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2021.02.27
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昔のことわざに「稼ぐに追いつく貧乏なし」というのがあって。つまり、必死に働いていれば勝手に収入が上がり、遊ぶ時間も金もかからないから貧乏にはならない、という言葉です。

 が、これが今の時代は通用しない。同じ会社にどんなに必死に働いても給料が低賃金の一定額、何年働いてもほとんど昇給もなし。にもかかわらず消費税やら社会保障費は値上がりするのでどんどん貧乏が追い付いてくる。

 で、そういう場合、よくやりがちなのが「節約」というもの。一日にかかるコマゴマした経費を10円.一円単位で削っていく。しかしこれって毎日が本当にしんどいだけで労力に合わない。余計なものを買わない、というのではなく、必要なものを買うのに毎回躊躇する思考ですから。

 私が思うに、若いころに最初に入ったゲーム会社が倒産したことが、その後の人生で本当に良かったと思っています。当時はお先真っ暗でしたが、ゲーム業界だと転職が当たり前の業界。それに特化した技術職なので業界に入って20年になりますが今のところ需要は常にあって。で、転職のたびに給料が上がっていく。
 一つの会社にいるとずっと給与の金額は上から押し付けられるだけですが、入社時に交渉できるので、少なくとも「新卒で入社して10年たって、仕事は忙しく成果も出しているはずなのに初任給からほとんど変わらない」ということもなく。

 で、転職は若いうちの方が有利というのが幻想で。むしろスキルが溜まった、技能を持っていて即仕事に対応できる、応用力、経験値があると、この業界だと年齢関係なく交渉できます。

 とはいえ、この業界も水物。任天堂がとんでもない売り上げを出している一方、自社のゲーセン部門を切り離すセガみたいなこともある業界で。だから、わたしは「開発会社」というどこの仕事も受ける会社に入ることをお勧めしています。
 それに開発会社だといろんなプラットホーム、それこそハイエンドのコンシューマからスマホのゲーム、ジャンルもばらばらで毎回、使用アプリが変わったり、勉強しできますねえ。あと、看板を前に出しているメーカーより知名度が低いだけで入りやすく、技術も覚えやすい。ここでキャリアを積めば同業他社にも転職がしやすいことも上げられます。

 なんだか冒頭の話とつながっていないような文脈になってしまいましたが、「一つの会社に愛社精神を捧げても見返りが得られない(成果報酬という名で従来の年功序列や定期昇給がなくなった)時代に、転職を恐れることはない」という話。





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最終更新日  2021.02.28 09:05:35
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