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進歩のない思想は死思想だ。好転悪化のいずれを問わず活動するのが思想の生命だ。流動即思想だ。
2021年11月30日
厭世思想と言わるれば「 世 」に対して甚だ相済まぬ気がする。むしろ恐世思想という方が適切だ、自らの存在を呪うてその処に「 世 」の尊厳を讃仰し、而してこの世に生きることを恐怖する心、それが我らの内面生活だ。
2021年11月30日
人間界に起こる難問題と称するものは、大ていは心の持ち方一つでどうとも解決されるものだという。解決されるのではなくて、実は解決の苦を抹殺して行くのだ。解決の強制執行なのだ。
2021年11月30日
今や世界は侮るべからざる反動思想の暴風に吹き廻されている。なんといっても現実の此の大勢をみだりに軽視してはならぬ。
2021年11月30日
黒い墨で描いた薔薇の花でも赤い感じが湧き出ている処に技術の妙がある。赤い絵の具を塗ったからって技術がつたなければ赤い花は咲かない。描かざる処にも生きた書が動き、細密な筆でも死んだ書は紙の反故に過ぎない。6号活字一本の使用法にも言い知れぬ技術の秘められてあるものだ。
2021年11月30日
慣用句を知る豊かな会話や文章表現に強くなる毎日ルンルンスキップしよう\(^o^)/「 世話を焼く 」( せ わ を や く )進んで他人のめんどうを見る。「下宿のおばさんが親切で、いろいろ世話を焼いてくれる」
2021年11月30日
一枚の書、一片の句、それは悉く人格の反影だ。心いやしければ、その書の上に俗気みなぎり、志いやしければ、その句の上に悪臭漂うというじゃないか。我等は全く素人であっても平気に人の書を見、人の句を読むの時、ある「直覚」が涌き来る。
2021年11月30日
慣用句を知る豊かな会話や文章表現に強くなる毎日ルンルンスキップしよう\(^o^)/「 背を向ける 」( せ を む け る )( 何かに対して後ろ向きになる意から )物事に無関心でいたり、反抗的な態度を取ったりする。「親としての務めも果たせず、子供にも背を向けられてしまった」
2021年11月30日
色彩の豊かな西洋書、それも良いだろう。ただ我等には墨一色で描かれた南書の粋に純真を味いたいだけだ。あの賑やかなオーケストラの合奏曲、それも必ず悪いとはいえない。ただ紫竹一管の尺八に孕まれた秘曲の上に神韻を領したいだけだ。墨絵を解せないものは西洋書に行くがいい。尺八を掬しないものは合奏曲に走るがいい。人は人、自分は自分だ。
2021年11月30日
慣用句を知る豊かな会話や文章表現に強くなる毎日ルンルンスキップしよう\(^o^)/「 線が太い 」( せんがふとい )小事にこだわらず、スケールの大きいことを考え、実行に移す決断力があって、いかにもたくましい感じを与える様子。「この国家的危機を乗り切って行くには、線の太い政治家が必要だ」
2021年11月30日
大詰の場で死の苦悶を装いつつ半時間後の恋人と共にせんとする食卓の美を思うとかや。所詮芝居は舞台限りの偽装だ。装えば装うほど真実は逃げている
2021年11月29日
幻覚の持てない人には芝居は観られない。現在芝居の観られない人は淋しかろう。大衆文芸に陶酔して床屋風呂屋で興深い雑談に魅せられないものは生活に潤いがない。
2021年11月29日
詩人は詩のために詩を作ることを知って、自ら生活を詩たらしむることを忘る。
2021年11月29日
先ず線を観る。点を観る。それから全体としての書を観る。線以外、点以外むしろ書以外に活きた書がある。空白に描かれた書すなわち描かざる書、その書は常に書のない処に書がある。
2021年11月29日
大成は素朴なる初心の産物である。なまじっか自分で悪い癖を作っているものは厄介だ。その半チラケの癖を叩き壊して白地に戻る間が骨だ。それよりも何も知らぬ初心者は素直に「教え」られる。すぐ秘法が掴める。生かじりは兵法でも剣道でも芸術でも大禁物だ。
