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シェアーズの山口です。こんにちは。今回のテーマは、先日もお伝えしたとおり、「市場は本当に効率的なのか?」です。これは、「ちゃんと会社の価値を反映した株価がついているから、儲けの余地なんてないのさ」ということです。学者は、 価値=価格であるといい、投資家は、 価値≠価格だといいます。先日、ある投資銀行家と話をしたとき、企業価値についてかみ合わないな、と思ったら、どうやら企業価値とは時価総額のことを言っているのです。一方、私の方は、企業の本質的価値のことを企業価値と言ってました。私達、投資家は、価値と価格にギャップがあるから投資をするのですが、新規株式を販売する投資銀行家は、マーケットがつける価格こそが価値なのです。なるほど、面白いな、と思いました。さて本題の、市場の効率性ですが、私は、価値≒価格、つまり、「ほぼ正しい」と思っています。ほぼ正しいというのは、裏返せば、何かは間違っている、ということになりますが、そのひとつは、悲観相場で投資家が感情的になって売り浴びせをするということです。もうひとつは、平常時であっても、マーケットが織り込む価値は、せいぜい企業の1年先、長くても3年先だろうということです。少なくとも10年先は織り込んでいないだろう、と。マーケットが織り込む株価は、あくまでも投資家全体が持っている銘柄についての知識と情報の“平均値”だということです。マーケットは、美人投票ですが、本当の性格美人は選べない、でも10年たてば、化けの皮がはがれて、ホンモノだけが残ると言うことです。したがって、価値と価格の“差”を見抜き利益を上げるための究極の質問のひとつは、「10年後もその会社は残っていると思いますか?」だと思っています。もし10年もたないなら、10分でもその株を持つべきではない、とバフェットも言います。これを10:10ルールといいます。投資とは、合理性のゲームです。合理性とは、相対的にものをみて、優位な一方を選択することです。投資では、価値と価格という相対的比較のことを言います。投資を価値と価格の差を見抜くゲームとした場合には、もっとも確率の高い戦い方は、1.より遠い未来(10年先)を考えて価値を出すこと2.その未来の確実性(70%以上)を考えることの2つではないでしょうか?バフェットは、ローテクの会社(キャンディ、タバコ、コーラ)に投資をしますが、その理由は彼がアナログ人間だからではなく、「確実性」を重視しているからです。「私は“確実性”に重点を置いている。そうすればリスクそのものがどうでもよいものとなる。リスクは、自分がやることについてよく知らないというところから生まれるものだ」(ウォーレン=バフェット)私達の銘柄は、あと何年持つのでしょう?「3年後につぶれてもいい、自分はそれまでに売り払うから」というロジックは通用しません。今の株価は、あくまで将来を反映してできているのです。3年後につぶれるなら、それを“すぐ”に株価は反映するでしょう。株価が反映していない10年先、それを「常識」を使って見ぬくことが大切だと思います。少なくともあと10年持つことが確実そうな会社は、・・・・?それは、直接お会いしたときに。来週のテーマは、「銘柄分析よりも大切なもの」です。追伸;財務分析セミナー、告知1日で満席になりました。ご希望の方は、キャンセル待ちになります。近┃況┃報┃告┃━┛━┛━┛━┛シェアーズの佐々木です。今年は暖冬ですね。寒いのが苦手な私としては嬉しい限りでしたが、喜んでばかりもいられなくなってきました。そうです、すでに花粉が飛んでるからです。かゆい目や止まらないクシャミがそれを物語っています(泣)花粉が飛ぶなんて、もう冬とは呼べない2月ですが、この暖冬のせいで業績が悪くなった会社があります。どこでしょうか?コンビニです。来客数は増えているのに売上は落ちてます。なぜでしょうか?答えは、暖冬で「おでん」と「肉まん」が売れなずに単価が落ちたから。そういえば、私も今年は一度もコンビニで「おでん」は買いませんでしたね。こんな日常の変化の中にも投資のヒントが隠されていることが多いもの。よく行く近所のコーヒーショップにある椅子の座り心地の悪さと業績の関係性や、花粉が飛ぶ時期と対策グッズの売れ行きの関係性などを少し探ってみると、思わぬ所で投資チャンスが巡ってくることもあります。事件は現場で起こっています。“事件”が“業績”になって、財務諸表に載るのはその後。日常の変化に、敏感なアンテナを張っておくのが大切です。もっとも鼻の敏感度は下げたいのですが・・・。花粉でクシャミが止まらない今日この頃です。身近な変化を投資に結びつけるには?私も講師をする「30分でできる銘柄分析術セミナー」にいらしてください。ホンモノです。
2007年02月23日
