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見ざる
言わざる
聞かざる
子どもは純粋でなんでも吸収してしまうので、余計なものを見ない・言わない・聞かないのがいい、ってことなんだそう。
週末は友達と日光へ1泊2日の旅行い行って来ました。私にとっては2度目の日光だけど、今回はツアーでの参加。東照宮に関しては巫女さんが解説しながら境内を案内してくれるというもの。前回見落としていた部分や、詳しい説明が聞けました。
にしてもこの東照宮。彫刻の多さと、その出来栄えに驚いてしまう。知っての通り、猿あり、猫あり、鳥あり、兎あり、龍あり・・・。この賢覧豪華な彫刻付き神社が1年5ヶ月で出来上がったとはとても信じられない。
「魔よけの逆柱」 物事は完成した時点から崩壊が始まるので、わざと未完成の部分を残し、災いを退けている のだとか。うーん、奥が深い。確かに完璧なものは面白くもないし、後は現状を維持するか、後退していくしかない。これって生きていく上でも教訓になるよなあ、としみじみ。ちなみにガイドしてくださった巫女さんは、「これは東照宮の魔よけなので、さわっても皆さんの厄落としにはなりませ~ん。触った人は、「魔よけ」ではなく「マヌケ」だといわれます。」とお茶目なジョークを飛ばしてました。
こういった史跡を巡ると、歴史のなかで捉えてしまいがちだけど、今でもこの東照宮はもちろん生きている。徳川家康を奉祀し、社会の平和を願う場所。現在でも、徳川家の宗家当主が社会の平和を祈祷しにくるのだそう。
眠り猫(左甚五郎作)