ねーさんの独り言

ねーさんの独り言

2007年01月25日
XML
カテゴリ: 読書




宮部みゆきさんの人情ミステリファンタジーです。
江戸・深川の料理屋「ふね屋」の娘おりんが、みんなの目に見えない亡者達と彼らの死の謎を解いていく物語です。

始めにおりんの祖父七兵衛の生い立ちが書かれているのですが、この七兵衛の生い立ちが、おりんとどんな関係があるのか、ちょっとすぐにはわかりませんが、最後まで読んでいくと「なるほど」と思い当たる所もあります。でも、無くてもよかったのかもしれませんが・・

さて、登場人物は、おりんにあかんえべする少女梅、女好きで美男の若侍玄之介、美しくて子供好きな姐さんおみつ、按摩のじいさん笑い坊、おどろ髪の男のふね屋の五人の亡者。
おりんの父母、祖父母、おりんをかわいがるおつた。お梅を見ることができるひね勝こと勝次郎、ふね屋の隣の旗本屋敷に住んでいる長坂主水助。

宮部さんの書く物語に登場する人物は、魅力的な人ばかりですが、やはり、お薦めは玄之介さまでしょうか。おみつさんも素敵だと思いました。

現代物はもう書かないと言っている宮部さんですが、時代ものに力を入れていただければ、またそれはそれで楽しみだなと思います。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2007年01月28日 20時25分34秒
コメントを書く
[読書] カテゴリの最新記事


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: