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食物アレルギー。この食材は大丈夫だと思っていたのに、その時の体調により、アレルギー症状がでることもありますし、初めての一口で、症状がでることもあります。うちの息子は、初めての一口で症状が出現。アレルギーテストをし、卵、牛乳、小麦粉、そばが陽性で出ました。初めてのアレルギー症状のとき、どれだけどうしようと思ったことか‥慌てて病院に向かったときの、あの不安な気持ち、忘れられません。あのときはまだ対処方法もよくわからず、ただ病院にいかないといけないとしか思っていませんでしたが、知識がもしあれば、もう少し冷静になれたかなと思います。今は保育園でも、これはアレルギー症状かもしれないと思う場面に出くわすこともあります。いざというとき、咄嗟の判断が求められる場面で動けるよう、アレルギーに対する知識は頭に入れていたいなと強く思います。もしものときのために、少しですが、アレルギーが出たときの対処方法について、まとめてみたいと思います。【受診の目安】◎何かを口にして、顔面や口唇のみ軽度の発赤のみでたが、すぐに消退したとき→もし症状が消えても、アレルギーの専門科またはかかりつけ医へ受診をしてください。◎皮膚の発赤や蕁麻疹などの皮膚の症状のみで、元気そうな場合→救急外来に状態を伝え、受診相談をしてください。◎すぐに受診を!救急車をよんでも🆗ぐったりしていて、反応が悪い呼吸が苦しい、ゼイゼイしている顔色、唇の色が悪い我慢できない腹痛がある全身にひろがる蕁麻疹全身が真っ赤強いかゆみがある顔全体が腫れているまぶたが腫れている嘔吐や下痢が2回以上ある全身の症状が2か所以上ある場合全身の症状が1か所であっても強い症状がある場合⚠️救急車を待っている間や受診までの間にできること◎ぐったり、意識もうろうとしている→血圧が下がっている可能性があるので、 仰向けにして、枕などで足を高くする。◎吐き気や嘔吐がある→嘔吐による窒息を防ぐため、体と顔を横に向ける◎呼吸が苦しくて、仰向けになれない→背中をもたれさせるよう座り、安静にする【基本的対処法】⚫︎口の中がイガイガする → 口をすすぐ。水を飲む⚫︎アレルゲンに触った → 手を洗う⚫︎目のかゆみ、腫れ → 洗う、冷やす、点眼する⚫︎かゆみ、発赤、蕁麻疹 → 冷やす⚫︎我慢できる腹痛吐き気目のかゆみ、充血口の中の違和感唇の腫れくしゃみ、鼻水、鼻づまり軽度のかゆみ数個の蕁麻疹部分的な赤み→このような症状の場合は、まず、上記の「基本的対処法」を実施する。安静にし、5分おきに症状を確認する。1時間以内に、症状が改善なければ、受診してください。【こんな時はどうしたらいい?】⚫︎症状がでたときは、携帯などで写真をとっておくと、医師に説明しやすいです。⚫︎経過観察となり帰宅後稀ではありますが、症状が再度出現したり、悪くなる場合もあります。発症から48時間は注意して様子をみてください。⚫︎症状が出現した日は、入浴は控え、シャワーの方を推奨します。(全身が温まることで、蕁麻疹が再燃してかゆくなってしまう可能性があるため)最後に。食物アレルギーをお持ちの方が身近におられ、除去食が必要であったりし、これからを不安に思われている方がいらっしゃるかもしれません。私がずっとそうでした。年齢を重ねるごとに食べれるようになることもあるよとの言葉を信じ、アレルギーの専門医へ通い続け、5歳になるまでには上記の食物は克服しましたが、新たに添加物のアレルギーが見つかり、今もいざというときの薬は手放せない生活は続いています。「みんなと同じものが食べたい」の言葉や、「食べたらアレルギーでるでしょ」と言ってしまったときの息子の表情は、本当に心が痛くなります。しかし、歳を重ねるごとに、自分でも理解をし、これがダメならこれでと、満たし方を工夫できるようになってきました。大人が思っている以上に、子どもは強いなぁと、こちらが教えられた気持ちになります。食物との付き合いは一生になります。これくらいは大丈夫でしょ!ではなく、初めての一口や、体調が優れないときはより慎重に。みなさん、ご安全に、お食事をしてくださいね。
2024.08.29
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「かさぶたくん」この本は、もう何度も借りている本で、子どもたちも大好きな一冊です。子どもたちにとって、すごく身近なかさぶた。すぐ擦り傷を作るので、治ってはできてを繰り返す、不思議な存在のかさぶた。きっと大人になれば、気にもとめないかさぶたを、子どもたちはよーく見ていて、少しずつの変化にも気づき、喜んだり、なんでだろうと思ったりしてるんだろなと思うんです。3歳の息子は、保育園のお迎えのとき、「もうすぐかさぶたが治るから待ってー」と言われ、笑っちゃいました。あと、ついつい剥がしたくなっちゃうかさぶた。剥がしたい気持ちまではわかるんです。だけど、本にもでてくるように、うちの息子も、かさぶた、食べるんです💦えーっってなりました。食べてたんかいって💦剥がしちゃったらどうしてダメなの?大人はダメっていうけど、剥がしたくなるんだよ。そんな子どもの葛藤、こんなふうに思ってたんだよ。そんな小さな心の声に、子どもと一緒に向き合う時間は、なんかいいなって思います。そんなふうに、かさぶたについて、気になるよね、剥がしたくなるよね、食べたことあるよー、と、子どもたちのわかるわかる!が詰まったこの本。医学的なかさぶたの説明も書いてあるので、「はたらく細胞」も好きな息子たちは、この本とはたらく細胞をリンクさせて、体の中のことを少し理解しはじめてるようにも思います。身近だけど、以外と詳しくは知らないかさぶたくん。読んでいると、かさぶたくんが、読む前よりも愛おしくなるかなって思います。親しみやすい絵ですし、読書感想文として、向き合うにもいいかもって思いました。おすすめです♪かさぶたくん (かがくのとも傑作集 わくわくにんげん) [ 柳生弦一郎 ]
2024.08.27
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私の最近の楽しみはヒロアカです♪毎日Amazonプライムで、アニメを1〜3話ずつくらい見るのを楽しみに生きてます笑今は6期まで来ていて、早く続きを見たくてうずうずしています。図書館で本の検索をしていたとき、なんとなく僕のヒーローアカデミアと入力してみたら、なんと一冊だけ検索にひっかかり、図書館でヒロアカ借りれるんやーっとルンルンで借りたのがこの本でした✨アニメも漫画もいいですけど、活字で読むヒロアカも最高でした👍今アニメでは激しい戦いが多めですが(6期なので‥)1年A組が大好きなので、A組の子たちの普段の様子がふんだんに描かれているこの小説、最高でした!参観日、遊園地、スーパーで、普段の様子➕アクシデントに立ち向かうみんなに、アニメでは描かれていない家族との時間に、ずっと、たっのしいなーっと思いながら小説を読みました。イチオシは、アニメよりはっちゃけてる、ブレないもぎもぎ峰田くんです笑あと、常闇くん好きさんは必見です♪他にも、アニメでは見られない一面が色々と描かれていて、一人一人をより知れたり、やっぱりA組はいいなーってなる本でした。調べてみると小説版ヒロアカはまだまだたくさんでているとのことで、もっと読んでみたくなりました😊ヒロアカ好きな方ー!おすすめです♪
2024.08.27
