やっぱり読書 おいのこぶみ

　今読んでいるものは今月中には終わらないので、早々と今月の読了本をアップします。

『二つの庭』宮本百合子 　〇

『銀齢の果て』筒井康隆

『幻の女』ウイリアム・アイリッシュ 　〇

『戦中派虫けら日記』山田風太郎 　〇

『金沢』吉田健一 　◎

『死者の島』キャロリン・Ｇ・ハート

　急にやる気が起きて感想も全部書けました。たった６冊なので自慢することでもないのですが。

　わたしの読書傾向はやはり古いものが多いですね。若い頃は名作と言われるものでも、外国のものが多かったのですが、このごろは日本のものを見直しているという感じです。こんな好きないい作品があったのか、といまさら驚いているような始末です。

　今読みかけは永井荷風の『あめりか物語』と仁木悦子の『暗い日曜日』。ミステリと文芸作品とを組み合わせて変化をつけています。

　これにノンフィクションを加えればバランスがいいのかもしれませんが、ちょっと今のところ読みたいのが（積読本はあるけれど）ないです。