Flatのガンプラ製作日記

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2020.01.05
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カテゴリ: 本の感想
書籍の感想です。

今回は「ウィリアムが来た時」です。

ウィリアムが来た時 [ サキ ]

作品の紹介で「」と書かれていて気になって読んでみました。

この小説は「もしこうなってしまっていたら」という感じの小説です。

ドイツが電撃的に制海権、制空権を制し、イギリスを降伏させた、ということで話はスタートします。
ドイツはイギリス人にドイツ人より重い課税は強いますが、それでも奴隷のようなひどい扱いはしません。

「ドイツに反発するより、ドイツ人の支配の中でより良く生きていく道を模索するべき」という人と
「見た目は従順な振りをして反抗する機会を窺っている」という人が入り乱れ、混乱していきます。

ドイツはイギリス人をさらに取り込むため、そして、さらに弱体化させるために、徴兵制を導入するにあたりある法律を可決します。
それは「徴兵される人はドイツ人のみ。イギリス人は武器を持たなくて良い」というものです。
徴兵に行きたくなかったイギリス人は大喜び。しかし、反対にイギリス人は武器の扱いに慣れる機会を失ってしまったのです。
こうして、ドイツにより飼いならし政策は進んでいきます。
後は若者を取り込めば、後世まで完全に支配下に置けると考えたドイツは・・・

こういう展開だと、革命が起きるとか、ドイツの皇帝が亡くなるとかそういうエンディングを予想していたのですが、意外なエンディングでした。
全体的に静かに話が流れていき、エンディングも静かに終わりを迎えます。
しかし、希望も感じるエンディングで、「なるほどねぇ」と思ってしまいました。

ちなみにこれはサキというイギリス人作家の作品なのですが、第1次大戦前に書かれたもののようです。





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Last updated  2021.04.03 13:31:11
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