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12月30日に続いて旅の紹介第5弾。この日の朝はバルドスタのモーテルを出発し、一路アトランタを目指した。最初の目的地は、小説『風と共に去りぬ』の作者のマーガレット・ミッチェルが住んでいたアパートで、現在はマーガレット・ミッチェル・ハウス記念館(Margaret Mitchell House and Museum)として一般公開されている。なお、この日の観光の内容はいろいろと書きたいことが多いのだが、残念ながら字数の関係上、かなり端折らせていただきたい。 20年ほど前の話だが、私は映画『風と共に去りぬ』をレンタルビデオで観て、すっかり魅了されたことがある。その後、映画のビデオやマーガレット・ミッチェルの原作の小説も買い、この作品にはまってしまった。そんなわけで、当時、アトランタに行ってみたいと思っていたのだが、まさか将来自分で車を運転して作者の家に行けるなどとは当時は全く想像していなかった。12月28日にはキーウェストのヘミングウェイの家を見たが、ヘミングウェイの作品は『老人と海』を1度だけ読んだのみで、内容はほとんど覚えていない(笑)。が、マーガレット・ミッチェルに関してはとりわけ思い入れが強かった。 これがマーガレット・ミッチェルの家の外観。残念ながら1996年に火事で損傷を受け、その後修復されたものだが、この場所であの小説が書かれたのかと思うと感慨深い。内部は博物館になっていて、本人が生活していた時の部屋の様子がそのまま再現されていて、本人の机もあった。 ミッチェル女史がどんな景色を見ながら小説を書いたのだろうかと思ったら、現在のミッチェルの家は高層ビルに囲まれており、がっかり名所として有名な?札幌の時計台に近いものがある(笑)。なお、アトランタは黒人人口が非常に多い。もともと、ジョージア州はかつて黒人奴隷で栄えた州で、その辺のところは『風と共に去りぬ』にも描かれているのだが、とにかく黒人が多い。ガソリンスタンドや飲食店の店員、ホテルの従業員、博物館のスタッフなど、私がアトランタで接した人の7割は黒人ではないかと感じたほどに多い。特にホームレスは9割以上が黒人と思えるほどで、アトランタの社会問題というものを見せつけられた。 次に向かったのが同じくアトランタ市内にあるジョージア水族館(Gergia Aquarium)という、世界最大級の水族館だ。かなりの内陸部なのに、これほど巨大な水族館を作るのは大変だったのではなかろうか。ただ、ここに到着したのが午後3時ごろで、この日は大晦日のために午後4時で閉館になるとのこと。しかも、入場料が28.95ドル(税抜、約3440円)と高い(笑)。が、せっかく来たのだからということで、高い入場料(失礼)を払って中へ入った。すると、大晦日ということもあってか、高い入場料にもかかわらず館内は多くの観光客でごった返していた。ただ、早々と営業終了した場所もあり、時間の都合でゆっくりと見られなかったのが残念。しかし、アメリカ内外の大勢の観光客に交じって中を見て回るのは非常に楽しかった。 次に向かったのがワールド・オブ・コカコーラ博物館(World of Cola-Cola)だ。あのコカコーラ社の本社はアトランタにあり、その直営の博物館である。実はジョージア水族館の真向かいにあり、こちらも大勢の観光客で大盛況であった。博物館というよりは、アトラクションと言った方が近い。アトランタへ行くならこちらは超お勧め。 中でもこの博物館の一番の目玉は、テイスティング・ルームだ。そこでは、世界中のコカコーラ社製品60種類を試飲することができ、もちろん飲み放題という、甘~いものが好きな人には夢のような空間(笑)。ここが一番混雑していて、異様な熱気で盛り上がっていた。ここに行く前には喉を渇かしておこう(笑)。 では、日本の製品は何が紹介されていたのかというと、あの「ベジータベータ」だ。ん? ベジータベータって、ずいぶん長い間見てないな~と思ってネットで調べたら、どうもとっくの昔に生産終了になったらしく、日本コカコーラ社の公式サイトにも載っていない。そのベジータベータがなぜアトランタにあるのか? もしやコカコーラ本社ではまだ生産されているのか? また、日本では販売終了になったことを知らないのか? 謎だ(笑)。 というわけで、この日は短時間で3つの博物館を見て回り、忙しくも非常に楽しい一日であった。今度アトランタに行った時は、コカコーラ博物館で60種類全部を試飲してみたい(笑)。この日はアトランタ郊外に宿泊。前日はフロリダ州で「夏」を体験したばかりだというのに、アトランタは完全に冬で、夜になると急に冷え込んできた。やっぱりアメリカは広い。
