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「うちのスタッフがぐちゃぐちゃなんですけど!」「アトピーなんですか?」「感染りますよね?」「?感染るかどうかは診てみないとわかりませんが」「彼が居ないと困るんです!」 更年期障害でプラセンタエキスを打ちに来た近くのビストロのママに相談されましたが、「本人を診ないと何も答えられません」とお答えしたら・・・点滴が終わって診察室に入って来た28才のN君が・・・「今待合でビストロのママに遭ってびっくりしました」「夜のお仕事ってビストロだったのね」「もう辞めるって言ってあるんです」 N君は小1から全身アトピーでステロイド漬けでしたが、4月に職場が(木工→)夜の仕事に変わったら、頭と顔と首がジクジク熱傷状態になってどうしようもなくなって受診しました。 アトピー人生20年目で初めての検査では、IgE:1500、ダニ6(121.0)、HD6(119.0)、犬4、ピティロスポリウム3、カビ2、トリコフィトン2、イネ科2、杉2、ブドウ球菌1、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)、でしたので、殺菌消毒+抗真菌剤+MINO+デカドロン点滴で、やっと、熱傷状態から脱して、来月からの再起(→木工再就職)に向けて頑張ってます。 アトピー+ステロイド皮膚症+リストラ+不慣れな夜のお仕事+マイコプラズマ = 熱傷状態。しょうがないよね、不景気だから。恐い恐い。
2009年06月30日
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「卵だけ除去してます!」「卵以外にもアレルゲンがあると思いますよ」「ブタクサ花粉は検査してください!」「ダニとホコリと食物アレルゲンも検査します」「インタールは飲んだほうがよいでしょうか?」「卵以外も注意すれば効果的でしょうね」 生後5ヵ月から全身アトピーで卵だけ除去中の3才の男の子。昨年秋に鼻炎と扁桃炎で受診した時に、血液検査をお勧めしましたが、断られました。 半年ぶりに顔と耳のガサガサがひどくなって、受診しましたので、お願いして、やっと血液検査をさせていただきました・・・ IgE:110、ダニ3、HD3、卵白2、ピーナッツ2、ブタクサ2、胡麻2、小麦2、バナナ2、ジャガイモ2、サケ2、トマト2、リンゴ2、マグロ2、犬2、卵黄2、大豆1、でした。 前医での血液検査の値は不明ですが、息子のアトピーは時期が来れば治ると思い込んでいた母は、たくさん陽性に出たのでびっくり。 両親が花粉症(ブタクサ?)とのことでしたので、「花粉症もアトピー」「花粉症の人の子供はアトピー」「将来は花粉症決定」「出来れば両親の血液検査」「食事はほどほどでいいけど注意が必要」・・・少しだけ説明をしましたが・・・ 3歳児といえば、食物アレルゲンから環境アレルゲンに移行する年齢で、すでに悪い食べ物をたくさん覚えているし、ある程度体質も悪化しているので(言うことも聞かないし、婆ぁちゃんも居るし)、全く指導に気合が入りません。 とりあえず、「婆ぁちゃんがこの児にバナナ1本食べさせたら」(体重当たりで)「婆ぁちゃんの口にバナナ4本突っ込んでね」とだけお約束をしていただきました。 えっ?、インタールですか?、一応処方しましたが、あまり熱意が感じられないので、きっと内服しないでしょう。両親がブタクサ花粉症ならば、バナナ・メロン・スイカは共通抗原なんだけどね、あまり毒多ぁの説明は聞こえていないようです。退屈退屈。
2009年06月29日
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「全身カビだらけですね」「やっと自分の治療が出来ます」「冷えと疲れとイライラはありましたか?」「家族3人の介護がやっと終わりました」「猫は?」「猫も同時に居なくなりました」 18年前から家族の老々介護ストレスで全身にアトピーが出た、65歳の女性。 介護に疲れ果てて、ただただ、ステロイドを塗るだけの毎日でしたが、家族3人の介護がやっと終わって、自分の皮膚を見たら、赤黒くゴワゴワ変色しているのに気付き、やっと自分の治療を決心して毒多ぁを受診しました。 全身カビだらけでゴワゴワ肥厚苔癬化し、赤や黒に変色しておりましたので、早速、殺菌消毒と抗真菌剤(内服+軟膏)+ラベンダー軟膏+補中益気湯を開始しました。 血液検査では、IgE:1900、トリコフィトン3、ブドウ球菌2、HD2、ダニ2、猫2、カビ2、でした。 18年間、老々介護とステロイドで失われた時間を取り戻すために、エステ亀クリは全力で取り組みます。ご近所様だからね。地域医療地域医療。遠くの人は来ないでね。
2009年06月27日
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「保育園の除去食の診断書ください!」「診断書?」「大豆と小麦を完全に除去してもらいます!」「えっ?どうして?」「大豆と小麦が陽性だから」「他の食物アレルゲンもきっと陽性ですよ」「こんなにたくさん・・・」 2才から全身アトピーの4才の男の子。全身カビだらけに見えましたので、殺菌消毒とお試し軟膏を処方して、血液検査をしたら、小麦と大豆が陽性だったので、G市の山奥のご自宅まで電話をしました。 翌日、血相を変えて「診断書を書いてください」と受診されましたので、聞いたら、保育園で小麦と大豆の完全除去をお願いしたら「診断書が必要」と言われたようです。 除去食は、乳児期(腸粘膜が未熟な時期)に除去して、2才過ぎると、徐々に緩めていくのが普通です。4年間たくさん食べさせていたものをいきなり完全除去なんて、心も体も付いていけるはずがありません。 とりあえず「家庭ではできる範囲で除去」「保育園ではお付き合いで食べる」「食物アレルギーがこわければインタール内服併用」「まず母親が勉強」ということで納得していただきました。 4大アレルゲン以外も追加検査をしたら(IgE:3000、杉6(928.0)、ヒノキ5、HD4、ダニ4、ブタクサ4、ニンニク3、イネ科3、ジャガイモ3、バナナ3、胡麻3、スイカ3、トマト3、ソバ3、小麦3、タケノコ3、キウィ2、大豆2、トウモロコシ2、ピーナッツ2、カビ0、ブドウ球菌0)・・・ たくさん陽性に出ていたので、母親もやるべきことがたくさんあることにやっと気づいたようです。 アトピーは複合汚染だからね。だるま崩しみたいなもんだね。「これだけやっていれば他は関係ないっ!」てのは危険だね。恐い恐い。
2009年06月26日
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「3ヵ月間咳とゼーゼーが治りません」「呼気時が喘鳴で吸気時がラ音です」「喘息ですか?」「感染性の喘息です」「耳鼻科では聴診は・・・」「耳鼻科は外科系だからね」「母親も肺炎で通院中です」「同じバイ菌でしょうね」 3ヵ月前から咳嗽・喘鳴が続いている8ヵ月の男の子。 3ヵ月間内服をしても良くならないと受診しましたが、鼻粘膜と咽頭扁桃の腫脹充血を認め、胸部に喘鳴・ラ音を聴取しましたので、メプチン吸入をしたら、喘鳴は消失してわずかなラ音が残りました。 内服薬を見たら、デカドロン(強いステロイド)、アスベリン(咳止め)、カロナール(解熱剤)、でした。 危険なので、すぐに内服は中止して、抗生剤+オノン+ムコダインに変更したら、すぐに良くなりました。 咽頭培養では、インフルエンザ桿菌(++)と耐性肺炎球菌(++)を検出しました。 ステロイド内服でバイ菌を増やし、熱もないのに解熱剤で喘息にしてしまったのでした。恐い恐い。 えっ?、抗生剤は何を使ったのかって?、初めはクラリスで、感受性検査の結果を見て、途中からフロモックスに変えました。いつものことです。
2009年06月25日
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「5500の次は万でしたか?」「600に下がってました◎」「良かった~」 生後2週間からアトピーの1才の女の子。 生後10ヵ月の検査値IgE:400、卵白5、胡麻4、卵黄3、大豆3、ジャガイモ2、ミルク2、犬1、が、生後1才2ヵ月に、IgE:5500(卵白5、胡麻3、タラ3、サバ3、ジャガイモ3、卵黄3、大豆3、小麦2、HD2、犬1、ミルク1、ヒエ1)に上昇しましたので、「次は1万を超えないでね」と無責任な発言をして母を泣かせてしまいましたが・・・ 生後1才5ヵ月で再検査をしたら、あらあら不思議、IgE:600(卵白5、アジ3、大豆3、小麦2、サケ2、バナナ2、ミルク1)に下がってしまいました。 たった半年の間にIgE:400 → 5500 → 600、こんないい加減な検査に一喜一憂するのは間違いです。 500だろうが5000だろうが50000だろうが、やることは同じです。数値が上昇しないように、じっと耐えていれば、そのうちに体がなんとか耐えられるようになります。 指導は同じ「当科最高値IgE:10万を更新しないでね」。全国的にはIgE:30万が最高値らしいです。恐い恐い。
2009年06月24日
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「全身カビだらけですね」「血液検査してください」「生後6ヵ月1800の10倍くらいでしょうね」「上がるんですか?」「下がったら◎つけます」 生後4ヵ月から全身アトピー性皮膚炎の3才の男の子(生後6ヵ月時のIgE:1800、小麦6、卵白5、胡麻4、米4、大豆4、牛乳4、HD4、卵黄4、ダニ4)。 母に聞いたら、検査後の3年間、全くの自己流の除去食+保湿くらいで、全く医療は受けていなかったようです。 今回は、保育園で指摘されて、検査に来たようです。 3年ぶりの血液検査は、IgE:300、ダニ5、HD5、小麦2、ジャガイモ2、大豆2、卵白2、ピティロスポリウム2、米2胡麻2、カビ2、ミルク1、トウモロコシ1、ピーナッツ1、でした◎ ふつう、努力しないと、生後6ヵ月のIgE値は、10倍くらいまで上昇してしまうことが多いのですが、当科では、みんな、除去食+インタール内服で必死でIgE値の上昇を食い止めております。 自己流で1800 → 300ですか・・・予想では18000だったのに・・・ 母の自己流vs毒多ぁ亀山の常識は、母の自己流の勝ちでした。自己流恐るべし! えっ?、カビだらけはどうしたのかって?、殺菌消毒の指導しましたが、母は医療には消極的で、殺菌消毒はしていないようです。信念の強い人は指導できません。恐い恐い。
2009年06月23日
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「血液検査させてください」「掃除はきちんとやってます」「ピーナッツとバナナ陽性ですね」「食物アレルギーはないって言われてました」「ほどほどでいいから」 乳児期からアトピー・喘息の6才の男の子。1年前から当科に通院をしておりますが、2年前くらいの血液検査(詳細は不明)でダニ・HDだけが陽性だったので、掃除だけはきちんとやっているとのことでした。 1年前から、血液検査をお願いしておりましたが、毎回「大丈夫です」「掃除はきちんとやってます」のお返事でした。 やっと先月、血液検査を承諾してくださいましたが、IgE:1200、ダニ6(140)、HD6(130)、ピーナッツ2、イネ科2、バナナ2、杉2、胡麻1、ヒノキ1、トマト1、でした。 花粉と食物アレルギーはないと思っていた母は、びっくり。「RASTゼロは無いのではなくまだ間に合う」の説明に、またまたびっくり。 これまで、毎週のように通院しておりましたが、ここ1ヵ月くらい来ておりません。 何か、思うところがあったのでしょう。良かった良かった。
2009年06月22日
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「保険証無いの?」「まだ届きません」「とりあえず重曹風呂でもやってみたら?」「私はフライパンの焦げですか?」「血液検査上昇してたらそうだね」「保険証届いたら血液検査に来ます」 乳児期から全身アトピーでステロイド塗布していた25才の女性。全身ガサガサ痒くてどうしようもなくなって、受診しましたが、どう診てもステロイド皮膚症でカビだらけです。 よくよく聞いたら、勤務先の都合で保険証がないとのことでしたので、とりあえず、アトピーの説明と重曹浴を勧めました「保険証が来たら重症かどうか検査に来てね」。 保険証が届いて再診で来たら、開口一番「すごいことになりました」「私はフライパンの焦げでした~」、重曹浴で一気に剥けてかなりきれいになっておりました。 血液検査では、IgE:120、杉4、ヒノキ3、猫2、カビ0、ブドウ球菌0、と低く、もともとのアトピー体質は強くないのに、ステロイドを使い過ぎたのが問題だったようです。 数値が低いので、症状を見ながら適当にやっていれば何とかなりそうです。 現在いろいろお試し中ですが、重曹と桃核承気湯とオイラックスクリームと市販のトフメル軟膏?は合いましたが、毒多ぁ謹製ラベンダー軟膏は合いませんでした。(重曹)+クエン酸浴も悪化しました。 えっ?、クエン酸浴って何だって?、ブログの書き込みに重曹にクエン酸を足すとさらに良いようなことが書いてありました。クエン酸は金属塩(アク)をキレート結合して取り除く働きがありますので、ついついお勧めしましたが、×でした。 アレルギーは10人居れば10人全く違いますので、合うものを探す、合わないものを減らす、という作業は、一生続きます。常識は通用しないね。恐い恐い。
2009年06月20日
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「重曹入れたら悪化しました」「CSや金属アレルギーの人はだめみたいですね」「やっぱりマコモ風呂続けます」 乳児期から全身アトピー+金属アレルギー+化学物質過敏症(CS)の30才の女性。マコモ風呂でかなり改善しておりましたが、最近イネ科花粉と暑さと日光で悪化してきました。 試しに重曹浴をしてみたら、余計、悪化しました。 最近外来で重曹風呂を試していただいておりますが、半数くらいが改善しております。 しかし、悪化した人も3名おりますが、3人とも化学物質過敏症や金属アレルギーを持っております。 普通のアトピーには重曹は有効ですが(簡単で安いしね)、CSや金属アレルギーにはいまいちなようです。 CSや重症アトピー、ステロイド皮膚症には、マコモ風呂のほうが(維持は大変ですが)より確実です。
2009年06月19日
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「3種混合を打ったら腕が腫れました」「家族に金属アレルギーの人は居ますか?」「父親がピアスと漆×です」「将来虫歯作らないようにしてね」 時々鼻炎で来る2才の男の子。3種混合の追加接種をしたら、腕が腫れてしまいました。 3種混合の予防接種液には金属塩(アルミニウム+水銀)が入っておりますので、金属アレルギーの児は腫れることがあります。 5年前までは、水銀の量が多かったので、腫れるのが当たり前(左右交互に接種するのはそのためだね)でしたが、5年前に2つのメーカー(北里と武田)が水銀を抜いた製品(チメロサールフリー)を販売するようになってから、めったに腫れることがなくなりました。しかし、まだ、アルミニウム塩が入っておりますので、時々腫れる児が居ります。 3種混合で腫れた児の今後の指導は・・・まず、家族に金属アレルギーや化学物質過敏症の人が居ないかを聞く。 砂や粘土や絵の具やクレヨンや印刷物は金属塩のカタマリなので、避ける、よく手を洗う。 家庭で金属製品に接触する時間を減らす。 将来歯科治療で悪化する確率が高いので、虫歯を作らないようにする(フッ素もOK)。 えっ?、父親の漆×は関係ないのかって?、ウルシ科のカシューナッツとマンゴーは要注意かもしれません。銀杏はイチョウ科ですが、ウルシオールを含むので関係あるかもしれません。そのうち血液検査して少しずつ指導でしょうね。 えっ?、パッチテストはいいのかって?、父親から先に検査したいですね。
