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2ヶ月前のある夕方、チロルが初めてオーストラリアに来てから脱走した。人気のない住宅を探しまわり、一時は諦めて帰宅もした。しかし、約4時間後、私達が近所で車の窓から姿を発見したとき、チロルは自分で踏切を渡り、家路に向かって戻って行った。。 年を経ても相変わらず自立した振る舞いぶりのチロル。所変わっても犬は変わらず。はらはらさせられる事も多かったがその静かな逞しさが微笑ましかった。そんなチロルに脱走数日後、異変が起こった。 チロルが散歩の帰りいつものように機嫌良く家に向かって走っていたら、突然ばたりと私の目の前で倒れ、そのまま約3秒程動かなかった。ビックリして駆け寄り体に触れた瞬間目覚めて、倒れた時の衝撃のせいか、キャイ~ンと2、3度吠えてその後はしばらく落ち着いた。その頃夕方で獣医さんがどうかまだ開いている事を願い、約17キロの中型犬を抱っこして徒歩10分の最寄りの獣医まで向かいました。しかし、あまりの重さに道中まごついていたら、通りがかりの車に乗ったカップルが心配してくれて、病院が開いているかUターンして見てきてくれた。そしたらもう既に閉まってたので翌朝滅多に休まない学校休んで即連れて行った。 翌日検査の予約を取り、早速調べてもらったら、想像はしていたけれどやはり心臓の弁が年の為に上手く機能しなくなってきてるとの事だった。それ以来一生心臓のお薬を続ける事になった。でも、ここだけの話、今は薬の量を半分に押さえている。最初1ヶ月程間違って半量しかあげてなかった錠剤でその間元気に過ごしていた。一生続ける薬だけど今から薬漬けで依存させてしまうのは怖いなぁ、、と、今は自然にまかせ運動を控え安静な生活を第一に心がけている。 もの静かで従順だったからストレスが心臓に来てしまったのかなぁ、等いろんな事に思いがよぎって収まらない。年老いてから異国に連れてきてしまったリスクをしみじみ感じ、今は出来るだけ時間を作って1匹にさせないよう気を使っている。
2012年12月27日
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