CAPTAINの航海日記

CAPTAINの航海日記

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Calendar

Profile

CAPTAIN

CAPTAIN

Comments

CAPTAIN @ Re:滋賀県彦根市(03/21) >滋賀県彦根市さんへ デマはやめましょ…
滋賀県彦根市@ 滋賀県彦根市 2025年8月1日【午前8時00分滋賀県北西地…
CAPTAIN @ Re:松本さん(03/17) >松本さんさんへ ???
松本さん@ 松本さん 2025年8月5日【大地震発表決定】
CAPTAIN @ Re:昨晩の地震(03/17) >松本さんへ すみません。コメント頂戴…
2013.12.21
XML
数日前に書いた こちらの日記 において鉄道の磐越ラインのボロボロぶりを書いたのですが、磐越東西両線にほぼ沿う形でいわき市~新潟市間を結んでいる磐越自動車道に関して言えば、鉄道よりはまだ望みがあるようにも感じます。
事実、高速バスの運行本数(平日)をみると、

いわき⇔郡山間   23往復
いわき⇔福島間   7往復
郡山⇔会津若松間  31往復
福島⇔会津若松間  8往復
(なお、いわき⇔郡山⇔会津若松を通して運行する便も16往復設定されています)
会津若松⇔野沢間  2往復


ただし、この傾向は、福島県内のみを走る便に限定され、福島県内と県外とを結ぶ便は、さほど多くありません。以下列挙すると、

いわき⇔仙台間   8往復
郡山⇔新潟間    2往復
東京⇔会津若松間  11往復(うち2往復は喜多方まで延長運転)
仙台⇔会津若松間  8往復
会津若松⇔新潟間  4往復

といったところでしょうか。郡山市から会津若松市にかけては会津地方にとっての上京時のメインルートになっていることから活発に利用されていますが、それ以外の需要はやや寂しい状況。なお、新潟県内を発着する路線も、上述の路線の他には、

村松・五泉⇔新潟間 7往復
上川・津川⇔新潟間 2往復

といった近距離便しかありません。
惜しいのは大阪・京都と福島・郡山とを結ぶ深夜バス・ギャラクシー号(1往復)で、以前は磐越自動車道経由だったものの、昨年11月より西郷バスストップへの停車を始めたことに伴い東京経由へと改められた模様。また、今年7月から名古屋市⇔郡山間の深夜バス(1往復)も運行を始めましたが、栃木県内(最南端で佐野新都市バスターミナル)にも停車する関係で東京経由で運行されているようです。


水戸⇔仙台間    2往復
大阪・京都⇔仙台間 1往復(ただし12月~3月は東京経由)
仙台⇔新潟間    8往復

といった便が運行されています。
ただし、磐越自動車道を利用しても良さそうなのに利用していない便も、


仙台⇔金沢間    1往復(山形自動車道、国道113号線、日本海東北自動車道などを経由)
仙台⇔富山・高岡間 1往復(同上)

と複数存在するのが気になるところ。このうち名古屋⇔仙台間の便は2011年に北関東自動車道が全通したことにより磐越自動車道経由から経路変更された経緯があり、後二者は山形県庁前に停車する関係でわざわざ国道113号線を経由している次第。
このことから、磐越自動車道は、東北地方と中部地方以西とを短絡するルートではあるものの北関東自動車道と競合関係にあること、また山形県にとっては利用価値が低いインフラであるため仙台市と山形市の結びつきが強固になればなるほど利用される頻度が減少する可能性のあることが、示唆されるかと思います。特に山形県では東北中央自動車道や新潟山形南部連絡道路の建設が進んでおり、仮に完成すると、仙台⇔新潟間および仙台⇔会津若松間の両便が磐越自動車道経由からシフトする可能性があります。磐越自動車道の活性化に際しては、これらライバルの存在や動向を意識する必要が、あると思います。


【2500円以上送料無料】多様化するバス車両 観光バス・高速バス・超大型バス・レトロ調バス・etc./鈴木文彦【RCP】





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2013.12.21 12:25:29
コメント(0) | コメントを書く
[福島・宮城の地元ネタ] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: