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世界陸上やってますねー。
こんな暑い季節( しかもド暑い大阪…)、ちょっと時期をズラしたりできなかったんでしょうか???
する方も見る方も大変です。 (マ、私はTV観戦なんですけど…)
あんまり全国ネットのマスコミでは大きく取り上げられていない選手なのですが
地元大阪出身の走り幅跳びの荒川大輔選手に注目しています。
ローカル局の番組で紹介されてらしたのを偶然見たことがきっかけなので
私も良く知っているわけでは決してないのですけど。
内容的には、学生時代に8M越えの記録を出したこと、その後ケガをされたこと
ケガ後からの記録の低迷から立ち直って、今大会に臨まれるという事で
晴れ晴れとした荒川選手の表情がとってもいい感じでした。
その中で聞いた瞬間「エッ?」と思い、次に「ああ。やっぱりな…。」と思った箇所がありました。
ケガもそうですが、記録の低迷の大きな原因が「 練習時間の不足 」。
普通に働きながらではとても時間が取れず、辞職してバイトをしながら練習を続けるも
やはり時間不足、練習場所の確保の難しさは大きな妨げになっていたようです。
今年から(←間違っているかもしれません)日本陸連の支援制度を受けれるようになって
バイトから開放された事で練習時間が確保できるようになり、記録がグングン上昇
6月の日本選手権初優勝し、世界陸上に繋がった、という事でしたが…。
ようするに練習さえ出来ていれば記録を出せる潜在能力があったという事ですよね?
もったいない!!!
もし、もっと若い時に(失礼)支援があったらと思うと他人事でもやり切れない気持になりました。
と、いうのも私の周りには様々な競技をしている人が数名いて
どの人も「資金」「練習時間」「場所」の3つに悩まされているからです。
世界の様々な場所で大会は行われていますが、やはりまだスポーツの中心はヨーロッパという競技が多いです。
なので日本は経験や出場時のコンディション作り、審判へのアピールなど
物理的、文化的、様々な面で圧倒的に不利です。
たとえ成績を残しても、社会人になると競技を諦めてしまう人も少なくありません。
先の荒川選手は「苦じゃなかった。」と言っておられましたが、続けてられるだけでもスゴイ事です。
並みの精神力の持ち主ではないと思います。
はぁ~、日本はこんなに豊かなのに…ましてやアマチュアスポーツもとっても盛んなのに、どっか援助ってできないもん?
全員を助けろ、とは言わないけど、有望な人に援助したら日本のスポーツ界はもっと盛り上がると思うけどなー。
あっ、荒川選手の出場の走り幅跳びは 「予選 29日 10:20am~ 」
健闘をお祈りしています!!