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注目が高まっている“Zoom”を使ったWeb会議が15:00に予定されていて、その準備もあるからといつもより早くランチへと出掛けたのでありますが…途中、思い出した野暮用を消化したこともあり、目的とした『いしだや』へ到着したのは11:45を過ぎた頃でありましたこんな時間だから既に満席になっているかもとの不安を感じながら、潜るように小さな降り口から階段を下ったさきにある引き戸を開けますと…厨房を目の前にするカウンターの最後の一席をいただくことができるとのことで、下足を脱いで店内へと入ります奥に一卓だけあるテーブル席も続いて来られたお客さま方が相席をする形で着席をされ12:00を前にして満席となりました今日のお献立は…定番の「お造り盛合せ」に加えて、今日は青森県産の"ソイ"、三重県産の"いしもち"、そしてアラスカ産の"銀だら"と3種の煮魚が用意されていたようなのですが、残念なことに"ソイ"はすでに売り切れてしまったとのことで"いしもち"をいただくことといたしますメニューに〝本日 大きめ !!〟と書かれていた通り、器からはみ出てしまいそうなほどに大きな"いちもち"が丸ごと一匹提供されたのであります上品な甘みを感じる煮汁で煮付けられたお魚はふっくらと柔らかく、添えられるお豆腐やごぼうにもその旨みが染み込んでいて…シャキッとした水菜のお浸しが良い箸休めとなっておいしくいただくことができましたそして追加でいただいた「お造り 2種」今日は “ぶり” と “ちびき” とのことでありますが、いずれも身が厚く切られていることで歯ごたえも良くワサビの香りとともにいいただきます鯛茶漬け発祥のお店だとも言われる『吉兆』出身のご主人が独立されて10年目一点のシミも無いほどに美しかった白木で作られた入り口には年季が入ってきましたし吉兆譲りの鯛茶漬けもメニューから消え、ようやくご主人のお店になったような感じがしてうれしく思います【いしだや】東京都中央区銀座3-13-2 登栄銀座ビルB1F03-6228-4793
2020.03.30
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昨日とは一転して朝から雪が舞うほどに冷え込んでいまして…この時期に雪が降るのは10年ぶりであるとのことで、外出自粛を後押ししているかのようでありますそれでお昼は『金華樓』昨年9月末にオープンしたばかりのお店なのでありますが、お邪魔するのは今日が4回目半年間に4回も同じお店へを訪ねるなんてそうそう無いことなのですが、それほどお気に入りってことなのでありまして…ひとりでお邪魔していることもあってか、以前のそば屋時代から同じ席をいただくことが多く指定席であるかのように感じますモチっとした食感の刀削麺も、ツルンとした滑らかな舌触りのエビワンタン入りつゆそばもおいしくいただけましたし、アラカルトでいただいた帆立のフリッターも魅力的でありまして…何をいただこうかと迷うところでありますが、プチ贅沢を楽しむことにしようと、週替わりで提供される「シェフおすすめランチ」をいただくことといたします本日のスープとしてのコーンスープをいただいたあとに提供されたのは “牛肉と生姜と葱の炒め” と “白身魚のスイートサワー カラフルソース掛け”プチ贅沢なんて言いながらも2,000円もすること無くいただけるランチでありますので、小皿で提供されるとばかり思っていたお料理はそれぞれに一品として提供してもおかしくないほどの盛り付けでありまして…ピーマンに赤パプリカや黄パプリカ、それにオニオンと色合いが美しいカラフルソースの甘みや酸味とともにふっくらと揚がった白身魚を楽しんでいたのでありますが、そこにコロンと葡萄の実が入っていたことが斬新でありますし…脂身が少ないサッパリとしたお肉の柔らかさを生姜や葱の香りの香りとともにがおいしくいただくことができました蒸し点心はプリッとした海老を包むツルンとした滑らかな舌ざわりを楽しめる “海老蒸し餃子” とプチッととした歯ごたえがあるふかひれを包み込んだ“ふかひれ餃子” の2種でありまして…蒸したての熱々をいただくことができましたそして “セサミンたっぷりタンタンメン”お気に入りの加水少なめなストレートな中細麺に絡む胡麻の風味と円やかなスープの旨みとコクそこに細かいメッシュの挽肉が使われていることでの炸醤までもが絡み合って…香り、辛み、コクを同時に楽しめる一品でありました本日のデザートは “豆乳杏仁豆腐”生クリームほど濃さががなく、爽やかか杏仁の香りが食後にピッタリなものでありまして…滑らかな舌ざわりとともにおいしくいただくことができました【中華料理 金華樓】東京都中央区佃1-11-8 ピアウエストスクエア1F03-5859-0380
2020.03.29
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新型コロナウィルス感染拡大の影響で臨時休業を表明しているお店も多いことから、銀座や日本橋へ出掛けても無駄足になる可能性もあるし…そんなときにひとが集まるエリアへわざわざ行くことも無いだろうと、Facebookでオープンすることの記事がアップされていた『ソイナナ』でおいしいタイ料理をいただくことといたします今日の東京は夏日になるかも知れないとの予報が出ていましたので、ジャケットを脱ぎ捨て、シャツ一枚の軽い装いで散歩がてらに勝どきまで歩き…お店に着いてみますと先客は3組と言っても、6∼7組が入ると埋まってしまうような小さなお店でありますのでさほど閑散としたような印象を受けることも無く過ごせますいただいたのは「ゲーン・キョウ・ワーン(鶏肉と茄子のグリーンカレー)」もう一品おかずを選ぶことができる「ソイナナダブルセット」なる商品もありましたが、サイドメニューから「ミニ生春巻き」を添えることにいたしますグリーンカレーは辛さの調整ができるとのことでタイ人の辛さだと書かれた中辛でお願いしたのですが、これが大正解ゴロゴロッと大きめにカットされた鶏肉の柔らかさとともに、程よい辛さを楽しむことができましたそして生春巻きミニとのことで一本をカットしたものではありますが、ボリューム的にもちょうど良い感じでありますしスイートチリの酸味と甘みもあっておいしくいただきました帰り際に「台風のときにも来ていただきましたよね?」と声をかけていただき…「あの時はお客さんがワタシだけでしたよね」なんてお話をしてお店を後にしました【勝どきアペニンのタイ王国食堂 ソイナナ】東京都中央区勝どき3-4-18 03-3531-5173
2020.03.28
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八重洲にある焼肉屋『炭火職人』お昼どきには近所にお勤めであろう方達の出入りが多く気になっていたのでありますが、地下へと下る階段があまりにも暗く行く手を阻んでいるようにさえ感じ二の足を踏んでいたのですが…隣にあったビルが解体されたことで明るくなった階段を下ってみますと、入店と同時に「何にしますか?」と尋ねられる前会計システムに戸惑いながらも「ミックスセット」の大盛りをお願いいたします13:00を過ぎているにもかかわらず満席状態は続いているのですが…先客がお帰りになられた後、次のお客さまへのお料理が提供されるまで2分もなかっていないのではないかと思うほどにスピーディーなオペレーションに感心いたします着席の時点でサラダとキムチ、それにご飯とお味噌汁までがセットされていまして…そのサラダに手を付けるかつけないかのタイミングで注文しておいたお肉が提供されますお皿いっぱいに盛られるお肉はカルビとロース、それにハラミの3種その全てがしっかりとタレで揉み込まれていることで、見た目の美しさはありませんが焼いた香りは最高のご馳走でありますカルビやロースも悪くありませんが、ハラミのおいしさはリピートすること間違いなしですねそんなお肉だけでなく、味噌汁には大根や人参、こんにゃくに揚げ、さらに豚肉の細切れまで入っていてまるで豚汁かのようでありますし、ごはんだっておいしくて…次回、お邪魔したときには「Aセット(ハラミ)特盛」をいただくことといたしましょうこちらのお店、どうやらすぐ近くにある『昌月苑』の系列であるようで…お肉のおいしさも納得であります【炭火職人】東京都中央区日本橋3-3-17 財成八重洲ビルB1F03-3276-6626
2020.03.27
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今日の予定も築地ということで、市場から直接仕入れる新鮮な魚貝を使ったペスカトーラがおいしいと評判の『築地パラディーゾ』を目指しますずっとお邪魔したと思いながらも席待ちの列が絶えることがありませんし、1時間ほど待つことも珍しくないとのことで…これまで何回も断念していたことから覚悟を持って伺ったのですが、なんとなんと待つことなく席をいただくことができる幸運に恵まれたのでありますいただいたカウンター席は調理する姿を臨むことができる特等席でありますし、その背に置かれるテーブル席のほか、奥のお部屋にもいくつかのテーブルが置かれていることからゆっくりとした食事を楽しむこともでき…築地というロケーションからか、何となくイタリア南部の海沿いにある小さな町のレストランにいるかのような雰囲気もステキであることから女性同士やカップル客などの利用が多いようですね週替わりで提供されるランチメニューから「本日入荷した新鮮な貝類とチェリートマトのペスカトーラ」をお願いしますと、先ずはサラダとバゲットが提供されまして…サラダはカールレタスをベースにレッドオニオンやニンジン、きゅうりなどと飾られるのですが、それやのカットやちょっとした工夫でオシャレなものみえますねそしてペスカトーラチェリートマトとあることから ”ロッソ” であるかと思っていたのですが、トマトの酸味と甘みを活かした “ビアンコ” でありありまして…ちょっと硬めに茹で上げられたリングイネがオイルソースの旨みを含んでおいしくいただくことができましたそして何よりもうれしいのがたっぷりな貝類でありまして、蜆でブロードを取っているのかと思うほどに、数え切れないほどの蜆が使われていますし、定番のムール貝に加えて大きめな蛤が4個も使われるなどご馳走感も十分であります【Trattoria Tsukiji PARADISO】東京都中央区築地6-27-303-3545-5550
2020.03.26
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定期的な用事があって築地へということで、予てよりおいしい雲丹が乗せられた海鮮丼をいただくことができるお店としてブックマークしておいた『いま津』さんへ伺うことにいたします場外市場とは晴海通りを挟んだ反対側だということでそれほど多くの人通りがあるわけではないのですが、近隣にお勤めされている方たちからの口コミが広がったのか、今では観光客の来店も少なく無いようで…12:00を過ぎると行列ができてしまうであろうと急ぎ向かったのですが、既に店先に置かれた待ち席にはひと組のお客さまが待たれていたのであります30分ほど待ったあとカウンター席をいただくことができましたが、その後も一巡目のお客さまと入れ替わるように次々とお客さまが来店されることから満席の状態は絶えることなく、カウンターの中で調理をする大将も忙しそうでありますお昼には銀ダラの西京焼きをメインとした献立となっていまして、シンプルな「銀ダラ西京焼定食」や、お造りとともにいただくことができる「贅沢築地御膳」などもありましたが、ワタシが目的としたのは銀だら西京焼きとともにいただくことができる“イクラご飯”や“ウニご飯”といったものでありまして…雲丹がおいしいとの評判でもありましたので“ウニご飯”をいただきたいところではありますが、初めてのお店でもありますし、 “全部のせ”の魅惑に勝つこともできず「銀ダラ西京焼きと全部のせ」をいただくことにいたします厚みがあるだけではなく脂がのっていることでのジューシーさや西京味噌の甘みも感じる銀ダラ西京焼きも十分に魅力的なのでありますが、添えられたご飯には ”ウニ” "漬けマグロ" "イクラ" がお茶碗からこぼれんばかりに盛られていることでどちらがメインなのかとツッコミたくなるほどでありまして…そのビジュアルとおいしさに満足させていただくことができましたし、そのウニの新鮮さと濃厚な旨みから次回は “ウニご飯”をいただいてみようとの欲望も生まれるものでありました「お待たせして申し訳ありません」との声掛けから始まり「苦手なお魚はありませんか?」とのやさしさや、「ご飯のお替りは如何ですか?」との気遣いをしてくださるだけでなく…入り口への気配りも絶やさない大将の接客に素晴らしさを感じていたのですが、寿司店のカウンターで寿司を握っていた経験があると聞き納得であります【築地 いま津】東京都中央区築地6-5-4 大哲木村ビル1F03-6264-7880
2020.03.25
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お肉ランチをいただこうと…久しぶりに『HACHI』って肉バルを訪ねてみることにいたします日比谷線八丁堀駅から歩いて5分ほど新川二丁目交差点の脇にある路地の入り口に“肉足りてる⁉︎”と書かれた看板が出されていまして、その前を通るたびに唆られながらも3年もご無沙汰してしたようですね古い民家を改装したであろうと思われるお店は2階建てとなっているのですが、いただいたのは1階のU字型のカウンター席でありまして…そこにはたくさんのお酒が並べられていることでバーの雰囲気を感じますステーキプレート、牛ハラミプレート、手ごねハンバーグディッシュなどと並ぶランチメニューから「中落ちカルビプレート」を選びますミディアムほどに焼かれた厚みがあるお肉は220gとボリュームにも満足でありますし、きつね色に炒められた玉ねぎの甘みがおいしいシャリアピンソースの相性が良くおいしくいただくことができました盛られたパエリアパンがほんのりと温められた程度であることからシズル感と言った演出効果はありませんし、「いらっしゃいませ」や「ありがとうございます」と言ったスタッフの元気が良い声もなく…BGMのない店内にはテレビからの音だけが寂しく流れていることだけが残念でありました【Meat Dinner & Bar HACHI】東京都中央区新川2-12-5 03-3555-1088
2020.03.18
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お昼に何を食べようかと悩んでいた時にふっと頭に浮かんだのがムチっとした海老の天ぷらでありまして…どこかのおいしい天ぷら屋さんへ出かけようかとも思ったのですが、それほど時間の余裕もなく『更科丸屋』へと出かけます中央通りの京橋2丁目交差点を昭和通り方向へと歩き、途中の車も通れない細い路地へと入ったところにあるのですが…お昼どきには多くのビシネスパーソンで賑わう人気店であることから、こちらへ伺うのはいつも時間がずれている時なのでありますいただいたお料理はもちろん「天ざる」であります細打ちの更科は程よい歯ごたえと喉越しを味わうことができるものでありますし、つゆの香りもおいしくて…それにも増してお気に入りなのが海老の天ぷらでありまして、先ずはそのサイズ感がうれしいのでありますずいぶん前のことになりますが、蕎麦屋の店主から海老をどれだけ伸ばせるかで蕎麦屋の儲けが変わるなんてことを聞いたことがあるのですが、こちらはそうやって伸ばしに伸ばしたものでないのですが150mmほどの大きさでありますし…揚げた際に丸まらないように背を折る程度の加工しかしていないために、ムチっとした歯ざわりと海老本来の甘みを感じることができるのでありますそんな海老が2本も盛られるのですからお値段もそこそこなのでありますが、また伺いたくなるほどに記憶に刻まれる逸品なのであります【更科丸屋】東京都中央区京橋2-8-1503-3535-8000
2020.03.17
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おしゃれなお店が並ぶ丸の内仲通りに面するビルではあるのですが…地下にある飲食フロアはそれとは無縁に思えるようなお店が並んでいまして、男性を中心としたビジネスパーソンで賑わっています15店ほどが軒を連ねる中から選んだのは『ラ・ベルテ』1977年の創業から多くのお客さまに支持され続けているイタリアンレストランでありまして…厚切りのベーコンと濃厚なクリームが特徴的なカルボナーラを看板料理として、ここ有楽町だけでなく、日比谷や大手町にも店舗を持つ人気店なのでありますとなれば、そのカルボナーラをいただくべきところではありましょうが…いただいたのは「アーリオ オーリオ エ ペペロンチーノ」辛めに仕上げて欲しいのですが… とのリクエストにも気持ちよく対応していただけましたし、ニンニクの香りがキチッと移ったオイルソースも見事でアルデンテの食感とともにおいしくいただくことができましたそして折角だからとトッピングさせていただいた厚切りベーコンも表面がカリッと香ばしく焼かれていながらもジューシーであったことに大満足であります本来ならば13:00を過ぎるとサラダバイキングをいただくことができるのですが、新型コロナウィルス感染拡大の影響により中止していることで…13:00前と同様にセットサラダが提供されたにもかかわらず、会計時に申し訳ございませんと100円を引いてくださったのでありますお客さまが少なくなっているときであろうことを考えると申し訳ない気持ちでいっぱいになるとともに、一日も早く収束して欲しいと心から思いました【LA VERDE】東京都千代田区有楽町1-10-1 有楽町ビル B1F03-3213-6996
2020.03.16
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蛇の目鮨と言えば、助六寿司発祥のお店としても知られる新富町の蛇の目鮨が有名ではありますが…お邪魔したのは人形町の『蛇の目鮨』でありまして…すき焼きやしゃぶしゃぶの名店『人形町今半』の隣にあるお寿司屋さんであります全国的にも"蛇の目"を屋号とする寿司屋さんは多く、日本橋界隈では東日本橋の蛇の目寿司、日本橋浜町の蛇の目鮨があることから間違われる方もおられるのではないでしょうかそんなお店の暖簾を潜るか否かしばしばお店の前で悩みましたが他に目的があるわけでもなく…暖簾を潜った先には、すぐ左手に小上がりになったテーブルが1卓、その奥にカウンターが7席と小さなお店でありまして、カウンターの中に立つふたりの職人さんに迎えていただくことができました先代とその息子そんな風に眺めていたのですが、指揮を執っているのは若い方でありまして、年配の方はそれを優しく受け止めているような感じでありましたにぎりの特上をお願いしますと、炒り卵にちくわの素揚げが乗せられたものとマカロニサラダ、香の物と“お通し”的な3品が提供されまして…この辺りからも地域に根付いたお店であろうことが窺えますねそしてにぎり先ずは中トロに白身、光り物と3貫が握られますにぎりはかなり柔らかく、丁寧に扱わないと崩れてしまいます続いては“ひらめ”でありましょうか 白身のとともボタン海老が握られますそして“アワビ”とのことでしたが、かなり小ぶりなもので…さらに“蟹の解し身”軍艦からこぼれそうなほどにたっぷりと盛られていることが嬉しいですね最後に鉄火巻きと卵焼き特上とはいえ3,000円ほどでいただけることを考えるとこんなものかと自分を納得させようとしますが、近年のグルメ回転寿司のレベルを考えると割高感がありますね【鮨処 蛇の目鮨】東京都中央区日本橋人形町2-10-2 ジョイフルビル1F03-3666-5073
2020.03.15
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冷たい雨の影響で気温が下がるとは聞いていたのですが…お昼をいただこうと外へ出てみますと雪混じりの“みぞれ”が降っているではないですかそれで銀座へと出掛けることを止め、佃にある『上海ダイニング』へお邪魔することにいたしますお店へ入ってビックリ週末だと言うことでビジネスパーソンがいないことは必然であるとは言え、いつもだと近くの高層マンションにお住まいであろう方々で埋められているお店なのでありますが…お昼どきを過ぎた時間だとは言え、先客が誰一人いなかったのでありますお店の方に尋ねてみますと、あの疫病の影響でか今月に入って急に客足が途絶えたのだとか早く収束してもらわないと大変なことになりますね土日祝日に用意されるランチは用意された5種のお料理から好みのものを選ぶ「2品ランチセット」と「3品ランチセット」でありまして…今日は定番である黒のマーボードウフを避けて、「エビとブロッコリーの塩味炒め」と「野菜と豚肉のタンメン」のふた品でお願いすることにいたします先ずはエビとブロッコリーの塩味炒めたっぷりなフクロダケと一緒に炒められたブロッコリーとプリップリの海老がほど良い塩味でまとめられていまして…小皿で提供されることからボリュームを感じることはありませんが、大きめのお皿の真ん中に盛り付けると、それなりの一品となるに違いありませんそして野菜と豚肉のタンメン豚細切り肉とともにキャベツとニラ、それにもやたまねぎといろんな野菜が炒められていて…先のブロッコリーを含め野菜をおいしくいただくことができましたそして〆の杏仁豆腐滑らかな舌ざわりと杏仁の香りを楽しみながら…ふっと窓の外に目をやりますとみぞれから雪へと変わってきたようですので、早々にお店を後にすることといたします【上海ダイニング】東京都中央区佃2-1-3 共同通信社・研修交流センター1F03-5166-0105
2020.03.14
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出張帰りの豊洲でお昼と言っても14:00を過ぎた時間であることから選択肢も限られていて、駅近にあるラーメン屋さんで手早く済ませようかとも思っていたのですが…豊洲駅前交差点脇にある細い路地を入ったところで見つけた『餃子酒場別館』雑居ビルの2Fであり、その怪しげな雰囲気に気後れしたワタシは本店を目指すことにいたしますこちらへはオープンして間がないころにお邪魔して以来となりますので、かれこれ7年ぶりとなるんですねこんな時間であることに加え、駅前の人通りが途絶えた場所でありながらもお客さまが絶えることはないようで…さすがに多くはありませんが、ポツポツとおひとりのお客さまがいらっしゃいます夜は店名の通り餃子をメインとした居酒屋なのであるのですが、お昼は刀削麺を武器に営業されているようで…マーラー刀削麺を中心に海鮮刀削麺やタンタン刀削麺など数種が用意される中から「汁なしタンタン刀削麺」を選び…ミニ丼か半炒飯、杏仁豆腐が付くセットメニューもありましたが、120円でいただける餃子を添えることといたします先ずは餃子ムチっとした皮でたっぷりな餡を包んだ大きめなものでありますので3個でも十分なボリュームでありますし…なんと言っても飛び出るほどの肉汁が魅力でありますそして汁なしタンタン刀削麺ミンチというにはあまりにも大きな炸醤は甜麺醤の旨みが効いたものでありますし、たっぷりの豆苗が添えられることもうれしく…温泉卵とともに全体をむらなく混ぜ合わせ、モチッとした麺の食感を味わいます【餃子酒場】東京都江東区豊洲4-8-13 03-6204-2907
2020.03.13
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昨日はダウンを着ていないと寒い一日でありましたが、今日打って変わってポカポカとした春の陽射しでコートを必要としないほどの暖かさでありまして…散歩がてらにお昼をいただきに出掛けることにいたします三田に本店を持つ『ビストロ ローブン』お昼に提供されるハンバーグとロールキャベツが有名なお店でありまして、いつも行列ができるほどの人気店なのでありますその姉妹店が八丁堀にあることは知っていたのでありますが、お邪魔するのは初めてでありまして…お昼の忙しさが落ち着くであろう13:00近くにお邪魔させていただくことにいたします2名掛けのテーブルが6卓とカウンター席だけの小さなお店でありましたが、お邪魔したタイミングが良かったのでありましょう、待つことなく入口脇のテーブルをいただくことができましたいただいたお料理は「ホワイトソースのハンバーグステーキ」40mmほどの厚みがあるゴロンとしたハンバーグにたっぷりのソースが掛けられていまして、ポアブルローゼの赤がアクセントとなっておいしそうでありますナイフを入れた断面からは肉汁が滲み出てきますし、粗いメッシュで挽かれていることでの歯応えも良く…コクがあるホワイトソースとの相性も良くおいしくいただくことができますピーク時間の前にカットしバケットに入れて準備しておいたのでありましょうパンの切り口が乾燥していたことが残念でありました接客を担当してくれたスタッフが帰り際には扉の外まで出てできて見送ってくれたのですが、その様子がとてもいたいけで愛おしく…後ろ髪を引かれるような思いでお店を後にしました【bistro ROVEN】東京都中央区八丁堀2-16-2 03-5542-0287
2020.03.09
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新川にビャンビャン麺のお店がオープンしたのが1年半ほど前のことモチモチとしたおいしさにハマる人が多いのか、平日のお昼時には行列ができるほどの人気店となっていることは知っていたのですが…なんと2号店となる神田店が2月にオープンしたとのニュースを聞き、久しぶりにその麺のおいしさを楽しみたくなったのでありますそれで比較的空いているであろう日曜日にお邪魔させていただいたのですが…席が空くのを待つほどではないものの多くのお客さまがいらっしゃったことで2人掛けの小さなテーブルをいただくことといたします働かれている方たちも中国系の人たちであるようですが、お客さまも中国系の方たちが多く…ここでの共通語は中国語なのではないかと思うほどに賑やかな会話が飛び交いますいただいたのは週替わり麺として提供されていた「海鮮麻婆麺」お昼の時間には15mmほどの幅があるビャンビャン麺か、その倍ほどの幅がある褲帯麺(ベルト麺)と2種の麺を選べるとのことではありまして…悩みながらもオーソドックスなビャンビャン麺でいただくことといたします名古屋の“きしめん”や群馬の“ひもかわうどん”のような幅広麺であるのですが、うどんのように“切る”のではなく“伸ばす”ことで作られていまして、麺を打ち台に打ち付ける音から名付けられたとの説もあるのだとかそして海鮮麻婆豆腐挽肉ではなく、海老やイカ、貝柱などが入った麻婆豆腐はとっても斬新でありまして…海老の香りとともにいただく、モチモチとしたコシが強い麺の食感を楽しむことができましたプラス250円でミニ丼がいただけると言うことで…4種用意された丼から「ミニチャーシューそぼろ丼」をいただいてみますと、しっかりと味が染みたチャーシューのおいしさは基より、ごはんに染みたチャーシューの煮汁がおいしくて…これはミニではなくレギュラーサイズでも提供して欲しいと思うほどの逸品でありました【西安麺荘 秦唐記】東京都中央区新川1-13-603-6280-5899
2020.03.08
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折角、人形町へ来ているのだからと…かねてより機会を伺っていた『寿限無』にもお邪魔させておただくことにいたします人形町交差点から小伝馬町方向へ向かう水天宮通りを5分ほど歩いたところつけ麺の『兎屋』や塩ラーメンの『ひるがお』などの名声店も並ぶ激戦区でありながらも、坦々麺と酢辣麺を主力に平日のお昼には行列ができるほどの人気なのでありまして…週末であればそれほどでもないかと訪ねてみようと思いたったのでありますが、14:00近い時間でありながらもカップルやファミリーと言ったお客さまで賑わっていたのでありますいただくのは「坦々麺」蒸し麺坦々麺や厚切りチャーシュー坦々麺、パイコー坦々麺などとバリエーションもありましたが、先ずはスタンダードなものを選び、辛さは“大辛”でお願いいたしますこちらでいただく坦々麺は中華料理店で出されるような胡麻の甘みとコクを楽しむと言った坦々麺ではなく、自家焙煎されたという芳ばしい炒りごまの香りを楽しむと言ったものでありまして…加水の少ない麺との相性も良くおいしくいただくことができました土曜日と祝日のみのサービスとしてプラス120円でシュウマイ2個と味付け玉子1個を添えていただけるようでしたが…今日は2軒目ということもあり遠慮させていただきました【寿限無 担々麺】東京都中央区日本橋堀留町1-8-1503-6661-2176
2020.03.07
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八重洲での所用を終えて…この時間ならまだランチに間に合うと人形町まで歩き、戦後間もない頃にオープンした老舗『洋食 キラク』を訪ねます多くの洋食店がある人形町にあってその御三家のひとつに数えられ留守お店であるのですが、先代がお亡くなりになられた際にはお家騒動もあって…その後、お邪魔することもなかったのでありますが久しぶりに年季が入った引き戸を開けてみることにしたのでありますきれいに手入れされた白木のカウンター席だけの小さなお店ではありますが、目の前で一品一品を丁寧に調理される姿にもおいしさを感じていたのですが…便箋に手書きされたメニューからはおいしさを感じることがありませんし、やっつけのような印象さえ受けるのでありますそんなメニューに書かれるのは名物であるビーフカツのほか、豚ロースカツやお昼にだけ提供されるハンバーグなど6品ほどでありまして…今日は迷うことなく「ポークソテー」をいただくこととしたのですが、フライパンにお肉を乗せたかと思うとすぐに蓋をされ、その焼き加減を確認されるために何度も蓋を開ける姿に“プロ”を感じることができず残念に思えていたのですが…山盛りのキャベツとマカロニサラダを伴い提供されたお肉は厚みがあるにもかかわらず柔らかでありましたし、バター醤油系のソースはちょっと濃いめに感じますがご飯との相性がよくおいしくいただくことができました【洋食 キラク】東京都中央区日本橋人形町2-6-603-3666-6555
2020.03.07
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八重洲と日本橋を結ぶことからと名付けられた“八日通り”日本橋高島屋の近くでありながら人通りは少なく、ビルに挟まれていることで日中でも陽が射すことがない細い路地は“はっぴぃ通り”との愛称で親しまれているのだとか…そんな通りに掲げられたA看板にあったランチメニューに魅かれて『割烹 鶴の家』へお邪魔させていただくことにしたのですが、暖簾を潜ってすぐに目に入ったのがほぼ事務机と化したテーブルでありまして…これは失敗だったかなと不安な気持ちになりながらも、4人掛けのテーブルが並べられた部屋へと入り、空いていた席をいただいたのですが…奥から出てきた年配の女性は、先の看板を下げると厨房に向かって「終了でーす」と大声で伝えられたのでありますその後すぐに気付いていただくことができましたので、無事に食事をいただくことができましたが、一時はどうなることかと焦ってしまいました8品ほど用意されるお昼の定食はどれも1,000円以下で提供されているのですが、お刺身や煮魚、角煮に天ぷらなどと魅力的なものばかりでありまして…本来であれば迷うところなのでしょうが、煮つけられるお魚が“金目鯛”であるとなるともうその必要はありませんね待つこと5分強で提供された煮魚は見た目にもおいしそうなものでありますし、身が締まることなくふっくらと煮付けられていて…甘過ぎず濃過ぎずの上品さを感じる煮汁の味わいとともにおいしくいただくことができました一階は気楽なテーブル席ですが、地下には個室が用意されているそうで…商談や会食などの利用も多いそうですよ【日本ばし 割烹 鶴の家】東京都中央区日本橋3-6-13 日本橋井田ビルB1・1F03-3271-6233
2020.03.06
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本場イタリアでミシュランの星付きレストランでスーシェフを務めたという経歴を持つシェフが麻布十番に『ベルニーニ』を創業したのは1996年のことバブル期のイタ飯ブームにも後押しされ、2005年に『Vinoteca Wagon』を銀座7丁目に、2009年には『Bernini Tokyo』を銀座2丁目にとオープンされたのであります残念ながら麻布十番のお店は閉められているようですが、銀座2丁目のお店ではパリパリに焼かれたローマピッツァがいただけるとのことでお邪魔させていただくことにいたしますウィンズ銀座の裏手にあるお店は"木"を基調とした落ち着いた雰囲気のお店でありますが、先客は2組だけと言う状況でありまして…ちょっと寂しさを感じてしまいますが、お昼の営業を終えようかと言うタイミングでありますので致し方ないことでありましょうひとりであることを告げるとピザ窯を臨むことができるカウンター席へと促されたのでありますここが特等席であろうと気遣いをしてくださったのかも知れませんが、テーブル席をいただきたいと伝えてもカウンター席へとしつこく促すスタッフが不愉快で、お店を出ようとした際に責任者らしき方が現れ準備ができていなかったテーブル席を整えていただくことができたのでありますお昼のメニューは前菜とピッツァもしくはパスタがいただける「ベルニーニランチ」と、メインディッシュを加えた「フルコースランチ」前菜からメインまでプリフィックススタイルとなっていましたので、「我孫子農家 "旬"野菜たちののサラダ ~粒マスタードのドレッシング~」と「ピッツァ マルゲリータ」をチョイスしたベルニーニランチをいただくことといたしますアミューズとして提供していただいたカポナータひと口サイズとのことで180mmほどの角皿の真ん中にちょこっと盛られているのですが、その可愛さだけでなく、夜の営業に繋がるようなおいしさでもありました続いて提供されたサラダは多くのレストランで提供されるようなセットサラダとは一線を画すものでありまして、たっぷりと盛られたブーケレタスに紅芯大根やラディッシュなどが添えられますそしてマルゲリータコルニチョーネのモッチリとした歯ざわりが特徴であるナポリピッツァとは異なり、麺棒で伸ばした薄い生地をしっかりと焼かれることでのパリパリ感を特徴とするローマピッツァ都内でもローマピッツァを提供するお店は少なくなかなかいただくことができないのが残念ですが、生地の軽い食感はお腹に溜まることも無く軽食としてやメインの前にいただくのにピッタリでありますね【Pizzeria Romana Bernini Tokyo】東京都中央区銀座2-11-13 銀座歌茶屋ビル1~2F03-6228-4774
2020.03.05
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確定申告書を提出しようと国税局へ行ったのだけど、提出期限がひと月ほど延ばされたことによるものなのか提出窓口には誰一人列んでおらず…待つことなく提出できたことで“濃厚感染”を心配することはなさそうですが、国の機関でありながら消毒用のアルコールがどこにも置かれていないことにビックリこれじゃ“接触感染”は防げませんねなんとなく「頭隠して尻隠さず」的な対応に苦笑いであります無事に提出を終えお昼をいただこうと中央市場通りを銀座方面へと歩いていたときに目を惹いたのが 〝京料理 出汁とうにと神戸牛〟 と筆文字で書かれた暖簾でありまして…ちょっと敷居が高そうにも感じたのですが、きっとおいしいものがいただけるに違いないと暖簾を潜りますお店の奥には個室風のテーブル席が一卓あるのですが、メインとなるのは板場を前にするカウンター席でありまして、その一角をいただくことといたします”寒鰤照り焼き”や“銀鱈西京焼”とお魚メニューもありましたが、暖簾にも書かれていた神戸牛がきになって…「黒毛和牛すき焼き小鍋仕立て 刺身付」をお願いしますと、最初に”葉物のサラダ”と”胡麻豆腐”、それに”小松菜のお浸し”の3点が提供されます胡麻の舌ざわりを残した胡麻豆腐は明らかに自家製であることが窺えるだけでなく濃厚な風味もあって実においしいものでありますし、お浸しもシャキッとした歯ざわりと野沢菜の香りが楽しめる逸品でありました漁の解禁を迎えたばかりである旬のホタルイカに初鰹と季節を感じさせるお刺身には心憎さを感じますし…ほど良い甘みを感じる割下で煮込まれたすき焼き小鍋は厚みがあるお肉であるにもかかわらず柔らかくボリュームも満足でありますさすがに神戸牛ではないのでしょうが、甘みを感じるおいしいお肉に満足であります【銀座 柊家】東京都中央区銀座8-18-3 加藤ビル1F03-6264-2881
2020.03.04
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牛丼の松屋が期間限定で提供しているビーフハンバーグがおいしいとのことで…それを試してみようと時間をずらして出掛けたのでありますが、だらしなくスーツを着崩したサラリーマンで埋め尽くされた店内へと入る気にもなれず、向かいにある『スクンビット・ソイ・トンロー』へお邪魔することにいたします八重洲さくら通りに面してはいるものの、半間ほどの狭い階段を下る雑居ビルの地下ということで…下り口に大きな看板を置くことで目を惹いていますね40席ほどの店内にはアラサーかと思われる女性ばかりであることからアウェイな感じは否めませんが、先の環境よりも遥かに良い居心地ですねさてさて、メニューを眺めますと単品でいただけるお料理のほか、2品のセットでいただくことができるものが並んでいまして…その組み合わせに迷ってしまったことから、最も贅沢な”A set”をいただくことといたしますサラダ感覚でいただく生春巻き、そしてスープはトムヤムクン、メインとなるお料理がガパオとパッタイと欲張りなワタシにピッタリなセットでありまして…トムヤムクンにはプリッとした歯応えがおいしい大きめな海老が3尾ほど入っていましたし、程よい酸味と辛味が食欲を刺激してくれますそしてパッタイオイスターソースやナンプラーとともに甘みを感じるタレで炒められていまして、オキアミの香りも良く…続いてガパオ先ずは半熟の卵をスプーンで細かくし、それをご飯と混ぜ合わせて下準備は完了ご飯と挽肉とをバランスよくスプーンですくいながらいただくことといたしますピリッとした辛味と甘味を感じるタレこの絶妙なバランスがおいしいんですよね【Sukhumvit Soi Thong Lo】東京都中央区八重洲1-5-17 八重洲香川ビルB1F03-3272-2090
