有吉佐和子さんの
『恍惚の人』
才女といわれた作家の文章はやはりすばらしい
てだれている
読みやすいとはこういう文章をいうのだ
大ベストセラーになったあの時
読んだわたしは31歳のころ
それから40年あまり
「恍惚の人」は「認知症」と言う病気なり
と世間で認知され進化しているが
老人人口がますます増え
老人問題も多角化してしまったこの時代
あの時の衝撃が今や違った意味での衝撃と共振になった
まず
この小説は主人公の昭子を40代後半に設定してあるので
昭子が舅の老化現象から「老い」を看取るの大変さと
自身が「老いに向かう不安」を感じたようには
まだまだわたし自身深刻に考えていなかったこと
そして
わたしが当年になった現在の状況を踏まえたときどーすらゃいいのか、ひとごとではないのだから
なんとも皮肉な小説であることよ
もちろん
冷静なふりをして、この老後問題に理知的な行動をとっているつもりになっているんだ
けどこころのなかは不安だらけ、、、、、
よみがえり 2023年12月21日
こういうエンタメが好き 2023年12月19日
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