2015.12.31
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12月29日に続いて旅の報告第4弾。前日はエバーグレーズ国立公園とマイアミのラン専門業者を訪問した後、マイアミの北にあるフォート・ローダーデール(Fort Lauderdale)のモーテルに宿泊。そして翌日30日はフロリダ半島を北上して一気にジョージア州バルドスタ(Valdosta)へ向かった。 フォート・ローダーデールとバルドスタの位置関係はご覧の通り。その距離421マイル。キロで言うと約678キロとなり、これは東京から新東名経由で岡山県倉敷市へ行くのと同じぐらいの距離になる。実際には出発当日の朝は具体的な宿泊地を決めておらず、とりあえずこの日のうちにジョージア州に入ることを目標にし、宿泊地は進み具合を見て決めることにしていた。 さて、私が一人で自由にアメリカで動き回れたのも、インターネットとカーナビの恩恵によるところが非常に大きい。事前に自宅でいろいろと調べ物ができるし、現地でもスマホで検索ができるし、泊ったモーテルとホテルはすべてパスワード付きのWiFiが使えた。さらに、公共の場所ではパスワードなしで無料のWiFiが使えるところが多く、非常に重宝した。携帯式のWiFiルータも借りていてそれも重宝したが、容量を使いすぎると通信速度に制限がかかり、帰国するまで解除できないとのことだったので、現地で無料のWiFiが使えるところはなるべくそれを使った。 借りた車はシボレーのクルーズ。制限時速70マイル(約112キロ)の道を実に軽快に走ってくれた。利用したレンタカー会社はアラモ。アラモで借りたのは2回目で、2回とも英語のカーナビを借りた。以前、ハーツ・レンタカーで借りた時は、カーナビの音声は主要10か国語ぐらいから選べるようになっていたので、最初は日本語で使っていたのだが、右左折する際に交差点やインターチェンジの名前を言ってくれないため、誤って違うところを曲がってしまうことがあった。また、キーをオフするたびに言語設定が英語に戻ってしまうため、借りて2日目からは英語のままで使ったところ非常に使いやすかったので、アラモでも最初から英語のカーナビを借りた。英語が分かる方なら英語の方が良い。ただし、アラモのカーナビはシガーソケットから電源を撮り、本体をダッシュボードに置くタイプなので、車から離れるときは車上荒らし防止のために必ず取り外して携行するか、人目に付かない場所に収納すること。 アラモ・レンタカーの車の借り方は、日本とはちょっと違う。受付で手続きを済ませて書類を受け取り、係員から駐車場のそのクラスの車が置いてある場所へ行くように指示がある。そしてその場所に置いてある車の中から好きな車を選んで乗り、駐車場の出口で係員に書類を見せてOKがもらえたら外に出る仕組み。他の営業所はどうか知らないが、サンフランシスコとマイアミではそのような仕組みになっていた。今までは日本車ばかりを借りていたので今回も日本車にしたかったのだが、あいにく日本車が出払っていて選択肢が韓国車4台とアメリカ車2台しかなく、韓国車は諸事情により(笑)パスしてアメリカ車を選んだ。 ちなみに、今回のアメリカ滞在は7泊8日だったが、持って行った下着は4日分だけだった。では、同じパンツを2日ずつ穿いたのかというとそうではなく(笑)。この日の移動中にコインランドリーに立ち寄って洗濯した。これもスマホで検索して最寄りのコインランドリーを見つけた。そして、とりあえずジョージア州に入って間もないところにあるバルドスタに泊ることに決定。これもスマホで検索して安いモーテルを見つけて予約しておいた。本当に便利な時代になったものだと思う。 というわけで、夕刻にはバルドスタに到着。フロリダ州を走っていた時は季節は夏だったが、ジョージア州に入った頃から季節は秋めいてきたので、いかに長距離を移動したかが良く分かった。この日の夜は近場の日本料理店に行ったのだが、スタッフは韓国人だった(笑)。実は、アメリカにある日本料理屋のほとんどは中国人か韓国人が経営している。日本人の私としてはちょっと複雑な気持ちだ(笑)。翌日はいよいよアトランタへ向かう。アトランタでの最初の目的地は、小説『風と共に去りぬ』の作者、マーガレット・ミッチェルの家である。