2009年06月18日
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「掌蹠角化症です」「アトピーじゃないんですか?」「パッチテストしてもいいですか?」「・・・してください」「強い金属アレルギーですね」「どうすればいいですか?」「とりあえず歯科医に相談してください」 小学校の頃から手荒れがガサガサひどくてステロイドを塗っていた30才の女性。 手から手首~前腕まで徐々に皮膚炎が拡がり、アトピー性皮膚炎?の診断で、これまでに何件か医療機関を受診しておりましたが、毎回血液検査をされて、IgE:5、RASTすべて0、MASTすべて0、どの医療機関でも、原因不明のアトピーと言われておりました。 昨年夏に毒多ぁを受診しましたので「掌蹠角化症なので、涼しくなったら金属アレルギーの検査をしようね」と説明しましたが、その後受診されませんでした。 4月に、久しぶりに受診しましたので、2回説得したら、やっと検査をさせてくださいました。 前腕の裏側に少しだけ良い皮膚の空間があったので、パッチテストをしたら・・・パラジウム(++)、クロム(++)、金(+)、水銀(+)、白金(+)、スズ(+)、コバルト(+)、フェノール(+)、コールタール(+)、ニッケル(?+)、銅(?+)、亜鉛(?+)、思いっきり金属アレルギーでした。 早速、かかりつけの歯科医に相談していただくことにしました。 アトピーは1型アレルギーです。血液検査(IgE)で陰性なのに重症であることはごくまれです。特に手荒れはアトピーよりも4型アレルギーの接触皮膚炎や掌蹠角化症あるいは掌蹠膿疱症のことが多いので、パッチテストで金属アレルギーや化学物質過敏症の除外診断が必要です。 前腕から指先まで発赤ガサガサ、ボロボロで、20年も耐えていたなんて、すごい忍耐力です。恐い恐い。
2009年06月17日
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「全部喘息の薬ですね」「喘息の薬は効かないんです」「鼻炎ひどいですね」「痰が多くて」「副鼻腔気管支症候群です」「後鼻漏の漢方内服してみたいです」 4・5年前から喘息の診断を受け、1ヵ月前から強い咳嗽と痰が良くならない60才の女性。持参した薬を見たら、メドロール(ステロイド内服)、オルベスコ(ステロイド吸入)、シングレア(喘息予防薬)、ジルテック(抗アレルギー剤)、小青竜湯(水毒の漢方)、どれも全く効かないそうです。 診察をしましたが、特に喘鳴や酸素飽和度の低下はなく、舌浮腫(水毒)もなく、強い鼻粘膜の腫脹と後鼻漏を認めましたので、胸部X線検査をしたら、細気管支にびっちり痰が貯留しておりました。 血液検査では、IgE:23(以前RASTすべて0)、CRP0.07、WBC5000、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。 早速、抗生剤(ジスロマック)と去痰剤(ムコダイン)および消炎酵素剤(レフトーゼ)、後鼻漏の漢方(辛夷清肺湯)を開始しました。 副鼻腔気管支症候群は、鼻汁が副鼻腔ばかりでなく下まで降りて(後鼻漏)、気管支に貯留をしている状態です。 時に喘息と間違われることがありますが、喘息の薬が全く効かないのに何年も通院しているなんて、すごい忍耐力です。恐い恐い。
2009年06月16日
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「耳鼻科の抗生剤で発疹が悪化しました」「両耳とも切開してありますね」「5月に入ってからずっと調子悪くて」「豆食べてないよね?」「チョコと牛乳大好きなんです」「大人だったら12個食べて12本飲んだことに・・・」「え~っ!?」 乳児期から皮膚炎と鼻炎と中耳炎を繰り返している2才の女の子。 昨年秋に受診した時に血液検査を希望されましたが、父が花粉症で母が鼻炎なので、しっかり生活指導して(結局聞いてなかったのね)、血液検査は後回しにしておりました。 その後、鼻炎も皮膚炎もわりと治まっておりましたが・・・3月末に再度血液検査のご要望がありましたので、血液検査をしたら、IgE:4、RASTすべて0、でした。 4月中旬に結果の説明「ゼロだからアレルギーがないとは言えません」「まだ間に合うということです」「ゼロはほどほどの努力でね」「シツケで教育で看病ね」をしましたが(やっぱり聞いてなかったのね)、その後来ないと思ったら・・・ 思いっきり悪化して、両耳とも切開されて皮膚もボロボロになってやってきました。よくよく聞いたら、結果がゼロだったので、安心して、毎日大好きな牛乳3本飲んで、チョコ3個食べていたそうです。 2才までは食物除去が目的ですが、2才過ぎたらシツケで教育で看病です。会話が治療です。みんな一緒に、子供の分は減らしてあげることが大切です。 孫と婆ちゃんの体重が4倍違ったら、婆ちゃんは牛乳12本飲んで、チョコ12個食べる義務があります。婆ちゃんは孫にはお菓子を与えても、絶対に自分は食べません。試しに大人が子供の食べるものを体重当たりで食べたら、3日で具合が悪くなってしまいます。 IgE検査は、危険な検査です。結果が陰性に出て、かえって悪くしてしまうことがありますので、注意が必要です。危ない危ない。
