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今週は「男性の健康週間」だそうです。女性の健康について特別にトピックスを取り上げるように、男性にもそれがあることは立ち止まって見直してみるために必要だと感じます。
健康やフィットネスのために【男性がピラティスをするといい理由】
たとえばコアーマッソルを強くする
、 全身のバランスをよくする
など、女性と共通する理由が多いですが、中でも男性が注目するといいのではないか、と思う点をまとめてみました。
関節の可動域(モビリティー)や柔軟性の向上に役立つ
ピラティスは関節の可動域を向上させるエクササイズがたくさんあり、筋力と柔軟性のバランスを図ることができます。男性は筋肉量や筋力を高めることがしやすいため、たとえば筋トレを過度にしてしまった場合十分な柔軟性がないということもおこります。ピラティスは筋肉が固くなりすぎることを防ぐことができます。
外側の筋力が強いのはいいことです。そして大事なのは可動域と筋力のバランスです。いいバランスがあることにより外側の筋力を活用することが可能になるからです。それはなめらかでいい質の動きをおこすことができます。男性アスリートのパワーのある動きが美しいのはこんな理由があると考えます。
柔軟性だけを考えると、女性のバレエダンサーやヨガの行者のように超フレキシブルにいきつきたくなる、ということを時々聞きます。 でもそうなることの利点は何でしょうか?ある程度の自己満足感を得るために非現実的なことをめざす必要はないかもしれません。
健康の問題を改善するきっかけにしやすい
男性はとくに成人男性は運動をする人としない人にはっきりわかれることが多いように感じます。個人的感想ですから本当かどうかはさだかではありませんが。自分の指導経験では日本でもアメリカでも健康問題が深刻になってやっと運動に目を向けるのは男性の方が多いと感じます。
運動を始めるにあたってそれを阻む理由に、腰痛や膝、肩などの痛みがある場合は少なくありません。ピラティスはそれらをケアしながらできるエクササイズです。
ユニバーサルでの例は、腰痛と高血圧のある50代の男性は奥さんといっしょにピラティスを始めて3か月後に腰痛が改善したため整形外科へ行かなくてよくなりました。そしてそれが助けとなり運動と減量へのやる気が高まり10キロやせ血圧も改善しました。
彼は完全に「もとは運動をしない派」です。最初の2か月は「今日は本当にピラティスに来たくなかった、まだやる仕事がある!」とよく言ってました。しかし今はエネルギーを得るためにピラティスをしています。腰が痛くなくなるだけで変われば変わるもの(失礼!)ですね~
また一方たくさん運動をする派の人は 自分の体を調整する機会としてピラティスはその一つの方法になると思います。
多くの男性アスリートが全身の調整とケガの予防のためピラティスを取り入れている
日本ではピラティスをするアスリートは、まだ男性フィギユアースケーターやバレエダンサーに留まっている感じがあります。しかし世界ではプロバスケ 、アメリカンフットボ-ル、テニスなどの男性選手でピラティスをする人が増えてきました。しかし今後は日本でもアスリートトレーニングの向上やピラティスの発展により男性アスリートがピラティスをすることは増えると思います。
プロやトップアスリートに限らず、スポーツ愛好家が楽しくプレーして得点を上げるためにピラティスを活用するといいですね。
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