2015.12.30
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12月28日のキーウェストに続いてマイアミ・アトランタ旅行の第3弾。フロリダ滞在3日目の目的地はエバーグレーズ国立公園(Everglades National Park)である。これはフロリダ半島の南端に広がる広大な湿地帯で、野生生物の宝庫である。自称(笑)園芸研究家としてはぜひとも訪れてみたい場所であった。 上の地図の緑色に塗られた部分が湿地帯となっており、ホームステッド(Homestead)がその国立公園の玄関口となる。そして、地図の色が白から緑に変わった境界線を過ぎたあたりに料金所があり、ここで入場料を払って湿地帯を実に60kmもひた走り、最南端にあるフラミンゴ・ビジター・センター(Flamingo Visitor Center)へ向かう。 料金所を抜けるとそこはもう別世界である。360度見渡す限り広大な湿原が広がり、今までにまったく見たことのない光景に心が躍った。道路は交通量もまばらで、青空の下を風を切りながら実に快適なドライブを楽しんだ。この湿原が海まで続いているため、ここの海抜はほぼ0メートルに近い。ちなみに、フロリダ州は山がほとんどなく、州全体で標高が最も高いところでわずか105mしかないらしい。 そしてフラミンゴ・ビジター・センターに着くや否や、早速目に入ってきたのが野生のマナティだ。3,4頭はいただろうか、確かにあのマナティだが、水が濁っている上になかなか浮上してこないので、全体像を撮ることができなかった。私は、マナティは澄んだ水に生息するものだと思っていたのだが、現実を見てちょっとイメージが崩れた(笑)。これでは日本の田舎にある溜め池と変わらない(笑)。まあ、今回は場所が悪かったかも。 と、すぐ近くのマングローブの茂みを見ると、なんとワニがいるではないか。フロリダに生息するワニは、クロコダイルとアリゲーターの2種類いるらしいが、この画像ものはクロコダイルの方。すぐそばには水面を泳いでいる個体もいた。またそのすぐそばで大勢の観光客がカヌーを楽しんいるという、なんだか不思議な光景を見た(笑)。うっかり水に落ちたらたまったものではない。 こんなところには鳥が巣を作っていた。何の鳥か分からなかったが、すぐそばを大勢の観光客が通るのだが、よくぞこんなところに立派な巣を作ったものである。ちなみに、日本は真冬だがこちらは夏である。ノースリーブにハーフパンツという、完全に夏用の服装でも暑く感じるほどの気温だ。一通り近辺を見て回った後、ビジターセンターで昼食を摂り、次の目的地であるマイアミ市内のラン専門業者へと向かった。 ところが、ビジターセンターを後にしてしばらく走っていたところ、交通量が少ないはずの道で渋滞が発生。前方には何やら人だかりがある。もしや事故でもあったのかと胸騒ぎがしたが、私がそこで見たものは・・・ ぬゎんと、野生のワニである。それもかなりデカイ。口を大きく開けたまま、まるで作り物のように微動だにしない。次々と観光客が集まり、みな大はしゃぎで写真を撮っていた。交通整理をしているのは国立公園の職員と思われる。先ほどビジターセンターで野生のワニを見たばかりなのに、まさかこんな間近にも見られるとは思っていなかった。こちらもクロコダイルである。もしもこれがアリゲーターだったら、「こんな間近でアリゲーターを見られるなんて、なんとありげてぇ」というギャグの一発でも言えたのだが(笑)。後でマイアミ在住の人に聞いたのだが、この一帯ではワニが出没することはよくあることで、マイアミの市街地の川でも見られるとか。 そして、実はこの国立公園でもっとも見てみたいと思っていた植物がこれ。ランの仲間のEncyclia tampensis(エンシクリア・タンペンシス)である。カトレアに近い仲間で、カトレアとの交配種もある。この国立公園に自生しているという情報は事前に知っていたが、詳しい場所までは分からず、自称(笑)園芸研究家としての勘を頼りに探したところ、めでたく見つけることができた。開花期ではなかったが、自生する姿を間近に見ることができて感激もひとしおである。本当にはるばるやって来た甲斐があった。なお、後日、「蘭、洋蘭」のカテゴリーで別個に紹介する予定。 この後、マイアミ市内のとあるラン専門業者を訪問し、オーナーの奥様とランの話に花を咲かせた。扱っているのは大半がカトレアだが、やはりマイアミでは温室なしで栽培されている。むしろ、温度を下げるためにいろいろと工夫しているらしい。冬の低温に悩まされる日本の洋蘭愛好家には実にうらやましい話だ。ともかく、この日は今までに見たことのない大自然の中で現実逃避を楽しみ、マイアミのラン園でのおしゃべりを楽しみ、本当に充実した一日であった。翌日はフロリダ半島を一気に北上し、ジョージア州へ向かった。
