注目の「鳩山新首相」による所信表明演説は特別国会では実施されず、次の臨時国会へ持ち越し に。民主党は10月25日投開票の参院神奈川、静岡両補選や新閣僚の答弁準備のため、同月下旬以降の召集を検討しており 、新首相の「国会初メッセージ」は、就任から1カ月以上先になる見通し だ。
1993年の細川連立政権発足時には、衆院第1党ながら野党に回った自民党が特別国会での所信表明演説を強硬に求め、応じさせた。今回は、自民党総裁選が9月中に控えていることや首相出席の国際会議を理由に要求を見送り。衆院選大敗のダメージで“戦意喪失”した面もありそうだ。
「『入閣しない』とまで言い切っていた人が首相になるんでしょ。所信表明でその理由を聞きましょうや」。93年8月、連立与党と自民党による各派協議会。自民党の大島理森衆院議員は、与党に威勢良く演説実施を迫った。特別国会の会期は延長され、細川護熙首相は8月23日に所信表明。各党の代表質問が衆参両院で計3日間行われた。
その大島氏は現在、自民党の国会運営の責任者である国対委員長。だが今回、民主党に演説要求を持ち出さなかった。惨敗した麻生太郎首相(自民党総裁)に代わる新総裁を選ばなければ本格論戦はできないという自民党内の“お家の事情”が最大の理由だ。
2009/09/14 19:43 【共同通信】
荒井さとしの虚偽記載は確信犯!? 2010.06.11
荒井事務所の実態が明らかに 2010.06.10
荒井大臣、領収書を出せば、出るわ出るわ 2010.06.10
PR
カレンダー
コメント新着
キーワードサーチ
フリーページ