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2014.02.21
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カテゴリ: ボードゲーム

 海外からまとめ買いしたボドゲの受け渡しがてら、その場でそれらのゲームをいくつかやろうという話になった。まあ当然の流れw 計画段階では「あれとこれやって、ついでにCivでもやりますかー」「いやさすがにそれは無理でしょー」と言ってたが、終わってみれば1つしかプレイできなかったw つなきさん宅をお貸しいただき、つなきさん、いたるさん、タムラさん、私の4人で。

●キャスタウェイ
20140221キャスタウェイ.JPG
 まずは 前回の記事 で紹介したこれから……となったところで、購入者であるタムラさんが懐からおもむろに和訳シールを取りだした。マイナーなゲームだと思っていたが、何とすでに昨年末にはやりこんでいる方がおり、大量のカードを和訳・公開してくれていたのだ。ありがたいかぎり。

世界のボードゲーム:キャスタウェイ Castaways の日本語シール

 ただこのシール、いったんダウンロードしてしまうとシールとカードを対応させるのが極めて難しい仕様になっており、貼るのに大変な時間を要した。ダウンロードした段階で「番号0」とか「キャンプカード」とか分けておけばよかったんだけど、混ぜてしまうとカードを探すのが大変。なにしろ似たような名前のカードが多いのだ。「攻撃を受けている!」と「再び攻撃を受けている!」とか、「怒れる原住民」と「激怒した原住民」とか、同名の「ジャガー」でも強さが5と6で違ったりとかw 各カードの持つ番号が意味を持つので、入れ違いは許されないハードモード。結局4人がかりでシール貼りに1時間半かかったw

 まあ何とか終わり、インストもさくっとすませてプレイ開始。担当キャラはつなきさんがハンター(帰還ロール+1)、いたるさんが医者(トラウマを治療できる)、タムラさんがコック(腐る食料を腐らなくできる)、私がマッチョ(強さ1、活力+1)。得点を失う「幸運」能力持ちはちょっと選びたくなかったのでマッチョにしたが、ここは魚がいっぱい捕れる漁師でもよかったかな。マッチョ選んだならもっと強さが生かせるアクション選ぶべきだった。

 焚き火がないと生存フェイズ中に全員が活力を失うことになるので、まずは誰かが火をおこそうということになった。点火には活力を好きなだけ支払い、1D6ロールでその値以下の目を出さなければならない。

「個人的な得は何もないけど、誰がやる?」
「そりゃ活力が多い人がやるべきだろう」
「ですよねー」

 ということで私がやることに。活力4点払って成功……いきなりキャラクターによるアドバンテージの大半を失ったw 誰かがやらなきゃ全員がじわじわと弱体化していくのに、やった本人に特別な利益は何もないアクション……初っぱなからこのゲーム、実にいやらしいw

 その後、イベントカードの妙で雨がまったく降らず、焚き火が消えることはなかったものの、猛暑でじわじわと活力を削られていくプレイヤーたち。そんな中、漂流者たちは以下のように奮闘した。

・アイテムの「網」(釣りをしたときに得る魚タイル+1枚)を手に入れたいたるさんは積極的に魚を捕りに行き、その結果くらげに刺されるわサメに噛まれるわと存分に釣りの醍醐味を楽しんでいたw あとせっかく見つけた犬(探検時にいろいろ役立つ)に餌を満足に与えることができず、速攻で脱走されてたw

・もとより探検が得意なつなきさんは、生存の足場固めとなる建設や食糧確保にほとんど参加せず、花形アクションの探検ばかり行っていた。いや、それも必要なんですけどね! でも得点もアイテムも得られる探検はやっぱりみんなでローテーションしないとね! 「吹き矢」(探検から帰ったときに食料を得られる可能性がある)などをゲットし、探検に行くたびに“個人的”食料をゲットして帰ってくるつなきさん……ずるいw

・難破船の残骸から「聖書」を拾って読んだタムラさんが、我々の生還に最も貢献した。というかこれがあるとないとでゲームの難易度が「極悪」から「対象年齢8歳以下」になるくらい違うw 見たイベントカードを山の底に沈めることができるので、満たすべき生還条件が分かってしまうのだ。他には何してたかな……せこせこ日記書いてたのは覚えてるけどw

・そして私。焚き火のために活力を支払い、(自分が)生きるために食料を集め(そして失敗し)、(自分のために)羊を捕まえようとし(そして失敗し)……みんなのために頑張ったんだけど、そのため全然得点もアイテムも得られず。これじゃ勝てない……と思ったところで、難破船から「ライフル」を拾う。これでただでさえ高い強さがますます高くなった。しかもイベントにより、野営地には「喧嘩」(強さロールをして勝ったら相手から得点を奪う)が出ている……じゃあやることは1つしかないw

「お前さあ、最近日記ばっか書いてるよな。サバイバルなめてんの?」
「そ、そんなことないっすよ……」
「じゃあちょっとピョンピョンしてみ? ほら見ろ、物語点持ってんじゃねえか。こいつはいただいていくぜ」

 と得点のカツアゲを敢行。これは悪ではない、規律を正すための正義の行いなのだw

 漂流者たちはぎりぎりのタイミングで島のてっぺんに到達し、ゲームは終了に。勝てそうな2人と負けそうな2人に分かれ、負け組だけでは全員敗北に導くことはできず、漂流者たちは無事生還。わずかな得点差でつなきさんが勝利した。タムラさんは最終ラウンドでもう1枚余分に得点タイルを得ることもできたが、そうした場合つなきさんも足を引っ張る側に周り、全員敗北となっただろう。

20140221キャスタウェイ2.JPG
 最終局面。「聖書」の力で最後のイベントカードがこれになっていなければ生還は不可能だった。

 面白い。似たようなテーマの「ロビンソン・クルーソー:呪われた島の冒険」と両方をプレイしたが、どちらも甲乙つけがたい素晴らしさ。協力ゲーや漂流テーマが好きなら両方持ってていいだろう。残念ながら、やはり準協力ゲーとしての欠点である「勝てないなら全員敗北を目指す」プレイを阻止する手段は用意されていない。得点タイルは秘匿情報ではあるものの、得点の幅が小さいので枚数でだいたいの優劣は判断できるし、アイテムによる得点は見えているので、アイテム数が少ないプレイヤーに勝ち目はまずないだろう。かといって完全協力ゲームとしてプレイすると、難易度的にぬるすぎる気もする。「全員に勝ち目を残し、足を引っ張るプレイヤーが出ないようにしつつ単独勝利を目指す」という高度なプレイが要求される分、こちらの方がやや敷居が高いかも。まあきちんとキャラクターに感情移入して「文明から隔離された島でのたれ死ぬくらいなら負けても生還したい」と考えてプレイするのが一番だろうけどねw あとプレイに3時間以上かかった。初回なのでカード内容把握するのに時間かかったせいだが、2回目以降は得点調整のために知恵を絞るだろうから、プレイ時間は変わらないんじゃないかな。けっこうな重ゲーなのでそこはご注意を。






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Last updated  2014.03.07 12:00:14
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