頃に鱧の身を入れます。熟練の腕で骨切りされた身に熱が通り牡丹の花弁のように花開いたところを頂きます。口の中でホロリとほぐれるほくほくの食感。鱧の持つ上品でほのかな甘味が淡路産玉葱の甘みにより一層引き立てられ、何とも言えない美味しさです。● 鱧の落とし沸騰した湯にさっとくぐらせて、身が花ひらいたところをすぐに氷水に浸けて引き締めることで鱧が持つ独特の旨みを存分に味わえる鱧の落とし(湯引き)は、柔らかな身と共にコリコリとした皮の食感が味わい深い。よく脂ののった上質な身は梅肉の爽やかな香りと相性抜群で、その豊潤な味わいは鱧好きに限らず万人に愛されてきた逸品です。小骨の多い魚でありながら、その存在を感じさせないのは「骨切り」という熟練の技術があってこそ。一寸(約3センチ)の間に20~25の包丁を入れ、皮は切らず身だけを切るこの技術は「骨切り10年」と言われるほど高度な職人技。そんな難しい技術を当たり前のようにこなす職人が数多くいるのも、長い年月をかけて育まれてきた鱧文化が淡路島にしっかりと根付いているから。● 鱧の天麩羅サクサクの衣の中に旨みを包み込んで閉じ込める鱧の天麩羅。食べた瞬間、鱧の旨みが口の中にジュワッっと広がります。・【美味特選】鱧づくし会席を愉しむプラン≪祇園祭とはも道中≫淡路島から夏の京都へ。別名「鱧祭り」と呼ばれる祇園祭と「はも道中」。夏の京都で有名な鱧料理。まだ交通手段が発達していなかった昔は、夏の炎天下の中で京都まで生きたまま運ぶことのできる魚はほとんどありませんでした。しかし生命力の強い鱧は京都についても生きていたため、鱧料理の文化が発達していったそうです。そんな関西の夏の味覚、鱧の本場は淡路島。今でも淡路島から祇園祭でにぎわう京都の八坂神社に淡路島の鱧を奉納する「はも道中」が行われています。平安時代をイメージした狩衣姿の一行が鱧の入った竹籠を担ぎ、「淡路島から、はも道中」と口上を述べながら八坂神社と南座の約400メートルを練り歩くはも道中は、「御食国」淡路島と京都を繋ぐ毎年恒例の食の祭事です。≪鱧にまつわるエトセトラ≫― なぜ 淡路島の鱧は市場で最高級の評価を受けるのか? ―それは鱧が住処にしている場所に大いに関係が。主な漁場である淡路島南部や沼島地方はその地形から潮流が早く、いつも新鮮な海水が海底まで供給されているので、海底の水の流れに澱みがありません。加えて、海底の泥の質がきめ細かくとても滑らか。そのため、そこを住処とする鱧の肌(皮)も柔らかくなるそうです。また、エサとなる甲殻類や魚類もとても豊富で美味なのは皆様もご存知のこと。そんな環境が、市場で最高の評価を得る淡路島産の鱧を育てているのです。― 鱧ってどんな魚? ―ウナギ目ハモ科に属し白身で淡白、ほどよい脂がのった鱧は夏の淡路島だけでなく関西を代表する食材。全身にある硬くて長い骨を、料理人が自慢の“骨切り”で調理。その技術により骨が気になるどころか独特の食感をも生み出し、他の魚料理にはないその食感が病みつきになるほどです。調理の幅も広く、多彩な味を愉しむ事ができるのも鱧の魅力。そして、特筆すべきは栄養価の高さと、ウナギやアナゴに比べて低いカロリーです。100グラム当たりでウナギが255kcal、アナゴが161kcalに対し、鱧はナント144kcal!良質なたんぱく質が多く含まれ、脂質が少ないのでとてもヘルシーです。また、鱧は漢方薬としても利用され、利尿作用やむくみの除去、便秘改善といった薬効が知られています。さらに、鱧やウナギなどの皮には豊富なコラーゲンが含まれ、特に鱧の皮は脂質が少なく純度の高いコラーゲンが抽出できるため、有名な化粧品にも使用されるほど。肌の老化防止に効果のあるコンドロイチンやビタミンAも豊富に含み、美容食であることも鱧の大きな特徴の一つです。・期待できる効果:疲労回復、体力向上、免疫力向上、動脈硬化予防、高血圧予防、美肌効果、骨粗しょう症予防 etc...春になると外海から淡路島沿岸に入ってきて、活発に捕食し産卵(7月~9月)のために栄養を蓄えます。昼間は底に潜り、夜に餌を求めて泳ぎ回る鱧。それを伝統の延縄漁法で、身を傷めないように一匹ずつ丁寧に釣り上げます。最高の鮮度を保ったまま、漁場から料理場まで活きた鱧が運ばれるわけは、この手間と努力があってこそ。そんな鱧文化が根付いた淡路島は、三百年前からずっと鱧の本場でした。1697年発刊の「本朝食鑑」には、なんとすでに『淡路島のハモ』についての記載があります。
2016.05.16
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