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パッと表紙を見ただけで、あっ!「大ピンチずかん」の人の絵だー!と興味を惹かれた「オバケや」。鈴木のりたけさんの絵、大好きなんですよね✨文 冨安陽子さんは、「やまんばのむすめまゆ」などの絵本を書かれている方で、まゆの絵本も好きなんで、絶対おもしろいやつやん!と、期待しかなく読みましたが、最初から最後までおもしろい絵本でした。おばけやさんが、おばけをつかまえるお話。語り口調も楽しく、昔懐かしい感じもしつつ、絵はすごく親しみやすくて、主人公以外のまわりの人たちや、おばけを捕まえるたくさんのつぼを見るだけでも、もう楽しい✨このつぼでどうやっておばけ捕まえるんやろー?と、興味が湧いて仕方ないページもあり、このページ、大好きです♪憎めないかわいいたくさんのおばけたち。物語には関係ないところにでてくるんですが、「なるほどね」とか、「〇〇だぜ」とかいわせるオバケ、マンガの単行本のならびをバラバラにするオバケなど、何それーって、つい笑っちゃうおばけたちに、愛着しかわかなくなっちゃいます。息子たちもおばけは苦手なのに、食い入るように見ては、おもしろいね、かわいいねと、早く次を読んでーって感じで、あっという間に終わってしまったかんじでした。寝る前に読んでもこわくない。あーおもしかったー!と、気持ちよく笑って読み終える絵本です。おすすめです♪オバケや/富安陽子/鈴木のりたけ【1000円以上送料無料】
2024.08.26
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「繊細さん」とは、HSPと呼ばれ、病気や発達障害とは違い、繊細な気質をもってうまれた人のことです。以前「繊細さん」の本を読み、(6月8日のブログ)自分の繊細な部分も理解し受け止め、行動を変えてみたりすることで、生きやすくなるんだよということを知りました。今回はもう少し、具体的に、実際に繊細さんたちが行っている工夫が知れるということで、「繊細さん」の知恵袋を、読んでみました。うちの息子も、診断を受けたりしたわけではありませんが、繊細さんかなと思っています。息子がぶち当たる悩みは、繊細さんからきていることが多いように思い、もっと繊細さんのことを知りたいと思い、手にとった本でした。繊細さんについて、簡単にですが、本にある言葉をお借りし、息子のことも含めながら、説明できたらなと思います。⚫︎繊細さんは、過剰に刺激を受けやすい。人一倍、よく気がつくぶん、疲れも感じやすい。人より刺激を感じやすいので、興奮して寝つきにくい。感じた刺激を流すために、1人の時間や静かな時間が必要。→息子も自分で思っている以上に、刺激を受けやすく、疲れはあるのに、なかなか切り替えがうまくいかないのか、寝るというか休むことが苦手です。だから、知らず知らずに、疲れやストレスがたまり、不調(頭痛や腹痛)をきたしやすいのかなと思っています。そして、1人の時間、予定のない日は絶対にほしいと言います。友だちは好きなのですが、ゆっくりしたいと言い、側から見ると、何を若いのにそんなこと言ってるんだと思ってしまうのですが、きっと人といると無条件で合してしまうので、想像以上に疲れてしまうんだろうなと思います。⚫︎共感力が強く、他者の意志や気持ちを察しやすい。→息子は、たいていのことは、そうだよねと言います。そのことで本当に子育てはしやすく感じてました。しかし、成長と共に、全部全部を受け止めようとしすぎて、ちゃんとしようとしすぎて、バランスがとれないように今なってきているように思ってます。友達の意見を優先しがちで、後になり僕はこうしたかったという気持ちが残る。親がこうしたほうがいいと言ったことをずっと覚えていて、うまくできなかったら、失敗してしまったと、嫌な思いをさせてしまったんじゃないかと引きづる。過剰に反応し、過剰に人の目や人の思いを気にします。他にも、本には深く本質を考える傾向にある。些細な刺激も、察知する。なども、あげられていました。5人に1人いると言われる繊細さん。少なからず、この気づきすぎる、受け止めすぎてしまう気質にしんどさを抱えている人は多いんじゃないかなと感じてます。どうしたら、生きやすくなるの?その工夫が知りたい。。そんな思いで次々ページをめくりました。一番印象に残った繊細さんの言葉は、「自分を受け入れたら対策しやすくなった」でした。「あれこれ気になりすぎる理由がわかり、心底ほっとしています。気になることは変わりませんが、対策を練りやすくなり、望まない状況を回避しやすくなりました」と、書かれていて、これだって思いました。理解し、対策をとる。生きやすい環境をつくっていけばいいんだと、少し光がさした気持ちになりました。他にも、本には、人間関係について仕事場での工夫など、以前の繊細さんより、具体的なケースでわかりやすく書いて下さっていました。そして、繊細さんだからこそ、より幸せになれる方法も、たくさん書いて下さっています。さて、この本を読み、私も変わらないといけないと心に決めました。改めて今回繊細さんの特徴や、見えている世界を知り、自分が息子に対してこれではいけないなというのがいくつも見えてきました。⚫︎感情的に怒らない。当たり前のことですが、できていませんでした。。疲れていたり、眠たかったり、時間に追われていると、つい感情的になってしまってました。こっちはそこまで怒っているつもりでなくても、私の不安やイライラは、息子には気持ちが落ちつかない要素であり、気を使わないといけない相手になってしまっていたんだと反省しました。自己管理をもっとちゃんとし、自分の気持ちをコントロールできる、穏やかにいれる、私でいないといけないなと思いました。⚫︎これは直した方がいいと思うことの伝え方も、全部全部言ってましたけど、処理しきれてないことにも気づきました。前にも注意されたのに、あれもできてない、これもできてないに、押しつぶされてしまわないように、本当に必要なことだけを伝えていく。うまくできなくても、それでもいいよ、ゆっくりでいいよと、できなかったときのフォローも忘れないでいないと、言いっぱなしではいけないなと反省しました。⚫︎息子らしくいれる1人の時間を、ちゃんと確保する。休みの日も予定を入れがちでしたが、刺激が多すぎても疲れてしまうことを忘れずに、したいことができ、心から楽しい、ほっとする、楽だなと思える時間も大切であることを忘れずにいたいなと思いました。⚫︎否定しない。気にしすぎる気質に、一番どうしようともがいている息子に対し、そんなことは気にしなくていいと言ってしまっていた私は、息子のことを思っているようで、なんの解決にもならないし、気づいてしまうし気になるのにどうしたらいいんだよと、余計に悩ませてしまっていたと、本を読んで気づきました。まだ答えは見つかっていないんですが、気にしなくていいよではなく、見えてる景色を一緒に見、何に困っているのかを、一緒に考え、解決策を考えていきたいと思いました。今回のブログ、ただの私の反省文になってしまってますね💦すみません。。私のように、子どもの繊細さにどう向き合っていくべきか悩まれている方はいらっしゃるでしょうか。自分のことをどうこうするより、子どものこととなると、また違う難しさがありますね。きっと子どもは子どもで、自分の力で、生きやすさは見つけていくんだと思います。その力があることは知っていますし、信じてはいるんですが、何か力になりたい気持ちは消えないんですよね。きっと大きなお世話なのはよくわかってるんですが、私も勉強はしていき、私が変わったほうがいいところは変えていき、何か少しでも、気持ちよく生きていけるようになればいいなって、思いにさせてくれる本でした。繊細さんについて気になるよって方おすすめです♪仕事、人間関係の悩みがスーッと軽くなる! 「繊細さん」の知恵袋 [ 武田友紀 ]
2024.08.25