2020.03.03
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気がつけば既に3月になってしまっていて…慌てて確定申告の準備に取り掛かったのでありますが、新型コロナウィルス感染への対策もあって申告期限がひと月ほど延ばされていたんですねとは言えいずれはやらなければならないことでありますから、思い立ったときに終わらせてしまおうと近場でお昼をいただくことにいたします隅田川には江戸の時代から多くの“渡し”があったとのことですが時代の変化とともに姿を消していき…佃大橋が開通した1964年まで現役で活躍していたという“佃の渡し”が最後なのだとかそんな渡し場からほど近いところにあって、昔ながらの街並みに溶け込むようにある『麗江』って中華料理のお店を訪ねます何度もお邪魔するほどお気に入りなのでありますが、同じように思っている方も多いのでありましょう予約をしていないと入れないことがしばしばなのでありますが、今日は待つことも無く席をいただくことができました用意されたランチメニューは4つ週替わりで提供されているようで、今週は「レバニラ炒め」「タマゴとトマトの塩味煮込み」「豚細切り肉のあんかけ焼きそば」「蟹肉入りお粥」であるとのこと小雨が降る寒い日でありましたので熱々なつゆそばがいただきたい気分ではあったのですが、用意されていないものは致し方なく…「豚細切り肉のあんかけ焼きそば」を選びます豚肉と筍、それにたっぷりなきくらげが醤油ベースの餡に包まれていまして、これが炒められたことで水分を失った麺に吸い込まれるように馴染むことでおいしくいただけるのでありますそしてサイドメニューからいただいた「点心三種」決して秀逸とは言えないもののワンコインでいただけるものとしては満足いくものでありまして…こちらでランチをいただく際にはほとんどの確率で添えさせていただいているのであります【麗江】東京都中央区佃1-6-7 大栄マンション1F03-3531-6631
2020.03.02
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一般ランナーの参加がなくなってしまったとはいえ、東京マラソンのコースとなる銀座や日本橋は応援者などで混み合っているに違いないと…門前仲町の人気洋食店『3匹の子ぶた』でハンバーグをいただこうと出かけたのでありますが、なんとそこには“貸切”との札が下げられていているではないですかそれで半年ほど前にお邪魔した際にいただいた「和牛鉄板焼肉」のおいしさを思い出し、居酒屋や小料理店などが軒を連ねる小径を引き返し『ステーキハウス牛和鹿』へお邪魔させていただくことにいたします日中は人通りがない路地にあるためなのか、日曜日だと言うことでビジネスのお客さまが居ないためなのか…先客はカウンター席に座る女性だけである状況に驚きながらも、ゆったりとしたテーブル席をいただきますいただいたお料理は「シチューがけハンバーグ200g」ゴロンと丸められたハンバーグは牛肉100%で作られることからレアな状態で提供されるとのことですが、いただいたものは"レア"というよりも"生"に近い状態でありまして…熱々に焼かれた鉄皿で自分好みに焼き上げていただくのでしょうが、たっぷりのシチューがかけられることでその温度も下がっているであろうことから本当に焼けるのかと心配もしましたが焼き固められたところから食べ進めているうちにほど良く火が通りおいしくいただくことができましたそんなハンバーグももちろんおいしかったのですが自家製だというシチューとの相性が抜群でありまして、200gのお肉はあっという間に消えていましたそしてプラス200円でいただく「ライスセット」には春菊のサラダとスープ、それにライスのお供にと添えられるちょこっとカレーが付いていまして…その全てがおいしく満足なものでありました【ステーキハウス牛和鹿】東京都江東区門前仲町2-2-7 1F03-3630-1889
2020.03.01
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政府が発表した「新型コロナウィルス感染症基本方針」の影響もあってか一気に人出が少なくなったようで…それでなくても人通りが絶える週末の八重洲は閑散としていて、お昼をいただこうと入った東京建物ビルの地下にある飲食フロア「八重仲ダイニング」に並ぶお店はどこもガラガラな状況でありましたお邪魔したのはのは『にぎにぎ一』江戸の寿司屋台をコンセプトにされているとのことで、江戸前寿司の草創期には主流であったとされる“赤酢”のシャリを提供してくれるお店でありまして…市場から仕入れる新鮮なネタであるにもかかわらず、一貫百円から提供してくれるお寿司を気軽につまむことができるとのことで、ここ八重洲本館のほか、新川本館、中野本館、西荻本館、西荻別館と系列店もあるようですねビジネスランチの需要が多い場所だからなのか、こちらでは丼ぶりメニューが充実していまして…蟹のほぐし味がたっぷりと載せられたメニュー写真に魅せられ「北海丼」をいただくことにしたします5分ほどで提供された「北海丼」には蟹のほか、イクラ、ホタテ、サーモン、甘海老、まぐろ、うにと満足な具材がキレイに盛られていることから、お値段的にも十分に満足なものであるのですが…丼ぶりから溢れんばかりに盛り付けられたメニュー写真が"誇大広告"であるようで、そのギャップに残念な思いを拭うことができず折角のネタをおいしくいただくことができませんでした【にぎにぎ一】東京都中央区八重洲1-4-16 東京建物八重洲ビル B1F03-3527-9946
2020.02.29
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新橋駅から虎ノ門方向へ5分ほど歩いたところにある『新橋亭』ずっと前からお邪魔したいと思いながらも、なかなか新橋まで足を伸ばすことができずにいたのですが…横浜での打ち合わせを予定していたクライアントさまから築地での用事で都内へ出ると連絡をいただき急遽新橋で待ち合わせることに…打ち合わせを終えたのが13:00前このチャンスを逃す手はないと急ぎお店へと向かい、1Fにあるフロントで受付をしますと奥にあるエレベーターで3Fへ上るようにと促されますエレベーターの扉が開くと、そこには笑顔で迎えてくれるスタッフがいまして、客席の中央にある円卓へと案内してくださったのでありますひとりであることだし、こんな立派な席はもったいないと伝えたのでありますが、端にある2名掛けのテーブルには予約が入っているとのことでしたので、遠慮無くその席をいただくことといたします白いクロスが掛けられた円卓が並ぶ店内には、いわゆる“新橋のサラリーマン”ではなく、役員クラスであろう思われる年配男性で賑わっていましたので、ちょっと萎縮しちゃいそうな空気を感じてしまいますお料理2品に焼売までもが付く月替わりのビジネスランチに魅かれたのですが、ひとりでもありましたしそれほどゆっくりと過ごすこともできないと「カニ肉入りふかひれ煮込み丼」をいただきますご飯に掛けられた餡には“散翅”と呼ばれる細切りにされたふかひれが使われていまして…その弾力とプルンとした食感と風味を味わうことができますし、ともにスープで煮込まれたえのきや黄ニラの歯ざわりも良く、卵白で綴じられていることでの円やかさもあっておいしくいただくことができましたデザートの杏仁豆腐は、生クリームをたっぷりと使った流行りの濃厚対応では無く、昔ながらのスタイルを守っておられるようで…爽やかな杏仁の香りで後味もスッキリであります【中国料理 新橋亭】東京都港区新橋2-4-203-3580-2211
2020.02.28
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お昼をいただこうと京橋をぶらぶら豪華な天ぷらが添えられるお蕎麦屋さんへ行こうか、それともおいしい洋食をいただこうか…などと考えているだけでどんどんお腹が空いてきますそんなときに見つけた『とり安』って焼鳥のお店赤く大きな提灯が店先に出されているものの、その入口は奥まっていることから薄暗く…どうしたものかと掲げられたメニューを眺めていますと、それに気づいた女将らしき年配の女性が出て来られ「50年の歴史があるお店ですよ ランチは全部900円」と元気な声で声を掛けて来たのでありますとなれば、その場から立ち去るのも心苦しく…連れられるように店内へと入り、入口近くのカウンター席をいただくことにいたしますこの女性、近隣にお勤めであろうビジネスパーソンを顧客として抱えているようで、話題の韓国映画“”は観た?どうして見てないの? などとコミュニケーションもバッチリですねさてさて、6品用意されたランチメニューから何をいただくべきかと迷うところでありますが、やはり初めてのお店では定番である「きじ焼き重」をいただくべきであろうと…やはりこれが一番人気なのでありましょう5分ほどで提供されたことから、注文が集中してもスムーズに提供できるようにと事前に焼いておかれたものであろうと察することができるのですが、決して冷めて身が締まってしまったようなものではなく…ふっくらとした食感と、タレを潜らせながら焼かれたことでの香ばしさを感じることができますし、そぼろとのふた味を楽しめるなど満足感ある一品でありましたなんでも店主のご実家は100年以上続く鶏肉専門の卸業者であるそうで、そこから仕入れる九州産のひな鳥を提供しているのだとかなるほどあの柔らかさはこのこだわりによるものなのかもしれませんね【京ばし とり安】東京都中央区京橋2-6-14 日立第六ビル1F03-3561-2340
2020.02.27
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松屋銀座の向かいにある『らん月』ここへお邪魔するのは30年ほどぶりのことでありまして…前回に何をいただいたのかさえも覚えていないのでありますが、インスタ仲間がアップしていた「すき焼き重」があまりにもおいしそうでしたので、さっそくお邪魔させていただくことにいたします中央通りとガス灯通りその何れからも入店することができますが、まずは2Fの受付へ4Fは個室、5Fは宴会場となっているため、予約もなくひとりでお邪魔したワタシは2Fか3Fのテーブル席へと案内されることとなるのですが…それぞれに異なった雰囲気を持っているとのことですから、どちらへ案内されるのかとワクワクしながら受付前の椅子に掛けて待たせていただきます程なく促されたのは、受付に最も近い2名掛けの席でありまして、その呆気ない対応に雑な扱いを受けたかなとも感じましたが大した問題もなく着席山陰地方の網元屋敷をイメージしてあるらしいのですが、いただいた席からそれを感じることができなかったことが残念でありますお昼のお薦めはA5ランクのお肉が使われる「ステーキ重」と「すき焼重」であるとのことですが、最初からすき焼き重をいただく気が満々でありましたので、迷うことなくすき焼きをいただくことにいたします火が通ってしまっていることから全体的に茶色で見た目でのおいしさは感じられなかったのでありますが、創業期から受け継がれるという割下の上品な甘みが、厚みあるお肉にを一層おいしくしていますね添えられた白滝や椎茸などにもその旨味がしっかりと染みていますので、ご飯も余すことなく最後のひと粒まできれいにいただくことができました“しゃぶしゃぶ・かに”と看板にあるように、かにもおいしいお店であるとのことで…サラダに乗せられた蟹爪も甘みがあるもので、サラダに乗せるものとしては十分に満足いくものでありました【銀座 らん月】東京都中央区銀座3-5-8 らん月ビル03-3567-1021
2020.02.26
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羽田へ戻ったお昼過ぎ東京駅へと向かうリムジンバスが着く鉄鋼ビルには10軒ものレストランが並ぶ“TEKKO avenue”があって…この一週間ほど食べ過ぎが続いていましたので、軽くお蕎麦でも手繰ることにしようと『阿さま』へ伺うことにいたします鉄鋼ビルが建て直される前から近隣のビジネスパーソンに愛され続けるお店でありまして…リニューアルオープン後も列を作るほどの人気なのでありますが、さすがに14:00近い時間になりますと待つことなく席をいただくことができますねとは言え、閉店間際までお客さまが絶えることはなく、ワタシがお邪魔した後にも数人のお客さまが…いただいたのは「冷やしたぬき」創業から50年以上続く人気メニューで、つけカレーと並ぶ2枚看板のひとつであるとのこと軽く湯通しすることで甘みを増したと言う玉ねぎには辛みを感じることがなく、シャキッとした歯ざわりと甘みだけを楽しむことができまして…後から来られた常連風のお客さまは“ねぎ増し”でと注文されていましたし“おろし”を別注される方も多いのだとかコシが強いお蕎麦は大盛りにせずとも満足できるボリュームでありますし、お値段もリーズナブルであることから大人気となるのも納得ですね【蕎麦處 阿さま】東京都千代田区丸の内1-8-2 鉄鋼ビルディング B1F TEKKO avenue03-6256-0871
2020.02.25
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日本橋三丁目交差点の角に建つオフィスビル「日本橋フロント」その地下に飲食店舗があることは知っていたのですが、これまで一度もお邪魔したことが無く…お肉をいただきたい気分であった今日、その案内板を見てみますと“BAR & DINER”と書かれるお店があることから、初めて階段を下ってみることにいたします店内を覗きますとマイケルジャクソンのポスターやギターが飾られていたりと、ダイナーらしい雰囲気が漂っているのですが…600人ほどが籍を置くコーセー本社が入るビルでありながら、13:00を前にして先客がひと組だけというガラガラな状況に不安を覚えますし、店先に置かれたランチメニューはパスタを中心としたものでありましたが、きっとステーキメニューもあるに違いないとお邪魔させていただいたのでありますしかし残念なことに期待したステーキメニューは提供されておらず、“4SIZE PASTA LUNCH”とある12種のパスタと、黒板に書かれたオムライスやチキングリルだけであるとのことでして…楽しみにしていたステーキがいただけないことにはガッカリでありましたが、3段階の価格が設定されてパスタは M(200g) L(300g) LL(400g) MEGA(600g) とお腹の都合に合わせていただくことができますし、どのサイズを選んでもお値段が変わることが無いとのことで…気分を新たに「ツナとチーズとブロッコリーのバジルトマトソース」をLLサイズでいただくことにいたしますLLと言っても増量されるのは麺とソースだけであることから具材が寂しく感じることは致し方ないとしても、折角のブロッコリーが麺に埋もれてしまっていることでビジュアルからのおいしさ感が感じられないことは残念に思えるのですが…オニオンからの甘みがトマトソースと上手く馴染んでいますし、プリッと茹で上げられた麺のアルデンテもしっかりとしたものでありまして、チーズのコクとバジルソースからの風味も加わっておいしくいただくことができました【BAR & DINER Beverly】東京都中央区日本橋3-6-2 日本橋フロントB1F03-6262-0729
2020.02.18
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久しぶりの三州屋新橋から日本橋にかけて同名のお店が数軒あるのですが、それぞれに蒲田にある本店から暖簾を分けられた店主が独自に営まれるお店であるようで…似たような商品を提供されていながらも、お客さまによって贔屓にするお店が異なるようですねワタシが贔屓にするのは銀座2丁目にある銀座店並木通りに面するビルとビルの隙間に出される看板を頼りに、そこから数メートル奥に入った先にある引き戸を開けますと…いつもと変わることなく多くのお客さまで賑わっていますねこちらでは煮魚の定食をいただくことが多いのだけど、今日はホタテのフライが食べたいと、大きなエビフライにサーモンフライとホタテフライが盛られた「フライ盛り定食」をいただくことにいたしますキャベツの千切りだけでなくマヨネーズで和えられたレタスのサラダまでもが添えられるなどたっぷりなお野菜がいただけることはうれしくありますし、サクッと揚がった衣などおいしいフライではあるのですが…目的としたホタテがあまりにも小さかっただけでなく、エビフライはしっかりと火が通っていることで身がギュッとしまっていたことがとっても残念んで、これまでにいただいたことのあるお料理がおいしかっただけに“ハズレ”を引いたような残念感がありました食後に立ち寄ったお店のスタッフさんも三州屋をよく利用されているらしく…フライ盛りのハズレ感には共感するところがあったようで三州屋談義で盛り上がります次回は彼女のイチオシである海鮮丼をいただいてみることにいたします【大衆割烹 三州屋】東京都中央区銀座2-3-403-3564-2758
2020.02.17
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またも Hawaii の人気店が日本へ上陸したとのことと言ってもパンケーキやハンバーガーではなく、ハワイの五つ星フレンチレストランでシェフを務めた経歴を持つベトナム系2世のオーナーが、子供の頃に母親が作っていたベトナム料理に自らが培ってきたフレンチのエッセンスを加えた“モダンべトナミーズ”であるとのことと聞けば一度お邪魔してみたくなるのが人の性というものでありましょうそんなお店があるのは恵比寿駅西口雑然とした雰囲気を感じる“恵比寿銀座”へと入って直ぐにある、白い格子が目を惹く商業施設『EBISU GINZA CROSS』の2階でありまして…多くの受賞歴があるというシェフであるとのことから、その賞状が飾られる階段を上りましたが、木の温もりを感じるエントランスの先にあるエレベーターで店内へと向かうこともできるようですね店内へと入りますと、一面がガラス張りになっていることでの開放感がありますし、高い天井から下げられたアジアンテイストなペンダントライトやウッディーな設えはバリのリゾートホテルにいるかのような落ち着きや寛ぎが感じられますお昼のメニューは“バインミー”や“フォー”をいただくものが中心となっていますが、その何れかだけでは物足りないとシェフの名を冠とする名物料理「アンドリューのフライドチキン」をいただくことができる「ALOHA LUNCH」をいただくことにいたします最初に提供されたのは発酵させた茶葉で作られたドレッシングでいただく「バーミーズ ティーサラダ」でありまして、グリーンパパイヤやカボチャの種、アルファルファなど多くの具材が盛られるサラダを混ぜ合わせていただきますと…茶葉の香りも新鮮でありますし、ナッツの食感もあって楽しくいただくことができましたそして「アンドリューのフライドチキン」皮目がカリッと揚げられた手羽はジューシーでありますし、甘みと酸味を感じるソースの味わいは鷲づかみでかぶりつきたくなるほどにおいしいものでありまして…虜になってしまいそうな逸品でありますメインとなるプレートにはバインミーとフォー、それにピクルスが添えられていまして…“牛バラ” “ベジタブル” “BBQポーク” と用意された3種のバインミーからチョイスしたのはベジタブルハーフカットされたズッキーニをメインにナスやもやし、それにエリンギとパクチーが挟まれますバゲットにはハーブペーストが塗られていることからそのままいただいても十分に満足できるのですが、添えられたスープを浸していただきますと、バゲットに染みた野菜スープの旨みが加わり別の味わいを楽しむことができましたフォーも“牛肉” “ベジタブル” “チキン”と3種からチョイスすることができるとのことでありますので「牛肉のフォー」をいただくことにいたしますトロトロに煮込まれた牛肉の甘みもおいしいのですが、モチッとしたフォーの歯ざわりとのど越しが見事なものでありますし、ライムを絞ったことでの酸味を感じるスープが格別においしくて…デザートで選んだ「ソフトサーブ」の爽やかな甘みにも満足でありましたが、サービスを担当してくれた“磯村勇斗”似のイケメン君も感じ良く…これはハワイだけでなく日本でも人気が爆発しそうだと確信いたします【THE PIG&THE LADY】東京都渋谷区恵比寿南1-4-15 恵比寿銀座クロス2F050-1743-1650
2020.02.16
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午前中をダラダラと過ごしたあと、久しぶりに晴海トリトンスクエアへと出掛けてみます施設内には30を超える飲食店があることから、何をいただこうかと迷うことも楽しみのひとつでありまして、1Fから3Fまでうろちょろと歩き回りますかなりマニアックな中華料理を提供してくれそうな『麻辣大学』ってお店に魅かれはしたのですが、ランチのメニューではその魅力を十分に楽しくことができそうにないことから、久しぶりに『焼肉トラジ』を訪ねてみますと…オープンになったキッチンや黒を基調としたスタイリッシュな店内にはセレブ感が漂う奥さま方が集っていまして、ビールとともに焼肉を楽しまれていらっしゃいましたと言ってもワタシはお肉を焼くつもりはなく…名物料理とされる「ユッケジャン麺」がお目当てであったのですが…とろけてしまうほどに軟からかなお肉がいただけるに違いないと思える「黒毛和牛特選サーロイン丼」に心を奪われてしまったのであります3カットほどに切り分けられた薄切りのサーロインが2枚ほどでありましょうか卵黄を中心にきれいに並べられていまして、先ずはお肉の味を楽しませていただこうとその一枚をいただいてみますと、何かの間違いではないかと思うほどに濃いタレの味に驚かされたのであります商品を提供する際に「添えてあるキムチを加えて全体を混ぜるようにいただいてもおいしく召し上がれますよ」との店長らしきスタッフさんのサジェッションを思い出し、折角のサーロインを混ぜてしまうのももったいないように思いながらも卵黄を崩しながらビビンバのように混ぜ合わせていただきますと…お肉についたタレやキムチのタレがご飯と混ざり合うことでバランスが取れた味わいに変化していておいしくいただくことができました【焼肉トラジ】東京都中央区晴海1-8-16 晴海トリトンスクエア 3F03-5144-8239
2020.02.15
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羽田から豊洲へと戻ったのが15:00近くとなりまして…こんな時間に営業しているお店となると限りがあることから、16:00までランチサービスをやっている『万福』を久しぶりに訪ねることにいたします1972年に創業されたとのことですから、ビルの老朽化が進んでいたのでありましょうビルの建て替えのためにと、いつも多くのお客さまで賑わっていた本店が昨年末に閉店してしまったことから、ここ駅前店に一点集中するであろうとお邪魔することを控えていたのでありますが、この時間であればそれほど混み合うこともないであろうと…いつも「ちゃんぽん」や「皿うどん」を」いただいていましたので、今日はちょっと気分を変えてランチサービス定食から「本まぐろ中トロ丼」をいただくことにいたしますこちらで提供される“まぐろ”のクォリティーが高いことは知られていますが、ランチ価格で提供されるものであることから大した期待をしていなかったのですが…ボリュームこそ控えめではありますが、木目が細やかなしっとりとした舌ざわりに満足するものでありました【和洋中 定食 万福】東京都江東区豊洲5-5-1 豊洲シエルタワー1F03-3536-0129
2020.02.13
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銀座まで足を延ばそうかとも思いましたが、時間の都合もあって京橋でお昼をいただくことにいたしますオフィス街であるこのエリアは土日祝日に営業されるお店が少ないことから、一昨日もお蕎麦をいただいたばかりではありますが、久しぶりに『京橋紅葉川』を訪ねることにいたしますこちらは三越前にある『紅葉川』で修業された店主が独立する際に、その名を使うことが許されたお店でありまして…おいしいお蕎麦がいただけるだけでなく、お昼の営業だけとはいえ土日祝日も営業してくれる貴重なお店なのであります店内には年配のご夫婦やご婦人方がいらっしゃいまして、平日の賑わいとは異なった落ち着きある雰囲気が良い感じでありますいただいたのは店頭に置かれたメニュー板に貼られていた、本日のランチ「車海老天丼ともりそば」車海老というには小ぶりなものではありましたが、お蕎麦に添えられるミニ丼には程よい大きさでありますし、しめじやしし唐の天ぷらが乗せられた天丼は揚がったタネをつゆに潜らせた“江戸前”でありまして…そのつゆの甘みと香りとともにおいしくいただきますほど良い硬さに茹でられたお蕎麦は角が立っていますし、冷水できちっと締められていることでの喉越しも良く…ほんのりと辛味を感じるつけ汁は香りも良く、満足させていただくことができましたそんなおいしいお料理だけでなく、サービスを担当されるスタッフも感じが良い方で...“暖簾”に恥じることの無いお店であると感じます【京橋 紅葉川】東京都中央区京橋2-8-10 丸茶ビル1~2F03-5524-5266
2020.02.11
