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2005年04月27日

ベルリンの至宝展

(5)

カテゴリ：ばあチャルの生活情景

ニュースを見ては、いたましさに胸ふさがれている。ＪＲ福知山線の脱線事故は未曾有。まだまだ続いているのがすさまじい。ブログを暢気に書いているのもはばかられる気がするのだが…。

暇さえあれば本を読みつつ畑ばかりの私。友人に誘われて珍しくでかけた。
いい季節になって、上野の山も木々の新緑が目に痛い。

東京国立博物館の「ベルリンの至宝展」というものに行った。

ドイツは、首都ベルリンの中心部にあるシュプレー川の中州に、博物館島という島があり、100年かけて5つの博物館を造営中だそうだ。（ヨーロッパは気が長い、2015年完成予定）『世界遺産・ベルリン博物館島』の宝物を観てくださいというわけだ。

紀元前のギリシャ、エジプト、ローマ各地の出土品などが多かった。石造や金銀の宝物等々。

大英博物館やルーブルでも思ったが、だいたいギリシャ、エジプト、ローマの宝物は盗んできたものでしょ！とぶつぶついいながら、せっかく日本にきているのだし、欧州の文学理解の助けになればと歩きに歩いた。

やはりくたびれて何がなんだかわからなくなったが、ボッティチェリの「ヴィーナス」、レンブラントの「天使と格闘するヤコブ」、マネの「温室にて」などの絵は観られてよかったよ。

帰りにミュージアムショップに寄り、ショップグッズ「灌頂幡」という麻布ブックカバー（しぶい臙脂色）を買ったのが一番嬉しかった、なんてね。

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