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「マイコプラズマ肺炎が増えています」とニュースで耳にすることが増えましたね💦今、6週間連続で、患者数も増加傾向で、過去10年で最多ペースになっています。私の職場である保育園でも、マイコプラズマと診断された園児もおり、そのご家族みなさんかかってしまい、しんどい思いをされているのも目の当たりにしました。軽症で済むことも多い病気ですが、適切な治療を受けないと、なかなか咳が止まらずつらい思いをしたり、時には合併症をおこすこともあります。大人の方がかかると、症状が悪化しやすい特徴もあるので、家族間でも感染を広めたくないところです。。マイコプラズマは重症化や合併症併発も、こわいところです。保育園には、基礎疾患がある子どもさんもいるため、広めない努力も必要だなと感じています。もうすぐ夏休みも終わり。子ども同士の関わりも増えますし、何より休みもあと少しだからと、症状は咳だけだから行っちゃおうと外出をしてしまうこともあるかもしれません。ニュースでは、マイコプラズマ肺炎のことを「歩く肺炎」と、言われていました。どこでもらってしまうかわかりませんので、みなさん、手洗い、消毒、マスクなど、感染対策をしつつ、残りの夏休みを楽しんでいただきたいなと思います。少しですが、マイコプラズマ肺炎について、まとめてみます。もしかして‥も思われる方がおられましたら、早めに受診を。みなさん、元気でいてくださいね。【原因】⚫︎マイコプラズマと呼ばれる細菌に感染しておこる呼吸器感染症。⚫︎8割が、14歳以下と子どもが多いが、大人もかかる⚫︎飛沫感染、接触感染により広まる⚫︎冬に感染者数が増えるものの、一年を通して発症する可能性はある。2024年は、夏に大流行。⚫︎潜伏期間は、2〜3週間【症状】⚫︎初期症状 発熱、だるさ、頭痛 ↓3〜5日ほど経ち、咳などの呼吸器症状が現れる。咳は、「乾いた咳」であることが特徴。夜間や朝方に多くなる。熱などの症状は、数日で改善するが、咳は1か月程続くのも特徴。 ➕胸の痛み喉の痛み声のかすれ下痢、嘔吐皮疹など、多岐にわたる症状がでることもある。⚫︎初期症状の発熱だけで、咳がでないケースもある。発症したとしても、全身状態は、そこまで悪くないことも、少なくない。⚫︎重症化喘息や、基礎疾患がある場合、高齢者など重症化しやすい。重症化した場合、細気管支炎を併発し、苦しそうな呼吸になることも。入院治療が必要になるケースもある。⚫︎中耳炎、髄膜炎、肝炎、膵炎、関節炎など、さまざまな合併症をひきおこすケースもある。【検査】⚫︎鼻や喉の粘液、痰を培養してマイコプラズマの有無をみる。⚫︎採血マイコプラズマの抗体の数、CRPや白血球数をみる⚫︎レントゲンやCTで、肺炎の確認【治療】⚫︎マイコプラズマを死滅させる抗菌薬による薬物療法。マクロライド系とよばれる抗菌薬を使うが、マクロライド系が効かないマイコプラズマが多く出現するようになり、他の抗菌薬が必要になることも。⚫︎咳に対し咳止め、熱に対し解熱剤などの対処療法⚫︎脱水予防に水分補給。【予防】⚫︎ワクチンはなし⚫︎手洗い、うがい、消毒、マスク【登園、登校の目安】マイコプラズマ感染は、登園、登校の許可に基準はありません。熱が下がれば受診をし、医師に確認をしてみてください。ただし1週間程は、園や学校を休むのをおすすめします。【大人がかかると】⚫︎子どもに多い病気でしたが、抗菌薬が効かない病原体が現れたこともあり、今では大人がかかることも珍しくない。⚫︎大人のマイコプラズマ肺炎の特徴症状が悪化しやすい痰が増える傾向にあり、乾いた咳→湿った咳に変わる熱が上がったり下がったりする重い肺炎など、重症化しやすい
2024.08.22
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「好き」とは‥好きがある人が、私はずっと羨ましかった人でした。私の近くには、明確な好きをちゃんともっている人が多くて、それを楽しそうに積み重ね、形にしていく姿を、ずっと、かっこいいね、すごいねと、見てるだけの人でした。私は、ただ目の前のことをこなすだけの映画の中の言葉でいうと、透明な人でしかなかったので、そういう人たちに、ずっと憧れてきましたし、それをずっと探し続けてきました。映画ブルーピリオドを見ました。東京芸大を目指す人たちの物語。自分の好きを信じ、貫く人たちの物語。あぁ、いい言葉。忘れたくないなと思う言葉が、たくさんでてきました。好きがある人はいいなと思ってきましたが、好きが明確であればあるほど、想いも強ければ強いぶん、人からの否定や、自分の好きが、世間の正しい、いいねと違うとき、自分の限界や足りなさを感じるとき、こんなにも心をえぐられるような苦しさがあるのかと知り、見ていて苦しくなりました。好きに向き合うことは、自分と向き合うこと。向き合いに向き合って、出した答えこそが自分だから、否定されると、本気だからこそ、真剣だからこそ、傷つくんですよね。私には、才能もないし、好きもわからない。そうやって、向き合ってこなかったのが私です。だから大きく傷つきもしなかったけれど、こんなにも、熱い気持ち、知らずにきました。もったいなかったなと思います。子どもたちには‥なんて、見ながら思ったけど、それは逃げでしかなくて、私は私の人生を、ちゃんと向き合わないといけないなと、心から思いました。「見てくれる人を幸せな気持ちにしたいの」森先輩の言葉。私は、なんのために、ブログを書くんだろう‥と、問いかけながら見ていました。まだまだ装った言葉ばかりだし、薄っぺらいし、人とは違う解釈をしていることも多いと思います。評価をされているわけでもないし、なぜ想いを言葉にし、残しているのか。。好きだから、でした。本を読むことも、本を読んで感じたことに向き合う時間も、私がずっとしてこなかったこの時間は、私に今までなかった世界を教えてくれました。主人公の八虎が、絵に出会ったときのように。私にはなんにもないと思っていましたが、ちゃんと好きはあったし、自信も技術も何もないけれど、これを追い続ける時間は、特別です。だけど、そんな自分主体なことでいいのか?との思いも消えません。誰かを思う、誰かの何かにつながるものを書きたい気持ちも消えません。まだまだ浅く、表面的な、本質がわかっていない状態ではありますが、数を積み重ね、本質とは何かが、わかる人になりたいなと思いました。そして、八虎が、森先輩の絵を見て、心が落ちつくと感じたようなそんな言葉を紡げる人になりたいなと、新しい目標もできました。そして、ゆかちゃん。誰よりも自分の好きに真っ直ぐなゆかちゃんに、苦しくなりました。ありのままで幸せでいてほしいと何度も思いましたし、ゆかちゃんのものを全部捨てたお父さんになんてことをするんだと思いましたが、私が親の立場なら、どこまで理解でき、どこまで応援できるだろうと考えました。私も、息子のすることに、理解できないことたくさんあります。その都度、息子が困らないようにと、正しいを伝えてきましたが、それはゆかちゃんのお父さんとしてることと変わらない気がしました。普通とは何か。正しいとは何か。価値観が違う息子に、人に、私はどうあるべきだろうと考えるました。価値観が違うゆかちゃんを、愛おしく感じたことを忘れず、違うことも、知りたいと思うこと。知った上で、人を傷つけたりすることではないのなら、それもいいねと言える人でいたい。ついつい私の思う正しいを押し付けがちになっていたので、この映画のおかげで、ちゃんと軌道修正しないとと気づかせてもらいました。八虎やゆかちゃんたちのその後はどうなっているんだろう。漫画も読み、もう少し、ブルーピリオドの世界に浸ってみたくなりました。熱い炎が、心にぽっと灯るような素敵な、ほんとに素敵な映画、物語でした。映画、おすすめです♪
2024.08.21
