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今年の初め、自宅庭で育てていた野沢菜を収穫した。昨年10月に種子を蒔いて育ててきたもので、今回が初挑戦となる。ただ、庭の土があまり肥えていなかったのと、播種時期が遅かったために、あまり大きくはなってくれなかった。 この通り、野沢菜と呼ぶにはあまりにも小さく、本場ものに比べて3分の1にも満たない大きさ、というか「小ささ」。それでも野沢菜であることには変わりはない。そして、野沢菜と言えば「野沢菜漬け」だ。早速自分で漬けることにした。 漬物の樽は持っていないので、バケツと漬物用のビニールで代用。ここに野沢菜を寝かせて入れて塩を振るのだが、この塩加減がよくわからない。まあ、少ないよりは多い方が良いのではないかと判断し、気持ち多めに振った。だが、これが後でとんでもないことに・・・(笑) 赤いものは隠し味として入れたタカノツメである。ちなみに、野沢菜はカブの仲間でもあるので根も食べられる。というわで根も含めた全草を漬けることにした。 あとは重しを載せて漬け上がるのを待つばかり。ちなみに、重しに使ったのは、筋肉増強のために買ったくせに結局ほとんど使っていないバーベル(笑)。10日ほど経ってから味見をしたのだが、これが、かっ・・・辛い(笑)。やはり塩加減が強すぎたようだ。それでも、塩抜きして刻んでご飯に混ぜたところ、おいしく頂くことができた。とはいっても、毎日食べるには塩分過多の感は否めないので、数日に1回の割合で食べている。いつか本場ものの野沢菜漬けを食べてその味を確かめてみたいものだ。
2013.01.24
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カトレア原種愛好家にはお馴染みの個体、C. trianaei 'Sangre de Toro'(C. トリアネー ’サングレ・デ・トロ’)のオリジナル株が開花した。トリアネーとしては極めて濃色の、文字通り「異色」な個体だ。本ブログでは初登場となる。 私がこの個体を入手したのは1998年(平成10年)の秋ごろだったと記憶している。その後、1~2年後に1度だけ開花したのだが、それ以来開花していなかった、というか「させて」いなかった。2000年(平成12年)秋に仕事の都合で会社の寮に住むことになり、手持ちのランを整理しなければならなかったからだ。そこで、あまり大切でないものは手放し、大事なものは小さく株分けして手元で保存することにした。今までたびたびブログに登場している貸温室を借りたのは、実はこの時である。そして数年前から、場所に余裕ができたのと、そろそろ開花させてやらなければと思い、培養を続けていてようやく1輪だけ開花した。 個体名の’サングレ・デ・トロ’とは、スペイン語で「闘牛の血」という意味だそうな。その名の通り、トリアネーとしては非常に色が濃いのが特徴。ただ、訳し方によっては「(お寿司の)トロの血」とも訳せる。あ、違うか(笑)。 私が入手したころはこの個体は非常に高価で、3バルブ付きのものを6万円ぐらいで買った記憶がある。今では国内でかなり殖えてしまって数千円で手に入る。時代の移り変わりは早いものだ・・・。
2013.01.21
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昨年10月20日に紹介したF1クリスタルキャベツのその後を報告したい。普通のキャベツの葉は「ブルーム」と呼ばれる白い「ろう」のようなもので覆われているが、このクリスタルキャベツにはそのブルームがなく、葉がテカテカしているのが特徴。 これは昨年12月8日の様子だが、まあ見事なぐらい葉がテカテカ光っていて、普通のキャベツを見慣れた目には異様に映る。この品種はアオムシの被害を受けにくいということだが、植え付け時期がモンシロチョウの活動が弱まる秋口だったため、本当に普通の品種に比べてアオムシの被害を受けにくいのかどうかは確認できなかった。