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CAPTAIN @ Re:滋賀県彦根市(03/21) >滋賀県彦根市さんへ デマはやめましょ…
滋賀県彦根市@ 滋賀県彦根市 2025年8月1日【午前8時00分滋賀県北西地…
CAPTAIN @ Re:松本さん(03/17) >松本さんさんへ ???
松本さん@ 松本さん 2025年8月5日【大地震発表決定】
CAPTAIN @ Re:昨晩の地震(03/17) >松本さんへ すみません。コメント頂戴…
2012.10.23
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テーマ: 人口減(180)
前の日記に引き続き、今度は福島県内の各地区(福島、郡山、白河、会津、相双、いわき)における人口動態について、みていきたいと思います。
今回紹介するのは、福島地区。まずは、概ね警察署の範囲で人口動態を紹介すると、

◎福島地区
(地区全体)
2009年10月1日  459,634人
2010年10月1日  456,996人 前年比2,638人(0.6%)減
2011年10月1日  449,242人 前年比7,754人(1.7%)減
2012年10月1日  442,373人 前年比6,869人(1.5%)減

(福島警察署…福島市中心部、南部)

2010年10月1日  223,392人 前年比 708人(0.3%)減
2011年10月1日  219,695人 前年比3,697人(1.7%)減
2012年10月1日  216,544人 前年比3,151人(1.4%)減

(福島警察署川俣分署…川俣町)
2009年10月1日  15,834人
2010年10月1日  15,569人 前年比 265人(1.7%)減
2011年10月1日  15,206人 前年比 363人(2.3%)減
2012年10月1日  14,864人 前年比 342人(2.2%)減

(福島北警察署…福島市北部)
2009年10月1日  69,250人
2010年10月1日  69,198人 前年比  52人(0.1%)減

2012年10月1日  67,618人 前年比 614人(0.9%)減

(福島北警察署桑折分署…桑折町、国見町)
2009年10月1日  23,153人
2010年10月1日  22,939人 前年比 214人(0.9%)減
2011年10月1日  22,615人 前年比 324人(1.4%)減


(伊達警察署…伊達市)
2009年10月1日  66,679人
2010年10月1日  66,027人 前年比 652人(1.0%)減
2011年10月1日  64,913人 前年比1,114人(1.7%)減
2012年10月1日  63,673人 前年比1,240人(1.9%)減

(二本松警察署…二本松市)
2009年10月1日  60,635人
2010年10月1日  59,871人 前年比 764人(1.3%)減
2011年10月1日  58,703人 前年比1,168人(2.0%)減
2012年10月1日  57,615人 前年比1,088人(1.9%)減※1

人口の減少が著しいのは、都市部よりもむしろ郊外の方だということがわかるかと思います。確かに2011年には福島市内も激しく人口が減少していますが、その福島市が2012年に多少の回復傾向がみられるのに対して、郊外はほぼ例外なく2011年のペースが2012年も続いている、というか、地域によっては2012年の方が悪化している様相すら伺えます。
福島地区の特色として、他地域に比べて人口数千~2万人程度の小都市の比率が高い※2ことが挙げられますが、これらの町を下支えしてきた果樹栽培(これも福島地区の特色ですね)などの農業、あるいは地場に密着した商工業といった産業が、ひょっとしたら本格的に崩壊し始めているのかもしれません。

※1 福島、福島北両警察署管内の人口は福島市の統計、その他の市町の人口および合計は福島県の統計によるもの。2010年10月1日を除き、合計は微妙に一致しません。あしからず。
※2 参考として、各地区において1945年までに市制および町制施行していた自治体を列挙すると、以下の通りになります。

福島地区 
16ヶ所(福島、飯坂、湯野、瀬上、松川、桑折、梁川、保原、川俣、掛田、藤田、飯野、伊達、月舘、二本松、小浜)
郡山地区
16ヶ所(郡山、本宮、熱海、日和田、富久山、大槻、永盛、須賀川、長沼、三春、小野新町、常葉、守山、船引、滝根、大越)
白河地区
5ヶ所(白河、矢吹、棚倉、石川、浅川)
会津地区
10ヶ所(若松、田島、喜多方、猪苗代、塩川、坂下、野沢、柳津、高田、本郷)
相双地区
8ヶ所(富岡、浪江、新山、広野、中村、原町、小高、鹿島)
いわき地区
11ヶ所(平、小名浜、四倉、湯本、江名、植田、勿来、錦、豊間、内郷、久之浜)

福島、郡山両地区が同数ですが、面積を比較すると福島地区が1,586.02平米、郡山地区が2,116.99平米となるので、福島地区の方が町の「密度」が高くなります。また、1945年当時の郡山市は富久山、大槻、永盛と隣接自治体に「町」が複数あった~要は郡山市中心部をコアとして市街地が連続していた~のに対し、福島市の隣接自治体はすべて「村」。つまり、地区内に薄く広く小都市が分布しているということになります。





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Last updated  2012.10.23 15:33:04
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