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2019.04.08
テーマ： DVD映画鑑賞(14674)
カテゴリ： 映画 Cinema
ぽすれんのDVDで視聴。
大脱走で有名なスティーヴ・マックイーンが監督の作品を借りたと思ったら、同姓同名の別の監督の作品でした
。
日本の明治維新より30年前、米国に奴隷制度があったころ、北部で自由黒人としてバイオリニストとして活躍していた主人公がだまされて、奴隷として南部に売られてからの12年を描きます。
奴隷制度の悲惨さが映画を通して痛いほど、伝わってきます。映画の後半、ブラッド・ピットに良く似た俳優さんが出ていると思ったら、本人でした。この映画の製作者でもあります。セブンイヤーズチベットに勝るとも劣らないブラッド・ピットの社会派作品の傑作と思います。134分があっという間に過ぎます。
Wikipedia:それでも夜は明ける
実話を元にした作品です。奴隷となるも、これまでの知識、経験を生かして主人に目をかけられるも主人公は奴隷の監督官からねたまれて目の敵にされます。
当時は綿花が主要産業でした。奴隷は一日何キロ綿花を収穫したかで評価されます。
アメリカ黒人の歴史 新版 (岩波新書) 新書 – 1991/3/20本田 創造 (著)
30年前に、留学のエッセイを書くときに予備校の先生から紹介していただいた本です。当時はなんでこんな読むだろうと思いましたが、本棚から引っ張り出して久々にざっと読んだら結構面白かったです。
農業を中心とした新大陸の労働力をまかなうため、当初はヨーロッパの貧困の白人を年季奉公で連れてくるもうまく行かず、インディアンを奴隷にしようとしても逃げられて、黒人の奴隷制度が始まったようです。以後、リンカーンの奴隷解放や、その後の黒人問題の歴史がコンパクトにまとまっています。残念なのは著者の本田創造さんが2001年に亡くなっており、続きが読めない点です。
Wikipedia:「アメリカ合衆国の人種構成と使用言語」より、「米国の人種・民族構成の予測」。
■参考リンク
Wikipedia:自由黒人
自由黒人（じゆうこくじん、フリーネグロ (free negro) フリー・ブラック (free black)など）は、アメリカの歴史において、法的に奴隷ではない黒人という地位にあった人々を指す。
多くの黒人は17世紀からのイギリスによるアメリカの植民開発時代から奴隷として連れられてこられたが、一部は奴隷ではなく仕事のためアメリカに来た黒人や、主人から解放されたり、仕事をやめた黒人、白人やネイティブ・アメリカンとの間に生まれた子供や逃亡奴隷などは自由黒人という地位にあった。
自由黒人という地位であっても黒人法などにより奴隷のように行動などが規制されていた。
大脱走で有名なスティーヴ・マックイーンが監督の作品を借りたと思ったら、同姓同名の別の監督の作品でした
。日本の明治維新より30年前、米国に奴隷制度があったころ、北部で自由黒人としてバイオリニストとして活躍していた主人公がだまされて、奴隷として南部に売られてからの12年を描きます。
奴隷制度の悲惨さが映画を通して痛いほど、伝わってきます。映画の後半、ブラッド・ピットに良く似た俳優さんが出ていると思ったら、本人でした。この映画の製作者でもあります。セブンイヤーズチベットに勝るとも劣らないブラッド・ピットの社会派作品の傑作と思います。134分があっという間に過ぎます。
Wikipedia:それでも夜は明ける
実話を元にした作品です。奴隷となるも、これまでの知識、経験を生かして主人に目をかけられるも主人公は奴隷の監督官からねたまれて目の敵にされます。
当時は綿花が主要産業でした。奴隷は一日何キロ綿花を収穫したかで評価されます。
アメリカ黒人の歴史 新版 (岩波新書) 新書 – 1991/3/20本田 創造 (著)
30年前に、留学のエッセイを書くときに予備校の先生から紹介していただいた本です。当時はなんでこんな読むだろうと思いましたが、本棚から引っ張り出して久々にざっと読んだら結構面白かったです。
農業を中心とした新大陸の労働力をまかなうため、当初はヨーロッパの貧困の白人を年季奉公で連れてくるもうまく行かず、インディアンを奴隷にしようとしても逃げられて、黒人の奴隷制度が始まったようです。以後、リンカーンの奴隷解放や、その後の黒人問題の歴史がコンパクトにまとまっています。残念なのは著者の本田創造さんが2001年に亡くなっており、続きが読めない点です。
Wikipedia:「アメリカ合衆国の人種構成と使用言語」より、「米国の人種・民族構成の予測」。
■参考リンク
Wikipedia:自由黒人
自由黒人（じゆうこくじん、フリーネグロ (free negro) フリー・ブラック (free black)など）は、アメリカの歴史において、法的に奴隷ではない黒人という地位にあった人々を指す。
多くの黒人は17世紀からのイギリスによるアメリカの植民開発時代から奴隷として連れられてこられたが、一部は奴隷ではなく仕事のためアメリカに来た黒人や、主人から解放されたり、仕事をやめた黒人、白人やネイティブ・アメリカンとの間に生まれた子供や逃亡奴隷などは自由黒人という地位にあった。
自由黒人という地位であっても黒人法などにより奴隷のように行動などが規制されていた。
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Last updated
2019.04.08 00:00:18
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