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みなさんは、キャンプはお好きですか?私はキャンプのあこがれを、ずっとあたため続けていました。キャンプっていいなぁと、新しい楽しみとあこがれをくれたのは、ゆるキャン△と、西村キャンプに出会ってからです。本屋さんで衝動買いしてしまった「ゆるキャン△キャンプしよう!ステンレスなべBOOK リンVer. 」宝島社|TAKARAJIMASHA ゆるキャン△ キャンプしよう! ステンレスなべBOOK リンver.リンちゃんとなでしこちゃん、どちらのなべにしようか、本気で何分間も悩み、なでしこちゃんにも後ろ髪ひかれながらも、リンちゃんを選びました。キャンプにいく予定もないのに買ったこの本。家でリンちゃんなべは、るんるんで使っていましたが、やっぱりこのなべをリンちゃんたちみたいに大自然の中で使いたい欲は消えませんでした。そしてついに、先日、初キャンプしてきました♪リンちゃんなべ!大活躍でした✨アニメにもでてくる、あこがれしかなかった「焼き豚まん」。作り方は、バターをとかして、豚まんをやくというものでしたが、気温が暑いのも気になりバターは断念し、アヒージョの後に残るオイルで、豚まんをやくことに。今まで豚まんは、レンジでチンしかしてこなかったので、ふわふわ豚まんしか知らなかったんですが、油多めで焼くと、カリッカリっの揚げ餃子みたいな食感になり、中はジューシーで、最っ高においしい焼き豚まんができました✨アヒージョの油もいつも残りがちだったんですが、綺麗になくなり、一石二鳥でもありました👍他にも、ずっとしてみたかった自然の中でのチャイ。緑いっぱい、空の青さ、鳥や虫たちの声を聞きながらのチャイは最高でした。時計や時間を気にせず、いつもよりちょっと不便なことも、色々工夫をして、楽しいに変えてしまうキャンプ。初キャンプは、火が思うようにつかない、子どもたちが服を濡らしすぎて持ってきたぶんだけでは足りない、など色々アクシデントもありましたが、どれも全部含めて、楽しい時間でした。キャンプに行く前に、わくわくしながら読んだ本はもう一冊あって、それはDAISOで買った「キャンプが100倍楽しくなる CAMP IDEAS」です。100円でこの情報量。初心者の私には、ありがたすぎましたし、見ているだけで、ワクワクをもらえます。燻製の作り方が書いてあり、これもやりたい候補の一つでしたが、今回は断念したので、次のときは絶対したいなと思っています。行く前からも、もう楽しい!それがキャンプなんですね✨テレビで見ているだけでは感じられない素敵な時間を、行く前も行ってからも感じられるキャンプ。より楽しいに変えてくれたこの2冊の本おすすめです♪
2024.08.20
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愛おしい。そんな言葉じゃ足りないくらい語彙力が足りない自分がもどかしいくらい愛おしいが詰まっている物語でした。息子は小学校で先生が読んでくれたことがあるそうで、悲しいんだよと、いうこの本。「木曜日は本曜日」というYouTubeで、上白石萌音ちゃんが紹介もしていたこの本。きつねのぬいぐるみのこんと、あきちゃんという女の子のおばあちゃんのお家にいく物語。道中、色々なピンチがおこりますが、「だいじょうぶ、だいじょうぶ」と、こんはあきを心配させないように、何度も何度も、「だいじょうぶ、だいじょうぶ」と言います。こんだけでなく、あきちゃんも、大好きなこんのために、がんばります。そのあきちゃんのがんばりに、だいじょうぶと言い続けるこんに、なんとも言えないあたたかくて、優しい気持ちが、胸いっぱいに広がります。こんがいなくなってしまったときの寂しさと、どうしていいかわからない気持ちが、息子が先生に読んでもらったときの、この本、悲しいんだよだったのかなと思ったりしました。たしかに、私も小さい頃、そんな言葉では言い表しにくい、寂しいような、悲しいような、どうしたらいいかわからない、すごく不安な気持ちを、いろんな場面で感じていたように思います。大人になると、大抵のことは自分でなんとかできるし、先のことも見据えることができるので、そんな子どものときのような不安感みたいなのは忘れてしまっていましたが、この絵本と息子の素直な感想に、小さい頃のあやふやな言葉にしにくいあの感情を思いださせてもらいました。そして、何よりの魅力は、あきちゃんのなんとも言えない表情や仕草です。この年頃にしか見れないあどけなさ、愛おしさが詰まっています。まだ手の届くところにあるこの愛らしさですが、息子たちが大きくなったとき、またこの絵本で、この表情を見たとき、私は涙してしまいそうです。それは悲しさからではなく、いい思い出であるように、いい年の重ね方を親子共にできているように。私のできることは、こんのように、大丈夫だよと背中をおしながら、子どもと一日一日を大切に、幸せな時間を積み重ねていくことかなと思うので、また笑ってこの絵本に出会えるように、がんばりたいなと思ったりしました。きっと、あきちゃんくらいのお子さんを育てられている方は、大変のほうが多いですよね。毎日、本当におつかれさまです。愛おしいだけでは、やってられない。私も同じです。だけど、今はずっとは続かないと思うので、愛おしい瞬間をたくさん見つけながら、ぼちぼちやっていきたいですね!お子さんにも、大人の方にも、心に残る何かがあるかなと思う一冊でした。おすすめです♪こんとあき (日本傑作絵本シリーズ) [ 林明子 ]
2024.08.19
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この本を読み、1番に思ったことは、今ある当たり前を、当たり前と思っちゃいけないなでした。1880年代のアメリカが舞台の本当のお話。その頃は、図書館は誰もが利用できるものではなく、子どもは入ることすらできませんでした。子どもにとって本が大切だという考えすらなかった時代に、主人公のアンは、子どものために自由に本が読める環境を整えるために、尽力をつくします。女性の立場も弱い時代に、子どものためにと行動したアンのおかげで、たくさんの人の気持ちを動かし、たくさんの分厚い壁を何度も壊して壊して、今ある、誰でも、無料で、たくさんの本に触れられる環境があるのだと知ることができました。図書館には、子どもが自分で手を伸ばせば届く位置にたくさんの本があり、子どもが座りやすい高さの椅子と机があり、気持ちのよい光が入る窓があり、エアコンがきいた涼しくて気持ちの良い環境が整っています。もう見慣れたこの景色も、当たり前なんかじゃないよなって、改めて思いました。誰かのためを思っての工夫と思いやりと、それを当たり前にしてくださった先駆者たちの想いが、今の幸せな時間を作ってくださっているんだと、見える景色が変わってみえてきました。女性はこうあるべき人種の違い貧富の差決して昔の話ではなく、今もなおあるこの問題。この本では深くは触れてはいませんが、本という繋がりで、色々な人はいるけれど、繋がりあえるよと優しく言ってくれているようにも思いました。本が好きな方図書館を身近に利用されている方大きくなったら図書館や本に関わるお仕事がしてみたいと思っている方 など心に残る何かがあるかもって思ったりしました。読書感想文として、図書館や本に思いを馳せてみる時間も、いいかもです。おすすめです♪図書館に児童室ができた日 アン・キャロル・ムーアのものがたり [ ジャン・ピンボロー ]
2024.08.18
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最初にこの絵本を読んだときの感想は、これはあかんやろ‥でした。保育園で先生の言うことを聞かないとおしいれに入れて、ちゃんと考えなさいという流れに、同じ保育園で働く身としては、これは違うやろって思ってしまい、少し抵抗感を感じたのが正直なとこでした。だけど子どもは、この本が好きで、何度も読んでほしいともってくるのです。こわい先生にも、真っ暗なおしいれにも負けず、友達と力を合わせて、想像力もいっぱいに使い、立ち向かう2人の男の子 さとしとあきらの冒険は、こわい気持ちや応援したい気持ちやドキドキで、どんどん引き込まれて、気づくと終わっているような感覚になるんだと思います。おしいれからだしてもらえたあと、少しずつみんなが変わります。自分のことしか考えれなかったさとしとあきらは、手や足を間違って踏んでしまった友達に、心から謝ることができます。ただただよくないことをしたらおしいれに閉じ込めて、ごめんなさいと言えばオッケイと思っていた先生も、それは違うと気づき、おしいれには入れなくなります。こわいが勝ちそうなこの絵本に、なぜ惹かれるのか考えてみました。子どもたちも先生も失敗をしながらも、何が大事なのかに気づき、成長をしていく物語であり、こわいものに立ち向かう強さをもっている、さとしとあきらに惹かれるのかなと思います。子どもにとっては大きな存在である保育者にも、真っ暗やみにも、こわい存在のねずみばあさんにも、友達と一緒なら、立ち向かえる。がんばれる。子どもの本当の強さを知れる物語だからこそ、少し体罰に近い内容が含まれるけれど、もう50年近くも愛されている絵本なのかなと思います。絵本ですが、約80ページとページ数も多く、たくさん字が書いてあるページも多くあるので、保育園での出来事のお話ですが、1人で読むには、小学生くらいのほうがおすすめかもしれません。芦田愛菜さんも、「まなの本棚」で、この本を紹介されているとのことで、多くの人を惹きつける一冊なのだなと思います。こわさの中に何を見つけるか‥きっと強くてあたたかい気持ちに出会えると思います。読書感想文として、じっくりと向き合うにもいいかもって思います。おすすめです♪おしいれのぼうけん (絵本・ぼくたちこどもだ) [ 古田 足日 ]