2015.12.29
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12月27日の日記に続いて旅の紹介第2弾。前回はマイアミ近郊のフェアチャイルド熱帯植物園を訪問。その後、その日の次の目的地であるキーウェスト(Key West)へと向かった。キーウェストとは、フロリダ半島南端沖にあるフロリダ・キーズ諸島最西端にある島で、そこには米国本土最南端地点がある。その島へは海上に建設された橋をいくつも超えて渡るのだが、その眺望は大変素晴らしく、世界的に有名な観光地となっている。 この地図でお分かりの通り、フロリダ半島沖に細長く連なる島々に橋が架けられているのだ。フロリダ半島から最初に渡った島であるキーラーゴ島から終点のキーウェスト島までの距離は、実に157kmにも及ぶ。よくぞこんなところに橋を架けられたものだと思う。以前からここを車で走ってみたいと思っていたのだが、このたびめでたく実現した。 が、しかーし! 現実は甘かった(笑)。私は、真っ青な空とエメラルドグリーンの海の間を、颯爽と潮風を切りながらドライブする光景を夢見ていた。ところが、なにぶんにも行先は世界的に有名なリゾート地。しかもそこへ向かう道はたったの1本。すでにフロリダ本土のホームステッド(上の地図の「1」のマークの上の、3本の道が合流するあたり)から大渋滞が発生し、首都高の渋滞と変わらない光景にちょっとゲンナリ(笑)。しかも、天気は曇り気味で、眼下に見下ろす海の色は東京湾アクアラインから見るそれと変わらない(笑)。予定では日没前に到着し、夕日の中を散策するつもりだったが、結局、カーナビの当初の予定時間から1時間40分ほど遅れて宿に到着。日はどっぷり暮れてしまったが、周囲を軽く散策して就寝。 翌日12月28日の朝はお目当ての米国本土最南端地点(Southernmost Point サザンモスト・ポイント)へ向かったのだが、朝の7時半に行ったとろ、すでに世界各国からやって来た多くの観光客が記念写真を撮りに来ていた。昼間だとさらに混雑するらしい。やはりどこの国の人も「端っこ」が好きなんだなあと微笑ましく思った(笑)。 しかし実は、この最南端地点、本当の最南端ではない。本当の最南端地点は海軍基地の中にあり、一般人が立ち入ることができない。というわけで、観光名所になっている最南端地点は実はニセモノなのだ(笑)。ガイドブックにも書いてあったが、これではがっかり名所になりかねない(笑)。 これがキーウェストの街並み。アメリカ合衆国でありながら、さすがに最南端まで来ると中南米に近い雰囲気だ。で、私は旅行では広範囲に移動するのが好きで、あまり1つの観光地をゆっくり見て回る性格ではないため、この後ヘミングウェイの家の周辺を散策して再びマイアミへと向かった。 行きとは違って帰りは天候に恵まれ、しかも渋滞はなく、実に快適なドライブを楽しむことができた。ただし、眼下に見下ろす海の色は相変わらずだったが(笑)。 途中、このルートでは最も長い橋であるセブン・マイル・ブリッジで一休み。橋の向こうがかすんで見えないほどに長い。距離は約11kmにもなる。橋を下から見ると、地震が多い日本の感覚では信じられないほどに橋脚が細い。向こうに見える橋は、1982年以前に使われていた旧道である。もともと鉄道橋として建設されていたため、こちらは橋脚が太い。 旧道は遊歩道として解放されており、多くの観光客が散策を楽しんでおり、日本語も聞こえてきた。それにしても、この場所に鉄道を通そうとしたアメリカ人の発想がすごい(笑)。 橋のたもとには、前日にフェアチャイルド熱帯植物園でも見たイグアナが日光浴をしていた。前日にキーウェストに向かう時にも道路上で見たので、この周辺にも野生化したイグアナが多いらしい。というわけで、この日は現実から離れて違う世界を堪能することができ非常に充実した1日であった。この日の夜はマイアミ近郊のモーテルに泊り、翌日はエバーグレーズ国立公園へと向かった。ここではさらに現実離れした光景を見ることになる。
