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環境問題のからくり。二酸化炭素が増えたから温暖化したわけではない!それほど温暖化もしていない!そもそも温暖化は悪いことではない!エアコン28℃で酷暑を我慢する。しかし京都議定書をまじめに守っているのは日本国民だけで、政府もそれを隠蔽していたのだとしたら...。 「南極の氷が解けている」確かにテレビでそんな映像をみたことがある。しかし、南極へ行ったことがない私は単純に信じてしまう。家庭から排出する二酸化炭素を減らさなければいけない、と思ってしまう。専門家に言わせれば南極の端の氷はいつも解けていて、中心部に雪を降らせているそうだ。「京都議定書」を批准しないアメリカは悪い国だ、と思っていた。この本を読むまでは・・・
2008.11.29
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約3年ぶりとなるアルバム。制作に2年余りの期間がかけられており、本来予定されていた"クリスマス"というテーマだけには留まらない、冬の情景が詰め込まれた作品に仕上がっている。 『AND WINTER CAME...』が何故、『雪と氷の旋律』になってしまうのか?邦題なんかつけなくてもいいのに、と思うのは私だけでしょうか。でも久しぶりのアルバム、期待を裏切らない出来栄えです。
2008.11.24
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ぼくは人間として生まれる前に、樹木の精霊キジムナーとして500年間、イシャナギ島(石垣島)で生きていた。15世紀から1980年代に至る南西諸島の時間と神話を大股に渡り歩く寓話的年代記。 石垣島生まれの作者が、八重山諸島が歴史上に現れた15世紀頃から琉球王朝時代、薩摩藩に侵略されて日本になり、戦場になったあげくにアメリカに占領されて、本土に復帰するまでの500年を描いている。 沖縄は日本の一部だと当たり前に考えていたけれど、実は琉球王朝ができる以前から八重山諸島の人たちはタイや台湾と交流があって独自の文化があったんです。鎖国の時代にですよ! 本土にはない形の亀甲墓は子宮をイメージしたお墓で入口が子宮口のようになっていて、死んだら母の胎内の戻る、ということらしいです。 死者を埋葬したら、3年後に掘り出して洗骨し、厨子甕というきれいな骨壺に収めるという。 そのほかにも、人頭税や言語禍など、知らなかったことが盛りだくさんです。 登場人物も面白い。「ほうれ見ろの御主前(うしゅまい)」と呼ばれる老人は死んでからも現れる。 樹木の精霊キジムナーが石垣島の歴史を語る、オススメ本です。
2008.11.22
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名門ハプスブルク帝国の若き皇帝に見初められた奔放な美少女は皇室の因習に馴染めず、公務を放棄し、姑と争い、夫の浮気に対抗する。華麗な宮廷を舞台に、皇妃の光と陰を描ききった傑作歴史長編。 歴史上の人物を伝記ではなくドラマのように描き、読者に読ませる力はすごいですね。 17世紀ヨーロッバの地図を思い浮かべながら読みました。 島国に住む日本人の私には理解できないような大陸の領地争い、戦争、政略結婚・・・ でも、エリザベートは相思相愛で結婚したのだから幸せだったのではないかと思いきや、夫は政治のことはすべて姑に相談して、エリザベートには、自由にしていろと言う。 皇帝は常識的なことしかできないから自由奔放なエリザベートが癒しとなっていたのだ。 愛されて結婚したと思ったのに、これはショック。 ヨーロッパ貴族は一族で孫や甥・姪に同じ名前をつけるので登場人物の名前がごちゃごちゃになって初めは読みずらかったけど、慣れてくると一気でしたね。
2008.11.15
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頭でっかちで素直になれない屈託男子自己中心的でノリが身上のお気楽男子生真面目で誇大妄想気味な一本気女子3人の出会いから紆余曲折のその後の10年を描く表紙がきれいだったのと、新刊本だったので、作者については全然知らずに借りてきたけど、意外と読後感はさわやかでした。大学で知り合った3人。時期を違えて同じ女子とつきあっていた。全く性格の違う男子2人は、10年後にそれを知ることになった。恋愛は「妄想」でつきあうは「制度」なんでも理屈っぽく考える来栖が何気なく学生時代に言った言葉によって、他人の人生に意外な影響を与えている。3人の目線でそれぞれ描かれているところが面白い。
2008.11.03
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