ねーさんの独り言

ねーさんの独り言

2008年10月29日
XML
カテゴリ: 読書




シリーズ第1作で鮮烈な印象を残した、ホームズと愛弟子メアリのパレスチナでの6週間の詳細が初めて明らかにされる。生命を脅かされる難事件にぶつかった二人が渡ったのは、英国の占領下に入ってまもない1918年暮れのパレスチナ。現地ではイスラムとユダヤ、キリスト教徒との間で一触即発の緊張状態が高まっており、英国軍のスパイや通訳ガイドが殺され、二人は再び事件に巻き込まれる…。

何年かかって読み終わったんだと我ながらあきれるくらい読み終えるのに時間がかかった本です。途中まで読んで、しばらく読まなかったら内容がわからなくなって最初から読み直してという作業を繰り返しました。解説でも書かれていましたが、要するにストーリー展開が遅くてじれったいのです(笑)。ミステリーというのはある程度さくさく読めた方が楽しめると思いますので、そういう意味では良くない本かもしれません。

ただし、1918年のパレスチナを舞台に書かれた本書は当時の人々の暮らしや地形などが丁寧に描かれているので、そちらに興味のある方ならさくさく読めるかもしれませんね。

ホームズとラッセルがお互いを意識し始める事件が本書に書かれているようなことを何処かで読んだんですが、はっきりとした描写はなかったです。ホームズが着飾ったラッセルが若い男性達にチヤホヤされているのを見てイライラするというのはありましたが(笑)・・





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2008年11月05日 19時16分06秒
コメントを書く
[読書] カテゴリの最新記事


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: