やっぱり読書おいのこぶみ

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2003年12月10日

「赤毛のアン」松本侑子訳

(3)

カテゴリ：読書感想

ベランダのゼラニュームの花が、さかりできれいです。

日本では晩秋、寒いくらいの頃がいいようです。
ヨーロッパの乾いた空気に似ているからでしょう。

アンはグリーン・ゲイブルズの台所窓枠にあるこの花に「ポニー」と名づけた。
アップルゼラニュームという種類だそうだが。

本年度、私の読書３大ニュースのひとつと思う。
松本侑子さん新訳の「赤毛のアン」をネットで知り、読んだことは。
1993年には刊行されていたらしいが私は知らなかったので。

そんなにも読んでいるのに、今度の「アン」はまた格別新鮮だったので驚いた。

大げさな言葉や表現が得意なアン。
その言葉にも原典があった。
それが丁寧に解説してある。
こんな面白いことが今わかるなんて。

やはり時空をわたり、感情移入はマリラになったりした。
しかし、しかしあきらめないでいつも夢をはぐくむアンの姿、癒される。

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