2021年11月29日
日本の政治家、政権を握ればたちまち虎となり、政権を離れればすぐ猫となる。猫は小判の価を知らざる処に性格の美がある。猫にして小判を憧れるに至れば終いに再び虎に化するを得ない。
2021年11月29日
学者上がり、弁護士上がり、新聞記者上がり、人間の屑の掃き溜め場所を「議員」と言うのかしら。不思議に食いつめた廃り者は皆競うて議員業に走るようだ、廃り者の別の名を「選良」と呼ぶのだろうか。選良の名において自他の過らるるもの幾何。
2021年11月29日
慣用句を知る豊かな会話や文章表現に強くなる毎日ルンルンスキップしよう\(^o^)/「 線が細い 」( せんがほそい )見るからに繊細で、ちょっとしたショックにも、すぐにくじけてしまいそうな感じを与える様子。「あの人は意外に線が細く、管理職には向いていないようだ」
2021年11月29日
「 善処する 」という都合の好い言葉を覚えた人間は禍なるかなだ。これくらい勝手の利くごまかし文句はないのだ。
2021年11月29日
今の世の政治と言うものは、多く何も知らぬものの手に握られて居る。治めるのではなくて圧えるのである。文芸でも宗教でも専門家は常に無智識の人によって取締られて居る。彼の眼に一番卑猥に見えるものは、その実一番高貴なものであるなどの奇なる場合が甚だ多い。
2021年11月29日
青 春 の ひ と こ ま私は、今この中学校をさろうとしている。思えば3年前、胸ふくらませながら入学してきた。入学してまがない私はやることなすこと楽しかった。友達もたくさんできた。そして友達とあこがれのバレー部へ入部した。私はバレーができるということだけでうれしかったので、夏休みなども本気ででた。しかし、冬のトレーニングになるとよくなまけたものだ。2年のとき、〇大に補欠でいったとき、のどがつぶれるかと思ったくらい大声をあげた。2学期になると、2年主体の練習なのでみんな毎日出るようになった。そして、新人戦、私はセッターにレコをまわされた。私はほんとはアタッカーなりたかった。あまりよくない結果だったので、〇大こそはと思った。それから私はバレーの練習をしっかりした、チームワークができたと思った。そして3年、〇大も近づいてくると少しの時間でもおしいと思った。3年になっても私はアタッカーにはなれなかった。こんどもセッターになった。〇大が目の前にせまったとき、私はチームワークには自信はあったが、勝てるかというのは不安があった。〇大の結果もおもわしくなかった。そのときは、みんなでワンワン泣いたっけ。3年の2学期、バレーができなくなり、私は、なにかものさびしい気がした。だから、私は放課後、2年が練習しているところを見にいったこともある。私はも一度バレーがしたいなあと思った。みんなもそう思っていたただろう。私は高校へ行ってもバレー部へ入部するつもりである。これからはみんなちがう道へいくが、私はみんなとともに泣いたり、わらったりしたことをわすれない。高校へいっても、どこへいっても、わすれない。いつまでも・・・
2021年11月29日
筆と舌とさえ束縛して置けば人間は全く無力なものだと考えている政治家は多いのは困ったものだ。霊性の叫びは無文無声の間にこそ絶妙の力を流転しつつあるのだ。恐るべきは動乱ではなくてむしろ静寂の底だ。
2021年11月29日
慣用句を知る豊かな会話や文章表現に強くなる毎日ルンルンスキップしよう\(^o^)/「 先 見 の 明 」( せんけんのめい )今後の成り行きを前もって見通すことのできる判断力。「地価の安いうちに土地を買っておいたのは、先見の明があったからだ」
2021年11月29日
公に待合を許す。そしてこれに入ると叱られる。カルタを売る。そしてこれを弄ぶと罰せられる。誰か一人で待合に入り、金をかけないでカルタを弄ぶものがあろうか。世のすべては矛盾に終始している。
