心の健康と子育てを考える              ベイサイドカウンセリング  Part2

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2006.11.18
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 まず、「父親不在」というのが、「片親」の家庭を指しているのではないことをあらかじめお断りしておきましょう。たとえ、事情によって母親だけが子供を育てている家庭であっても、母親が父親の役割を果たしているのであれば、今日の問題には含まれません。

 戦後、従来の日本的家族制度というのは崩れました。戦前は絶対だった父親の権威は失われ、恐れられることも尊敬されることもなくなってきました。
 職場で朝早くから夜遅くまで働き、家庭を顧みない父親が増えてきました。家庭は、母親が仕切っているので、子供にとっての父親の存在は、薄くなってきています。
 父親の存在がないと、様々な問題が起きてきます。かといって、家庭のために一生懸命、外で働いてくるはずの父親が仕事を疎かにして、いつも家にいるというのは現実的ではないでしょう。
 そんな時、どうやって、父親の存在感を子供に示すかが大事なのです。これは、母親にかかっています。母親が子供に父親のことを語るとき、尊敬と感謝を表現することが大事です。(ちょっと尊敬できないことがあっても、多少、大げさに父親のことをよく言いましょう。)そうすると、物理的に父親が不在であっても、子供は、父親の人間性を感じることができ、安心感と満足感を得ることができるのです。

 もし、両親が不仲で、母親が父親の批判ばかりしていたら、どうなるでしょうか。子供にとって、父親は嫌な存在になってしまうのではないでしょうか。父親を嫌い、母親とべったりの子供は、自分の意思で行動することができなくなってしまい、母親に依存してしまうことになります。自立心が育たず、父親のように母親に嫌われないように、母親の顔色ばかりをうかがうような子供になってしまうのです。 



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Last updated  2006.11.18 14:38:58
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