
初めてのM保育園でのおはなし会。たぶん、一度きりの出会いである。
年長さん35人、畳の上に行儀よく正座して待っていてくれた。「お行儀がいいのね。」と褒めてから三角座りになってもらった。なんだか緊張した面持ちである。
ストーリーテリングは、どうやら初めてのよう。ろうそくをつけたりすることにもっとざわめくかと思ったが、そうでもない。
まず手遊びどんぐりどんぐりこーろころから始める。これでぐっと緊張感がとれたようだ。
今日のプログラムは
「さるとかに」「アナンシと五」のおはなし2つに、絵本が2冊。絵本は園長先生に確認して、『くだものなんだ』と『カボチャありがとう』にした。『カボチャ~』と組み合わせるには『やさいのおなか』の方がいいかと思っていたのだが、「それはあります」とのことだった。
初めの「さるとかに」は、2列目の子どもたちまではよく聞いてくれるなという印象だった。知的障害児が一人入っている。先生が付きっきりで、私のことばを繰り返して絵をかいて教えていてくれているらしい。その先生の声がついつい気になってしまって、間違えるのではないかといつも以上に緊張を強いられた。でも、その子は最後まで教室を出ることなく聞いていてくれた。先生の指導のたまものであろう。
「アナンシと五」は、「魔女」という言葉にまず興味津々といった様子で、全体的に笑顔が見られた。園長先生も後から「面白い話ですね。」とおっしゃってくれたからまあまあというところだろう。一度こっきりのところでのおはなし会はやはり難しい。
『くだものなんだ』(きうちかつ 福音館書店)は、よく読む本。「びわ」や「バナナ」はわかりにくかったようだ。
『カボチャありがとう』(架空社)は、実は保育園で読むのは初めてである。木葉井悦子の独特で力強い絵柄が特徴的である。 どんな反応があるかと思ったら、「かわいそう」という声が何度か聞こえた。
カボチャが食べられてしまうのが「かわいそう」だということらしい。なるほど、絵本の中の歩いているカボチャは、食卓に上るカボチャとは別のものに思えるのだろう。種だけになってしまって、土の中で眠る場面は静かに受け止めてくれていた。また、読んでみたいと思わせられた本であった。
小学校のおはなし会 2011年09月22日
ちょっとしたぐち 2011年09月17日
2年生にも読み聞かせ 2011年09月12日
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