2021年11月29日
正義は力だという。しかし今は力が正義なのだ。むしろ暴力が常に正義化されている。
2021年11月29日
慣用句を知る豊かな会話や文章表現に強くなる毎日ルンルンスキップしよう\(^o^)/「 前後の見境もなく 」( ぜんごのみさかいもなく )ひどく興奮して、冷静な判断ができなくなる様子。「かっとなって、前後の見境もなく、相手を殴りつけてしまった」
2021年11月29日
大国民の襟度(きんど)は厳密なる自己批判に始まると言うが、今は極度の自己冒涜が大国民の面目とされている。
2021年11月29日
慣用句を知る豊かな会話や文章表現に強くなる毎日ルンルンスキップしよう\(^o^)/「 前後を忘れる 」( ぜんごをわすれる )ひどく興奮したりショックを受けたりして、その場の状況が正常に判断できなくなる。正体なく酔う意にも用いる。「あまりにもずるい態度に腹を立て、前後を忘れてどなってしまった」
2021年11月29日
6070の尻を結んで、議政壇上に立って嫌味たっぷりの党争語を放つ姿を観た時、いかに贔屓してみても何とも形容しがたい嫌な臭気がする。
2021年11月28日
髪の美しきものは他人の美髪を羨みて我に注意を引き、色の白きものは自ら黒面をののしりて我に視線を奪わんとす。女の自己弁護は常に第二者を犠牲とす。今の代議士は多く女なり。
2021年11月28日
世の万時は弁解せざれば判らざることよりも、弁解すれば判らざること多し。
2021年11月28日
百人の地主を肥やすがために千人の市民を苦めるのを大都市計画とする。
2021年11月28日
腹の中にサナダムシが肥えるとその人は衰弱する。個人があまりに肥え過ぎると国家は常に衰微する。もし利己的に人の生血を吸うて肥えたる害虫が腹中深く潜んでいることを知った暁、一服の殺虫剤を服(の)んで害虫を下ろすの挙は急要な自衛法であらねばならぬ。
2021年11月28日
ファシズムはムッソリーニの手に指導されつつ、ムッソリーニは終いにファシズムの傀儡化して来た。地上のすべては制度とまでなれば必ず創造者を縛り上げるものだ。
2021年11月28日
大学の先生達は町内に在っては多くは不良戸主なり。すこぶる尊敬すべき厄介物なり。
2021年11月28日
柄にもなく政界浄化を叫ぶ人、而してその一身を政界より退くことが何よりも大なる浄化作用なることを知らない。
2021年11月28日
真の経済は「 人を高価に、物を安価に 」することだという。日本ほど人の安い国は世界にまれだと承る。その反対に物は非常に高い。生活必需品すらほとんど世界一的に高い。人の中でも「 女 」の安いことこれまた世界一だという。働いて安いのだ。「 働かないで高い方法 」の秘訣に走るのも当然だろう。経済的にも精神的にも先ず女を高くし男を高くし人間を高くすることが不景気救済の根本条件だとある。
2021年11月28日
金力を散じて暴力を買う。野心を逞しうするためには殺傷あえて辞せざる天下の風潮。上の好む所、下はこれに習はざらんや。正直に真面目に誠実になどもう個人を縛る動力ともならなくなった。
2021年11月28日
大臣2年に市議3年という話がある。それだけ務むればシタタカ金塊が握られるという謎だ。株だの相場だの賭博だの、そんなことはマドロシイ話だ。一獲万金の夢を見ようとしたら、政治道楽にふけるが第一だ。年が年中、甘い酒に酔っ払って、女という女は片っ端から征服して、享楽淫蕩のありったけを尽くして、そして大金が残るのだから豪勢だ。男児生まれて政治家たらざるものは現代のヘマ人間だ、と、鍬を肩にしてくわえ煙草で冷たく笑っている農民の日に焦げた顔が眼につく。
2021年11月28日
「 立憲の常道 」とは炬燵の中で手と手を握って、すました顔で睨み合っていることだ。
