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フレデリックレオ・レオニ 作 谷川 俊太郎 訳好学社牧場に沿った石垣の中に、おしゃべりのねずみの家がありました。お百姓さんが引っ越してしまったために、納屋は傾き、サイロはからっぽに。おまけに冬が近づいています。仲間の野ねずみが、冬に備えて食料を貯えている夏の午後、フレデリックだけは何もせず、ぼんやり過ごしていました。みんなは「なんで働かないのか」と聞くと、フレデリックは「色を集めてるんだ。」「おひさまの光を集めてるんだ。」「言葉を集めてるんだ。」と答えます。さぁ、いったい何のためにこれらのものを集めているのでしょう。やがて冬が来て、食料も尽きてしまいました。ここで、フレデリックの集めていたものの出番です。さぁ、どんなふうに役に立つのでしょうか。フレデリックってちょっとかわった、というよりも、かなりかわってます。でも、これがいいんです。お金やモノなど目に見える物や量で評価しがちな現代。それも確かに大事な側面です。でも、大事なものはやはり目に見えない心なのではないでしょうか。不景気の現代を見てください。まさにフレデリックの中の冬と同じです。このフレデリックのように何もしないでいいとはいいませんが、心の余裕を持つことはできますよね。お子さんもそう。ちょっとかわった考え方をする、変わったことをする、もしくは、「あの子は変なことをいうんだよ」なんてことがあったら、この本を読んで一緒に考えて下さい。それは個性の一つと受け入れてあげることを。受け入れる心の余裕を持つことを。
2010.01.31
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きょうはなんてうんがいいんだろう宮西達也 作・絵 すずき出版おおかみのウルは、おひるねもりで昼寝している、数えきれないくらいのこぶたを発見しました。「うわー、こんなにたくさん!な、なんてきょうはうんがいいんだろう」でも、こんなにたくさんひとりじゃ食べきれないと、友達を呼びに行きます。まず最初は、ワオーのところへ。でも、「おひるねもりに いったらさ、いっぱいの」と、言いかけたとき・・・?次にガルルのところへ。そこでも途中まで言いかけて・・・?行くところ行くところでこぶたのことを教えられないまま。最後にはウルはこぶたのことをすっかり忘れてしまいましたが「きょうは なんて うんが いいんだろう! だけど……なにか わすれているような きがするなあ。 まあ、いいか。いただきまーす。」てな具合です。その頃、こぶたたちは目を覚まして「りんごもたべれたし、よくねたし、 なんて うんが いいんだろう」てな具合。まぁ、みんな運がよかったと思ってるから小さいことは気にしないのが一番。でも、いったいウルは行った先で何をしていたのでしょうか?ほのぼのとして力の抜けるお話です。人間、このくらいがちょうどいいのかな?なんて思っちゃいますよ。「きょうはなんてうんがいいんだろう」そう思えば、運がいい一年になることまちがいなし!
2010.01.24
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1000の風1000のチェロいせ ひでこ 作 偕成社主人公の少年は、遠く離れた神戸で起こった震災をテレビでしか知りませんでした。チェロの教室で少年が会った、神戸から来た少女。その少女と偶然知った「復興支援コンサート」。二人は一緒に参加することに。そして出会った一人のおじいさん。少女も、おじいさんも震災によって心に傷を負っていたのでした。少女は避難生活の中、「動物まで面倒見られない」という状況に、飼っていた小鳥を空にかえしてあげました。でも、「あれでよかったのかなって、いまでもかんがえる」と、今でもそのことが彼女の心の中、深くに刻まれていました。おじいさんは震災で自分の楽器を失い、同じく震災で命を落とした音楽仲間の形見のチェロを弾いているのでした。1000人の人がそれぞれの思いを抱いてチェロを弾き、それぞれの思いを載せた1000の風。震災にあわれた方々の心の傷はどれほどのものなのか。簡単に癒えるものではないと思います。忘れたくても忘れられないこと。忘れたいけど忘れてはいけないこと。忘れたいけど伝えていかなければならないこと。このコンサートの一人として参加されたいせひでこさんが描いた優しいけど、しっかりと心に刻まれる絵本。語り継ぎ、忘れないということが、被害に遭われた方、亡くなられた方々へ思いを伝える一つの方法なのかもしれません。ぜひ読んでほしい絵本です。
2010.01.17
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十二支のおはなし内田 麟太郎 文 山本 孝 絵岩崎書店年のくれに、かみさまがいわれました。「しんねんのごあいさつにきなさい。はやいものからじゅんに十二ばんまで、一年かんずつその年のたいしょうにしてあげよう」どうぶつたちはおおよろこび。さてさて、その順番は?ねずみからいのししまで、どのように順番が決まったか。それぞれのエピソードが、躍動感あふれんばかりに描かれています。これを読めばどうして十二支の順番が決まったか、ねこがなんで入っていないかもわかりますよ。ねことねずみの関係、猿と犬の仲など「なるほど」と思いながら読めちゃいます。いつか、お子さんが干支について気になって来ることがあるでしょう。この本を読んであげると、『へぇ、そういいことか。』って、納得できると思います。それよりも、お父さん、お母さんは十二支をきちんと言えますか?子供に読む前におさらいをしておいた方がいい人もいるのでは?
2010.01.10
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あけましておめでとう中川 ひろたか 文 村上 康成 絵童心社いちがつついたち、今日はお正月おせち、おぞうに、おとしだま、はつもうで、はねつき、かるたとり…。そして、しんぶんの厚さまで!一年のはじまりの日、いつもとちがうあたらしいきもち、だからあけましておめでとう。昔から伝わるお正月の伝統と、現代ならではのものが上手く混ざっているかわいらしいお正月の絵本です。
2010.01.03
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