2024.08.17
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この本を読んでの1番の感想は、この本、家に置きたい!でした。(図書館で借りた本だったので)そして、小学生とかでこの本に出会っていたなら、歴史が好きになっただろうな!でした。みなさんは、歴史の授業はお好きでしたか?私は、日本史も世界史も苦手でした。ただテストのために覚えていただけで、今は全然頭に残っていなくて、もったいないことをしていたなと思うんです。2022年から高校の歴史科目に「歴史総合」というのが、導入されているのはご存知でしたか?私は知りませんでした💦それまで日本史Aと世界史Aに分かれていた近現代を、日本と世界の歴史を一緒に学ぶようになっているとのことで、すごくいいなと思いました。世界で起きていることにより、日本はどう影響を受けたのか、日本の変化も知ることで、現代にも通ずる課題のいきさつなどを知り、自分で考えてみるというのが目的とされているようです。そんな歴史総合を、日本の偉人や歴史人物たち一人一人に焦点を当てて、漫画でわかりやすく書いているのが、この本です。あー聞いたことあるって人ばかり136人の人生を、そのときの世界の背景も含めて書いて下さっています。びっくりしたのは、聞いたことある人たちは、世界と大きく繋がりがある人ばかりだということ。現代よりも簡単ではなかったであろう時代に、世界に目を向け、海外の良いもの、すごいものを日本にも取り入れてもっとよくしようとしてくださった人たちだからこそ、今も名前が残っているんだと思いました。そして、この本のいいところは時系列であること。弥生時代から令和まで、時代にそって歴史上の人物がでてきますが、関連し合っている人たちがたくさんいるんです。〇〇の弟子であったとか、〇〇の意志をうけついでとか、一緒に〇〇をしたなど、そことそこが繋がるのねと、きっと授業では習っているのですが、一気見したからこそ、すっと繋がりました。今では当たり前の法律や憲法など、どれだけの年数をかけて作り、どれだけの人の思いがそこにあったのか、そのことに今も守られている私たちがいるんだなと、歴史人物たちの偉業は、今も私たちの生活に大きく影響してあるのだと、これを読むとひしひしと感じます。戦争がおこる背景にはこんなことが起きていたからなのかなど、それは昔の課題ではなく、今もなおある課題ばかりで、ただの歴史としてではなく、今の私たちも自分ゴトとして考えないといけない課題ばかりだと、改めて思ったりもしました。子どもに何をした人か聞かれても答えれないので、一緒に見よっかーくらいで借りた本でしたが、すごく心に残る一冊になりました。漫画による説明なので、勉強感がなく、楽しみながら、歴史や世界に目を向けることができる、すごい一冊だと思います。おすすめです♪るるぶ マンガとクイズで楽しく学ぶ! 日本の歴史人物伝 (こども絵本[学習まんが]) [ JTBパブリッシング ]
2024.08.16
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読み終わったとき1番に思ったこと「すごく瑞々しい!」でした✨香りや音が、ほんとに感じられそうな表現にびっくりしてしまいます。そして、2度目のびっくりは、この本は高校2年生の方が書かれた本と知ったときです。第11回KOBELKO森の童話大賞 中高生の部金賞作品 をとられたこの作品に、絵本作家さんが挿絵を手がけられて出来上がったというこの絵本!ファンタジーのようで入りこみやすい内容ですが、ちゃんと最後には、主人公の女の子は、夏休みの自由研究の宿題をするんです。そこでいっきに現実感というか、自分ゴトに近くなる感じもまた、すごいなぁと感じます。絵本の内容は、夏休みの自由研究のテーマを探しに森にきた主人公の女の子が、迷子になり、森を彷徨っていると、何やらいい香りがする。その香りがするほうに向かうと、素敵な「森のかをり屋」に出会います。そこで、森のこと、香りのこと、色々教えてもらい‥最後には、宿題の自由研究もちゃんとまとめてあって、現実に戻ってきたかんじで終わります。絵本にでてくるクロモジという香りが気になり、調べてみました。本当にある植物で、最後に書かれている自由研究の内容そのままでした。そんなふうに、ファンタジーなのに、どこか現実なのが、この本のおもしろいところで、森のこと、植物のことを、さぁ勉強しなさい、知りなさいではなく、気になるから知りたいで調べたことは、忘れないんですよね。この本にでてくる植物や香りは、人間のためだけではなく、そこに住む動物たちにとっても、生きるために大切であったり、香りを楽しんでいるんだよと書かれています。木も必要なときは切るよ。だけど一部をまた植え直し、お手入れをしながら、森を守っているんだよと書かれています。同じ内容をテレビで見たとしても、私の場合はですが、そうだよねと思いはするけど、すっと忘れてしまいそうな気がするんです。だけど、瑞々しい言葉に惹かれて読んだ、この本が伝えたい、森や植物をもっと好きになって、大切にしていってほしいなという気持ちは、なんかずっと心に残りそうな気がしました。内容もわかりやすいですし、なにより歳も近い高校生の方が書かれたこの本。身近にある自然の見え方が、読む前と少し違って見えてくる本。自由研究もなんだか、やらされているというより、自分もやってみよっかなと思わせてくれる本。夏休みに読むにはぴったりかなと思ったりしました。素敵な絵本です。読書感想文にもいいかもって思いました。おすすめです♪
2024.08.15
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夏休みでお子さんと過ごされる時間が多く、ご自身の時間がなかなかとれないという方、多いのではないでしょうか?毎日、おつかれさまです。私も仕事以外の時間は絶賛、子どもと共にです♪皆さんは息抜きはどのようにされていますか?私は、朝早く起きての本を読む時間です。今回は、「バナナの魅力を100文字で伝えてください」を読みました。本屋さんで見かけたことあるよって方は、おられるでしょうか?表紙にバナナと題名がドーンと描かせていて、すごくシンプルなんですけど、目を惹くんです!子どもも「あっ!バナナ🍌」と、この本を前にすると言っちゃいます🤭読んでみての結論からいきますと、「伝わる」って、こんなに技術がいるのか!でした。なんなら、こんなに技術というか、法則があったのか!でした。何げなくよく目にしている広告の言葉や、ベストセラーになっている本の題名も、技術がふんだんに詰め込まれていて、だからこそ、インパクトがあり、キャッチーであり、耳にも目にも入ってきて、印象に残っていくんだなと、改めて伝え方って技術がいるものだと知りました。だけど、こんなに大切なこと、今まで教えてもらえる場所も、教えてくれる人もいませんでした。なのでこの本、とっっっても勉強になりました!今まで私は十何年ブログは読む側でした。