2021年11月28日
慣用句を知る豊かな会話や文章表現に強くなる毎日ルンルンスキップしよう\(^o^)/「 千 載 一 遇 」( せんざいいちぐう )( 千年にたった一度しかめぐり会えないの意 )またとない好機に恵まれる様子。「抽選に当たったのを千載一遇のチャンスとばかりに、ヨーロッパ一周旅行に出かける」
2021年11月28日
国民思想が愛国的に急変して来た結果として軍部謳歌の声が朝野に満ちる。自ら所信に忠なる事、素直に殉節する事、断行力に富める事、あくまで真面目なる事、真剣なる事、終始小理屈なき事、思想即実行なる事、一挙一動、国家のためを念としその間も私心私欲のなき事、何と言ってもこれは美徳である。
2021年11月28日
慣用句を知る豊かな会話や文章表現に強くなる毎日ルンルンスキップしよう\(^o^)/「 前座を勤める 」( ぜんざをつとめる )(「前座」は、落語や講談などの席で、まだ終業中の芸人が本番に先立って行う口演 )講演会・発表会などの催し物で、その催し物の中心となるものに先立って自分が何かを演じる」「僭越(せんえつ)ながら私が鈴木博士の講演の前座を勤めさせていただきます」
2021年11月28日
宗教を盛んにしなければ思想は悪化するという。宗教を盛んにする「 から 」思想が悪化するともいえる。教育を盛んにしなければ国家が衰亡するという。教育を盛んにする「 から 」国家が衰亡するとも言える。そのいわゆる宗教とはどんなもの?そのいわゆる教育とはどんなもの?
2021年11月28日
英語で「ひとさし指」はなんて言う? - 記事詳細|Infoseekニュース皆さんは学生時代に英語を勉強したはずなのに、いざとなるととっさに表現が出てこないことはありませんか?この連載では、アメリカで15年間暮らした私が現地で身につけた身近な表現をクイズ形式でお届けします。言葉は生きています。同じ意味でも地域や立場、状況によって様々な言い方がありますし、答えは1つではありま…【全文を読む】
2021年11月28日
9人のものが正義を叫ぶ。残された1人も同じく正義を叫んで抗争する。正義の押売、それが現代地上の表皮だ。何一つとして正義ならぬはないのも妙だ。先ず権力を握るが第一要件だ。権力の下には邪悪でもたちまち正義化する。権力すなわち正義だ。小理屈を言わないで、直ちに事実を視よ。畢竟権力なきものの正義呼ばわりは一つの茶番だ。
2021年11月28日
慣用句を知る豊かな会話や文章表現に強くなる毎日ルンルンスキップしよう\(^o^)/「 前車の轍を踏む 」( ぜんしゃのてつをふむ )(「 轍 」は車の通ったあとに残る車輪の跡。前の人のした失敗と同じ失敗をする。「前車の轍を踏まぬよう慎重にやれ」
2021年11月28日
「 誠意 」をもって尽くしてくれた行為、それが結果から観てかえって思わぬ害毒を蒙ることが多い。ただ理性の批判力が欠けているためで、誠意はあくまでも了とせねばならぬ。つまり怒るにも怒られず、泣くにも泣けない結果を生む。古往今来、人の「 誠意 」によって毒された国家が、社会が、家庭が、個人が、果していかほどあることか?
2021年11月28日
慣用句を知る豊かな会話や文章表現に強くなる毎日ルンルンスキップしよう\(^o^)/「 先 陣 を 争 う 」( せんじんをあらそう )( 敵陣に一番乗りをしようかと争う意から )物事を自分が一番先に行おうと互いに争う。「エベレストを目指して、各国の登山隊が先陣を争った」
2021年11月28日
左右の手は常に別々に動いている。而して右の手は決して左の手に何事をなしつつあるかを知らしめない。そして頭の二個の中心に互いに支配されつつ生活しているのが今の国だ。 人だ。
2021年11月27日
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