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今まで当たり前だったことが当たり前じゃなくなったとき、人はなんで変わってしまったんだと怒り、また元に戻るだろうと期待し、変わってしまった今を受け入れなくなってしまうところから始まります。
そこから、どう現実を受け入れ、今までよりもいい景色を見れるとこまでいけるのか‥。
この本の著者の方は、膵臓癌で亡くなられたのですが、最後に私の腫瘍さんへと、腫瘍に対して手紙を残しています。
この手紙がなければ、物語は物語だしな、現実はそんなに甘くないし、なかなか迷路からはでれないよって、少し斜めから見て終わっていたように思うのですが、この物語が伝えたい大事なことを現実に落とし込むとはこういうことかと、はっとさせられます。
私のまわりでも、チーズがいきなりなくなるように、昨日まであった当たり前が変わってしまうことがあります。
地震や事故がおこるかもしれない、いつ健康を脅かされるかもしれない、考えたくないけどそういうふうに考えると、私の目の前には大事しかなくて、当たり前なんて一つもないんだなと気づきます。
この本からは、チーズがなくなったなら、古い考え方にとらわれず、新しいやり方で新しいものを見つけにでる勇気をもとうと言われていると思っていましたが、まずなくなる前に、当たり前を当たり前と思わず感謝し大事にするんだよというメッセージも含まれているように思います。
迷路からの出る方法は、人によるし場合によるから自分で探すんだよと宿題のように残されたように感じるのですが、いつ何かがあっても、変化の時がきたんだねと、心構えがあるだけで違う気がするのでその気持ちだけは忘れず、今ある幸せに感謝し、できることをやっていく。
プラス、新しいやり方はないかのアンテナだけははっていき、人との出会いや新しい知識や価値観をとりいれることは大切にしていきたいなと思いました。
よくない変化はできるだけおきてほしくないし、取り乱さないでいる自信は今も全くありません。
だけど、前を向けるお守りとして、この本は大事に手元においておきたいなと思った本でした。
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