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高校化学で「コロイド溶液」の分野をまもなく授業します。コロイド粒子の利用についていろいろ探っていたところ高い断熱効果のある「エアロゲル」がありました。手に入れて生徒にみせたいと思っています。ネタ元はNIMSのYouTube動画です。未来の科学者たちへ #13 「エアロゲル断熱材」半透明の軽いSiO2構造のコロイド粒子を集めたものです。多孔質で内部の微細な穴に空気が入っています。写真上はエアロゲル上に置いた枯葉をアルコールランプで加熱しても焦げたり燃えたりしない。写真下は粉末状のエアロゲルをまぶした水滴を熱したフライパンに落としても「ジュ―」っといって蒸発しない。今はコロナウイルスの感染を心配して生徒実験ができないので派手な演示で生徒を引き付けようと思います。断熱粒素ヒートカットパウダー300ml(NASA断熱塗料1Lに相当)価格:5803円(税込、送料別) (2020/7/18時点)楽天で購入
2020.07.18
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茨城県つくば市のJAXAの向かいに物質材料研究機構があります。国立研究開発法人「物質材料研究機構(NIMS)」で圧倒的にクリアな原子配列の写真が撮られています。この研究グループ=先端材料解析研究拠点:電子顕微鏡グループの分野・研究対象は以下です。球面収差補正装置を使った、超高空間分解能の電子顕微鏡法の開発。モノクロメーターを使った、超高エネルギー分解能の電子エネルギー損失分光法の開発。高精度高感度な電子顕微鏡による構造解析手法の開発。水溶液等を含む非晶質材料の構造・機能評価。ローレンツ顕微鏡法による、スピントロニクス関連材料の磁区構造評価。Li電池関連材料や元素戦略関連酸化物等の解析。以下、リンクを貼っておきます。物質・材料研究機構NIMS電子顕微鏡グループ下の写真は徹底した振動抑制と収差補正装置(原理わかりませ―ン(;^_^A)の効果です。さらに、電子顕微鏡でうつされた個々の原子を識別することもできます。ぶつける電子ビームのエネルギー損失が個々の原子によって違うことを使っているようです。近年の教科書では、原子の電顕写真がよく使われていますが、今後、もっとクリアな写真が載せられることになりそうです。
2020.07.05
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1学期のまとめ「教材作成・提示編」→2018/7/13ブログここで、使っている授業の中核はiPad-ApplePenです(ソフトはGoodNote)プロジェクターとAnyCast(HDMI出力の画面ミラーリングドングル、下の写真)です。1.安価である。(2000円程度)2.AppleのAirplayで画面をそのままプロジェクションできる Windowsやandroidにも対応しています。3.HDMIケーブルがいらず、無線=Wi-Fiで画像を送れるので、教室を回りながらプレゼンできる。 スマホの画面も送ることができるので、プレゼンも手軽です。4.小さい。ほぼ、プロジェクターと一体化します。この「AnyCast」は2年2ヶ月使ってきましたが、本体とUSB接続部に接触不良が時々起こるようになりました(下の写真の赤矢印)。同僚に話をきくとやはり1年ぐらいで接触不良が起こったとのこと。私のはよくもったほうだと思います。2000円程度で購入できますので、修理に時間かけるより、新しいものを購入しました。2020年版のAnyCast M100 にアップグレード購入です。4K対応版をうたっていますが、それだけCPUが速くなったことを期待しての購入です。表示された画面ディレイも以前より少なくなり、満足して使っています。形状、大きさはM9と同じ。Wi-Fiアンテナの形が少し違ってました。以前なかった取扱説明書(日本語)もついていました。これで、しばらくは授業に支障をきたすことはないでしょう。4K Anycast ドングルレシーバー モード切替え不要 簡単接続 大画面 4K高画質動画転送 ミラーキャストレシーバー ワイヤレス 無線 HDMIアダプター ANYGOLD価格:2150円(税込、送料無料) (2020/7/4時点)楽天で購入ところで、7月になりましたが、勤務校では7月21日から1週間ほど期末試験です。中間試験がなくて試験範囲が広い上に前半ネット授業できっと定着が悪いだろうなぁ生徒の健闘を祈るばかりです。
2020.07.02
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今年は生徒実験ができません。感染予防のため実験机での対面着席が許されません。出来るだけ教室に教材を持っていくのですが手と手を介する、生徒の閲覧もはばかられます。今は、写真とビデオをを中心にモノを見せています。しかし、つまらんなぁ。授業は気体の状態方程式に入りました。現象をたくさん見せたいので、今年も熱気球を上げます。より軽く手抜きしてー熱気球演示実験→PV=nRT2018/11/30ブログ上は2018年の11月の熱気球こちらは、2020年7月1日に予備実験を行ったもの。支えの細いピアノ線で作った輪は同じですが、ほそい工作用アルミ線を中央に1本わたし、軽量化をはかりました。アルミ線の中心に綿をつけ、メタノールをしみこませ、軽く絞って点火するとすぎに浮きます。ダイソーの20Lポリ袋(下写真)は軽くていいのですが、やはり熱に弱い。1回の飛行(30秒くらいかな)でちりめん状に溶けてしまい、毎回取り換えなければなりません。ピアノ線の4か所にセロテープで袋の口を貼り付けているので、取り換えじたいは簡単です。生徒は毎度、面白がりますが、これを気体の状態方程式にこじつけます(笑)。この演示を見てもらって、浮力の説明をし、PV=nRTを使って、何グラムまで持ち上げられるかをレポートで提出してもらいます。
2020.07.01
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