2009年06月15日
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「血液検査してください」「検査結果はゼロの確認・・・」「結果だけFAXしてください」 生後4ヵ月から顔~首発赤ガサガサでステロイド塗布中の10ヵ月の男の子。生後6ヵ月に受診した時に、いかにもアトピー家系と思えましたので(生後2ヵ月で喘息発作、姉鼻炎、父の姉花粉症)、アトピーの説明、授乳中の食事指導+インタール+殺菌消毒、で経過観察としましたが・・・その後受診されませんでした。 4ヵ月ぶりに受診したら、通院している皮膚科では「皮膚が弱いだけ」「ステロイド塗布継続」「食物アレルギーなんて無い」との説明だったので、血液検査をご希望でした。 IgE:138、RASTすべて0、でした。 今のところ結果は(FAXしましたが)聞きに来ておりません。RAST検査で0は、アレルギーが「ないのではなく、まだ間に合う」という説明は、覚えて、いるかな~ えっ?、次回の検査ですか?、当分必要ないでしょう(一応2年以上空けると上昇していることもあるよ・・・とは説明しておりますが)、本当は(検査でひっかかりそうな)家族が検査に来るといいんだけどな~、本人が悪化して再検査に来ないことを祈るばかりです。よくあることよくあること。
2009年06月13日
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「CSが病名になるよ」「どうなるんだろう」「医療現場は大混乱だね」「診断基準もないのにね」 ORTのMさんからメール・・・ 毎日新聞の記事です。医療の現場は混乱をしそうですが…よろしくお願いいたします。 化学物質過敏症>10月から病名登録、70万人救済に道 電子カルテシステムや電子化診療報酬請求書(レセプト)で使われる病名リストに、「化学物質過敏症(CS)」が新たに登録されることが11日分かった。 10月1日付で厚生労働省と経済産業省の外郭団体・財団法人医療情報システム開発センター(東京都文京区)が改訂を予定している。 国が公式にCSの存在を認めるのは初めて。健康保険で扱われる病名はこのリストに連動しており、改訂されれば、自己負担が原則だったCS治療に健保が適用されるため、推定約70万人とされる患者救済の大きな一歩となる。 厚労省にCSを公認するよう求めてきた患者団体・シックハウス連絡会(東京都)によると、同省から今年5月、センターへ病名の登録を要望するように勧められた。6月1日にセンターから「CSを10月1日に採択予定になった」と連絡があったという。 CSの一種の「シックハウス症候群」は既に健保の適用が認められている。しかし、シックハウス症候群がホルムアルデヒドやトルエンなど室内の空気汚染で発症するのに対し、CSは農薬散布やたばこの煙などが原因で室内外を問わない。このため、厚労省は「医学的に統一した見解が確立されていない」として健保の適用を原則認めなかった。 病名リストの改訂は年4回あり、日本医学会が監修する。リストに未記載だと事実上健保扱いにならず、医師はCSに起因する「うつ病」など別の病名で診療報酬を請求し、患者は1回約2万円の治療費を負担してきた。 同省医療課は「病名がリストになければ、レセプトに記載してはいけないとはなっていない。ただリストに載っている病名を使うほうが保険請求しやすい」という。 化学物質過敏症支援センター(横浜市)の広田しのぶ事務局長は「公認は患者の精神的な支えにもなる」と話した。 CSが欧米に20年以上遅れて正式に認知されましたが、日本の医療はまだまだ欧米からは遅れております。設備なし、スタッフなし、診断基準なし、とても70万人のCSには対応しきれません。 そこで・・・毒多ぁが、今、考えたCSの診断基準・・・中華料理の味の素で倒れて救急車に乗せられたことがある、ファブリーズでぶっ倒れて点滴されたことがある、タバコの煙で呼吸困難になったことがある、岩盤浴の電磁波で身体が冷たくなったことがある、寿司はさび抜き、、、えっ?、これってORTのMさんのことじゃないのかって?、内緒内緒。
2009年06月12日
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「パンをやめたら背中のガサガサが治りました」「お母さんイネ科花粉症でしたよね」「国産無農薬小麦のパンだったんです~」「隠れ型だね」「もう少しインタール内服続けます」 生後から全身ガサガサの2才の男の子(IgE:220、RASTすべて0、TARC1300)。 母親が重症アトピー+化学物質過敏症+金属アレルギーでしたので、食べ物は厳選しておりましたが、「ガサガサは小麦」「母がイネ科花粉症があればなお怪しい」と言うのを聞いて、試しに、高級厳選国産無農薬小麦のパンをやめたら、背中のガサガサがすっかり良くなってしまいました。 血液検査で小麦が陰性でも、イネ科花粉症の家系は、やっぱりパンは危険です。恐い恐い。