2015.12.28
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私は2010年5月以来、米国カリフォルニア州へ年1回の割合で旅行に行っている。初の訪問時は、現地では公共交通機関での移動だったが、2回目の訪問時にレンタカーを借りて自分で移動することに味を占め(笑)、3回目もレンタカーを借り、ロサンゼルスから沿岸部を通ってサンフランシスコまでドライブ、帰りは内陸部を通ってロサンゼルスへ帰着。4回目はサンフランシスコからヨセミテ、セコイア、デスバレーの各国立公園を訪れ、ネバダ州ラスベガスでは高校時代の英会話教室の先生と再会、さらにメキシコ国境まで足を伸ばし、徒歩でメキシコへ越境、その後、サンディエゴを経てロサンゼルスへ到着。5回目は現地の友人の車で移動し、友人のトレーラーハウスで1週間寝泊まりするという豪勢な旅を楽しんだ。と、年々行動が大胆になってきたわけだが(笑)、今度はアメリカの別の場所へ行ってみようということで、今年の冬休みは7泊8日の日程でフロリダ州マイアミとジョージア州アトランタに行くことにした。その後、時間に余裕があったのでジョージア州のお隣のアラバマ州へも足を伸ばした。 マイアミに到着したのが現地時間12月26日(土)の夜。実はこの旅行を計画するまで知らなかったのだが、現在のところ日本からマイアミへは直行便がない。というわけで、成田からアトランタ乗り継ぎでおよそ16時間かけてマイアミへ到着。そのまま空港内のホテルへ直行し、旅の疲れを癒して翌朝はレンタカーセンターへ直行。アメリカで自分でハンドルを握るのは2年ぶりだが、すんなりと慣れて最初の目的地であるマイアミ郊外のフェアチャイルド熱帯植物園に直行。やはり自称(笑)園芸研究家としては、海外に行くことの楽しみの一つが現地で植物を見ることである。 この植物園に行きたかった理由の一つが、洋蘭愛好家にはお馴染みのアメリカ蘭協会(American Orchid Society)の本部がここにあるからでもある。洋蘭の品種名の後にAM/AOS等と表記されていることがあるが、あのAOSの本部である。 で、実際に植物園に着いたわけだが、アメリカにあるだけに規模が非常に大きく、限られた画像ではとても全容を紹介できない。フロリダ南部は熱帯性気候だけに、植物がみな大きく、日本では温室で栽培されるような植物が、ここでは屋外で伸び伸びと育っている。上の画像のように、園内の木には多数のアナナス、森林性サボテン、アンスリウム、ランなどが着生している。もっとも、この植物園に行くまでの間に、マイアミ近郊の街路樹には多数のアナナス類、主にチランジアがびっしりと着生しており、ああ、本当に気候が違う別世界へ来たんだなあと思うと感慨深かった。 この画像が現地でのチランジアの着生する様子。日本ではいわゆる「エアープランツ」として売られているアレである。日本なら1株数千円以上の値が付きそうな大株がそこらじゅうにゴロゴロ自生している(笑)。 この植物園の特徴の一つは、熱帯性のヤシのコレクションが豊富なこと。ヤシは大木になるだけに、熱帯性のものを日本で育てるには巨大な温室が必要だ。そんなわけで、日本ではお目にかかれない珍しいヤシがここでは多数植栽されており、暑い日差しの中を全部見て回った。 と、ふと見ると、なんと園内にはイグアナがいるではないか。こんなところで放し飼いをして逃げないのだろうか?と思っていたら、後で調べたらこれはペットとして飼われていたものが野生化したらしい。なお、イグアナは別の場所でもお目にかかったので、後日またブログに登場する予定。 先に書いた通り、ここはアメリカ蘭協会(AOS)の本部があるところだが、残念ながらこれぞAOSの本拠地と分かるものはなく、少々拍子抜けした感じだ。ただ、園内のところどころにランは飾ってあったが。 これはいわゆる「ソーセージの木」だ。ずっと前から写真では見たことがあるが、実物を見たのは初めて。そしてその実は想像以上にデカく、ダイコン(笑)ぐらいの大きさになる。残念ながら食用に適さないとのこと。 と、いろいろ紹介したが、とにかく植物園の規模が非常に大きくてブログでは全容を紹介しきれない。ともかく、自称(笑)園芸研究家としては、大変充実した時間を過ごすことができた。この植物園で2,3時間ほど過ごした後、この日の次の目的地であるキー・ウェストへ向かった。