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ドイツ料理店がお昼に提供するカレーをいただこうと出掛けたのでありますが、その2軒隣のお店に掛けられた赤い暖簾がお店が目に入りまして…ちょっと覗いてみますとそこは女性客で賑わっていますし、店頭に掲げられたメニューにあった「3種のきのことポルチーニ茸のオイルスパゲティー パルミジャーノ仕立て」に魅かれますイタリア料理店に暖簾そんな字面だけをみると違和感を感じるのでしょうが、不思議なことにそれが見事に調和していて良い感じなのであります引き戸を開けて店内へと入りますと、左手にあるカウンター席と2名掛けのテーブルが7~8卓が並べられただけの小さなお店でありまして…運良く空いていたテーブル席をいただくことができたのですが、13:30近くになってもお客さまが絶えることがなく、満席であることからお帰りになられる方も続出でありましたバター醤油的な味わいはちょっと濃い感じであったことから、ポルチーニ茸の香りが負けていたことが残念ではありますが…アルデンテに茹で上げられた乾麺はモチッとしていながらもプリッとした歯ごたえでありますし、何よりもうれしいのはたっぷりなきのこが使わていることであります3種のきのことは、しめじとえのき、それにフクロダケかと思っていたのですが、帰り際に確認したところ、えのきと思っていたものはブラウンえのきとも呼ばれるえのきの原種である“山茶茸”なのだそうで…普通のえのきよりもシャキッとした歯ざわりが楽しめたように思えますカウンターの中で調理に集中している店主はちょっと強面に思えていたのですが、とってもステキな笑顔でお話をしてくださいまして…またお邪魔したくなるようなお店でありました【Cantina Vini e Tutti】東京都中央区築地2-12-16 JFA築地ビル1F03-6264-2037
2020.02.10
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昨年夏、生産地から取り寄せるこだわりのフルーツを使ったフルーツパーラーがオープンした人形町その後の活躍もFacebookで知ることができていたのだけど、ちょっと自分の目でも確かめてみようと出掛けてみることにいたしますオープン当初は無機質で、どこかの事務所のように思えていたお店にはブルーと白がストライプになったテントがつけれていますし、お店の前や近くの交差点にはメニューが書かれた看板も置かれるなど、お店らしくなっていたことがうれしく思えますそして折角人形町へ来ているのだからと、気になっていたお蕎麦屋さんでお昼をいただくことにいたします鉄紺の暖簾を潜り店内へと入りますと、入り口脇にカウンター席が並び、その奥にテーブル席が置かれる30席ほどのお店でありまして…ひとりでお邪魔していたことからカウンターへと促されるのかと思いきや、ありがたいことに奥にある2名掛けのテーブル席をいただくことができたのでありますそんなお店でいただいたのは店名を冠した「双庵天ぷらそば」でありまして…“並”と“上”が用意されていることから、えび天、とり天、野菜天がいただけるという“上”をいただくことにいたしますえび天はお大きめなものが一尾だけでありましたが、野菜天は“ナス” “レンコン” “さつまいも” “大根” “獅子唐” “椎茸”と種類も豊富でボリュームにも満足でありますまた、粗挽きの黒胡椒が塗された“とり天”もフワッとジューシーなものであったのですが…ガリガリっとした硬い衣と保水加工された海老の風味を改善していただきたいと思うのはワタシだけでありましょうかそしてお蕎麦キチッと角が立ったお蕎麦は、十割のそば粉で打たれたものにありがちなボソボソとした感じもありませんし…なにより冷水でキチッと締められていることからの“喉越し”においしさを感じますそして「更科は甘く、やぶは辛い」とも言われるおつゆなのですが、こちらで感じる“甘み”は何からきているのでありましょう甘い辛いは好みがでるところではありますが、私的にはこちらの“甘み”には馴染むことができませんでした頃合いを見計らって提供してくれた“そば湯”でありましたので熱々なものがいただけると喜んだのだのですが、事前に湯筒にとられていたであろうことが窺えるものでありまして…店主は元ピザ職人であるとのことですが話題性を求め創作に走るのではなく正統派を目指しておられるようでありますし、それなりのお値段をいただくのであれば蕎麦打ちだけでなく脇役であるお料理やサービスももっと高いレベルを目指していただき…入れ替わりが早い人形町にあって、これから先何年も続く名店へ成長していただきたいと願います【十割蕎麦ダイニング人形町 双庵】東京都中央区日本橋人形町2-6-11 五十番ビル 1F03-6661-0257
2020.02.09
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今日のお昼は何にしようかと考えるも、なかなか新しいお店を思いつくこともなく…あれこれと考えた挙句にお邪魔したのは、八重洲にある老舗洋食店『グリル・シャトー』でありますさくら通りに並ぶビルの隙間であるような、ちょっと怪しさを感じるような路地へと入りますと…レアに揚げられた牛かつがおいしいとの評判で、いつの行列ができている『牛肉かつ もと村』のお隣にありまして…お店の一番人気だというハンバーグは限定20食で提供されているとのことで、早い時間に売り切れてしまうことから半年ほど前にお邪魔した際にいただくことができなかったのであります今日は運が良いことにハンバーグだけでなく、もうひとつの看板商品である「カニクリームコロッケ」までもがいただけるとのことでありまして、気持ちに迷いが生じてしまいますが、まずは一番人気のハンバーグをいただくことにいたしますお昼に提供されるお料理の全てにスープとサラダ、それにコーヒーまでもが付くということなのですが…サラダに乗せられるトマトがキレイに皮を湯むきされているなどこだわりを感じる面もあるのですが、スープはコンソメの上品な香りやオニオンの甘みを感じることはなく少し残念でありましたオニオンコンソメとサラダをいただいたあとに提供されたハンバーグソースやガロ二は日によって異なるようで…ポテトが添えられた150gほどの小ぶりなハンバーグには、創業から60年近く継ぎ足しで作られているかとも思える黒光りしたデミグラスソースが掛けられていたのであります惜しみなくたっぷりとかけられたソースは、ほんのりと感じる“苦味”と“酸味” それに“甘味”のバランスが見事なものであることからおいしくいただくことができましたライスかパンが選べるとのことで、パンをいただいてみますと大好きなバゲットが…そして最近はあまり添えられることがなくなったバターもあって、古き良き時代の洋食を楽しむことができました 【GRILL CHATEAU】東京都中央区八重洲1-6-14 八重洲会館MBF03-3271-7665
2020.02.08
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遅くなってしまったお昼をいただこうと日本橋午前中にやっていた作業にめどがついたのが14:00近くであったことから、既に多くのお店はお昼の営業を終えていて…こんな時間にやっているのはチェーン店かラーメン店くらいであろうということで『古寿茂』を訪ねることにいたします日本橋三丁目“りそな銀行"から脇に入った養珠院通りにある日本橋店のほか、京橋や室町、兜町などに支店を構えていることは知っていたのですが、新橋ビルにあるカレーの名店『カリカル』までもがグループであるとは驚きであります店内へと入りますと…想像以上に奥へと深い造りとなっていまして、そこにはゆったりと座れるテーブル席が置かれていまして、60席ほどのキャパシティがあるようですねこちらでは日替わりで提供される定食のほか、メニューにあるラーメンの一品を日替わりラーメンとしてお値打ちに提供されていまして…着席するや否や「今日のサービスラーメンは味噌です」と声をかけてくれたのであります多くのお客さまは「じゃ、それで!」というような感じですぐに注文されているのでしょうワタシの注文を待つスタッフに「ちょっと待ってね」とメニューに目をやっても、その場から去ることもなく…セットとして添えることができる“チャーハン”“麻婆丼”“カレー”から「麻婆丼」を選び、その「みそらーめん」をいただくことにいたしますそれほど特徴があるラーメンではありませんが、円やかなど甘みを感じるスープは鼻から抜ける味噌の香りもおいしく…ちょっと多めの麺もスープとの相性が良い中細麺でありますし、もやしもシャキッとした歯ざわりやコーンの甘みも良い感じも昔ながらの安定したおいしさであると満足であります麻婆丼にかけられる麻婆豆腐にはパラパラっと山椒はふられていますが、ベースとなる味わいは昔ながらの町中華でいただけるようなもので…やはり強いインパクトはありませんが、丼の命であるごはんがちゃんとおいしいのでありますということで、わざわざここを目指して遠くからお客さまが集まってくるのではなく、近隣のお客さまに飽きられることなく何度も通っていただける“安心”を大切にする大切さを感じたお店ありました【古寿茂】東京都中央区日本橋3-7-13 日本橋お起奈ビル1F03-3281-9181
2020.02.07
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午前中の予定がスムーズに進んだことで12:00前に体が空いたのですが…京橋のオフィスタワーからはお昼を求めるビジネスパーソンが堰をきったように流れ出てきまして、あっという間に近くのお店は満席となり席を待つお客さまが列を作るお店も少なくありません“1日限定10食”とのことで、これまでお邪魔することがなかったのですが…今だったらまだ間に合うかもしれないと銀座へと急ぎ『上越やすだ』を訪ねますと、ビルのエントランスに置かれたパネルに“本日 空席ございます”とあり先ずはひと安心奥にあるエレベーターで5Fへと上がりますと、降りた先にある入口があまりも殺風景であったことには些か残念さを感じますが、店内は窓側のテーブル席のほか、カーテン?で仕切られる半個室風の席などもあって、なかなか良い雰囲気でありますいただくのは「謙信勝負飯」長野県・川中島での合戦で知られる上杉謙信の69戦43勝24分2敗とも言われる戦績に縁起を担いで生まれた上越市の“ご当地グルメ”であるとのことで、受験前など何かの勝負事の前に召し上がられる方も多いのだとかメインとなってるのは皮目を軽く炙った“のどぐろ”と“いくら”が乗せられる丼でありまして、それに出汁をかけるお茶漬けなど3つの味わいが楽しめるというものでありますのどぐろの水揚げでは、島根や山口、更には長崎といったところが有名ではありますが、同じ日本海に面する新潟でありますから脂がのったおいしいのどぐろをいただけることでありましょう皮のおいしさに定評があるのどぐろは、軽く炙ることによって香ばしさを増していますのでシンプルにわさび醤油でいただいてももちろんおいしいのですが、熱々なお出汁をかけることで湯引きされたおいしさもまた格別でありましたそして添えられていた「のっぺ」お料理の説明をいただいたときには“のっぺい汁”かと思っていたのですが…新潟で食べられる“のっぺ”はお正月や結婚式などおめでたい席に出されることが多い“煮物”料理であり、“汁物”であるのっぺい汁とは似て非なるものなのですね“里いも” “レンコン” “ごぼう” “人参” “しめじ” “ちくわ” “こんにゃく”と7品目もの具材が使われた煮物でありまして、香りづけの柚子や彩の菜の花と見た目にも美しく、葛のとろみでまとめられた上品な味わいをいただくことができましたもちろん、食事を終えたら梅干しをいただき身を清めましたよ夜には豊富の揃えられた日本酒を楽しみに訪れるお客さまも多いのでしょうが…お昼どきは狙い目かもしれませんね【上越やすだ】東京都中央区銀座2-5-19 PUZZLE銀座5F03-6263-0270
2020.02.06
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2016年に隈研吾氏のデザインにより外観が一新した築地KYビルではありますが、中へと入りますと"築地"らしさを感じることができる昔ながらの雰囲気が残されていますそんなビルの地下ある飲食フロアにある『さかな若竹』築地を中心に銀座や東京駅、更には池袋・品川へと様々なブランドを展開するまでに成長した『竹若』って会社の創業店でありまして、1988年の創業から30余年続いたお店を一昨年末に閉め、半年をかけた全面リニューアルを施し、昨年7月に『日本料理 魚月』と店名も新たに再出発されたとのことなのですが…そのリニューアルがあまりも斬新だとの噂を聞きお邪魔してみますと…先ず驚かされたのは地下へと下るエスカレーターでありまして、周りとは一線を画す雰囲気はどこかの劇場にでも来たかのような演出が施されているのであります店内へと入りましても、その幻想的な雰囲気は続いていまして…壁面だけでなく天井にまで施された200台を超えるとも言われる大型モニターには竹取物語や鶴の恩返しをイメージしたという映像が流れますそんな雰囲気の中でいただいたのは、7種のお造りをメインに天ぷらや茶碗蒸しなどをいただくことができる「刺身御膳」今風の盛り方にも目が行くところではありますが、特筆したいのはそのネタでありまして…艶々としたマグロはそのねっとりとした舌ざわりは生鮪であるように思えますし、白身などいつくかお魚にはモチッとした歯ざわりに加え旨みと甘みを感じることからいま話題の“熟成”がかけられているのでありましょう今では観光地化してしまった築地日本昔話をモチーフにすることで、海外からのお客さまにも楽しんでもらいたいとのことでありますが…そう言ったお客さまは純和風の“おもてなし”を求めているのでは?なんて思ったりもいたします【日本料理 魚月 -Nazuki-】東京都中央区築地4-7-5 KYビル B1F03-5565-0888
