Fastest Lap

Fastest Lap

October 11, 2006
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カテゴリ: Engineering
 今季、ルマン24時間レースでディーゼル・エンジンを搭載して圧勝したアウディR10打倒を目指したフレンチ・ライオンが発表されました。
 来年のルマン24時間レース制覇を目指したプジョーのプロトタイプ・マシン「908」はクローズド・ボディにバンク角100度の5.5リッターV12ディーゼル・エンジンを搭載してR10に真っ向勝負を挑みます。
 電子制御デヴァイスはWRカーで培われたノウハウが活かされていると公表されており、中でも電子制御デフの技術には定評があるプジョーだけに総合力ではアウディ陣営に引けはとらないでしょう。
 フロント・ノーズは吊り下げたような先鋭的なデザインでダウン・フォースをはじめとする空力処理されたフェアリング・ラインはいかにも走りそうな印象です。
 このフォルムに関してはアウディR10よりもかなり洗練されて見え、フレンチ・デザインのかなり艶やかなシルエットとなっています。
 プジョーと言えば92年と93年にグループCカー「905」があるだけに来年のアウディとの直接対決は見所満載です。しかも、どちらも欧州メーカーの中ではクリーン&パワフルなディーゼル・エンジン開発においてイニシアティヴを握っているメーカーの直接対決だけにレース前にも熾烈な開発競争と熟成が行われることは必至です。
 僕にとってはどちらも好きなメーカーだけに応援する際はちょっと複雑な気もしますが、それよりも気になるのはエンデュランス・レースの世界ではディーゼル・エンジンが猛威を振るってますが日本メーカーとの格差はどのくらいあるんでしょうかね?
 日本はディーゼル離れが進んでいるので、この辺りの技術開発は立ち遅れているのでは?と思うのですが・・・どうなんでしょうかね?





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Last updated  October 11, 2006 08:16:25 PM
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