が、ともかくほとんど虫食いもなく、見事なほど濃い緑色の葉を広げていて、まったく別の作物のように見える。 こちらが今年1月13日の収穫直前の状態。何度も霜に当たってくたびれた感じだ。いちおう結球はしているが、植え付け時期が遅かったためにもうこれ以上大きくならないと判断し、収穫に踏み切った。 実際に収穫してみると、普通のキャベツとそれほど見かけは変わらない。わずかながらも葉の表面にブルームがある。気になるそのお味だが、お好み焼きにして食べたところ、味、食感共に、普通のキャベツとまったく同じで違和感がなかった。これならもっと普及してもよさそうなものだが、今のところネット上でこの品種を栽培している画像は私のものしかヒットしない。 ただ、これに類似した品種として某種苗会社から発売されている「YR優緑」という品種がある。こちらもブルームがなく、葉がテカテカしている品種で。写真で見る限りはF1クリスタルキャベツに酷似している。クリスタルキャベツを扱っている業者に、YR優緑との関係について尋ねてみたところ、「両者は姉妹品種で特性等はほぼ同じ」との回答があった。ホンマかいな(笑)。同じ品種とちゃうんか? ともかく、見た目が普通のキャベツとは大きく違うため、家庭菜園には面白いかもしれない。私もまた機会があったら、適期に栽培して大きなものを収穫したい。種 キャベツ F1クリスタルキャベツ (3ml入)【キャベツ】【タネ】【種】野菜たね キャベツ F1...価格:420円(税込、送料別) [キャベツ]YR優緑(宇治交配)/小袋100粒価格:368円(税込、送料別)
2013.01.14
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2011年12月14日の日記で、日本で古くから栽培されている本紅金時人参を紹介したことがあった。この時、次の年は万福寺大長人参に挑戦したいと書いたが、公約通り(?)それを実行した。このニンジンがどういう品種なのは検索されたし。 この品種の大きな特徴は、そのゴボウみたいに細長い根だ。鮮やかなオレンジ色のその根は70~80センチ以上にも達するという。そして、香りが強くて味が濃いのだとか。しかし、その長さゆえに栽培には労力がかかり、現在では根が短くて栽培しやすい西洋種が主流となってしまい、万福寺大長人参はまさに幻の品種となってしまった。と聞くと、自称(笑)園芸研究家の私としては血が騒いでしまうのだ(笑)。ぜひともその幻のニンジンを栽培すべく種子を入手し、栽培を実行した。そして収穫できたのがこちら。 本来の長さには及ばないが、とりあえず品種としての特徴は出ているし、いちおう成功ということにしておこう(笑)。根が白っぽく見えるのは、収穫してからしばらく時間が経って表面が乾燥したため。実際は本当に鮮やかなオレンジ色をしている。実は、毎度毎度のことながら、欲張って畑にはいろんなものを植えたがために十分に場所を確保できず、畑の片隅で栽培したので、太さや長さがばらついてしまった。そして、実際に収穫して思ったのだが、収穫作業には結構な労力を要する。根が折れないように周りの土を深く掘らなければならない。そういうわけで今では栽培が減り、店頭からは姿を消してしまったわけだ。が、地元の川崎市麻生区万福寺では、この幻の品種を復活させようという運動をしているグループがあり、将来は暗くはなさそうだ。ちなみに、私は20歳前後の頃にそのすぐ近所に住んでいた時期があったが、当時はこの品種の存在をまったく知らなかった。 さて、そのお味の方だが、本来は和風料理に使うべきなのだが、私にはそんな手の込んだものは作れないので(笑)手っ取り早くシチューにしてみた。すると、期待通りに香りが強く、味が濃いのだ。いかにも「ニンジンの味」がするのだ。しかも、シチューとの相性も良く、まったく違和感がない。これを食べると、いかに我々が西洋系のマイルドな味に慣れてしまったかが良くわかる。日本で培われてきた品種はやはり日本人の味覚に合っているのかもしれない。好奇心旺盛な方、一度この幻のニンジンの栽培に挑戦してみては?