2009年06月11日
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「2週間前から鼻がグジュグジュです」「お父さんとお母さんは?」「鼻炎です」「アレルゲンは?」「わかりません」「マイコプラズマ抗体(+)です」 生後3ヵ月からアトピーで、卵除去してきれいになった、2才半の男の子(1才時:IgE:15、卵白3、卵黄2)。 2週間前から鼻がグジュグジュして、体中にブツブツが出て、1年半ぶりに受診しましたが、鼻粘膜と咽頭扁桃が真っ赤でしたので、検査したら、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。 1年半ぶりのアレルギー検査では、IgE:26、卵白3、イネ科2、ヒノキ2、卵黄2、杉2、ダニ2、HD1、でした。 両親は重症の鼻炎・花粉症?でしたが、2年前の説明、鼻炎や花粉症がアトピー(1型アレルギー)であることも、将来鼻炎・花粉症になる(アレルギーマーチ)ということも、両親の血液検査をお勧めしたことも、すっかり忘れているようでした。 マイコプラズマのスーパー抗原が、両親の寝ぼけた頭をコツンと覚醒させたのでした。 マイコプラズマでいろいろ気づかされるアトピー家族は連日続出です。恐い恐い。
2009年06月10日
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「ミキティが開業するよ」「本気なんだ」「大変だね」「相当大変だね」 本日の毎日新聞「化学物質過敏症:北里大名誉教授が都内に専門外来」によれば・・・ シックハウス症候群や化学物質過敏症治療の先駆けとして知られる北里研究所病院(東京都港区)の医師、宮田幹夫さん(73)=北里大名誉教授=が17日、東京・荻窪で専門外来「そよ風クリニック」を開業する。 化学物質過敏症の成人患者は推計約70万人。しかし、専門外来がある国内9病院のうち、都内2病院は今年になって休診・縮小しており、宮田さんは「病院数が減っても患者は減っていない。体力の限り続ける」と話している。 化学物質を著しく少ない状態にした専門外来の診察室「クリーンルーム」を99年に設けた北里研究所病院は、今年3月から一般診察室での診療に切り替えた。東京労災病院(東京都大田区)も1月から新患受け入れを中止。 東日本で重症患者が診察を受けられる施設はほとんどなくなった。 設備維持費の負担が大きい割に、問診や検査で診察時間がかかり採算が合わないことや、原因が複合的で対応できる医師が少ないことが背景にある。 宮田さんは、マンションの一室を改造したクリニックに化学物質が極力出ない壁や床、空気清浄機をつけた「準クリーンルーム」を用意。微量の化学物質にも反応し体調を崩す患者の診察には不可欠との信念からだ。 北里研究所病院の勤務も続け、クリニックでの診察は1日8人まで。健康保険の適用はなく、1回1万5000円前後と安くはない。 しかし、問い合わせは関東だけでなく大阪、宮崎、北海道などからある。泊まりがけの患者にも配慮し、月末の土日も開く。家賃や人件費などで採算はギリギリだ。 NPO法人「化学物質過敏症支援センター」(横浜市)によると、化学物質過敏症の相談件数は08年度約1450件で5年前の6割増という。 広田しのぶ事務局長は「予約が半年待ちの病院もある。期待している患者は多い」と話す。 73才でCS外来開業!、頭の下がる思いです。ミキティ頑張って~!ミキティのそよ風クリニック受付ミキティのそよ風クリニック検査室と問診室
2009年06月09日
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「K県K市から来ました!」「???」「ブログ見ました!」「遠方は診ないって書いてありましたよね?」「ブログは全部見たので知ってます!」「・・・」 昨年7月から眼瞼部の発赤が徐々に顔に拡がってきた14才の男の子(IgE:120、ダニ3、HD3、杉2)。毒多ぁのブログを見て突然受診してしまいました。 右鼓膜発赤と鼻粘膜および咽頭扁桃の発赤腫脹を認め、冷えのぼせ+感染性の紅斑のようでしたので、ご希望通り検査をしたら、イムノカードマイコプラズマ抗体(±)~30分後(+)でした。 便秘気味でしたので、駆於血剤(桃核承気湯と桂枝茯苓丸)+ビオフェルミンで毒抜きから始めることにしました(抗生剤のミノペンはお守りね)。 塗るものは、毒多ぁ謹製ラベンダー軟膏とハンガリアンウォーターを処方し、e2wまで購入していただきましたが、全部合わなかったようです(CSあるかも?)。 えっ?、今後どうするのかって?、もうお会いすることもないでしょうが、なかなか改善しなければ、次回は、免疫力を高める補中益気湯あたりでしょうか(引いてもダメなら足すんだね)、それとも家族のアレルギー検査あたりかな(症状なくても検査に出る人もいるからね)?
2009年06月08日
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「I県K市から来ました」「???」「HP見たんです」「ブログですか?」「今朝行ったら開業して居ないって言われて」「県外の方は診ておりませんが・・・」 生後1ヵ月から全身アトピーの4才の女の子。全身ガサガサで、最近脱ステロイド(A県N市の薬局まで行ってワセリン塗布のみ)を試みているようですが、耐え切れず・・・ インターネットであちこち探して、わざわざ受診したNクリニックは、小児科医が退職して開業してしまったとのことです(それで夕方亀クリ受診したのね?)。 どう診てもステロイドでカビだらけでしたが、これまでに、県外まで、あちこちの医療機関にかかってもステロイド軟膏のみで、検査や指導はなかったそうです。 とりあえず、殺菌消毒+毒多ぁ謹製ラベンダー軟膏+桂枝茯苓丸を処方して、血液検査をしました。 4才で初めての検査は、IgE:1400、ダニ6(414.0)、犬6(308.0)、杉3、猫3、トマト3、ジャガイモ2、胡麻2、豚肉2、トウモロコシ2、ソバ2、小麦2、卵白2、大豆1、ミルク1、米1、カビ0、ブドウ球菌0、TARC2300、でした。 犬は以前飼ったけれど、今は居ないですし、カビ・バイ菌が0だったので、何とかなりそうです(食べ物はほどほどで、痒いときはしっかり掻いてね)。 えっ?、トマト(+3)はいいのかって?、トマトはナス科の中でも杉・ヒノキと共通抗原です。杉花粉症の児は、毒トマト(アセチルコリンやヒスタミンなどの仮性アレルゲンを含む)が大好きか大嫌いかのどちらかです。 毒トマトを嫌いならばOKですが、お嬢様はトマトが大好きのようですので減らす必要があります。 えっ?、トマトにはリコピンが入っているから体に良いんじゃないのかって?。嘘です。 毒トマトを鍋で茹でると大量のアクが浮いてきます。あのアクがアセチルコリンやヒスタミンなどの毒です。アクを丁寧に取って、ケチャップやソースにして食べると熱に強いリコピンは残って◎です。 えっ?、掻いて良いのかって?、掻いて剥ける児は治りやすく、掻いてジクジクする児は治りにくいです。 殺菌消毒して、掻き始めたら、どんどん皮膚が剥けてきているようですので有望です。めでたしめでたし。
2009年06月06日
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「保育園でソバ畑を作るそうです」「ソバ陽性だったよね」「ソバは食べさせたことありません!」「ソバ花粉症は聞いたことないな~」「大丈夫でしょうか?」「ソバ(+2)だからそれほど危険ではないと思うけど」「大丈夫でしょうか?」「五平餅でアナフィラキシーもあったしな~」 生後からアトピー・喘息があって、時々外来に来る4才の男の子(亀クリでは検査未実施)。 4ヵ月前の日曜日に五平餅でアナフィラキシーを起こして(何で携帯番号知ってるの?)呼び出されて以来、受診しておりませんでしたが、また、突然電話が来ました。 保育園で「園内にソバ畑を作る」と言われたが、大丈夫か?、とのご質問です。 カルテを見たら、1年半前の「他の医療機関での血液検査」では、IgE:670、ピーナッツ5、HD5、ダニ5、アジ4、タラ4、サケ4、イワシ4、カレイ3、サバ3、マグロ3、杉3、エビ2、卵白2、ソバ2、イクラ2、カニ2、ヒノキ2、オボムコイド2、小麦2、イカ2、卵黄2、タコ2、ホタテ2、大豆1、タマネギ1、アサリ1、でした。 当科では血液検査をしていないので、適当に答えておきましたが、おそらくソバ(+2)くらいでは、危険な症状が起きることはないでしょう。 ソバはタデ科ですが、イネ科と共通抗原に当たりますので、イネ科花粉症の人はソバ花粉症の可能性が絶対ないとは言えません。 しかし、アレルギー血液検査の「花粉」の項目に「ソバ」はありません。 ソバの花は「虫媒花」です。「風媒花」ではありません。飛んできた虫が雄しべと雌しべの間を取り持ちますので、風で花粉を飛ばす必要がありません。おそらく花粉を飛ばすことはないでしょう。安心安心。
2009年06月05日
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「熱と咳で皮膚が痒くなりました」「アトピー+マイコかも?」「旅行に行く前に検査してください」「マイコ抗体(+)です」「旅行に行きます!」 週末旅行に行く予定の3才の女の子。乳児期から背中がガサガサでしたが、3日前から熱38.5℃と咳が出たら皮膚のかゆみが増したので受診しました。 鼻粘膜と咽頭扁桃が真っ赤で、感染が強いうえに、皮膚もアトピーっぽいので、少しだけ説明したら、「ぜひ検査を」と言うので採血したら、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。原因が分かったので、家族は安心して旅行に出かけました。 ついでに行ったアレルギー検査では、IgE:180、ダニ4、HD4、杉3、ヒノキ2、胡麻2、バナナ2、米2、イネ科2、トマト2、卵白2、小麦2、大豆2、ソバ2、トウモロコシ2、ピーナッツ2、雑草1、でした。 母は娘のアトピー体質にびっくり!。 今のところアトピーはごく軽症ですが、マイコプラズマのスーパー抗原(菌毒素)で、隠れていたアトピー体質が引き出されたのでした。 今後、「学校給食をみんなと一緒に食べられる」、「嫁に行くまでにきれいにして良い子を産む」、アトピー人生の始まりでした。家族にはアレルギーは居ないらしいけどね、恐い恐い。またそのうち検査に来てね~