2015.12.27
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今年の1月11日の日記で、今話題のブルーのシクラメン、セレナーディア・アロマブルーを紹介した。あれから約1年、今はどうなっているかというと、株そのものは元気に育っており、12月に入ってから花も上がってきた。 花が上がってきたと言っても、前回の購入直後に比べるとちょっとみすぼらしいが(笑)、確かにあの甘い香りが漂ってくる。実はまだ1度も植え替えをしたことがないのだが、それでも元気に成長してくれた。昨日の日記では、9月の転勤時にシクラメンを2鉢処分したことを書いたが、このセレナーディアだけは処分しなかった。なぜなら値段が高いから(笑)。来年は植え替えしてさらに作り込んでみたい。
2015.12.26
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昨年の12月20日の日記で、シクラメンのハーレカインとハーレビクトリアを紹介したことがあった。日本で大輪系シクラメンを栽培する時に問題なのが夏の暑さだが、無事に今年の夏を越してくれた。しかし、9月に千葉県成田市へ急遽転勤する羽目になってしまい、手持ちの植物を整理する時間的余裕がなかったため、かなりの植物を処分せざるを得なくなってしまった。そんなわけでこのハーレカインとハーレビクトリアもやむなく処分することに。が、またまたこの季節になるとシクラメンが欲しくなり、以前住んでいた神奈川県に用事があったついでに、昨年と同じシクラメン生産農家の温室へ行って同じ品種を買ってきた。 上がハーレカインで下がハーレビクトリア。いずれもお気に入りの品種だ。シクラメンは実生で繁殖されることが多いが、同じ品種でも個体差があり、シクラメン生産農家では多数の個体の中からお気に入りのものを選べるのが非常に嬉しい。というわけで、私はその品種の特徴が良く表れている個体を買ってきた。 ハーレビクトリアは、その名の通りハーレカインとビクトリアの交配種なのだが、最近、ネット上では「"ハーレー"ビクトリア」という表記で売られているのを良く見かけるようになった。交配親の品種名からすると「ハーレビクトリア」と表記するべきだと思うが、バイクのハーレーと間違えた?のか、「レ」を伸ばした表記が多い。また、残念なことに、Googleの検索では、「シクラメン ハー」と入れたところで、検索候補に「ハーレービクトリア」が出てきてしまっている。間違った表記の方が定着してしまったのか? 似たような例では、サンセベリアのゴールデン・ハーニーがゴールデン・「ハニー」になった例がある。園芸業界では、故意なのか、それとも横文字に弱い人が多いのか、時々こうした誤記が見られ、どうにかならないものかと常に思っている。
2015.12.25
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12月19日土曜日、この日は神奈川県座間市に残してきた市民農園の手入れにやって来た。畑に残っていた作物はショウガとコンニャク。それが最後の収穫だ。千葉県成田市に転居してから3か月余りが過ぎたが、案の定、畑は雑草だらけ。 この市民農園を借りたのは2013年6月1日のこと。あれから2年半、野菜作りを楽しませてもらった。で、現在のところ、成田ではまだ市民農園を借りていない。実は、今まで趣味に力を入れ過ぎてしまい(笑)、週末は趣味に振り回されるようなところがあった。なので、今回はしばらく農園を借りないことにしたら、週末の余暇の時間がかなり増えた。いかに今まで趣味に振り回されていたかが良~く分かった(笑)。来年の春になったらまた借りるつもりだが、以前の成田時代に借りていた農園を借りるか、違うところにするかはまだ未定。まあ、春になるまでゆっくり考えたい。
2015.12.19