2020.02.05
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三原橋交差点脇に比内地鶏をいただけるお店があると聞いていたのですが、所詮いま流行の“ひつまぶし”でしょと、大して魅かれることもなかったのでありますが…軽く蕎麦でもと訪ねた『歌舞伎そば』が満席であったために伺ってみることにいたしますビルの11階エレベーターの扉が開くと、そこはもう店内でありまして…キレイにエプロンやグラスが並べられたカウンター席に迎えられますひとりでお邪魔していますので、てっきりそのカウンター席へと促されるものだと思っていたところ、昭和通りを眼下にすることができる窓側のテーブルへと案内してくださったのでありますお昼にいただくことができるのはランチタイム限定で提供される「鶏まぶし」のみでありまして、お櫃に盛られた比内地鶏の炭火焼をお茶碗に取り分けながら4つの味わいを楽しむというありきたりのスタイルではあるのですが…先ずは鶏スープを召し上がってくださいとのサゼッションに従い添えられたお猪口にスープを注ぎ一口いただいてみますと、何とも言えないやさしい旨みとキチッと調味されていることでの整ったあじわいの虜となってしまいますそして、お料理が提供されるまでに見ていたしおりに書かれていた食べ方に従いいただくことといたしますまずはそのまま…備長炭で焼き上げたということでの芳ばしさと、引き締まった身を持つ比内地鶏の歯ごたえを楽しみますと、身のおいしさも然ることながらカリッと焼かれた鶏皮からしみ出る旨みが素晴らしく、これまた虜になってしまいます続いては薬味を添えて…最後にいただくお茶漬けのことを考え、控えめにネギやワサビを乗せて…そして卵黄これもこだわりの比内地鶏の卵であるそうで…トロリと流れる黄身の姿に、いただく前から濃厚さを窺い知ることができます最後はスープをかけてお茶漬け風に…濃厚でありながらもしつこさのないスープでありますから、ワサビとの相性も抜群であるのですが…卓上に置かれていた“塩” “胡麻” “一味” “山椒” “柚子胡椒”という5種の調味料から“柚子胡椒”を選び加えていただきますと、ほんのりとしたゆずの香りを楽しむことができることからより一層おいしくいただくことができました最後に…個室があるわけではないことから接待で使うことは難しいかも知れませんが、食べることが大好きな仕事仲間との会食の機会があれば、是非ともお邪魔させていただきたいと感じるお店でありました【比内地鶏専門店 焼鳥 鶏まぶし 銀座かしわ】東京都中央区銀座4-12-1 VORT銀座イーストII 11F03-6264-3288
2020.02.04
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地方の飲食店オーナーさんとお話をしていると「東京は人が多くて良いですね」と言われることも多いのですが…1万人当たりの飲食店数などと言ったデータを見ると東京はトップ3であり全国平均を大きく上回っていますし、賃料や人件費が驚くほど高いだけでなく、物件の多くは空中階であることからお客さまに認知して貰うことが難しいのが現実なのでありますお昼にお邪魔したのはまさにそんな飲食ビルの9Fにある『37 QUALITY MEATS』ってステーキハウスでありまして、エントランスに案内板が付けられているものの統一感を図るためか決められたデザインとなっていることから営業時間など限られた情報しか得ることができず…お店の雰囲気やメニューの詳細などといった情報を提供できない状況で、お客さまを9Fまで導くのは難しいであろうと感じます昭和24年の創業から銀座柳通りで親しまれた名店『銀座天龍』がビルの建て替えによる移転先としてこのビルの4Fに入っているのですが、かつて路面にあったときはお店の前を通りがかったときなどに「そう言えば久しくジャンボ餃子を食べてないなぁ」なんて思い出すこともあったのですが、こちらへ移ってからは先の案内板を見るまですっかり失念していたほどでありますそんなお店でいただいたのは「オーストラリア産牛 熟成肉 リブアイステーキ 200g」前菜から始まるプリフィックスコースも用意されていたのですが、ひとりでお邪魔していましたし、コースにせずともスープやサラダが付いているとのことで…さつまいものポタージュとともに提供サラダにはグリーンリーフが使われているのですが、トッピングされた人参のカットがとてもユニークでありますねそしてメインとなるステーキ200gでありますから“厚み”には物足りなさを感じてしまいますが、リブである以上これは致し方ないことでありまして…3種類用意されるソースから“柚子胡椒ソース”をチョイスしていましたが、しっかり味が付いていますのでそのままでもおいしく召し上がれますとのサジェッションの通り、塩コショーがキチッと効いていることからほとんどソースをつけること無くいただいてしまいました付け合わせも楽しく、冬の旬を味わえる"芽キャベツ"や"蕪"のグリルや丁寧に裏ごしされたであろうマッシュポテトが添えられていまして…満足度が高いランチをいただくことができました夜になると雰囲気も変わるのでしょうが、窓側の席から臨む日中の景色は“ステキ”とは言い難いものであるのですが…陽の明かりが入る明るい店内には清潔感を感じることができますし、テーブルに掛けられるクロスやイスの落ち着いた色合いにくつろぎを感じることができるステキなお店でもありました【37 QUALITY MEATS】東京都中央区銀座2-5-19 PUZZLE GINZA 9F03-5524-0137
2020.02.03
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COREDO室町テラスも開業から4ヶ月が過ぎ、かなり落ち着きを見せ始めたようで…日曜日でありながらも、人の流れを気にすることなく館内を歩き回ることができるほどでありますお昼をいただいたのは『オーロラバーガー』“今どき”の商業施設で多く見かける、客席と通路の間に仕切りを設けないオープンスタイルなお店でありまして…入館者が溢れていた開業時には落ち着きがないだけでなく埃も舞っていそうでお邪魔する気にもなれなかったのですが、今日はその客席もガラガラな状況でありましたので、肉感がゴロゴロと感じる肉厚なパティがおいしいと噂のバーガーをいただいてみることにいたしますInstagramなどSNSの普及に伴い人気を集めているお料理の一つにハンバーガーがあるようで、振興のグルメバーガーショップが目覚ましい勢いで増えていまして…その多くのお店で使われるバンズはしっとりとした舌ざわりとバターなどの甘みを強く感じるものが主流であるようなのですが、こちらで使われるバンズはしっとりというよりもサクッとした歯ざわりが感じられるものでありますし、パティやソースの味わいを妨げるような強い甘みを感じることの無いクラシカルなものでありますグリーンリーフやトマトとともに150gほどかと思われる肉厚なパティが挟まれるのですが、このパティにはゴロゴロとした10mm角弱の塊が加えられていまして…その歯応えは肉好きにとってはうれしいものでありますね凄く残念に感じたのはスタッフの表情でありまして…息を着く間もないほどに忙しいのも困りますが、お客さまが少なくなるとスタッフからやる気や活気が消えるのも自然なことなのでありますこんな負の連鎖を断ち切ることができないと、ココから撤退してしまうことになってしまうことでありましょう【AURORA Burger】東京都中央区日本橋室町3-2-1 COREDO室町テラス1F03-6271-8896
2020.02.02
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土曜日と言うことでやっているのかどうか不安ではあったのですが、八重洲仲通りと中央通りをつなぐ通りから脇に入る路地にある『季節料理 いし井』でお昼をいただこうと訪ねてみますと、半間も無いほどの狭い入り口あるシャッターが開いていたのであります狭い階段を下りた先にある地下のお店に入りますと、4名掛けのテーブル3卓は先客で埋められていまして…有名料亭で修行したというご主人らしい板前さんと、お弟子さんのようにも思える若い板前さん2人が立つカウンターの真ん中をいただきます白衣をビシッと身に付け、手際よく調理をする姿には“プロ”を感じることができますし、これからいただくお料理への期待も高まります周りのお客さまが召し上がっておられるお料理を見ますと、天丼が人気のようではありまして…それも魅力的ではありましたが、久しぶりに煮魚をいただきたいと「カレイの煮付け」を選びます突出しとして提供されたのは“がんも”と“卵焼き”が盛られたおでんでありまして、熱々なお出汁が冷え切った身体を内側から温めてくれたのでありますそしてメインのカレイの煮付け時期的に、もしかしたら“子持ちカレイ”がいただけるかもと期待したのですが…その期待は叶うことはありませんでしたが、キレイに骨が外された身には甘みがおいしい煮汁がしっかりと染みていて…艶々としたおいしいご飯との相性は言うまでもなく、ごはんがどんどんと進んでしまうほどでありますさらに添えられる味噌汁や香の物までもがしっかりとしたものでありまして、1,000円ちょっとのお値段で提供していただけることへの感謝の気持ちが尽きることはありません【季節料理 いし井】東京都中央区日本橋2-2-15 日本橋 CEDAR BLDG.B1F03-3271-3056
2020.02.01
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町中華が提供する「チャーハン」をどうしても食べたくなるときがありまして…まさに今日がそんな気分だと銀座中央通りの資生堂から築地方向へと向かう花椿通りに面する『銀座亭』を訪ねることにいたします厨房を囲むカウンターには固定された丸椅子が15席ほどがびっしりと詰められていることから混雑時にはかなり窮屈な思いをすることとなりますし、外すことのできない餃子の提供がピークを過ぎた15:00からだとのこともあり…お腹が空いたことを我慢し、その時間を待ってお邪魔したのでありますそんな時間になってもお客さまが絶えることが無いことから、中華鍋を振る音が心地良いBGMになっていますね先ずチャーハンが提供されます高級店にあるパラパラなものとは異なり、一見するとどこででもいただけそうな特徴のないものであるように思えるのですが…ごはんの水分を失うことが無いほど良い感じで炒められていますし、“絶妙”という言葉がぴったりな塩コショーでの調味がされているのであります塩と油何れも病院の先生には控えるように言われるものではあるのですが、この二つが合わさることでのおいしさは止めることなんてできませんチャーハンに遅れること1分ほどで焼き上がった餃子やや厚めのもっちり皮で包まれる餡は、キャベツとニラ、ネギ、豚肉といったオーソドックスな具材を練り込んだものでありまして…ほど良くキャベツの水分が残されていることから、しっとりとジューシーな味わいを楽しむことができるのでありますちょうど隣の席で餃子を包んでおられたのですが、そこからはかなり強めのニンニクが香っていまして…これこそが餃子のおいしさであると感じることができました【中華 銀座亭】東京都中央区銀座銀座7-11-10 銭形ビル1F03-3571-6450
2020.01.31