2009年06月04日
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「アトピーがひどくて」「カビだらけですね」「食べるものがないんです」「殺菌消毒とカビ内服してください」「アトピーと食物アレルギーは」「殺菌消毒とカビ内服してください」「食生活は?」「殺菌消毒とカビ内服してください」 20年前から全身アトピーでガサガサの40才の男性。長年ステロイドを塗っておりましたが、どうしようもなくなって、3年前に近医で血液検査をしたら、IgE:16000、小麦3、トウモロコシ2、大豆2、米2、牛乳2、卵白1、でした。 必死で除去食をしたけれども(ピントはずれだね)、どんどん悪化して良くならないので、とうとう毒多ぁを受診しました。 どう診ても全身カビだらけでしたので、殺菌消毒とラミテクト錠を処方して、検査をしたら、IgE:15000、ピティロスポリウム5、ビール酵母4、カビ4、トリコフィトン3、ブドウ球菌3、でした。 アトピー人生20年目で全身重症水虫・インキンタムシの治療開始です。これだけひどければ、もう良くなる以外に変化はないでしょう。めでたしめでたし。 えっ?、今回はカビ・バイ菌以外(食物アレルゲン)の検査はしなかったのかって?、全身カビだらけアレルギーマーチの終着駅到達で、今さらアトピーも食物アレルギーもどうでもいいでしょう。 小児ならともかく、今さら除去食じゃないでしょう、40才のカビオヤジには、カビキラーが効くかもしれません。なんでも、ポイントがずれていると、努力しても得られるものは少ないね。恐い恐い。Dr.亀山の小児科日誌2005年10月29日☆カビには強力カビキラー☆は絶対に!真似しないでください!危険!http://plaza.rakuten.co.jp/yukiouen/diary/200510290000/
2009年06月03日
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「昨年プールのメガネで悪化しました」「アトピーの検査させてください」「アトピーなんですか?」「プールのメガネくらいではならないでしょう」「ステロイドは?」「減らして行きましょう」 生後から全身アトピー(説明は乳児湿疹)でステロイドを塗っている9才の男の子。昨年夏にプールのメガネで目の周りがガサガサし始めたとして受診しました。 9才で初めての血液検査は、IgE:1100、ダニ6(244.0)、HD6(232.0)、ヒノキ4、杉4、バナナ4、猫3、ヨモギ2、胡麻2、ソバ2、トマト2、犬2、ピーナッツ1、TARC560、でした。 アトピーは汚染です。妊娠中にお腹の中で貰った胎毒が、顔→体→四肢、どんどん下がって、2才までに出し終わったら治る、というのが乳児型(時期が来れば治るタイプ)のアトピーです。 成人型のアトピーは、小児期から溜めこんだ毒素(アレルゲン・汚染物質・炎症性物質)が、ある日突然溢れて出る、というものです。下から溜まって、上に溢れますので、2才過ぎて首から上に出ると成人型突入です。 せっかく下がってきた毒素が、昨年8才で目のあたりまで溢れて、たかがメガネの刺激で出てしまったということです。 9才で、IgE:1100が、アトピー治療開始のスタートラインです。 えっ?、何から開始かって?、全部ほどほどです。環境整備と食事制限はできる範囲で、殺菌消毒しながら、ステロイドは strong → medium に。 9才で男の子だからね、適当にやってればなんとかなるでしょう。しかし、乳児湿疹が9才まで長引くなんて(初めっからアトピーなのにね)、恐い恐い。
2009年06月02日
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「MRSAが出たので抗生剤変更します」「どこで貰ったんですか!?」「大きな病院に行きませんでした?」「ずっとお見舞いに行ってました」「家族に調子悪い人は?」「私も2週間前から下痢気味です」「お母さんも抗生剤内服してください」 生後からアトピーで通院中の4ヵ月の男の子。2週間前入浴中に顔色不良があり、その後ポリオを接種してから下痢気味とのことです。 念のために便培養をして抗生剤(ホスミシン)を処方したら・・・MRSA(メチシリン耐性ブドウ球菌)が検出されました。 早速抗生剤を変更して(→バクシダール)、病院にお見舞いに行ったり、医療関係の人はいないか聞いたら、最近ずっと家族のお見舞いに総合病院の病室通いをしていたそうです(そこで貰ったんだね)。 毒多ぁが以前S浜松病院のNICUに勤務していた頃、自分の鼻汁培養をするとMRSAが度々検出されました。抗生剤を使いまくる最先端医療機関では、MRSAはペットのようなものです。小児科医なんて病原体のカタマリです。 健康な人にはMRSAが居ても何の問題もありませんが、弱者にとっては大問題です。 生後4ヵ月の児を連れて重症病棟にお見舞いに通うのは危険です。よくよく聞いたら母も2週間下痢が続いているそうです。早速母にも抗生剤を内服していただきました。 今のところ母子ともに問題なさそうです。めでたしめでたし。
2009年06月01日
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