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2007.11.11
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カテゴリ: 子育て・教育
今日は日曜参観日でした。今までの私なら参観が終わったら、すぐに家に帰っていました。でも今年はPTAの実行委員をしているので、参観の後の教育講演会にもおつきあいで出席することにしました。講師は大阪大学人間科学科教育制度研究室の小野田正敏教授、テーマは「学校へのイチャモンのウラにあるもの」

小野田先生は一昨年度あたりからPTA活動に参加されている方々の間では有名な先生です。学校の情報誌を作るときにとてもお世話になったそうです。つい最近までPTAそのものにあんまり興味のなかった私には「誰?」ってかんじでした。先週には講演会の参加者が少ないようなので、PTA委員さんはなるべく出席するように連絡が回ってたので大丈夫かなと思って参加しました。

でも、講演会は滅茶苦茶面白かったです。心に残った言葉はいくつかあるのですが、2つを紹介します。

子どもには3つの間を与えよ。3つの間とは「仲間、空間、時間」です。特に一番与えてほしいのは「時間」だそうです。成長過程の子どもには新しい事ができるようになるまでに時間がかかる。親がやった方が早く、確実にできるのがわかっていても、あえて時間を与えて待ってやる。それが結局は自立への近道だという事。

私は普段車に乗らないので、子どもの送迎は自転車でもバスでも徒歩でも一緒について行くだけで、車で送ってやれないのが可愛そうだなと思いつつも、心のどこかでこうする方が子どもの自立は早いんだと自分に言い聞かせていました。それは間違ってなかったと自信を持てました。息子の担任の先生からも何事も時間がかかっても親は手をださず、見守るだけにしてくださいと言われています。同じことなのでしょうね。

2つ目は「教育は商品ではない」というような話です。普通商品には価格に見合った価値があるのが当然ですが、教育はいくら投資してもそれだけの見返りが必ずあるというものではありません。高い授業料を払っている学校や塾に入れたからといって、全ての子どもが有名大学に行き、上場一流企業に就職するということは現実にはなく、どんな器に入っても子どもをよりよく導くにはどうすればよいか、と常に子どもと向き合うことが大切だということです。

そりゃ、そうですよね~ 現実には○○ちゃんが××塾に行きはじめた。なんて話を聞くと、うちの娘は行かなくて大丈夫なんやろか?と超不安になりますが。うちは娘が自分で「大丈夫、大丈夫。」と言ってるのでとりあえず、頑張って娘の言うことを信じています。「勉強があかんと思ったら、ゆーてや~」っていつでも声はかけてますが。

講演会のテーマは以上2つの言葉よりももっと深い問題です。それは子育ての孤立、苛立ち、自己防衛、自子中心、そして学校へのイチャモンといった事です。よく「最近の親は…」とか「最近の学校は…」と言うような論法で、「誰が悪い」論になってしまうことがあります。でもそれは誰が悪いのでもなく今の社会がそうさせるのであって、親も先生もそして子どももみんな被害者です。そしてそこには必ずといっていいほどコミュニケーションの不足があります。お互いがお互いの事情をよく話合うことでほとんどのトラブルは解決できるということです。子どもの事で何かあったとき、学校や警察や役所や自治会に匿名で苦情を言う前に、まずは子どもと向き合い、子どもの話を聞くことが根本的な問題を解決することへの近道だという事でした。

講演会の最後には昨年の講演会に来られたレモンさん(DJの山本シュウさん)もおみえになりました。あのレモンのかぶりもので… やっぱりすごいノリです。去年講演会に行かなかった事をちょっと後悔。



パーティーの後は某出版社の方、他校のPTA会長などをされている方がこられ、座談会に。こういった活動をまとめた本を企画中なのだとか。要するに取材です。保護者の意見も求められました。みなさん、手をあげてどんどん意見や感想を言われ、私など傍らで聞くので精一杯でしたけど、とっても楽しかったです。こんな経験は日本中探してもそんなにないだろうし、自分のやった事が素直に喜ばれて本当に嬉しかったです。

小野田先生とレモンさんの本を紹介しますね。

悲鳴をあげる学校 小野田正利

レモンさんのPTA爆談
ラジオDJ 山本シュウさんのレモンさん.net





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Last updated  2007.11.11 22:43:13
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