芸能人や、この方のブログは優しくって好きだなとか、読んでほっとしたり、たくさんの気づきをもらえるブログが好きで、ブログを読むのが日常の一部だったのですが、いざ書く側になると、堅苦しいブログしか書けない自分に愕然としていました。この本めっちゃいいのにうまく伝えれない内容だったり、ネタばればっかのブログは嫌だと思うと自分の感情ばかりになったり。私のブログを今までも読んで下さったことがある方、すみません。。。ダラダラと長く、読みにくい、堅苦しいブログを読んでくださり、本当にありがとうございますっていつも思っています🙏ずっとそんな気持ちが消えなかったので、変わりたいって思い、この本を手に取りました。バナナの魅力を100文字で伝えれるような、わかりやすい伝わる言葉をかける人になりたくて。だけど、バナナは読んでも読んでも出てこないんです笑読む前は、100文字でシンプルにまとめる方法とか書いてあるのかな?ダラダラの文章とおさらばできるかな?と、思いながら手に取りましたが、違いました。「バナナ」の種明かしも、「100文字」という数字の使い方も、「伝えてください」の理由も、最後の最後に、答え合わせのようにでてきます🤭ブログを書く側の方はもちろん、普段の仕事場での雑談や、子どもにこれわかってほしいのに、何回言っても行動が変わらないで何度も言ってるなみたいなことがある方も、すごくためになることが、盛りだくさんでした♪私の中での一番心に残った箇所は、言葉の言いかえる技術のところです。「言いかえワード」がなんと35個と書いてあるのですが、すごいの一言です!同じ物事で、マイナスに捉えがちなことも、言葉一つでポジティブな気持ちにさせてくれる言葉ばかりで、改めて言葉の力ってすごいなって思いました。ちょうど読んでいたとき、マイナスな感情でもやもやしていたので、日記にぶわーっと思いのままの感情を書いたあと、言いかえの言葉を使いながら書いてみると、すごく前向きな気持ちにシフトされました。まだできることあるよなって。なので、言葉とか伝え方とか興味ないよって方も、共感や新しい発見ができるかもって思います。お忙しい毎日だと思いますが、学校とかでは習ったことがない、だけど知ってる方がきっと生きやすくなるそう思える一冊でした。とってもオススメです😊バナナの魅力を100文字で伝えてください 誰でも身につく36の伝わる法則 [ 柿内 尚文 ]
2024.08.14
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本題に入る前に‥皆様、地震の影響は大丈夫でしょうか?大きな揺れを感じた方も多いと思います。私の住む地域でも、県や市から毎日数回地震に備えてくださいとメールがきたりし、今までにない不安を感じています。どうか皆様ご安全にお過ごしください。中村哲さんをご存知でしょうか?中村さんは、お医者さんです。医師としてアフガニスタンで、ハンセン病などで苦しむ方々に寄り添い、たくさんの命を救うなか、飢餓によって次々に命を落とす子どもたちを前に、水がなければ救える命も救えないと干ばつによる砂漠化した土地に井戸を掘り、用水路も作り、水を届けることでもたくさんの命を救った方です。私はこの本に出会うまで、中村さんのことは知らなかったのですが、図書館で少し立ち読みしただけで、続きを読まないといけない、この人のことをもっと知りたいと思い、借りました。立ち読みしたときに心に残った言葉「人は見ようとするものしか見えない」。確かにって思いました。この時期になると、戦争の話がテレビなどでよくされ、目には入るのですが、辛くて、避ける気持ちが大きく、ちゃんと向き合っていませんでした。なので、まずここからと思い手にとったこの本は、たくさんのことを教えてくれました。アフガニスタンの現状。ハンセン病について。平和とは。水の大切さ、命の大切さ、健康でいられることの有り難さ。毎日3食いただけることや家族と一緒に過ごせていることを、何より願っておられるアフガニスタンの方々。今、私の目の前にある当たり前は、全て当たり前ではなくて、感謝すべきことってわかっているのに、日々の忙しさなどよって忘れてしまいがちになってました。だけど、この同じ瞬間でも、世界のどこかでは戦争もおこっているし、大事な人を亡くして悲しんでいる人、痛みにより殺してくれと叫んでいる人、お腹をすかせたり、親をなくして悲しみのなかにいる子どもがたくさんいることを、忘れちゃいけないとひしひしと感じました。つらいなぁで心がいっぱいになる瞬間がたくさんあったのですが、私ができることはなんだろうと、すごく考えました。ちゃんと知ること。向き合うこと。そして子どもたちに伝えていくこと。同じことが起こらないように。当たり前ではなく、感謝するべきことなんだよと。そして、困っている人がいたら、手をさしのばせる自分になりたい。この本は179ページあり、小学校高学年くらいなら読める内容になっているかなと思います。難しい世界の現状や病気についても、ほんとにわかりやすい言葉で書いて下さっています。読書感想文として、向き合うのもいいかもしれないなって思いました。私も子どもたちに、話をしてみたいと思います。そして、世の中のニュースにも、ちゃんと目を逸らさずにいようと思います。「人は見ようとするものしか見えない」この言葉に出会えてよかったです。読み終わったあと、世界が少しかわって見えるんじゃないかなと思います。おすすめです。大地をうるおし平和につくした医師 中村哲物語 [ 松島恵利子 ]
2024.08.09
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こどもの身を守るための本「いやです、だめです、いきません」。図書館の夏休みに読んでみては?の本コーナーにあり、借りてみました。読み終わったあと、ありがとうって思いました。こんなにわかりやすく、大事なことをまとめてくれて、ありがとうございますって、本当に思ったんです。変な人にはついて行っちゃダメだよって、小学生になり、親と離れて行動することが多くなった息子にはよく言ってましたけど、あぶない人ってどんな人なのか?どんなこわいことをしてくるのか?ちゃんと話したことなかったよなって、改めて思いました。この本では、あぶない人はどんな人なのか?どんなふうに声をかけてくるのか?どんな場所にいることが多いのか?声をかけられたらどうしたらいいのか?かわいい親しみやすい絵とシンプルな言葉で、わかりやすく書いてくれています。3歳の息子も興味津々で見ていて、「おかあさんが病院にいっているから車でつれていってあげるよ」などと言われる場面では、「いきません」と自発的に言っていて、こうやって、こんなときどうするって一緒に考えたり、いきませんと言い慣れてないと、とっさのときにすぐに口に出せないよなって思ったんです。この本を読みながら、子どもたちは、ただ遊び感覚で何度も、「いやです、いきません」を口にしていて、まず最初はこれでいいし、なんか変かも?はどんなときかを知ってるか知らないでいるかはすごく大きなことのように思いました。こわい人って、知らない人だけじゃない。いつもは優しくて大好きな先生かもしれないし、考えたくはないけれど親戚の人かもしれない。そんな話を改めてする機会ってなかなかもてないので、この本をきっかけに話ができるだけでも、大事な機会をもらったなと思えます。先日小学生の息子とは、プライベートゾーンについても話をしました。異性との違いも分かりだしているときでもあり、どう伝えたらいいか色々調べて話をしてみました。少し検索しただけでも、教え方などでてきて、とても勉強になりました。自分の体は自分のものであること。水着で隠れる場所以外でも、触られたり見られて少しでも嫌だと思うなら、嫌だと声にだして伝えること。おかしいと思うことはどんなときかなど、被害者にも加害者にもならないように、こういう話って大事だなと思いました。嫌なニュースを聞いたとき、すごく心が痛みます。他人事ではないことだと自覚して、子どもたち自身が自分の身を守れるように、私ができることを一つ一つやっていかないとなって、この本を読んで思いました。読書感想文を書くよってなると、すごく自分ゴトとして考えることになるので、より頭にも心にも残るかもって思ったりもしました。1人でも多くの方の意識が変わるきっかけになったらいいなと思います。すごくおすすめです。『あぶないときはいやです、だめです、いきません』清永奈穂(岩崎書店) 蔦屋家電 ギフト 誕生日 プレゼント