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現在広く出回っているサンセベリアで、「バンテルズ・センセーション(Bantel's Sensation)」という品種がある。サンセベリア・トリファスキアータ(Sansevieria trifasciata)の品種で、かつては希少品種だったが、現在では比較的広く流通している。一方、植物図鑑や園芸書籍には「アルゲンテオ・ストリアータ(Argenteo-Striata)」というよく似た品種が載っており、写真で見る限りは「バンテル~」にそっくりなのだ。高校時代に『朝日園芸百科 27』という本でその「アルゲンテオ~」を見て興味を持っていたのだが、園芸店にはまったく流通しないのでまさに私にとって幻の品種であった。近年、「バンテルズ~」が広く流通するようになったが、「アルゲンテオ~」の方は依然としてまったく流通していない。 そんなある日、とある植物園の売店で「アルゲンテオ~」の名で売られているサンセベリアを発見。昨年の春のことだ。見かけは、やはり「バンテルズ~」に酷似していて、まったく見分けがつかないほどだったが、「アルゲンテオ~」の名で売られているのを初めて見たので、早速購入した。 ご覧の通り、現在流通している「バンテルズ~」にそっくりで、同一品種の可能性もある。が、それぞれの品種の由来は、ネットでも本でも確認できていない。また、不思議なことの一つは、'Argenteo-Striata'の名で検索すると、日本や中国のサイトしかヒットしないこと。どうもアメリカなどではこの品種名は一般的でないらしい。 こちらが『朝日園芸百科 27』(昭和61年、1986年)に掲載されている「アルゲンテオ~」の写真。確かに「バンテルズ~」にそっくりだ。ここまでそっくりだと同一品種の可能性が高いが、真相は分からない。他には、山と渓谷社の『山渓カラー名鑑 観葉植物』にも載っている。私がつくづく観葉植物に不満を持っているのは、観葉植物はまだあまり植物学的な研究が進んでいなくて、由来が不明な園芸品種が多いということ。 ともかく、この「アルゲンテオ・ストリアータ」をとても気に入っている。栽培上の注意点としては、もともと葉が細くて華奢なためか、あまり小さく株分けすると弱ってしまい、大株になるまで時間がかかるようだ。過去に「バンテルズ~」も持っていたが、小さい株だったので冬にいじけて枯れてしまった。なるべく大株に仕立てた方が丈夫になるし、見栄えもいい。また成長期は直射日光に当てた方が引き締まった姿になる。
2015.12.13
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カトレア原種の原種のC. lueddemanniana coeruleaとC. trianaei coeruleaの交配種の、C. Princess coerulea(C.プリンセス・セルレア)が3度目の開花を迎えた。前回の登場は今年の2月2日。前回の2回目は、初開花の時よりも良い花が咲いたと書いたが、3回目の今回は、さらに良い花が咲いてくれた。 おお、素晴らしいの一言に尽きる(^^)。両親の良いところを組み合わせたような個体だ。回を追うごとに花が良くなってきている。株の大きさ自体はミニカトレアを少し大きくしたぐらいで、今のところ案外小柄である。両親の大きさを考えるともっと大きくなるはずなので、今後に非常に期待している。
2015.12.06
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カトレア原種、C. percivaliana albescens 'HI'(C. パーシバリアナ・アルベッセンス ’HI’)が貸温室の中で開花した。株を入手したのは4、5年前ほどだが、今一つ生育が遅く、なかなか開花しないので手放してしまおうかとも思ったこともあるが、このたび満を持して開花にこぎつけることができた。当ブログでは初登場である。 この個体はアルベッセンスということだが、パッと見はほとんどアルバに近い。そして、リップに大きな黄色い目が入るのが特徴。期待通りの花を咲かせてくれてとても気に入っている。やはり手放さなくて良かった。ただ、花に黒い斑点が入ってしまっているのが残念。貸温室では業者が水やりをしてくれるのだが、花に水がかからないようになどというようなきめ細かい配慮は期待できず、水がかかった部分がどうしても傷んでしまうのが難点。そろそろ自前で温室でも持とうかと思ったりする。ともかく、ようやく開花したこの個体、来年はさらに良い花が咲くことを期待したい。
2015.12.05
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