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ワイヤレスハンドホイールの記事と前後してしまいましたが、これまた昨年春の話です。増設のスピンドルモーター用として組んだPWMコントローラーですが、汎用性が高いので、今ではクーラントのポンプ専用と化してます。例によって「とりあえず・・」てなもんで、横っちょに貼り付けたままでしたが、使い方が固まったところで、そろそろちゃんと箱に入れてあげましょう、となりました。手ごろなケースを仕入れてもいいのですが、意外に好みのサイズが無く躊躇してました。そんや矢先、外付けのハードディスクケースがオシャカになりまして、何だかいい感じw丁度いい長さに切りまして、廃物利用です。下の写真は、残った部分で勿体ないので温存します。本体より少し短いですが、こんな断面ですというサンプル画像です。アルミ板の切れ端で前後の蓋を作りまして、後ろは冷却のために風穴をば設けました。時折出る廃品のハードディスクは、捨てる前に分解して肝心のディスクを破壊し、ネオジオ磁石がもったいないので取り外して集めてあります。その強力な磁石の地金の余分なところを切り除いて、ケースの側面に取付して、フライス盤の側面にペッタン!とくっつけて出来上がり。前面に何かプリントを施せば見栄えもするんでしょうけれど、そんまんま。この表示無しのチョッと雑さが残る無垢のアルミ感が、なんだか妙にイイ感じで好みwとりあえず、このまま楽しんで使おうと思います。ということで、またも「とりあえず・・」で、やり切ってません(^^!
2021年01月30日
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フライス盤をCNC化した後、ジョギングする際に画面上での操作がわずらわしく、かと言って、キーボードに手を伸ばして、スクロールキーを操作するのもイマイチ。ジョギングの操作性を求め模索し、お気に入りとなったのが外付けのテンキー。有ると無いとじゃ大きな違いなのですが、微調整は指先での叩き方しだいで不確実。手動での細かい加工が多い現状なので、なんとも歯がゆい問題で「テパが欲しい!」となるわけです。手動パルスジェネレーター、いわゆるテパとかPMGとかペンダントと言うアレですね。よく見かけるタイプで汎用品はプラネットでも扱いがあるものの、ウチのブレイクボードの型番では対応せずで残念!と、あきらめていたところ、メーカー純正として対応品が販売されました。商品名「ワイヤレスハンドホイール」は、Planet 社製の殆どに対応。値引き中という誘い文句にも誘われてポチリまして、遥々スロベニアから到着。本体はゴムのカバーに包まれ安心感のある作り。実は、問題が全く無い訳ではなく、新しくなったCAMソフトへ移行する必要あり。正規ユーザーは無償でライセンス認証のキーを貰えます。しかし、セットアップを全てやり直さなければならないという煩わしさを伴います。安い中古部品を多用した精度の低い改造マシンは、なお更の事。Planet CNC USB Controller から Planet CNC TNG へは、少し決断が必要でした。ソフトの外観は、メジャーなCAMソフトMach3のゴチャゴチャした感じとちがい、スッキリさが継承されていて大体のレイアウトも同く、個人的に好感度は高いです。ただ、設定メニューの中にあった「キャリブレーション」が無くなったことは残念。実測での誤差はいちいちパルス数を操作して良い数値を探す必要がありました。メーカーサポートの反応を伺ってみたところ「パルスの欠損が生じていると思われる」という意味の英文が返ってきて、設計に基づいて算出したパルス数を入力すれば、キャリブレーションの機能など必要ないという話。要するに社外品の格安モータードライバーを使っていることが問題なの?という解釈になるのですが、ならば旧ソフトの「キャリブレーション」は何の為?おそらく、ちゃんと自社が取り扱うドライバーを使いなさい、という事なんでしょうね。ともあれ、テパが使える様になり、マニュアルでの細かい加工には非常に便利!期待外れな点は、早送りが苦手な点で、設定次第である程度は解決できますが、妥協できる使い勝手に至るには、結局今までのテンキーボードも併用です。コントローラー背面には磁石が埋め込まれているので、ペッタンと付いて便利。結局、一長一短と感じる物ではあります。しかし、本題だったマニュアル操作での微調整が、とても使いやすくなったのは確か。買って良かったと切に思うしだい。手放せない物になることも間違いないでしょう。加工時の使い勝手が良くなったところで、もうひとつ我がままの実現として、パソコンのハードディスクを SSD にしてしまいました。