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----------------------------------------------------一クリックでM&Aプロによる企業価値評価がわかる『バリュエーションマトリクス2.0』続々と機能追加です! ----------------------------------------------------さて、今回は、題して「複利のウソ」です。よく、こういう話を聞きませんか?年率10%で100万円を増やしていけば、35年後には、2800万円!複利の力ってすごい!って、そりゃそうだよ。だけど、年率10%の複利の正体とは何でしょう?企業が、年率10%を得るためには、投下資本に対して、10%を稼ぎ出す、しかも継続的に。これはかなり大変なことです。最初は簡単です。1億円を投下して、システムを作って、1000万円の利益を上げます。これならできるかもしれない。でも次の年は、1億1千万円を元に、1100万円をつくらなきゃならない。つまり追加された1000万円で、10%分の100万円分の利益を上げる必要がある。かといって、前年と同じことをするわけにはいかない。今度は、システム開発ではなく、人を採用して教育したり、ビジネスモデルを作り上げていかなければならない。単純に複利で10%づつ伸ばせばいい、というわけにはいかないのです。複利でつみあがった分母は、その分の新たな分子を要求するわけで、これは結構大変な話です。このように考えると、複利の話は、理論と実践がかけ離れている気がします。私は、ほとんどの場合、複利(ROE)は結果論だと思っています。理屈や結果だけ見て、複利効果を声高に叫ぶのは間違っています。しかし、中には、継続的に高いROEを達成する企業もあります。たとえば、アスクル。長期にわたって、きわめて高い収益性(すなわち成長性)を維持しています。このような企業は、内部に常に投資対効果を最大化させるある種の“文化”とも言えるものを作り上げているのではないでしょうか?一時のブームではなく、拡大再生産のできる会社は、きっと現状では埋めきれない大きなビジョンを持ち、高い知性を使って、常に投資効果を最大化させる意思決定を繰り返す“慣習”を身につけているのかもしれませんね。利益は、事業の成果であるとともに、次の成果の原資であるという健全な考え方。企業は、永続的に社会に価値を生み出すべきであるという考え方。それは、長い年月を経て、複利効果という大きな成果となって帰ってくるのだと思います。「複利。複利」って経済評論家や投資信託のディーラーが簡単に言ってしまうけど、本当はとっても大変な努力な積み上げなんだよー、と声を大にしていいたい今日この頃なのです。次回は、「市場は本当に効率的なのか?」です。お楽しみに。近┃況┃報┃告┃━┛━┛━┛━┛シェアーズの伊藤です。明日18日は、東京マラソンですね。私は自分が走るのも好きですが、テレビなどで応援するのも好きで、明日を楽しみにしています。ところで、自分を含め、多くの人は、タイムや順位だけ気にして、走った後の選手の状態は、あまり気にしないですよね。先日中級編セミナーがあったのですが、その中で、山口が、マラソンのタイムや順位などをP/Lに、マラソンを走った後の状態をB/Sに喩えながら、話をしていました。P/LとB/Sの関係は、一見わかりづらいのですが、どういうことかというと、「東京マラソンで、一生懸命走って、一等になったとしても、それで足腰を痛めたら、次の日の仕事に差し支えるということ」です。一等を取ったというのは、P/Lゴールしたときの体の状態は、B/Sということ。多くの人はP/Lだけ気にして、B/Sを気にしないという話をしたのですが、マラソンだけではなく、投資においても本当にそうだなぁと感じました。マラソンだけでなく、会社においても、B/Sをしっかりみていきたいですね。P/Lと、B/Sの本質。ご存知でしたか?そろそろしっかりとした財務分析を学びたい方向けのセミナーやります。↓お申し込みはこちら
2007年02月17日
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-----------------------------------------------------------バリュエーションマトリクスによる日米上場企業24000社の企業価値評価が大きな反響を呼んでいます。お手持ちの株の適正価値を見てみませんか?大好評の財務分析公開セミナーはこちら。-----------------------------------------------------------シェアーズの山口です。前回は、ビジネスモデル分析についての良書をいくつか紹介しました。ビジネスモデルの分析は、一般に難しいと考えられていますが、フレームワーク(思考の枠組み)がないわけではありません。たとえば、「事業展開マップ」これは企業の発展する方向性を、2軸を使って考える方法です。マネックス入門編セミナーでは、この事業展開マップを使って中古車情報のプロトコーポレーションの将来を予測しました。●プロトコーポレーションのビジネスモデル分析当時、プロトの発展の方向性は、二つだと考えました。ひとつは、単純に、紙媒体からインターネットへシフトすることで、原価率が削減され、利益率が向上するであろうこと、もうひとつは、ウェブを使うことで、サービスに広がりが生まれ、たとえば、単純な中古車情報の提供だけでなく、見積もりサービスや保険・ローンなどの付加価値サービスの提供による売上拡大です。結果、プロトの業績は、前年同期比7%増収、52%の経常増益と大幅な伸びとなり、株価は、セミナー時点の1500円から2400円まで60%以上、上がりました。これはあくまで結果論ですが、ポイントは、単に財務の数値を並べてみて、PERやらPBRを見て、割高/割安と判断するのではうまくいかないということです。財務の数値は、あくまで「結果」です。大事なことは、将来の結果を生みだす「原因」、つまり事業の将来性を見抜くことだと思います。あなたの持っている銘柄は、今後、どのような方向に事業展開するのでしょう?それを2つの軸で表してみるといいかもしれませんね。軸のパターンは、一般的には、「顧客軸」「製品軸」「エリア軸」「チャネル軸」「バリューチェーン軸」などがあります。最初は、ちょっと難しいかもしれませんが、是非、チャレンジしてみてください。いままで見えてこなかった、企業の実態が明らかになるかもしれません。次回のテーマは、「複利のウソ」です。乞う、ご期待●プロトの分析を行ったセミナーDVDはこちらです近┃況┃報┃告┃━┛━┛━┛━┛山口です。先日、雑誌の取材を受けました。人生でもっとも大事なことは、愛を知ることですが、投資で成功する最大のコツは、合理性だということになりました。合コンで、合理的な話をしていてはモテませんし、投資に、ロマンを持ち込むとお金を失います。恋愛はロマンチックに、投資はロジカルに。TPOが大事ということです。人生は、「愛情」「健康」「精神」「経済」のバランスだと思います。どれが欠けてもハッピーではありません。逆にどれかが飛びぬけていても不安定です。多くのサラリーマンが志向する「株式投資で1億円稼いで早くリタイアする」という目標は、経済面での不安をなくすことが目的でしょうが、裏返せば、将来ってそんなに不安なのか?と考えてしまいます。その前に、一度、自分自身のバランスシートとP/Lを作ってみて、生涯のキャッシュフローをざっくりと見てみるといいと思います。それほど不安になることはないかもしれません。不安とは、見えないものから生まれるものです。人生とは、体験と創造のプロセスだと思います。資本主義の世界に住む私たちにとって、投資とは、ゴールのある一過性のタスクではなく、一生つづけるプロセスそのものだと思います。投資は、自分の知性と合理性を鍛えてくれる格好の人生教材なのです。キチンとした一生モノの投資知識を身につけたいなら↓●シェアーズの投資教育DVD教材
2007年02月16日
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シェアーズの山口です。最近、個人投資家のレベルは飛躍的に上がっているようだ。PERやPBRはとっくに卒業し、ある程度の財務分析や価値評価ができるようになると、次は、「結局、将来はどうなるの?」ということが知りたくなる。損益計算書(P/L)がわかると、「過去」がわかる貸借対照表(B/S)が読めると、「今」がわかるキャッシュフローが読めると、「意思」がみえるビジネスモデルがわかると、「将来」が予測できるだから、将来を予測するために、ビジネスモデルの分析を学びたくなる。先日も、シェアーズの会員から「ビジネスモデル分析が学べる良書はありますか?」と連絡をいただいたが、ビジネスモデルの分析については、体系的にまとまったよい書物やセミナーがあまり見当たらない。そこで、ビジネス分析に関するいくつかの良書を紹介したい。◆ビジョナリー・カンパニー2◆ザ・プロフィット◆戦略論の原点 ハーバード・ビジネス・レビュー「ビジョナリー・カンパニー2」は、いわずとしれた良書で、永続する良い企業を徹底的に調べつくした本で、文章も秀逸。読み物としても面白い。「ザ・プロフィット」は、米国の著名なコンサルタントが書いたベストセラーで、利益を生むだすビジネスモデルのパターンについて物語形式で書いてある。フィッシャーのような成長株投資家をめざすなら是非、読んでおきたい。文中で紹介されている本も、名著ばかりである。もちろんバフェットも登場する。2007年2月のは「戦略論の原点 ハーバード・ビジネス・レビュー」は、戦略論の原点が特集。面白いのは、P28の「バークシャハサウェイ レベル10企業をめざす」の項。株主価値創造の10原則を述べていて秀逸だ。さて、私も、4月にダイヤモンド社から、「新しい株の本」の続編にあたる企業分析の本を出版します。どうぞご期待ください。と、その前に、財務分析を学び終えておきたい人には、このセミナーがお勧め。“株”を買うのではなく、“企業”に投資したいあなたには↓こっちをオススメします。
2007年02月06日
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