CAPTAINの航海日記

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CAPTAIN @ Re:松本さん(03/17) >松本さんさんへ ???
松本さん@ 松本さん 2025年8月5日【大地震発表決定】
CAPTAIN @ Re:昨晩の地震(03/17) >松本さんへ すみません。コメント頂戴…
2013.12.20
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カテゴリ: 野球大好き!
水島新司の漫画「あぶさん」が、来年2月で連載終了となるそうです。
この漫画、初期の頃は良かったんだけど、平成に入ってからはどうにも荒唐無稽というか、主人公の景浦安武がスーパーマンすぎるキャラクターになってしまい(だって40代半ばで三冠王とっちゃうし、62歳まで現役選手だったんですよ!)、正直ついていけませんでした。連載期間が長過ぎた感がありますね。自分より年長の王貞治会長がホークスに在籍している間に連載終了となった点が、救いと言えば救いでしょうか。
でも、ホークスがまだ大阪に本拠地を置いていた頃は、景浦と似た境遇の代打専門の選手(特に山本雅夫の登場率が高かった)とか、スコアラーや打撃投手といった裏方とか、これまで光が当たらなかった人たちをしばしば取り上げてくれていたし、野球人気を底辺で支えてくれた功績はあると思います。「ドカベン」など他の野球漫画もヒットしたことを考えると、水島氏の野球殿堂入りも検討されて良いのではないでしょうか。
ただ、初期においても、選手のえり好みは結構あったかもしれません。先に名前を出した山本とか、景浦と同い年という設定の藤原満、兄弟がジャイアンツの選手で知名度の高かった定岡智秋や河埜敬幸、ニックネームが「ドカベン」の香川伸行、あるいは他球団所属だけど景浦と(作者とも)同郷の今井雄太郎といった選手が頻出していたのに対し、エースの山内新一や打率3割を何度もマークし(近鉄バファローズで)2000本安打を達成した新井宏昌は殆ど出番なし。主砲の門田博光も、1980年代前半までは出番が少なかったように思います。
外国人選手や監督の出番も、極端に少なかったですね。1989年当時ホークスに在籍していたウイリー・アップショーを登場させたら本人からクレームが来たため外国人を描かなくなったという話が伝わっていますが、それ以前から外国人の登場シーンは少なかったですね。ホークスは1981~82年に外国人のドン・ブレイザーが監督に就任しています。ブレイザーは選手やコーチとして長年ホークスを支えていた他、ホークスの監督に就任する直前には阪神タイガースの監督も勤めていた人物ですが、「あぶさん」では殆どセリフなし。そう言えば、この時期のホークスにはカルロス・メイやジム・タイロンといった優良外国人選手も在籍していたけれど、彼らも揃ってほぼ出番なしでした。


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Last updated  2013.12.21 13:15:30
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