Flatのガンプラ製作日記

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flat2775

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2010.09.14
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カテゴリ: ガンダム小説
6周年の記念として、昔書いていた小説の続きを書いてみることにしました。









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「よし、前進開始」

ミニトレーのメインブリッジに乗った男は部隊の進軍を指示した。

ミニトレーとはビッグトレーの小型版の陸戦艇である。
ビッグトレーは言わずと知れた連邦軍のフラグシップ機であり、


佐官クラスの部隊長に指揮車輌として与えられる艇がミニトレーである。

それにしても、ミニトレーという安直な名前はどうにかならないものかと男は思う。
ビッグトレーの廉価版だとことは明らかで、部隊の母艦としての権威など微塵もない。

現場で通称として使われている「スピードクルーザー」という名前こそ、
正式採用されてしかるべき名前であろう。

実際のところ、この陸戦艇はビッグトレーほどの大きさも火力も装甲もないが、
軽快な機動力と充実したセンサー類を有しており、むしろビッグトレーより
扱いやすいと感じるのは負け惜しみ・・・ではないはずである。

この陸戦艇に率いられているのは100を越す61式戦車である。

ジオン軍によって生み出されたモビルスーツ、ザクは戦争を大きく変え、
従来兵器を無力な存在に変えたとさえ言われた。



・ミノフスキー粒子散布下における有視界戦に特化した機体仕様
・AMBACシステムの採用による抜群の機動性

と大きく2つあることが分かっている。

しかし、逆に言えば装甲はそれほど優秀なわけではない。
「攻撃を避ける」ということを主眼において作られた兵器であって、

それはある意味当然で、装甲も厚くて、機動性も高い兵器を作ることなど
資源のないジオンにはできるわけもないのだ。

そのザクが地上に降りてきた。
一蹴りで30mものジャンプができるモビルスーツはやはり脅威である。
しかし、その機動性は宇宙でこそ最大限に発揮されるものであり、地上では
従来兵器にも十分対抗の余地はある、と男は思うのだ。

そして、男は指揮車輌に有視界戦闘で有効な光学センサーを導入し、61式戦車10輌を
一単位として、指揮車輌からの指示に従って火力を集中するようにしたのである。

照準の精度の低さを指揮車輌からの観測と、複数車輌による同時砲撃で補おうと
考えたわけである。
現在のところ、この作戦はなかなか奏功しており、実戦3回で、破壊したザクは2機、
こちらの破壊された61式戦車は6輌である。

コストの面から考えれば十分な働きをしていると言えるであろう。

今までは小競り合い程度であったが、今度の敵はデルタツーだ。

ここにいるモビルスーツを撃滅すれば戦車はもう時代遅れだ、お荷物だと揶揄している
同胞の鼻を明かすこともできるというものだ。

デルタツーには我が部隊の礎になってもらう。
そんな思いを胸に男は闘志を燃やすのであった。

つづく





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Last updated  2010.09.14 20:23:18
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