2013.01.09
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カトレアの往年の名花、Lc. ガバナー・ゴア 'ミヤ'(Lc. Governor Gore 'Miya' AM/JOS)が開花。2011年10月19日に続いて二回目の登場。現在ではすっかり姿を消した品種だ。 前回は実に貧弱な花しか咲かなかったのだが、今回は少しはマシになったものの、まだまだ本来の色と形には程遠い。どうもこの品種は性質が弱いようで、他のカトレアと同じようにはなかなかうまく育ってくれない。 少なくともこの本に載っているぐらいにきれいに咲かせるのが目下の目標。花には香りがあるので、いつか展示会の香りの審査で表舞台に返り咲きさせてあげるのが夢(のまた夢 ^^;)。
2013.01.06
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日本で古くから栽培されている在来種、「日本ほうれんそう」を収穫した。昨年10月ごろに自宅庭に種子を蒔いて育ててきたもの。その当時は、神奈川県への転勤の話が今年3月末だったので、3月までじっくり育てて大きくなったものを収穫するはずだったのだが、皮肉なことに、その種子を蒔いた直後に転勤が前倒しになるという話があり、紆余曲折を経てようやく今年1月末に落ち着いたのは昨日の日記に書いた通り。というわけで、引越しの前に収穫を完了せねばならなくなったため、まだあまり大きくなっていないがとりあえず一部を収穫した。 実は以前の神奈川県在住時代の2009年、2010年にも栽培しているのだが、この時は播種時期が遅かったためにあまり大きくなってくれなかったのだ。というわけで、今回は適期に蒔いてじっくりと育てるつもりだったのだが、急遽転勤が前倒しになったのでそれもできなくなってしまった。世の中上手くいかないものだ。。。(´・ω・`) というわけで、ホウレンソウ入りのコーンポタージュの出来上がり。アクがなく、葉が柔らかく、非常においしくいただいた。今度の転居先の近くで畑が借りられたら、今度こそじっくりと大きなものを育てたいところ。
2013.01.05
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昨年6月6日の日記に、転勤で神奈川県に戻る話を書いたが、その後紆余曲折を経て時期が変更になった。当初は、今年の3月末に転勤するはずだったのだが、10月ごろになって、突如として転勤時期の変更の話があり、なんと12月末に転勤という話になりかけた。いくらなんでもそりゃ急すぎるだろうということで、いろいろ調整した結果、1月末という話に落ち着いたのが昨年12月半ばのこと。この間、本当にやきもきさせられた。2年間に3回も転勤させられる社員の身にもなれ(怒)とでも上層部の人間に言ってやりたい。(たぶん無理) まあ、とりあえず1月末に転勤するメリットとしては、まだ転勤シーズンに突入していないので良い物件が押さえやすいこと。これが3月末だったら大変なことになっていたと思う。自称(笑)園芸研究家としてはやはり南向きで庭付きの物件を押さえたい。そして、現在は車を持っているが、なるべく神奈川では駅に近いところに住んで電車通勤したい。成田に来てから必要に迫られて19年ぶりに車を買い、生まれて初めて車通勤をする羽目になったのだが、どうも車通勤だと体がなまってしまう。 というわけで、現在ネットでいくつか良さげな物件をチェックしていて、冬休み中にそのうちのいくつかは実際に見に行った。いちおう有力候補は一つだけあるが、もうちょっと粘ってさらにいい物件を押さえたいと思っているが、結果はいかに?
2013.01.04
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2006年以来、毎年恒例になっている下仁田ネギ栽培。今回もめでたく収穫の時期を迎えた。 こちらは昨年11月24日の姿。下仁田ネギは下仁田以外の土地ではうまく育たないと言われているが、千葉県成田市の砂みたいにサラサラな土壌でも立派に育っている。ちなみに、1枚目の画像ではネギが3列植わっているが、左端の列に植わっているのは、過去に何度か紹介した現在育成中のブラウンとレッドの下仁田ネギである。今のところやや葉が細長いが、この中からより本来の下仁田ネギの姿に近いものを選抜して行く予定。上手くいくのか? こちらが12月29日の収穫時の様子。霜に何度か当たって葉の大部分が枯れてしまっているが、実は寒さに当たった状態の下仁田ネギの方が旨味が凝縮されているのだ。収穫第一陣のものはすべて知人に差し上げたのでまだ私は食べていないのだが、知人からは大変おいしかったとお礼の言葉をいただいた。 さて、来季用の下仁田ネギの播種は昨年の10月に完了していたのだが、実は播種時期が遅かったために、苗が大きくなる前に厳しい寒さを迎えてしまい、苗のほとんどが霜柱で浮き上がってしまった。ああ、私としたことが・・・。もうすぐ神奈川県に転勤になるので、あちらで畑が借りられればまた改めて春に蒔き直すか、あるいは市販の苗を買うか、その時の状況で判断したい。
2013.01.03
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