フライス盤をチョットだけ使うという事が多い実状にあって、ウインドウズを立上げ、ソフトの動作準備が出来上がるまでの時間は、なんとも長く感じます。寸法管理が必要ない加工を手動で使うだけならば問題ないのですが、せっかくのCNC、スイッチポンで動く様にする手段もありますが、それはジョギング操作だけ。このワイヤレスハンドホイールを使うとなれば、ソフトの立上げが必須となります。そこで、ハードディスクをやめて だいぶ安くなってきた SSD への換装。自分が使う他のパソコンは全てSSD化済みで非常に快適。なにせ、パソコンの電源スイッチを入れて30秒後には使えちゃうわけですから、CNC も SSD化するのは自然な流れだったと言えます。他のパソコンは全て500GBを使ってますが、そこまでのボリュームは必要ないので、ざっと見て一番安かった SanDisuk の 240GB を使用。パッと立ち上げて、テパでパパっと小さな加工。いいですね~、道具としての印象が全然変わりましたとさw
2021年01月29日
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CNC化も安定稼働とは言え、XYZの3軸を制御しているだけ。刃物やクーラントの制御は、そのうちに、、と思いながら数年が過ぎてしまった。加工が終っても主軸とクーラントのポンプが回りっぱなしという中途半端な状態。実のところ、方法がわからないというのが進展しなかった理由。発売本家の PSF550 CNC は主に LinuX CNC を使って制御されているらしいのですが、このメイン基板にどう連結しているのか?その方面の知識が無い小生には難解過ぎます。いっそのこと主軸の動力と回転制御を三相モーターとインバーターに改造してしまえば、Planet CNC での制御方法は簡単なのですが、それはまた違った形で苦労が必要でしょう。フライス盤の後ろ側内部にあるメイン基板を眺め、マニュアルの回路図を眺め・・こりゃあやっぱり本家の CNC機の詳しい情報、と言うか見てみないと分からん (・_・;)そして、古く低レベルな機械屋の頭で苦悩し、たどり着いた苦肉の策は、操作パネル(基盤)のオン/オフボタンを外部から制御してしまおうというものwマイコンがらみの回路なので、とても緊張感を伴う試みですが、見たところ基本的にはリレーとなる回路への信号を一瞬だけ送るのがオン/オフボタン。なので、このボタンに外付けのリレーを接続して、そのリレーをブレイクボードの、外部出力端子で制御してあげましょうではありませんか。回路の動作として違う点は、ボタン操作ではボタンを一瞬押すだけのところ、リレーを使うと、押しっぱなしの動作になります。オン/オフボタンが独立しているということは、ボタンを押して回路が切り替われば、そのボタンの回路は閉じていようが開いていようが関係なくなります。要するに作動中にスタートボタンを押しても何も起こらなず、その反対もしかり。あらかじめテスターでボタンの動作を確認した後に、三本の線をハンダ付けして、その線を使って実際に動作テストしてみたところ成功(^^)v黒線に赤線もしくは黄線の接続でオン/オフとなるわけで、リレー1個の動作そのもの。あとはフライス盤本体の中にハーネスを通して、操作基盤に接続。側面に穴を開けて、取出し。結局メイン基板は手つかずのまま。チョイスしたリレーは、オムロン の1c接点 DC5V 1個 ¥225(運賃込み ミスミ価格)適当な長さに配線を付けておきます。ついでなので、クーラントの電動ポンプの制御もするとして二個並びです。マニュアル操作を考慮し、手動スイッチを回路に入れ抱き合わせでの丸出し状態。取りあえず固定せず、完全に運用が落ち着いたら固定場所を考えます。ちなみに、FL はクーラント、SP はスピンドル、制御ソフト上の略称。実作業では、ワークのGコードセットに、それぞれのオンオフするコードを書き加え、無事に安定稼働しております。詳しい電気的な知識の無いまま、半ば物理的に電気回路を想像?というより決めつけて、というか素人の強引な判断で上手くいったわけですが、その実、回路のどこかに負担のかかるダメな改造である可能性があるかもしれません。この先、いつまで安定稼働するか? 我ながら見ものではあります。以上、昨年春の出来事でございました。過去一年間の CNC 関連未公開ネタを随時公開予定です。
2021年01月28日
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2021年01月01日
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