2024.08.08
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昔この物語の映画を見たことがあり、好きだったなぁと久しぶりに手にとり読みました。やっぱり大好きでした。最近は、読めば何かを得ることができそうな本を読むことが多かったのですが、小説に没頭する時間は、幸せでした。子どもが夏休み中なので、仕事ではない日も子どもと共になので、隙間時間を見つけては数ページずつ読むって感じだったので時間がかかっちゃいましたが、少し読むだけでも、気持ちがリセットされ、やっぱり本は楽しいなぁと思う時間でした。この本は、高知県庁に実在するおもてなし課を舞台にした、物語はフィクションのお話です。県の観光発展のため奮闘し成長していく主人公の掛水くんと、まわりで支えたり一緒にがんばっていく魅力的な人たちとの物語で、恋愛要素もあり、自分を見つめ直したくなる言葉もたくさんありの、すごく満たされた気持ちにさせてくれる一冊でした。このお話では、いくらお金をだしても手には入らない、自然豊かな土地、海亀の産卵や日曜市など、地元にいたら気づかない素敵な観光資源がほんとはたくさんあることに気づき、観光客をもてなして楽しませるということをすごく高い水準で行うことで、高知県を盛り上げようと奮闘します。フィクションとのことでしたが、知っている名称があちこちにちりばめられているのと、掛水くんと多紀ちゃんが感じるリアルな感想に、高知県を観光しているような錯覚になり、ちょっとした旅行した気分も味わえちゃいます。こんな人が身近にいたらいいなと思わせてくれる清遠さん。この人の助言は、ささります。「きちんと自覚してプロデュースしたら、すごい武器になる」それは仕事でも、このブログでも一緒のように思えました。このブログは、ただ好きだと思った本や、知っていたら生きやすくなるかも、子どもさんといい時間過ごせるかも、保育園看護師さんが働きやすくなるかも、みたいなことを書いているのですが、まだこの本でいうバラバラな状態かなって思います。ここにきたらなんかいいのに出会えそうって思える場所になれるようにがんばりたいって、そんな気持ちにも、させてもらいました。少し気になり調べてみたんですが、2007年に発足された高知県庁のおもてなし課は、2022年には惜しまれつつ統廃合という形でなくなっていました。しかし、おもてなしトイレやおもてなしタクシーなど、たくさんのおもてなしを掲げ、高知県はおもてなしのイメージが定着したと思う。これからもさらにおもてなしを進化させていきたいと、当時の課長さんが言葉を残されていました。実際の発足のほうが先ですが、有川さんがおもてなし課を舞台に小説にすることでさらに注目が集まり、県や県民の意識も大きく変わったんだろなと思うと、本の力も人の力もすごいなって、改めて思いました。ほんとに素敵な本です!おすすめです♪県庁おもてなし課 (角川文庫) [ 有川 浩 ]
2024.08.07
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先日「ぼくが子どものころ、ほしかった親になる」を読んだとき、また読みたいなとふと思ったのが、この絵本でした。「ずっといっしょ」は、息子のためにはじめて買った絵本です。まだ長男が0歳児だった頃、児童館の先生が読んで下さったこの本。涙をこらえるのが大変だった思い出があります。短い言葉ばかりなのに、こんな親になりたいが詰まっていて、その帰り道本屋さんにいき、この本を探し出し買って帰りました。あたたかい優しい絵と、たった一言、二言ずつなのに、こうありたいが詰まった言葉たち。子どものうれしい、楽しい、悲しい、寂しい、不安、怒り、いたずら心‥そんな気持ちに寄り添う本です。私が小さかった頃、寝起きが悪くて泣いたり怒ったりしたとき、いつもあー嫌だ、だから嫌いやねんみたいなことを親に言われていて、すごくどうしたらいいかわからない気持ちになっていました。ただどうしようもなく悲しかったりイライラしたり涙がでるのに、プラス親に見放されたような言葉が、心にずっと残っていました。この本を読んだとき、こう言ってほしかったんだって、はじめて気がついたんです。「そういうときもあるよね」って。「おちつくまで そばで まっているからね」って。「かなしいときは ないていいんだよずっと ぎゅって していてあげる」って。少し大きくなった子どもに対しても、言ってあげたい言葉もあります。「ときには ぼうけんしてごらんちかくで みていて あげるから」「どうすれば いいのかなって おもうときはふたりで いっしょに かんがえよう」こういう言葉をもった親でありたいなと思います。最後に書いてある言葉「ずっと ずっと いっしょだよ」小さい頃は一緒が多かったけれど、大きくなるにつれて子どもだけで動くことが多くなります。子どもだけの世界が広がっていく。その中ででも、困ったとき、悩んだとき、帰れる場所であれるように、私ができることは、この本の言葉を体現し続けることかなって思うので、この本を時々開きながら、背筋をのばしていきたいと思わせてくれる絵本です。優しい言葉に癒されてみてください。おすすめです♪
2024.08.05
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楽天市場やメルカリで探しても、今は売ってはなかったのですが、もう何年も前に購入し、本棚に眠っていたのを引っ張り出し、久しぶりに読みました。たしか著者の方のブログを読んでいて興味をもち、買ったと思うのですが、かわいい表紙とわかりやすい内容にこれは大事においておこうと決めたのだけは覚えています。この本は薬膳についての本です。薬局で勤務されていた著者の方は、たくさん処方される薬に違和感を覚え、中医学や薬膳に興味をもち、勉強をされた方ということで、同じ頃、私も病院勤務で、この薬は本当に必要なのかと疑問を感じる薬が処方され続けている現状に違和感を感じていました。病院で働いていると、症状ありならこの薬出しておこうが当たり前だったのですが、薬膳の世界には「上工治未病」という言葉があるようで、優れた医者(上工)は、病気になる前に治すという考え方を知り、たしかにそれができるのが一番だよなと思いました。薬膳と聞くと、難しそうとか、少し胡散臭いとか、手に入らない食材ばっかりだろなとか、そんなイメージしかわかなかったのですが、自分の体や心のちょっとした変化を見逃さず、食べ物や食べ方、過ごし方を工夫することで、自分をごきげんにしてあげることだと知り、それなら私にもできるかもと思いました。本にでてくる、その症状ならこんなのを食べたらいいよの食材も、スーパーに売っているものばかりだし、季節に合わせて食べたほうがいい食材は、旬なものばかりなので手に入りやすいものばかりでした。旬のものを食べるのはいいとなんとなくはわかっていましたが、暑い夏には体を冷やす夏野菜を食べることは理にかなっているし、梅雨の時期には体の中にも水も溜まりがちになるので、余分な水をだしてくれる食材、豆類やすいかなどのウリ類など、取り入れるといいよと書いてあり、買い物をするとき少し覚えておこうってなります。ただ少し難しいなと思ったのは、外は暑いけど室内はしっかりエアコンがきいていて体は思っている以上に冷えていること。そういうときは、体を温める食材のしょうがやにんにくやニラやネギなどを取り入れるのがいいようで、料理に少し混ぜたりもしやすい食材ばかりだったので、取り入れてみようってなりました。そんなふうに考えると、薬膳と身構えると難しそうだったのが、楽に生活に取り入れれることばかりで、少し知ってるだけで、家族や自分が少し元気にごきげんでいられるならいいかもって思いました。まだこれは薬膳の入り口なだけで、人に説明できるくらい詳しくなれたわけではないのですが、体と心と上手に付き合っていくうえでは、口にする食べ物や食べ方、過ごし方は、きってもきれない関係ではあるなと思い、難しくは考えず、まずは旬なものを安く手に入れ、体にいいことしてるやんって思いながらおいしくいただきながら、他の本も読みながらもっと勉強して、生活に取り入れていきたいなと思わせてくれる本でした。この本には、他にも、体質チェックの仕方、体質がわかればこんなのを取り入れてみてはどうでしょうみたいな、細やかな説明が書いてあります。季節に合わせたおすすめの食材や、体調不良のときの食べものや食べ方も書いてあり、たくさん勉強になりました。なかなか今は手に入りにくい本なのか?わからないのですが、薬膳の本はたくさんあると思いますので、少し興味あるなって方はぜひ、薬膳の世界も知ってみてください✨知らないことを知るのはおもしろいですね!おすすめです♪
2024.08.03
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夏休みの宿題の大きな壁。読書感想文。息子はこれをすごく嫌がります。後にしよう、明日にしようと、先延ばしにしようとし続けていましたが、なんとか終わらせることができました。本は、「ほねほねザウルス いくぞ!なぞの王国ムシムシランド後編」です。息子が選んだ本なのですが、まさかの後編っと、笑ってしまいましたが、息子にとっては、待ちに待った最新刊で特別大事な本らしく、これなら書けそうというので、よしがんばれと見守りましたが、ほぼ一日かかりました。ここが好き。なんで好きなのかを書いたら?と言っても、なんで?が出てこないのか、言葉にならないのか‥本が好きと考えるは別ものなんだなと、改めて読書感想文の難しさを感じました。ここ最近私自身が本で学んだ、否定しないをしたくて、できるだけ息子の書きたいことを書いていったら、どんどんこの本の内容からは脱線した感想文にはなってしまいましたが、読書感想文として向き合わなかったら、知らなかった息子の一面や思いを知るきっかけになりました。ほねほねザウルスは、冒険と友情のお話だと私は思っているのですが、息子は冒険とかしたいタイプではないと思っていたんです。だからぼくは冒険をしたいですって書いたときにはびっくりしてしまいました。それに、〇〇と一緒に冒険したいと友達の名前を感想文にあげていて、これはありなのか?と思うと共に、なんかうれしくなりました。読書感想文は親の宿題でもあるよねと話題にもなりがちで、親側も身構えてしまうんですが、向き合ったぶん、そんなこと思っていたのか!と新しい一面を知れた瞬間は、何ものにも変え難い喜びになります。なかなか日常で、なんで?を深く、ゆっくり考えることってないと思うんですが、生きていく上で、自分のなかで、なんで?と向き合い慣れていないと、自分が大事にしたいことがわからなくなったり、まわりに流されてしまったりするような気がするので、一年に一回、子どもとなんで?にとことん向き合うこの時間は、大変だけど、大事な時間だなと思いました。本屋さんで並んでいる推薦図書は考えるポイントが多かったり、メッセージ性が高かったりするので、そういうほうが書きやすいんじゃないのかと思っており、ほねほねザウルスは感想文向きではないんじゃないのかって勝手にどこかで思ってしまってましたが、それも偏見だったなと思いました。どんな本でも、文字の少ない絵本であっても、伝えたい何かは必ずあるし、それをうまく言葉にできなくても、子どもはそれをちゃんと受け取ってなんか好きと思っているなら、それで十分なんだろなと思いました。今日は本の紹介というより、読書感想文について書いてしまいましたが、「ほねほねザウルス いくぞ!なぞの王国ムシムシランド後編」すごく好きなお話でした。ずっと好きだったニーナさんが、新しい一歩を踏み出しているのも嬉しかったし、やっぱりほねほねはおもしろいなーと読み終わったら言ってしまうくらい、どの刊をどこから読んでもおもしろいからすごいなといつも思います。今回初めて発売初日に買ったのですが、初版限定特典として、カードやデッキケースもついていて、なんかポケモンみたいやなーと息子はめちゃくちゃ喜んでいました。対戦できるカードらしく、新しいほねほねザウルスの楽しみ方ができるのも新鮮でした。ほねほねザウルス!おすすめです♪ほねほねザウルス29 いくぞ! なぞの王国ムシムシランド 後編 [ ぐるーぷ・アンモナイツ ]
2024.08.02
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「大人こそ絵本を読むべきだと思います」たまたま見た「木曜日は本曜日」というYouTubeで、上白石萌音ちゃんが、言ったこの一言にはっとしました。たしかに。。この前読んだ絵本の中にも、お母さんが子どもに「まだそんな小さい子が読んでそうな本読んで‥」と言われる一コマがあったのですが、大きくなれば文字が多いものを読むものみたいな先入観というか、私もそんなふうに言われた記憶もあるし、絵本は小さい子が読むものだってどこかで思ってしまっていました。けど、そんなことないですよね。大人になってから手にとる絵本は、子どものためにではあるけれど、読み聞かせる私が癒されたり、ぐっときてしまって泣きそうになったり、たくさんの感情や気づきをくれます。上白石萌音ちゃんもおっしゃられていたのですが、小さい頃は主人公の気持ちで見ていますが、大きくなってからはお母さん側の立場になって感情移入をしたり、本は変わっていく私たちに、変わらず寄り添ってくれて、昔とは違うメッセージを届けてくれたりするんだなって、このYouTubeを見て思いました。前置きが長くなってしまいましたが、このYouTubeを見て一番に思い浮かんだのが「たからもののあなた」でした。毎回涙がでそうになって読むのに苦労しますし、子どもも、これは泣きそうになるから嫌っていう本で、私たち親子にとっては、読むのにちょっと心構えがいる本です。けどそれはきっと、お互いがんばっているから染みるんだよねって思うから、特別なとき、そっと開きたくなる本です。お仕事をされていて毎日忙しいおかあさんと、ようちえんのフウちゃんのお話。ようちえんでもおかあさんのことを思っておかあさんの絵をかいたり、おかあさんのお迎えを心待ちにしているフウちゃんですが、仕事が残業になったのかお迎えがおかあさんではなくおばちゃんになってしまい、書いた絵を見せられなくてがっかりしてしまうフウちゃん。がんばってるおかあさんにフウちゃんは、朝ごはんをつくってあげようとしますが‥最後、お互いの気持ちを打ち明けるところ、本当にぐっときます。保育園で働いているからこそ、お迎えを今か今かと待っている子どもたちの気持ちは痛いほどわかりますし、自分の息子たちにも、同じ思いをさせてきていることに、何度迷ってきたかわかりません。子どもの気持ち、親の気持ち、両方わかるからこそ、最後のふたりのおやくそくは特別なんです。この本を読んだあと、私たち親子もいつもぎゅっとします。毎日いろんな気持ちを乗り越えながらがんばっているからこそ、この本が染みて、涙がでるんですよね。それを親子で、いつも私たちがんばってるもんね、かっこいいね、最高だね、また明日もがんばろうねってする日々の積み重ねはきっと、私たちを強く優しくしてくれるんじゃないかなと願いながら、この本をしまいます。今は、フウちゃんど真ん中の私たちですが、息子たちが大きくなったとき、もう絵本を読み聞かせしなくなった頃読むと、私はまた泣いていると思います。忙しくしながらも、毎晩絵本を読んだ今のことを思い。フウちゃんと重ねてしまい涙していた息子を思い出し。何年たっても、この本は私にとって特別なんだろなと思います。とっても素敵なお話です。おすすめです!たからもののあなた/まつおりかこ【1000円以上送料無料】
2024.08.01
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