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2021.07.17
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オリンピック開会、閉会式の音楽担当者が過去に「障碍者に壮絶ないじめをしていたことをサブカル雑誌に武勇伝として書いていた」ことが明るみに出た問題。

 で、思うのはこの人って結局「罰が当たった」という、それだけなんです。というか、過去の罪の清算を今、求められているという。そのタイミングがたまたまこのタイミングで露見した、というだけで。
 この件に関して非常に腹立たしいのは、彼を擁護する意見の中に「誰だって若気の至りでここまででもないとしてもイキってこういうヤンチャしたことあるでしょ?」というもの。

 ねえよ!というか、逆にその手の連中のヤンチャの被害者だよ!こっちは!

 そしてそのヤンチャの恨みは未だに深い傷として残っていて、絶対忘れないし許さない。何より、そういう目に遭ったからこそ、自分は絶対にそんな人間にはなりたくない。

 過去の自分だけの失敗は笑い話にできる。が、今回の件は他人に、しかも弱い立場の人に遊びで行った。すでに善悪の分別のつく年齢で「過去のやんちゃ自慢」として雑誌媒体に書いている。これを書いた理由とは「自分が障碍者をイジメたことを面白いと思ったから」であり。

 彼はこの件が事実であったことを認めたうえで「職務を全うして責任を取りたい」といっているが、この期に及んでまだ自分の保身第一に語っている。反省など何もしていない。

 世の中、学校でいじめられ、人生をドロップアウトして引きこもりや自殺に追い込まれた人間がとても多い。それに対していじめた側は「若気の至り」「過去の武勇伝」としてノウノウと人生を謳歌している、下手すると「いじめはよくない!」なんて自分の子供にいったりして。ダウンタウンの松本人志なんか典型ですが。(彼は以前,自分のラジオで学生時代のいじめを面白トークとして話していたが、別番組でのいじめ問題を「絶対にあかん」みたいな口調で断罪していて唖然とした)

 だからこそ、擁護する人間のトークを聞くと、自分が過去の同様にいじめを行って、過去の弾丸が自分に当たることを恐れているのではないか?過去を掘り起こされて同じような社会的制裁を今受けることによって、今の地位を失うことを恐れているんじゃないか?だが、そんなことは被害者にとってはもっとも溜飲が下がる、意義のある復讐でもある。






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最終更新日  2021.07.18 11:02:49
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