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意外なのは、みなさんあまり左手に意識が無いのです。右ききの場合は右手が主で左手が従、陽と陰、何となく左手は右手のアシスタント。でも、はたしてそうなのでしょうか、映画でも主役と脇役は役者によって全然違ったものになりますよね。どちらが本当の主か従かわかりません。例えば、リンゴの皮を剥くのは右手の包丁ですが、大事なのはリンゴのをまわす左手です。お皿を洗うのもそうです。料理人の包丁捌きは見事なものですが、まな板の上での左手は右手に勝る働きをしています。鮨を握る左手もそうですね。武器術も同じで、剣を振るのは左手です。右手で握ってしまっては振れません。杖も右手で振りまわすのではなく、しっかり持つのは左手で、右手は滑らしているだけです。体術もしかり、左手を持たれて技に入るときも、指先をダラ~っとしていてはいけません。左手は、離脱、崩し、投げ、抑え、全てに一所懸命働きます。しかも右手とは別個に働いているのです。ああ、可愛そうな左手。もっと左手を可愛がりましょう。まず意識するところから始めましょう。そうすれば、本来の働きをしてくれるかも知れません(^.^)
Feb 16, 2006
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2ヶ月前くらいから、時折右膝に激痛。先週はさしたる痛みはなかったのですが、どうも具合が悪いので脚が弱っているかと思い、電車では座らずに右足一本で屈伸。一昨日なにげなく見ると見事に腫れていました(逆効果だったか!)。拙い!寄る年波、恐れていた老人性の膝通か?(泣)。早速シップして昨日病院へ行ったら休日につき休み。(あらら、これで来週までガマンです)しょうがない、シップしながら稽古だ。稽古は、私を相手に師匠が繰り出す技を皆が稽古します。膝が痛い、みなさん一度見たら解って下さいと期待しながら、極められ投げられ…。あとは私が教えることになります(身を持って…)。でも有難きかな、動くほどに身体は温まり、膝の痛みは来ませんでした。治ったのかなと僅か期待をしたのもつかの間、今朝は歩いた拍子に軽く痛みが…。シップだ!シップをして今日も稽古だ!
Feb 12, 2006
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邪心は力みを生みます。「こいつをやっつけてやる」とまでは行かなくても、「もうチョット効かせてやろう」「格好良い所を見せてやろう」「よし今度は上手くやるぞ」とか思って稽古をしたことありませんか?これが邪心・邪念なのです。こう云う時って必ず失敗しませんか?この「…とかしてやろう」というのが、気負いとなって、力みを起こします。肩が上がり、息は止まり、腕に力が入り、上体は浮いてしまい見苦しい形になります。とてもお手本の先生の姿とは似ても似つかぬ姿となっています。でも、本人は先生と同じ姿を自分に置き換えています。これが怖いところですね(笑)その醜い姿、姿勢では力は伝わりませんし、技にもなってきません。私も以前、二ヶ条で締めても相手に効かず、「今度こそ」「ちくしょう、これでもか」とやっていた時は、力みの権化で肩にばかり力が入っていました。ところが剣を振り出して少し身体に馴染んできた頃から変わりました。相手をどうしてやろうではなく、力まず剣の素振りのようにただ下ろすだけだと念じてやってみると、相手はストンと崩れました。大きい人も力のある人も崩れました。とろが、もう一度今度はもっと効かせてみようと思った途端ダメになります。…肩が上がります。力みです。昨日出来たのに今日はダメ。20回に1回が10回に1回になり5回3回…にとなってきます。これが稽古なのでしょう。「コツは、剣で斬り下ろすように締める」と言われて、そうかと剣をイメージしてやってもダメなのです。だって剣を振ったことが無いのですから…。身体が理解していないのですから、ダメなのです。そういう意味でも体術にとって武器術は大変有効です。さあ邪心を捨てて先生の力みの無いスーッと行うきれいな姿をもう一度確認して、それを真似ましょう。邪心と力みを捨てて!
Feb 10, 2006
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今朝、駅へ向かって歩いていたら、急に直ぐ後ろで奇声!ドキッとして、身体はビクンと硬直しました。振り向くと、青年がニコニコしながらこちらを見るでもなく通り過ぎます。彼には悪意は無く、そう云うタイプの子だったのです。私たちは、変なそぶりや音の無い者に対しては全く無防備です。でも、これが最近ニュースで良くある通り魔だったら、私は完全に刺されています。今は平和とは言い切れない時代。少し前では考えられないような殺傷事件が後を絶ちません。その昔、刃物を持っているのは当り前の中で、日本人は生きてきました。スキばかりの武芸者は生きていけない時代でした。そんな大時代の話ではなくても、自分の一番傍にいる奴は何をするか解らないぞと云った気構えだけでもあれば、飛び上がるほどの驚きは無いでしょう。自分の身は自分で守ることが大切です。不意をつかれても、来たな!という感じで、身体がすっとゆるむようになりたいものです。
Feb 8, 2006
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センサー機能とでも云うのでしょうか、稽古をしていて瞬間的に「ヤバイ!」と思う時があります。これは、相手や状況によって違います。私は師匠とやっているときがそうで、「ヤバイ!」ランプが点滅しっ放しです(笑)。師匠の場合はランプが点いた途端、激痛が来るので身体が反応しているのでしょう。後輩との稽古でも武器が加わるとランプが灯ります。その身体のサインは、間合いであったり、技を受ける直前であったり、自分の弱い位置を取られたりしたとき等におこります。こんな感覚が多くなったり、広がったりするのが武術の稽古なのかも知れません。力技で強引に相手をやっつける稽古ではなく、センサー(五感)で感じて行う柔かく鋭い稽古をして行きたいと思います。先ずは動物的感覚を取り戻さなければ…。楽しく明るい中にも真剣な稽古が必要ですね。
Feb 1, 2006
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