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銀座の目抜き通りである中央通りと交差する花椿通りその西側に当たる外堀通りとの間は煌びやかなネオンが光る近年"夜の街"として賑わっているのですが、昭和通りへと向かう東側には地味なイメージであってあまり歩くことも無かったのですが…しかし近年、ビジネスホテルの開業が目覚ましいというのでちょっと散策してみることにいたします2015年に『東京銀座 BAY HOTEL』2016年には『ホテルユニゾ銀座七丁目』と『相鉄フレッサイン 銀座七丁目』更に2018年には『ホテルミュッセ銀座名鉄』そして昨年開業したばかりの『ザ ロイヤルパーク キャンバス 銀座』と中央通りから昭和通りまでの僅か350mほどの間に5軒ものビジネスホテルが開業されていて…随分と雰囲気が変わったなぁなんて思いながら歩いていたときに見つけたのが、ホテルユニゾの一階にある『パスタ メルカート』ってお店全面がガラス張りになっていることから容易に店内を覗き見ることができるのですが、そこにはとてもパスタ屋さんとは思えないほどにラグジュアリーな空間が広がっていまして…ちょっとその雰囲気に引いてしまいましたが、とっくにお昼どきが過ぎていましたので、ここを逃してはランチを食べ損なうかもと飛び込むようにお邪魔させていただきましたいただいたお料理は「ボロネーゼ」気が付けば15年も前のことになりますが、イタリアへの視察旅行の際にボロネーゼ発祥の地とされるボローニャにあるレストラン『Al Cambio』でいただいたお料理が忘れられず…ボロネーゼはモチモチとした平打ち麺でいただくものだと頭に刷り込まれているのですが、日本でいただくものの多くはスパゲッティであることが多いばかりか、最近では茹で時間を早めたいとの思いからかスパゲッティーニで提供されることも少なくないのでありますしかし、こちらでは“タリアッテレ”が使わていることで、牛ひき肉をワインでじっくりと煮込んだ濃厚なソースに負けることも無くおいしくいただくことができましたただ残念に思えたのはサラダバーでありまして…大して選ぶことができない品数しか用意されていないことから、セットサラダをセルフサービスで提供しているに過ぎないように感じてしまったのであります【Pasta Mercato】東京都中央区銀座7-10-9 ホテルユニゾ銀座七丁目 1F03-6228-5658
2020.01.30
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大雪警報が解除されたことで23区内での積雪は心配しなくて良さそうなのですが、しとしとと降る雨は冷たくて…ランチをいただこうと相生橋を渡るときには、冷たい風に吹かれて傘を差す手が悴んでしまうほどであります伺ったのは『浅野屋』ってお蕎麦屋さん越中島駅や門前仲町駅のいずれからも5分ほど歩かなければなりませんし、駐車場もないことから集客が難しい場所であるのですが…120年もの歴史のなかで多くのファンを掴んでいるのでありましょうお昼のピークは終わったであろう時間でありながらも、次から次へとお客さまが絶えることなく賑わっているのであります「牡蠣南蛮」にも惹かれましたが、今日のような日は「鍋焼きうどん」で身体を温めましょうと…お鍋の中央には大きな海老の天ぷらが横たわり、人参やインゲンといったお野菜のほかきくらげやかまぼこ、お揚げなどなどたくさんの具材が煮込まれていますムチッとした大きな海老には厚めの衣がつけられていまして、その衣がおいしいお出汁を吸い込んだおいしいさを味わうことができました【蕎麦處 浅野屋】東京都江東区牡丹1-1-103-3641-5316
2020.01.28
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朝の内に降っていた雨は止んで、お昼をいただこうと外に出てみると底冷えするような寒さでありまして…この寒さが影響するのか明日は雪が降る可能性があるとの予報であります明日は西へと向かう出張でありますので、関ヶ原辺りの雪で新幹線のダイヤに影響が出ないことを願います週末には人気がなくなる京橋にあって、土日祝日も営業してくれるありがたい中華料理店『華龍飯店』コストパフォーマンスが高いことでも有名なお店でありまして、一度お邪魔してみたいとかねてより思っていたのであります朱色に塗られた門を潜り店内へと入りますと…先客が1人もいない寂しさはありますが、上質な設えであることから虚しさを感じることはありませんお昼に提供されるお料理は麺飯ものが中心となっていまして…メニューの筆頭に大きな写真が載せられた「ねりごま入り四川風担々麺」にしようかとも思いましたが、スッキリとした塩味のスープがいただけるであろう「鶏肉そば」にも魅かれ…どこででもいただくことができる担々麺ではなく、鶏肉そばをいただくことにいたしますスープの上に乗せられた蒸し鶏は想像以上のボリュームでありますし、その柔らかな歯ざわりや、ほんのりとした塩味に引き出される旨みは期待以上のクォリティでありました【華龍飯店】東京都中央区京橋1-14-5 土屋ビル1F03-5250-9990
2020.01.26
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過日伺ったときにあまりにも感動的だった「大海老のチリソース煮」をいただこうとコレド日本橋店舗リニューアルが進められているのか、雰囲気が良かったステーキ屋さんは白い壁で覆われていて…寂しさも感じますが、次はどんなお店ができるのかと楽しみにでありますお邪魔したのは『盤古殿』2007年に開業した盤古茶屋川崎本店を皮切りに、新横浜プリンスホテルや秋葉原UDXなどに出店をしている中華料理のお店でありますが…上質であろう木製のテーブルのほか、ラグジュアリー感溢れる真っ赤なソファー席が置かれていますし、煌びやかなシャンデリアが飾られるといったオシャレな空間なのでありますそして今日、案内されたテーブルは中央通りを眼下にすることができる窓側のテーブル席であったことから、テールランプの灯りが必要以上の演出をしてくれます前菜やスープなどの注文をしなかったことから「大海老のチリソース煮」が真っ先に提供されたのでありますが…あまりにも期待が大きすぎたのか海老の大きさは前回お邪魔した際にいただいたランチサービスのものよりも小さく感じてしまい、ちょっと残念な気もいたしましたが食感は期待通りのものであったことからひと安心甘みの奥にあるピリッとした辛味を感じるチリソースも満足なものであります続いては「季節野菜のねぎ生姜炒め」れんこんやブロッコリーといった冬野菜のほか、春を感じる筍やアスパラや秋のイメージが強いしめじなども使われていて…季節感としては如何なものかと思う点もありましたが、香油に感じるねぎや生姜の香りが効いていることでおいしくいただくことができました自家製だという「北京ダッグ」がお勧めNO.1であるとのことですし、2人前をリーズナブルに提供していただけますので…パリパリの食感がおいしい”皮”だけでなく、ジューシーな旨みが楽しめるようにと厚めに切り分けられたお肉には甜麺醤ベースのタレが掛けられていますし、既に薄餅に巻かれたものとがいただけますので手を汚すことなく気軽にいただけます そして点心箸で摘まみ上げることが難しいほどにたっぷりなスープを包んだ小籠包をレンゲに乗せ…先ずは皮を破ったことでレンゲにこぼれ出たスープをいただきます小籠包とともに手づくりあるという大根もちのモチッとした食感もおいしくいただくことができました〆にいただいた「フカヒレつゆそば」ファーストオーダーで全てを注文したものだから、点心を除くほとんどのお料理が一気に提供されまして…さすがにこの麺だけは後にして欲しいとの要求に応えてくださり、改めて調理していただいたのであります想像以上にたっぷりなフカヒレが入っていることでスープの表面は黄金色に輝いていて…フカヒレとともに手繰り上げた麺を頬張る贅沢感を楽しむことができました【盤古殿】東京都中央区日本橋1-4-1 コレド日本橋 4F03-6281-9991
2020.01.25
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ビルの建て替えが進むコリドー街に今年1月に開業した"FUNDES銀座"東京建物が手掛ける10階建ての飲食ビルでありまして、その地下1階に東京初出店となる『廻転 とやま鮨』がオープンしたとのことで…同店は富山空港や富山駅前に店舗を構える人気店であり、富山湾で揚がった新鮮なネタがいただけるとのことではあるのですが、近くにはいつも長蛇の列を作っている人気店『美登里寿司』や築地の初セリで高価な大間のマグロをセリ落としたりと話題の『板前寿司』がありますし…歩いても5分も掛からない東急プラザ銀座の中には北海道のネタを提供する『回転寿司 根室花まる』もある激戦区においてどのような立ち位置を作るのかと興味津々でお邪魔させていただくことにいたします地下にあるお店へは外階段から直接伺うことができますし、袖看板のほか、落ち着いた上品さを感じる看板が階段の下り口近くにあるのですが…同じビルに入る他テナントの派手な看板に目を取られてしまうことで気づき難くなっているように思えますそんなこともあってか、12:00を過ぎても満席となることは無く…ちょっと拍子抜けではありましたが、その分手厚いサービスを受けられたことはありがたいですね先ずは名物だと言う「紅ずわいがに富山盛り」と開店記念価格でいただける「生本まぐろ3貫盛り」をいただくことにいたします6本のカニ脚が盛られた姿には豪華さがありますし、赤身だけでなく中トロや大トロがいただける本まぐろは滑らかな舌ざわりでありまして…ちょっとした贅沢感を感じることができましたお寿司だけじゃつまらないといただいた「蟹いくら茶碗蒸し」は餡かけになっていまして…熱々でいただけるとともに、想像以上にトッピングされた蟹のほぐし身といくらに満足であります入荷が間に合っていないとのことで「大粒釜揚げほたるいか軍艦」をいただくことができなかったことは残念でありますが、これも新鮮なものを使っていることの"証"だと前向きに考えて…富山らしさを感じる「手むき白えびおぼろ昆布軍艦」「肝付き本かわはぎ」をいただきます甘みがおいしい白えびは透き通るほどの透明感に新鮮さを感じることができますし、おぼろ昆布の旨みも加わって…歯ごたえがおいしいかわはぎでありますが、やはり決め手は濃厚な"肝"の旨みでありますねお酒を飲むわけではないのですが「殻付き白えび唐揚げ」「白子の天ぷら」もいただいて…日本海の冬の味覚を余すことなくいただいた満足感でお腹もいっぱいであります130円から990円まで11段階に分けられたネタのおいしさだけでなく、見送りに出てくれたスタッフの笑顔もステキでありまして…それだけでもまた伺いたいと思えるお店であるのですが、東京に居ながらにして富山を中心とした日本海のおいしいネタをいただくことができることがありがたいお店であることから、大手チェーン店で飽和しつつある回転寿司業界にあって、北海道や北陸、あるいは瀬戸内など地方のおいしい食材にスポットを当てた新しい回転寿司がこれからの主流となるのではと予感いたします【廻転とやま鮨】東京都中央区銀座8-2-16 FUNDES銀座 B1F03-6264-5560
2020.01.25
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『銀座まる伊総本店』や『山形田』などが並ぶ銀座三原通りにある『菊正』ってお店昭和40年の創業当時はお寿司屋さんとして営業されていたそうなのですが、ご主人が無くなったためか、今ではその奥さまとお嬢さまがふたりで小料理屋さんとして営業を続けられているようであります見上げると大きな袖看板があるものの、入り口の間口が狭いことからこれまで気付くことが無かったのですが、何となくおいしそうなお料理がいただけそうだと直感しましてトントントンと半地下へと階段を下ります扉を開けますと、厨房と向かい合うカウンターがあるだけの小さなお店でありまして…5脚の椅子が用意されるものの、お客さまが少ない時には3脚だけが使われるようで両脇を気にすることなくゆったりと座れることがありがたいですね聞けば中2階にも客席があるそうで、ダムウェーターで上げられたお料理をお母さまがサービスされているとのことでありましたお昼に提供されるお料理は店先に掲げられた"西京焼き定食"と"名物玉子焼き定食"それに"日替りお楽しみ定食"の3つでありまして、名物だという玉子焼きはハーフサイズをいただくこともできるようですね今日のお楽しみ定食はまぐろの中落ちであるとのことで、それと一緒にハーフサイズの玉子焼きをいただきますこの中落ち中骨に付いた赤身を丁寧に剥いたであろうことが窺える"本物"でありまして…その濃厚な味わいを邪魔することが無いようにとのことでしょう、お醤油や味が濃いタレではなく、ほんのりと甘味を感じる優しい味わいのタレがかけられていますそして玉子焼きしっとりと焼き上げられた40mmほどの厚みがある玉子焼きには甘みがあって…どこか懐かしさを感じるような逸品でありまして、出汁の旨みが効いたあさり汁とともにおいしくいただくことができました【銀座 菊正】東京都中央区銀座3-8-17 HOYU Ginza Bldg. B1F~1F03-3535-5769
2020.01.24
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