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平安時代の歌人、在原業平が
「からころも きつつなれにし つましあれば
はるばるきぬる たびをしぞおもふ」
と「かきつばた」の5文字を句頭に入れて詠んだ歌は
在原業平が故郷に残した妻を想って
旅をしている時に詠んだ歌ですが、
ここ八橋は伊勢物語の昔から広く知られた
かきつばたの名勝地です。
広大な敷地の庭園内には3万本のかきつばたが生息し、
池一面に咲き揃っていました。





いかがですか?
今がちょうど見頃で大勢の人達が訪れて
その美しさに魅了されてました。

私は疲れて座り込んでいるのではありませんよ。
大勢のカメラマンと同じく、大きな石に右腕を置いて
固定しながら写真を撮っている所です。
茶室でもお茶会をしてましたが、
私は野点の茶席で抹茶を頂きました。



子供の日が近いという事で、お茶菓子は柏餅、
抹茶茶わんには菖蒲や兜が描かれていました。

見苦しい所をお見せしますが、
せっかくですのでお抹茶を頂くところを記念に。
大勢の方々ですので、手渡しでした。
奥の方の池では色の違うかきつばたが目につきました。


そして草むらにありました。
平安時代の歌人、在原業平が訪れた痕跡が。


真偽のほどはいかほどに。
信じる者は救われる。
八橋史跡保存館には八橋かきつばたの歴史と文化、
在原業平や方厳売茶翁の数百点の文化財が保存されています。
尾形光琳作「燕子花図屏風」(複製)も
期間限定で展示されています。
皆さん、五千円札の裏の絵をご存知ですか?
一度ご覧になってくださいね。

お茶会をしている茶室の横を通り、
竹林を通って無量寿寺を後にしました。

無量寿寺の寺伝によると
奈良時代の慶雲元年704年の創立だそうです。
その後、文化9年(1812年)方厳売茶翁により再建され、
かきつばた園もこの時完成したそうです。
バスの駐車場まで戻る時に目についたお花たち。


( 明日へ続く)
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