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久しぶりの雨。博多の町も、梅雨に入ったようで朝から、降ったり止んだりの雨。午前中、博多駅前に用事があって出かけた。用事を済ませた帰り道駅前で信号待ちをしていると背後から「傘やろうか?」という男性の声。振り向いてみると自転車に全財産を積んでいるような様子の使い込んだ紺色の合羽を着たおっちゃんが傘を差さずに信号待ちをしている若い女性に声を掛けていた。「ほれ、女性用のがあるバイ。」と、折り畳み傘を、大荷物の中からゴソゴソ取り出して若い女性に差し出した。いつの間にか、雨は結構な強さで降り出していた。声を掛けられた女性はというと、声を掛けられたことに戸惑い明らかに迷惑な様子で「いえ、大丈夫です!」と言っている。「買わんでいいやん。持っていきなよ。」とおっちゃん。見ると、自転車にはビニール傘や、男性用の傘など他にも何本かの傘が積まれている。「いえ、もうすぐそこまでですから!」若い女性は、声を掛けられたこと自体にも、ストレスを感じている様子。おっちゃんの方を、見ないで一刻も早く信号が変わるのを願っているように雨の中、落ち着かない様子で信号機を見つめていた。信号が変わって、女性は逃げるようにその場を立ち去りまっすぐコンビニに入っていった。「知らない人」と言うだけでなく「ホームレスのような人」に傘をもらうのは、かなり勇気がいるよなあ。彼女の態度は、普通の反応だよなあ。でも私なら、もらっちゃうんだろうな~。お礼を言って名刺なんか、渡しちゃうかもな~。バカだもんなぁ。何となく、あのおっちゃんが寂しい気持ちになったような気がしてちょっぴり気になった。地下鉄で、その女性とは、また一緒になった。おしゃれなTシャツとジーンズの女性の手にはコンビニのビニール傘が。品の良いゴールドで、袋までついていたおっちゃんの折り畳み傘を思い出していた。
2007/06/14
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法人会の女性部会の研修旅行で大分県中津の「八面山金色温泉」というところに行ってきた。→金色温泉会員のほとんどが、社長の奥様方で多少気は使ったものの実に楽しい2日間でした。世慣れた、セレブの奥様方ばかりでそれなりの苦労を乗り越えてきたらしいおば様方はそれぞれに、人生を楽しむ術を知っているし人当たりが良く、何よりも優しい。「先月はね、アラスカに行ってきたの。」「私は、8月には、スイスにいくのよ。」「私も、8月トルコに行こうと思うけど、このプランどう?」「年取ってから、こんなハードスケジュールはだめよ!」「そう?」「オランダがきれいよ。」「オランダは、何年か前に行ったのよ。」「エーゲ海クルーズが、船に乗ってるだけで楽よ。」「クルーズはいいわねえ。」口を挟むのも、あいづちを打つことも出来ない私はただ、ニコニコとお話を聞いておりました。もっともっと、この技に磨きをかけるべきだと実感しました。帰路二日目は、羅漢寺という、有名なお寺にお参り。シーズンオフの平日ということで我ら一行以外には、老人会御一行様ぐらい。静かな古刹をめぐることが出来ました。山の上にある羅漢寺まではリフトで。咲き乱れる南天の花や、緑の木々をのんびり眺めながらのリフトの小旅行(5分ほど)。暑くて日焼けが気になったものの、なかなか気持ちがよくシェイプアップに!と無理をして山道を登らなくて良かった。羅漢寺に向かうリフトを乗る前に禅海和尚のお墓がある「禅海堂」という建物があり青の洞門を30年かけて掘ったという禅海和尚の遺品(実際に使ったノミなど)が展示されておりました。子供の頃に読んだ青の洞門を実際に通ってさらに、実際使ったという道具を見ると何だか不思議な気持ちになりました。羅漢寺は、500羅漢さんでも有名だけれどしゃもじに願い事をかいて納める珍しい願掛けがあって、皆さん家族の分までせっせと書いて、納めておられました。羅漢寺を降りて、麓のおみやげ物屋さんで食事をしていると、羅漢寺のお坊さんから「今日は、大変潤いました。どうぞ麓でも、沢山お金を落としていってください。」と声をかけられたと先輩のお姉さまが、笑っておられました。お坊さん、ナイス!ゆっくりバスで行きゆったりとお風呂に入りたっぷりお食事を頂く楽しい旅でした。宿の「こがね山荘」も素敵でした。夜、思いがけない地震があったことも良い旅の思い出になりました。家族で行ってみたい場所が一つ増えました。
2007/06/07
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カリスマ主婦モデルの黒田知永子氏が離婚していたというニュースを朝からやっていた。勝ち犬だったからこそのカリスマ性が離婚によって損なわれるのでは・・?というようなコメントつきで。「負け犬の遠吠え」によると『現在結婚していない』というのが負け犬の条件らしいので美しく、仕事もバリバリこなし子供を生み育て、親権を持っていたとしても負け犬は、負け犬。離婚したことによる、黒田さんの幸福感や挫折感とはまったく関係がなく、負け犬の分類に入ってしまう。負け犬になっても、彼女は世の主婦層に受け入れられるのか?よけいなことではあるが何となく、今日は一日中気になっていた。カリスマ主婦という言い方自体私自身の多少の嫉妬心も含めて胡散臭いもののように感じていたので家族の中に問題が起きての離婚という結果は「やっぱりな。」という気持ちが強い。本物の良妻賢母は、家庭以外の場所に生きがいを見つけたりはしないものだ。『良妻賢母と言われるようでは、まだまだ。』と、以前読んだ「祇園の真実」という本に書いてあったがその通りなんだろうと、私も思う。「カリスマ主婦」は「良妻賢母」と同じ意味ではないのだろうが主婦=良妻賢母であらねばならないような気持ちになるのはなんでだろうなあ・・。完璧な人間がいないように完璧な子育ても、完璧な主婦も本当はいないはずなのに。ただ、家族のことを、他の何よりも優先できないことで私自身、欠陥人間のような気分になることもありそれこそが負け犬体質なのだ!完璧であるかどうかは問題ではない!と酒井順子氏にズバリ言われてしまうと「参りました!キャイーん。」と、お腹を見せるしかない。黒田さん、あなたもそうだったんですねえ。なにカリスマ主婦なんぞという分けのわからん言われ方なんぞとっとと捨てて、颯爽と、もしくは坦々とこれからの人生を歩んでいってもらいたいと思う。がんばってください。私みたいなオバちゃんにしかも、それほど好意を持ってみてもいなかったオバちゃんに応援されて嬉しいもんでもないとは思うけど。一応、がんばっ♪
2007/06/01
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