全2件 (2件中 1-2件目)
1

まずは大まかに分解してバラバラ。エンジンは、取りあえず分解せずに各所にマスキングを施しておいて、高圧洗浄機の温水+工業用洗剤で丸洗から始めます。洗浄機で落ちなかった硬い汚れは、この後のサンドブラストへ持ちこす事になるので、土などの汚れはもちろんのこと、油交じりの汚れを出来るだけ洗い流すのが目的。次に、電送品を等クランクケースの外装品を外してブラストがけですが、ガラスビーズ#200 のドライからはじめ、洗浄で落ちなかった汚れを落としつつ、腐食して斑になったアルミの表層を均します。エンジン以外のアルミ部品も同様に。一皮むけまして、綺麗さっぱり。ここから根気が必要な作業のはじまりです。
2020年07月22日
コメント(0)

T20 に引き続き、同じくスズキの T350 のレストア開始であります。1970年、T305 の進化版ですが、実排気量は 315cc 。350 とは、随分と盛ったこと・・。320でいいと思いますがwかつて、同じカラーの T305 には何度か乗った事があり、2st パラレルツインのピーキーで強烈な加速にシビレたのは、懐かしい思い出です。欠品も無く、レストアベースとしては、かなり外観が良い車両でメッキの錆も少なめ、タンクとサイドカバーの塗装も無傷。ましてシートはオーナーが専門業者に依頼して張替え済み。とは言え、フロントフォークがほんの少ししかストロークしないという不具合や、お決まりの燃料タンク内部が錆ている事はもちろん、エンジンは始動不能。相変わらず写真では各メッキ部品の細かい錆も目立たず、綺麗に映ってますね。プラグ穴からオイル濃いめの混合燃料を注入してクランキング。キックスターターでしっかしと圧縮が感じられるので、エンジン始動を試みますが、まったく反応なし。圧縮よし、スパークプラグ交換済みで、生ガス直入れしても反応なし。基本の三要素は、「混合気 ✖ 圧縮 〇 点火 ✖」と診断。ということなので、キャブレタの分解掃除により、「混合気 ✖ → 〇」いわゆるポイント接点を研摩して、ギャップと点火時期を調整、スパークプラグ交換。大気圧中スパークの目視と、独自の「指感電点検法」にて二次電圧の味見、、ピクピク・・・経験値基準で「このシビレ方は、正しい電気である」と判断。これで「 点火 ✖ → 〇」あとは、点滴とAED(?)で蘇生。スターターレバーを操作して、キック数発。デレンデレン、、ブォーン! 白煙、ゲホゲホ・・このエンジン、特には問題なさそう。
2020年07月16日
コメント(0)
全2件 (2件中 1-2件目)
1


